禊ぎを終えたから自由に過ごせるようになった

かざみねこ

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第2章

第45話 ちょ、お前もか!?

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 ステータス関連の不明点が把握出来たので、早速自分の訓練をすることにした。

「魔王の得意分野って何だろう?やっぱり闇属性とかかなぁ」
「そうですね。魔族の王ですから、破壊に特化していると想定すると闇や火属性になるかと」

 だよねぇ。リナも同意見のようだ。そういえば闇ってそもそも何だろう?暗闇と考えると妨害とか戦闘補助とか生活魔法にしか使えないけど、影を用いた拘束魔法とか攻撃魔法とかもあるから物理では無いけど、攻撃手段がある。また精神魔法としてダウナーにしたり鬱っぽい感じとかも出来るし意外に万能なんだよね。

「とりあえず、折角だから・・・」

 僕の専用魔法【マジックニードルマシンガン】を闇属性にして放ってみる。ズドドドと地面を抉り土を飛び散らせる魔法の針が闇属性になっていた。

「効果に違いはないかな。それならほんと闇属性って何だろう?」
「そういえばそうですね。何でしょう?」

 天女であるリナも知らないのか。まぁリナはあまり考えなくても魔法が使えるから疑問にも思わなかったのかも知れない。天界に聞けば誰か答えてくれるかも知れないけど、ポイントと精神が削られるから当面止めておこう。切羽詰まってるわけでも無いし。

 うーん、闇、闇ねぇ。闇と反対の力となると光だろうけど、光ならレーザーとか色々思い付くし、攻撃手段にもなるのは分かるんだけど。闇・・・。ダーク・・・ブラック・・・ん?ブラック?

「え、まさか・・・?」

 ブラック・・・ホール。重力、光すら屈折するほどの、だからダーク、闇・・・?もしそうなら、闇って最強じゃない?

 いや、でもさっき何気なく闇属性のマジックニードルマシンガンを撃ったけど、重力波とか無かったし、重力崩壊も起きなかった。そもそも起きてたらこの世界が消えてるだろうし。今までこの世界で闇属性魔法を見たり使ったりしてたけど、重力操作するような魔法を見たことがない。この世界の人たちは重力の存在を理解出来て居ない、もしくは理解していてもブラックホールを知らないから闇属性でそこまでの高威力を発揮していなかったのかもしれない。

 もしかしてブラックホールをイメージして放ってたらそうなってた?実際原理とか僕にもよく分からないけど、イメージだけなら自由だ。こうなれってイメージで実際今までも魔法を使っているわけだし。あとはそれを行使できる魔法力と魔法制御さえ出来れば、出来るかも?うわ、こわっ!

『【禁忌魔法:ブラックホール】を取得しました。ですが、封印します。あと今後何か覚えたら通知するように致しますね、お兄様』
「ありがとう!ハナ!」

 通知も嬉しいけど、ヤバそうな魔法を事前に封じてくれるのは本当に助かる!

『この世界に無い魔法はお兄様が名前をお付けにならなかった場合、こちらが把握しやすくするためにも、こちらで名付けますのでご了承下さい。それでは、また』
「ああ、本当に助かるよ。ありがとう」

『・・・手数料として5000ptを減算致しました』

 ちょ、お前もか!?まぁ自分が迂闊だったから手数料はしょうがないか。いや試してないけど、事前に封印してくれたお陰で大惨事を回避出来たと思ったら5000pt位安いモノかな。

「相変わらずご主人様はぶっ飛んでいますね」
「意図してるわけじゃ無いんだよ、本当に」

 とりあえず、闇属性で重力を操作することが可能か不可能かで言えば可能だと分かった。魔力を流し込みすぎさえしなければ問題無いはずだし、問題が出るレベルだと既に封印されているから、多分大丈夫。

「ブラックホールほど何でも吸い込むんじゃなく、光を・・・削るような」

 削る・・・掘削?ドリルとか?それよりも建築でいう杭打ちみたいに有効射程距離を設けた方が安全な気がする。恐らく存在しない魔法な気がするし。
いけるかなぁ、行けそうな気がするなぁ。地面を抉るような且つそぎ落とすイメージで闇属性の杭をイメージして手のひらから放ってみる。

ズドン!

 押し出した土なども無く、地面に直径10cm程の穴が空いた。奥行きは暗くて見えないけど、イメージ通りなら2m位の長さのはずだ。落とし穴とか作り放題だな。

「これはどういった魔法ですか?」
「えーと、単に穴を掘っただけに見えるけど、実際は範囲内の物質を削り取った感じかなぁ」

 杭と言ってるけど結果論で言えば、杭全体が電動ヤスリみたいに削ってる感じをイメージしてみたし。多分これ物理防御とかほぼ関係なく貫通する気がする。魔法防御なら抵抗は出来るだろうけど。

「それは・・・なかなかエグい魔法を創造しましたね」
「あ、やっぱり既存で無いのか」

 土木工事で役に立つと思うんだけど、あぁでも土木なら地属性か。穴掘りならあっちで出来るし、重力操作して穴を掘ることもないか。

『【グラビティパイルバンカー】を取得しました。固有魔法として登録します』

「お、新規登録された。だけどハナ達の仕事が増えてそうで申し訳ないなぁ」
「誰かしらが監視してる気がするので大丈夫では無いでしょうか。覗きをするくらいには暇なようですし」

 あぁ、そんな気がする。随分熱心に覗いていたみたいだし見物料じゃないけど、多少の手間は気にしないでいよう。

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感想 4

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みんなの感想(4件)

まめごま
2019.11.20 まめごま

大変かと思われますが、お体を壊されません様、体調にお気をつけて執筆頑張って下さい!(●´ω`●)
応援しています!(`・ω・´)

2019.11.20 かざみねこ

ご感想(?)と応援ありがとうございますw(´Д⊂ヽ
知っての通り風邪ひいてますが、マイペースで頑張ります。

今日も傾国と群雄お疲れ様でした!w

解除
seto17th
2019.11.17 seto17th

29話中程に書いてある旅籠屋(はたごや)とは宿屋(今で言うホテル)のことですよ。
おそらく駕籠(かご)屋かと思われます。

2019.11.17 かざみねこ

報告ありがとうございます!
確かに意味が全然変わっていましたw(´・ω・`)

即座に修正させて頂きました。
ご連絡ありがとうございました!ヾ(゚ω゚)ノ゛

解除
299
2019.11.14 299

半日で読み終えてしまいました。
楽しく拝見できたので、マイペースに更新頑張ってくださいね♪

登場人物に『うっかり』さんが多いので気をつけて?ください~(笑)

2019.11.14 かざみねこ

ご感想ありがとうございます(´Д⊂ヽ

『うっかり』はこの小説の大事なキーワードですので、今後もうっかりすると思いますw

楽しんで頂けたなら幸いです。今後ともよろしくお願いします。
ご感想による活力ありがとうございました!ヾ(゚ω゚)ノ゛

解除

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