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9話
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9話
夜中に誰かが喚いていた気がするが、気のせいだろう。
空気が違うと、ここまでぐっすり眠れるのかと思うほど良く眠れた。
ドアの前にあるバリケードを撤去したタイミングで、
ドアがノックされた。
ドアをあけるとそこにはツァイトがおり、朝御飯の案内だった。
ツァイトの態度も昨日とそこまで変わりがないようにみえるが、
俺と視線が合うとすぐに視線をそらし、
自分の唇を触る態度をするようになってしまった。
ダイニングルームに連れて行ってくれる時も、昨日は俺の前を歩いていたが、
今日は俺の隣にピッタリついて案内してくれる。
大変ありがたいんだが、俺の唇をチラチラ見てないで
ちゃんと前を見て歩いて欲しいもんだ。
お陰で転びそうになったツァイトを3回も抱き止めてやならければいけなかった。
・・・もっとも最後の1回はわざとっぽかったが。
お陰でメイド服を着ているせいでどんな体型をしているか正確には分からなかったが、
全体的に引き締まっているが、柔らかい所はちゃんと柔らかかったと
嫌でも少し分かってしまった。
俺たちがダイニングルームにつく頃にはツァイトは
大分へろへろになっていたが大丈夫だろうか。
まさかラストエリクサーの量が足りなかったか・・・?
今後のツァイトはだいぶ不味いかもしれない要経過観察だな。
席には既にローザがきており、軽く挨拶をして俺も適当な席に座った。
「そう言えば、ヴァイオレットちゃんは一緒じゃなかったのかしら?」
「ん?俺は知らないぞ?それよりこのあと時間あるか?早速薬草学を教えて欲しいんだが」
「あらあら・・・いいわよ~食べ終わったら私の部屋に来てちょうだい」
そう言うと、俺に部屋の番号を書いた紙をウィンクしながら渡し、
ダイニングルームを後にしていった。
朝食は10年前に俺が好んでよく食べていたメニューばかりで非常に満足だった。
ダイニングルームから出る前に、キッチンへ
「ツァイトー旨かったぞいい嫁さんになれるぞー」
と上機嫌で声を掛けるとキッチンから食器から調理器具まで
色々なものが落ちる尋常ではない音が聞こえたので慌ててキッチンに向かうと、
ツァイトが倒れていた。
俺は慌てて抱き起こすと、冗談見たいに顔が真っ赤だった。
「だ、大丈夫か?」
「ダ、ダイジョブデス・・・ま、また私のご飯食べてくれますか・・・?」
と、俺のシャツを握りしめながら、よわよわしくうるうるした瞳で俺に問いかける。
「お、おぅ・・・そんなことより怪我には気を付けろよ?」
一通り怪我の有無を確認し、怪我が無い事を確認すると
熱っぽい的な視線を送り続けるツァイトの側を離れた。
・・・どうやら完全に手遅れだったらしい。
これは不味いな・・・。
俺は足早にローザのいる部屋へ急いだ。
夜中に誰かが喚いていた気がするが、気のせいだろう。
空気が違うと、ここまでぐっすり眠れるのかと思うほど良く眠れた。
ドアの前にあるバリケードを撤去したタイミングで、
ドアがノックされた。
ドアをあけるとそこにはツァイトがおり、朝御飯の案内だった。
ツァイトの態度も昨日とそこまで変わりがないようにみえるが、
俺と視線が合うとすぐに視線をそらし、
自分の唇を触る態度をするようになってしまった。
ダイニングルームに連れて行ってくれる時も、昨日は俺の前を歩いていたが、
今日は俺の隣にピッタリついて案内してくれる。
大変ありがたいんだが、俺の唇をチラチラ見てないで
ちゃんと前を見て歩いて欲しいもんだ。
お陰で転びそうになったツァイトを3回も抱き止めてやならければいけなかった。
・・・もっとも最後の1回はわざとっぽかったが。
お陰でメイド服を着ているせいでどんな体型をしているか正確には分からなかったが、
全体的に引き締まっているが、柔らかい所はちゃんと柔らかかったと
嫌でも少し分かってしまった。
俺たちがダイニングルームにつく頃にはツァイトは
大分へろへろになっていたが大丈夫だろうか。
まさかラストエリクサーの量が足りなかったか・・・?
今後のツァイトはだいぶ不味いかもしれない要経過観察だな。
席には既にローザがきており、軽く挨拶をして俺も適当な席に座った。
「そう言えば、ヴァイオレットちゃんは一緒じゃなかったのかしら?」
「ん?俺は知らないぞ?それよりこのあと時間あるか?早速薬草学を教えて欲しいんだが」
「あらあら・・・いいわよ~食べ終わったら私の部屋に来てちょうだい」
そう言うと、俺に部屋の番号を書いた紙をウィンクしながら渡し、
ダイニングルームを後にしていった。
朝食は10年前に俺が好んでよく食べていたメニューばかりで非常に満足だった。
ダイニングルームから出る前に、キッチンへ
「ツァイトー旨かったぞいい嫁さんになれるぞー」
と上機嫌で声を掛けるとキッチンから食器から調理器具まで
色々なものが落ちる尋常ではない音が聞こえたので慌ててキッチンに向かうと、
ツァイトが倒れていた。
俺は慌てて抱き起こすと、冗談見たいに顔が真っ赤だった。
「だ、大丈夫か?」
「ダ、ダイジョブデス・・・ま、また私のご飯食べてくれますか・・・?」
と、俺のシャツを握りしめながら、よわよわしくうるうるした瞳で俺に問いかける。
「お、おぅ・・・そんなことより怪我には気を付けろよ?」
一通り怪我の有無を確認し、怪我が無い事を確認すると
熱っぽい的な視線を送り続けるツァイトの側を離れた。
・・・どうやら完全に手遅れだったらしい。
これは不味いな・・・。
俺は足早にローザのいる部屋へ急いだ。
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