とある宴の後(R-18)

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無理矢理

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私は今とある人の部屋へ向かっている。
歓迎の宴と称し、
大人達が呑んだくれるだけのイベントである事は十二分に承知していた。
その為、私が呑んだくれた人々の介抱をする事も決して珍しく無かった。
当然、下心丸出しの”ちょっかい”を出しくる”ロクデナシ”は今までもいたけれど、
村で2番目に強い自分に敵う男なんて今まで居たためしがない。
・・・逆に貰い手の心配を村長である父に心配されていたりするけど、
私より弱い雄が悪いだけじゃない。

今日の犠牲者は黒髪黒目の珍しい少年であった。
父からは、大切な相手だから粗相の無い様にと言付かっていた。
その為、慎重に肩を貸し部屋へと連れて行く。
そこまでは良かった。

ベッドに寝かせようとしたら突然私がその少年に押し倒された。
ここまではよくある事である。
ああ、またいつもの事かなんて思って男の拘束を手加減して振りほどこう
としてもびくともしない。
このままだと私の貞操が危ないので、全力で抵抗してみたけれど、
男の拘束は全くぴくりとも動かせなかった。
私の全力の力が少年の片手だけで押さえつけられてしまっている。
あまりの事態に驚いていると手早く服は脱がされていた。
「え…なんで?」
今までに無い経験と羞恥心から更に戸惑っていると、
前戯もされぬまま、無理矢理私の秘部へと肉棒を突き入れられた。

「……っ!!!」

通常でも激痛であろうが、
処女である彼女はあまりの激痛で声も出せない。
シーツを握り締める位しか出来なかった。

しかしそんな彼女の様子など無視して獣のようにがむしゃらに腰を打ち付ける。

次の瞬間、
何か液体がびしゃびしゃと胎内を打ち付ける感覚がした。

「え…?」

一瞬何が起こったのか分からなかったが、
一拍おいて凄まじい絶望感が広がっていく。
・・・もしかして、なかにだされた・・・?

「いや!いやぁあ!抜いて!!抜いて!!」
いくら経験が無いと言っても、
子作りの仕方位は知っていた。

必死に抵抗するが名も知らぬ少年は腰を密着させ、全て流し込んでいく。
私は男から逃げようともがくが、
相変わらず押さえ付けられた両手は全くビクともしなかった。


全て流し込んだ男は一瞬脱力したが、
すぐに二度目の絶頂に向けて動き始めた。
少女は名も知らぬ男に無理矢理処女を奪われ、
孕ませられるかもしれない絶望感から静かに涙するしかなかった。

半ば放心状態で少年に抱かれ続け、
膣内に出され続けた。
何度中に出されただろうか、
自分の身体がおかしい事に気付く少女。
中に出される度、子宮が甘く疼いてしょうがないのだ。
頭では受け入れたく無いと思っているが、
子宮は欲してしまっているのである、
名も知らぬ男の精を。

そして少女は気付く。
彼はとてつもなく強い雄である。
私が全力で抵抗してもビクともしない剛力。
村で私に力で敵う男なんて今まで居なかった。
それ故に、それ程に強い雄の精を流し込まれて、
私が本能的に名も知らぬ男の子供を孕みたがっている事に。

気付いてしまえば堕ちるのは一瞬だった。

また名も知らぬ男が再度射精するのだろう、
体を深く押し付けてくる。
受け入れてしまった少女は、
自然な動作で男の腰に足を巻き付け、更に奥まで届く様に受け入れ、
一滴でも多く奥へ流し込んでもらえる体勢をとった。
「ぁっ…」
とりかえしが付かない場所で射精された精子の奔流が絶望的な快感を与える。
「はっ…ぁっ…!」
少女がその脳髄を焼く程の快感に溺れるのも時間の問題だった。
それから男が満足するまで全て最奥で受け止め続けた。

これだけ絶倫なら今回が駄目でも近い未来孕むのは確実であろう。
その近い未来を実現する為に、
少女は心の中で、こう思うのである、
"何があっても"この名も知らぬ少年を夫にしようと。
絶対に逃さない。何があっても。
邪魔になる雌がいるなら、
その雌を殺してでも奪い取ってやろう、
そういった覚悟も簡単にしてしまうのであった。

「だって私はこんなにもあなたを受け入れ、愛しているのだから」

そう呟くと胎内に感じるほのかな熱を感じながら、意識を手放した。
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