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第2章
第34話 うえぇぇぇ、はやいーーー!
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リナを追いかけて着いた先には地面に座りながらも、叫んで気合いを入れて懸命に頑張ろうとしていた魔法使い風の格好をした女の子が居た。恐らく彼女がソーニャなのだろう。彼女が僕らに気づいたときは口を大きく広げてビックリした顔で、僕らを見つめていたけど。
「良かった無事だ!よく頑張ったね!」
僕は彼女を安心させるために笑顔で無事を祝った。彼女はまだビックリしているのかこちらに反応を示さなかった。
「あれ?助けに来たんだけど、大丈夫?」
彼女の目の前で手のひらを振ってみたら、はっ!という声と共にやっと反応を見せてくれた。
「え、助け・・・?助かったの、私?」
「助かったよ。もう大丈夫」
僕はしゃがみ込み、まだ夢うつつな彼女に大丈夫、もう怖くないよと言い聞かせながら頭を撫でてあげた。
「わ、私、もうダメかと・・・う、く」
「君が頑張ったお陰で僕らも間に合わせることが出来たよ、よく頑張ったね」
「うわあああぁん」
やっと助けが来たことを理解出来て安心したのか、僕に抱きつき大声で泣き出した。僕は抱きつかれてちょっとビックリしたけど、彼女の頭を撫で続けて落ち着かせようとした。
だけど、森の奥からミシミシという音と共に何かがやってくる気配を感じたので、彼女の背中をポンポンと叩いた後で彼女の肩を押してを身体を離した。
「ごめんね、出来れば落ち着くまでこうして上げたいけど、そうも言ってられないみたいだ」
実際はリナに全部任せたらずっと抱きつかれたままでも問題はないだろうけど、それはそれで問題だなと思ってしまったからだ。
「立てる?」
「あ・・・、足を挫いてしまって」
「リナ、彼女の怪我を治してあげて。僕はお客さんの相手をするから」
「畏まりました。さ、足を見せて下さい」
「あ、ありがとうございます」
心にゆとりが出来たのか、側に寄ったリナを見てほわ~綺麗~とか言っているソーニャを尻目に僕は気配のする方へと向き直した。
樹木の合間を縫って全長2mくらいの大きさのファンガスが複数現れた。どうやら結構な数が居るみたいだ。本格的な討伐は朝になってからと言っていたけど、ここに現れた敵は全部倒してしまっても問題無いだろう。スキルのレベル上げにもなるし。
闇の針の機関銃で穴だらけにしようと思ったけど、胞子を飛ばされたら厄介だと思い直して、ファンガスの全身位の大きさになるように威力を調整した闇の矢をとりあえず一番近いファンガスに向けて放ってみた。
ズドン!という音と共に放たれた闇の矢が森の樹木を巻き込んでファンガスを消滅させた。これなら胞子を飛ばされること無く倒せそうだ。
あ、でも消滅させたらファンガスの素材が勿体ないかなと一瞬思ったけど、今回は素材集めのために来たわけじゃ無いので救援を優先して一撃で倒すことにした。
それから近寄ってくるファンガスの群れを相手にしたけど、全滅させるまでそう時間は掛からなかった。
「これで全部かな? リナ、念のため索敵してくれる?」
治療を終えてソーニャと一緒に観戦していたリナに索敵をお願いした。
「まだ森の中に魔物が居ますが、こちらに向かってくる敵はもう居ませんね」
「ありがとう。これで当面の安全は確保出来たね」
これであとはソーニャを村へ連れ帰ったらクエスト完了だ。
「・・・」
「ん? どうかした?」
ソーニャがこちらをジッと見つめてポカンとしていたので、僕は彼女に首を傾げて訪ねてみた。
「・・・いえ、ファンガスの群れをいとも簡単に殲滅したから、凄いな・・・と。・・・凄いですね!」
「え?あ、ああ。ありがとう」
何か急にテンションが上がって今度はこっちがビックリしてしまった。まぁ、無事に助けられてテンションが上がったんだと思っておこう。今はそれよりも森を出ないと行けない。
「あ、そうだ。君の名前はソーニャさんであってる?」
「はい!ソーニャです! あ、さんとか無しでソーニャと呼んで下さい!」
「僕はマサト、彼女はリナね」
「リナです。ご無事で何よりでした」
僕の見た目よりは下に見えていたから既に心の中では呼び捨てにしていたけど、遠慮無くそう呼ばせて貰おう。
「じゃあ、ソーニャ。今から村に戻るけど歩ける?」
「はい! 怪我も治してもらいましたし大丈夫です!」
そう言ってソーニャは立ち上がったけれど、今までの疲れが出たのか生まれたての子鹿のように足がプルプル震えていた。
「お、おぉぉぉ・・・」
ソーニャは手を突き出し何とか踏ん張ろうと頑張っているみたいだけど、とても村まで歩いては行けそうに無いので、僕は彼女の前まで近付いてから背中を見せてしゃがみ込んだ。
「無理しなくても良いよ。ほら、おんぶするから背中に乗って」
「いえ、そんな!・・・良いんですか?」
「良いよ。困ったときはお互い様ってね」
僕は背中越しにソーニャに笑いかけて、頷いて早く乗るよう催促した。ソーニャは恐縮しながら僕に身体を預けてくれたので、僕は彼女を背負って立ち上がった。
「あの、重くないです?」
「ん?全然だよ。ちゃんと食べてる?」
「そうですね。知り合いの女性たちよりは食べる方です」
「そうなんだ」
なるほど。よく食べるお陰なのか背中にリナほどではないだろうけど、それなりに大きな膨らみを感じる。
「ご主人様?」
「ああ、うん。何でも無いよ?」
別にリナから威圧を感じたわけでもないんだけど、何だか後ろめたく感じてしまった。
「それじゃ行こうか。リナ、悪いけどまた村まで先導をお願い」
「畏まりました」
僕らはここへ向かった時と同じ速度で走り出した。ソーニャをおんぶしたまま。
「うえぇぇぇ、はやいーーー!」
「あ、忘れてた」
「ひどいぃいぃぃ!」
ソーニャの胸を堪能してたのを誤魔化すことに頭がいっぱいになってソーニャの存在を忘れていた。速度を落とすか悩んだけど、もうこの速度を森の中で出せることはバレてしまった。それなら。
「どうしますか?」
「ゆっくり行っても危険だし、もうこのまま走っちゃおう」
「畏まりました」
「畏まらないでぇ!」
ソーニャが意味合いの違う否定をしていたけど、気にせずリナの先導に従って森を駆け抜けた。やがて森から抜けたのでリナに声を掛けて一度ソーニャを下ろすことにした。
「ほら、森を抜けたよ。もう安全だ」
ちょっとグッタリしたソーニャを地面に下ろし、村の明かりを指さして励ました。
「・・・正直ファンガスに囲まれたとき以上に命の危険を感じました」
「ごめんね。ソーニャも早く村に戻りたいだろうと思ってさ」
「そりゃそうですけど。何ですか?あの速さは。森の中なのに樹木が目の前でギュンギュン通り過ぎて行ってましたよ!?」
まぁ、無事救出に成功したし僕もテンションが上がってリナに追いつくつもりで走ったら、リナも速度上げて最後は鬼ごっこみたいになってしまったからなぁ。
「まぁ、ここからはのんびり歩いて帰ろうか。そろそろ疲れも取れて歩けるんじゃない?」
「そうですね。流石にこの年でおんぶされているのを見られるのは恥ずかしいですし、そうします」
それからソーニャは立とうとしたけど足に力が入らないのか立てずに居た。手を差し出そうかと思ったら、その前にソーニャは地面に手を突き何とか身体を起こそうと力を込めているようだった。
「・・・ふんぬっ!」
「ふんぬって・・・」
マルギットさんを思い出すから女性でもその掛け声は止めて欲しい。
「すみません、腰が抜けたようです・・・」
僕は黙ってまた腰を落とし、リナに手伝って貰ってソーニャを背負った。今度は走らずにゆっくりと村へと戻った。
「良かった無事だ!よく頑張ったね!」
僕は彼女を安心させるために笑顔で無事を祝った。彼女はまだビックリしているのかこちらに反応を示さなかった。
「あれ?助けに来たんだけど、大丈夫?」
彼女の目の前で手のひらを振ってみたら、はっ!という声と共にやっと反応を見せてくれた。
「え、助け・・・?助かったの、私?」
「助かったよ。もう大丈夫」
僕はしゃがみ込み、まだ夢うつつな彼女に大丈夫、もう怖くないよと言い聞かせながら頭を撫でてあげた。
「わ、私、もうダメかと・・・う、く」
「君が頑張ったお陰で僕らも間に合わせることが出来たよ、よく頑張ったね」
「うわあああぁん」
やっと助けが来たことを理解出来て安心したのか、僕に抱きつき大声で泣き出した。僕は抱きつかれてちょっとビックリしたけど、彼女の頭を撫で続けて落ち着かせようとした。
だけど、森の奥からミシミシという音と共に何かがやってくる気配を感じたので、彼女の背中をポンポンと叩いた後で彼女の肩を押してを身体を離した。
「ごめんね、出来れば落ち着くまでこうして上げたいけど、そうも言ってられないみたいだ」
実際はリナに全部任せたらずっと抱きつかれたままでも問題はないだろうけど、それはそれで問題だなと思ってしまったからだ。
「立てる?」
「あ・・・、足を挫いてしまって」
「リナ、彼女の怪我を治してあげて。僕はお客さんの相手をするから」
「畏まりました。さ、足を見せて下さい」
「あ、ありがとうございます」
心にゆとりが出来たのか、側に寄ったリナを見てほわ~綺麗~とか言っているソーニャを尻目に僕は気配のする方へと向き直した。
樹木の合間を縫って全長2mくらいの大きさのファンガスが複数現れた。どうやら結構な数が居るみたいだ。本格的な討伐は朝になってからと言っていたけど、ここに現れた敵は全部倒してしまっても問題無いだろう。スキルのレベル上げにもなるし。
闇の針の機関銃で穴だらけにしようと思ったけど、胞子を飛ばされたら厄介だと思い直して、ファンガスの全身位の大きさになるように威力を調整した闇の矢をとりあえず一番近いファンガスに向けて放ってみた。
ズドン!という音と共に放たれた闇の矢が森の樹木を巻き込んでファンガスを消滅させた。これなら胞子を飛ばされること無く倒せそうだ。
あ、でも消滅させたらファンガスの素材が勿体ないかなと一瞬思ったけど、今回は素材集めのために来たわけじゃ無いので救援を優先して一撃で倒すことにした。
それから近寄ってくるファンガスの群れを相手にしたけど、全滅させるまでそう時間は掛からなかった。
「これで全部かな? リナ、念のため索敵してくれる?」
治療を終えてソーニャと一緒に観戦していたリナに索敵をお願いした。
「まだ森の中に魔物が居ますが、こちらに向かってくる敵はもう居ませんね」
「ありがとう。これで当面の安全は確保出来たね」
これであとはソーニャを村へ連れ帰ったらクエスト完了だ。
「・・・」
「ん? どうかした?」
ソーニャがこちらをジッと見つめてポカンとしていたので、僕は彼女に首を傾げて訪ねてみた。
「・・・いえ、ファンガスの群れをいとも簡単に殲滅したから、凄いな・・・と。・・・凄いですね!」
「え?あ、ああ。ありがとう」
何か急にテンションが上がって今度はこっちがビックリしてしまった。まぁ、無事に助けられてテンションが上がったんだと思っておこう。今はそれよりも森を出ないと行けない。
「あ、そうだ。君の名前はソーニャさんであってる?」
「はい!ソーニャです! あ、さんとか無しでソーニャと呼んで下さい!」
「僕はマサト、彼女はリナね」
「リナです。ご無事で何よりでした」
僕の見た目よりは下に見えていたから既に心の中では呼び捨てにしていたけど、遠慮無くそう呼ばせて貰おう。
「じゃあ、ソーニャ。今から村に戻るけど歩ける?」
「はい! 怪我も治してもらいましたし大丈夫です!」
そう言ってソーニャは立ち上がったけれど、今までの疲れが出たのか生まれたての子鹿のように足がプルプル震えていた。
「お、おぉぉぉ・・・」
ソーニャは手を突き出し何とか踏ん張ろうと頑張っているみたいだけど、とても村まで歩いては行けそうに無いので、僕は彼女の前まで近付いてから背中を見せてしゃがみ込んだ。
「無理しなくても良いよ。ほら、おんぶするから背中に乗って」
「いえ、そんな!・・・良いんですか?」
「良いよ。困ったときはお互い様ってね」
僕は背中越しにソーニャに笑いかけて、頷いて早く乗るよう催促した。ソーニャは恐縮しながら僕に身体を預けてくれたので、僕は彼女を背負って立ち上がった。
「あの、重くないです?」
「ん?全然だよ。ちゃんと食べてる?」
「そうですね。知り合いの女性たちよりは食べる方です」
「そうなんだ」
なるほど。よく食べるお陰なのか背中にリナほどではないだろうけど、それなりに大きな膨らみを感じる。
「ご主人様?」
「ああ、うん。何でも無いよ?」
別にリナから威圧を感じたわけでもないんだけど、何だか後ろめたく感じてしまった。
「それじゃ行こうか。リナ、悪いけどまた村まで先導をお願い」
「畏まりました」
僕らはここへ向かった時と同じ速度で走り出した。ソーニャをおんぶしたまま。
「うえぇぇぇ、はやいーーー!」
「あ、忘れてた」
「ひどいぃいぃぃ!」
ソーニャの胸を堪能してたのを誤魔化すことに頭がいっぱいになってソーニャの存在を忘れていた。速度を落とすか悩んだけど、もうこの速度を森の中で出せることはバレてしまった。それなら。
「どうしますか?」
「ゆっくり行っても危険だし、もうこのまま走っちゃおう」
「畏まりました」
「畏まらないでぇ!」
ソーニャが意味合いの違う否定をしていたけど、気にせずリナの先導に従って森を駆け抜けた。やがて森から抜けたのでリナに声を掛けて一度ソーニャを下ろすことにした。
「ほら、森を抜けたよ。もう安全だ」
ちょっとグッタリしたソーニャを地面に下ろし、村の明かりを指さして励ました。
「・・・正直ファンガスに囲まれたとき以上に命の危険を感じました」
「ごめんね。ソーニャも早く村に戻りたいだろうと思ってさ」
「そりゃそうですけど。何ですか?あの速さは。森の中なのに樹木が目の前でギュンギュン通り過ぎて行ってましたよ!?」
まぁ、無事救出に成功したし僕もテンションが上がってリナに追いつくつもりで走ったら、リナも速度上げて最後は鬼ごっこみたいになってしまったからなぁ。
「まぁ、ここからはのんびり歩いて帰ろうか。そろそろ疲れも取れて歩けるんじゃない?」
「そうですね。流石にこの年でおんぶされているのを見られるのは恥ずかしいですし、そうします」
それからソーニャは立とうとしたけど足に力が入らないのか立てずに居た。手を差し出そうかと思ったら、その前にソーニャは地面に手を突き何とか身体を起こそうと力を込めているようだった。
「・・・ふんぬっ!」
「ふんぬって・・・」
マルギットさんを思い出すから女性でもその掛け声は止めて欲しい。
「すみません、腰が抜けたようです・・・」
僕は黙ってまた腰を落とし、リナに手伝って貰ってソーニャを背負った。今度は走らずにゆっくりと村へと戻った。
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