どこかであったすれ違い

量産型774

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蛇足

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どうしてこんな事に・・・。
なんてセリフを自分が呟くとは。
失って初めて分かった彼女の存在感。
支えているつもりで、ボクは彼女に何度も助けられていた。
勿論彼女は気付いていなかったと思うけれど・・・。
なんで今まで忘れていたんだろう?
そんな彼女を何故助けられなかったんだろう?
自責の念、後悔、なんで、どうして、あの時もし・・・

考えれば考える程ココロが苦しくなってくる。
でもどうせキミの痛み、辛さの何百分の1程にも満たないだろうけれど。

多分こうなる運命だったんだろう。
本当にそう思って諦めているし、そう思いたいだけじゃないのかと思っている自分がいる。
そうでもしないと彼女に埋めて貰っていたココロにまた穴が空いてしまいそうで・・・

だから君への思いはこのまま来世まで眠らせておくね。
多分キミの一番にはなれないだろうけれど。
最後に一番になれればいいな。
そりゃ出来れば最初で最後の一番にはなりたいけどね?

叶うことなら来世では共に幸せな人生を。
ボクはキミを掴んだその手を離さぬ様にしてみるよ。
それと、今はキミに絶対に謝らないよ。
謝って赦されて楽になるつもりなんて無いからね。
この痛みと苦しみと業はボクだけが背負って逝くよ。
キミの事をボクが死ぬまで忘れない為にも。
おそらく一生涯唯一ずっと愛しかった人。

それじゃあ今までありがとう!
「またね!」
それとお疲れ様。
おやすみなさい。
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