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1話 ショタコン神様は存在するのか?
ショタの日常生活
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朝目が覚めたら、窓から射し込んだ暖かい日差しが僕の冬の夜の寒さで冷えた身体をちょうど良くポカポカと暖めてくれた。
グッと手を組んで伸びをすると、
嫌なことが全部吹き飛ぶような気持ちになった。
僕はベッドの布団からもぞもぞと動きながら出て、散らかった部屋のクローゼットを開けて、中からハンガーから外した黄色いパーカーと黒い長ズボンを出した。
パーカーと長ズボンを床に置き、
上の服を脱いだ。
なかなか脱げなくて時間がかかった。
ズボンを脱いだ。
案外こっちはズルりと簡単に脱げた。
近くにあった縦長い鏡で自分の全身を見ると、まるで青色ストライプ模様が入ったパンツを履いてるだけの露出狂のようだった。
僕は少し顔を赤らめて、そそくさと鏡と反対の方向を向き、ズボンとパーカーを着た。
両方着終えた僕は、もう一度鏡の方を向き、直せそうなボサボサ頭の寝癖を
手で、パッパッ、パッと直した。
その後、僕は部屋のドアの前までいった。
僕はドアノブに左手をかけて、ガチャりと左に回してドアを開けた。
ドアの向こうにはなんの変哲もない廊下が階段まで続いていた。
階段の方へとのんびり歩いていると、蚊がふらふらと飛んできた。
プーン プーンと耳もとで羽音をたてて飛んでいた。
僕はパチンと両手で蚊を潰そうとしたが、ダメだった。
諦めて下の階に小走りで降りた。
急な角度の階段を降りると、そこには相変わらず誰もいなかった。
両親が一歳の頃に他界したからだ。
今は株で稼いだお金だけで生きている。
階段を下りたあと、狭い1階の台所に行った。
台所には古い旧式のコンロと真新しい冷蔵庫があるのだが、その二つにくっきりとコントラストを付いていて、僕はなんとなく好きだ。
ふと冷蔵庫のドアを開け、中身を見てみる。
牛乳とソーセージと卵があった。
また、野菜室にじゃがいもと白菜、
冷凍室にご飯貯金があった。
僕はその後少し考えて、ある料理を作ることにした。
*
まず、牛乳と鶏ガラスープの素を
小さい鍋に入れてひと煮立ちさせる。
ひと煮立ちさせたら、一口大に切ったソーセージと白菜を入れる。
白菜が柔らかくなってきたら塩胡椒を入れて一品目の"ミルクスープ"の完成だ。
次にご飯を電子レンジで5分ぐらいかけておき、その間にポテトサラダを作る。
残念ながらミカンはなかったので、リンゴで代用する。
リンゴの皮を向き、兎形に切る。
兎リンゴをマッシュしたじゃがいもの中に入れる。
仕上げにテレビでやっていた、塩コショウをポテトサラダに振り、二品目の"ポテトサラダ"が完成した。
ちょうどその時に、ご飯貯金がチンし終わったので電子レンジからラップに包まれた熱々のご飯を出した。
なお、僕は大丈夫だが通常、素手で触ったらかなり熱いので濡れた布巾やミトンで持ったほうがいいかもしれない。
ご飯をラップからお茶碗に移し、
テーブルに持っていく。
もう一往復して、右手に持ったミルクスープが入った鍋を鍋敷きの上に置き、左手に持ったポテトサラダをテーブルの上に置く。
お箸と木のスプーンと木製の茶碗を持ってきて、胸が躍るような気分で「いただきまーす!」と僕は言った。
ミルクスープを木製の茶碗に入れて、
木のスプーンを使い、ふぅふぅと冷たい息をかけて食べた。
熱々だが、塩胡椒がよく効いており、鶏ガラスープの味がじんわり広がって美味しかった。
ミルクスープを置いて、ポテトサラダをたべた。
じゃがいもの食感とリンゴの食感が口の中でリズムを取って、なんだか楽しいかった。塩胡椒入りのため、ちょっとピリ辛で美味しかった。
最後にご飯を食べる。
口の中に仄かな甘みが広がり、噛めば噛むほど幸せな気分になった。
もう、ご飯だけでご飯を何杯もいけそうだった。
ミルクスープの具材と一緒にご飯を食べてみた。
ソーセージの旨みとご飯の旨みが合わさって一つのハーモニーを作っているようだった。
白菜の方は芯を一切使っておらず、トロトロになるまで煮込んだので、口の中で白菜の踊りを踊るほど美味しいのに、ご飯と合わせるとソーセージほどには到達しないものの、少しウブな白菜と恋愛のプロのご飯がたどたどしく踊っているようで食べていて応援したくなった。
「ふぅ」食べ終わった。
洗い物を洗いに行く。
使ったものか鍋とお皿達だけなので楽に洗い終わった。
食器洗浄機にかけ、リビングにゴロンと寝転がった。
天井を見上げるとところどころにシミがあった。
ふと時計を見てみるともう、7時50分だった。
僕は慌ててランドセルを背負って、部屋の電気を消して、ドアを開けて鍵を閉めた。
集合場所へと駆け足で走る。走る。走る。
周りの景色がクルクルと変わるほど走る。
なんとか集合場所に着くと、そこにはもう、誰もいなかった。
僕は次に、小学校へと走っていった。
小学校への道には人一人いなかった。
少し自分に不信感を抱いたが、ドコドコと走った。
なんやかんやで時間ギリギリに小学校に着けた。
確かに着けた。
だが、僕はここで肝心なことに気がついてしまった。
「今日、日曜日だ」
ボソッと言ったその一言は虚空へと虚しく消えて行った。
グッと手を組んで伸びをすると、
嫌なことが全部吹き飛ぶような気持ちになった。
僕はベッドの布団からもぞもぞと動きながら出て、散らかった部屋のクローゼットを開けて、中からハンガーから外した黄色いパーカーと黒い長ズボンを出した。
パーカーと長ズボンを床に置き、
上の服を脱いだ。
なかなか脱げなくて時間がかかった。
ズボンを脱いだ。
案外こっちはズルりと簡単に脱げた。
近くにあった縦長い鏡で自分の全身を見ると、まるで青色ストライプ模様が入ったパンツを履いてるだけの露出狂のようだった。
僕は少し顔を赤らめて、そそくさと鏡と反対の方向を向き、ズボンとパーカーを着た。
両方着終えた僕は、もう一度鏡の方を向き、直せそうなボサボサ頭の寝癖を
手で、パッパッ、パッと直した。
その後、僕は部屋のドアの前までいった。
僕はドアノブに左手をかけて、ガチャりと左に回してドアを開けた。
ドアの向こうにはなんの変哲もない廊下が階段まで続いていた。
階段の方へとのんびり歩いていると、蚊がふらふらと飛んできた。
プーン プーンと耳もとで羽音をたてて飛んでいた。
僕はパチンと両手で蚊を潰そうとしたが、ダメだった。
諦めて下の階に小走りで降りた。
急な角度の階段を降りると、そこには相変わらず誰もいなかった。
両親が一歳の頃に他界したからだ。
今は株で稼いだお金だけで生きている。
階段を下りたあと、狭い1階の台所に行った。
台所には古い旧式のコンロと真新しい冷蔵庫があるのだが、その二つにくっきりとコントラストを付いていて、僕はなんとなく好きだ。
ふと冷蔵庫のドアを開け、中身を見てみる。
牛乳とソーセージと卵があった。
また、野菜室にじゃがいもと白菜、
冷凍室にご飯貯金があった。
僕はその後少し考えて、ある料理を作ることにした。
*
まず、牛乳と鶏ガラスープの素を
小さい鍋に入れてひと煮立ちさせる。
ひと煮立ちさせたら、一口大に切ったソーセージと白菜を入れる。
白菜が柔らかくなってきたら塩胡椒を入れて一品目の"ミルクスープ"の完成だ。
次にご飯を電子レンジで5分ぐらいかけておき、その間にポテトサラダを作る。
残念ながらミカンはなかったので、リンゴで代用する。
リンゴの皮を向き、兎形に切る。
兎リンゴをマッシュしたじゃがいもの中に入れる。
仕上げにテレビでやっていた、塩コショウをポテトサラダに振り、二品目の"ポテトサラダ"が完成した。
ちょうどその時に、ご飯貯金がチンし終わったので電子レンジからラップに包まれた熱々のご飯を出した。
なお、僕は大丈夫だが通常、素手で触ったらかなり熱いので濡れた布巾やミトンで持ったほうがいいかもしれない。
ご飯をラップからお茶碗に移し、
テーブルに持っていく。
もう一往復して、右手に持ったミルクスープが入った鍋を鍋敷きの上に置き、左手に持ったポテトサラダをテーブルの上に置く。
お箸と木のスプーンと木製の茶碗を持ってきて、胸が躍るような気分で「いただきまーす!」と僕は言った。
ミルクスープを木製の茶碗に入れて、
木のスプーンを使い、ふぅふぅと冷たい息をかけて食べた。
熱々だが、塩胡椒がよく効いており、鶏ガラスープの味がじんわり広がって美味しかった。
ミルクスープを置いて、ポテトサラダをたべた。
じゃがいもの食感とリンゴの食感が口の中でリズムを取って、なんだか楽しいかった。塩胡椒入りのため、ちょっとピリ辛で美味しかった。
最後にご飯を食べる。
口の中に仄かな甘みが広がり、噛めば噛むほど幸せな気分になった。
もう、ご飯だけでご飯を何杯もいけそうだった。
ミルクスープの具材と一緒にご飯を食べてみた。
ソーセージの旨みとご飯の旨みが合わさって一つのハーモニーを作っているようだった。
白菜の方は芯を一切使っておらず、トロトロになるまで煮込んだので、口の中で白菜の踊りを踊るほど美味しいのに、ご飯と合わせるとソーセージほどには到達しないものの、少しウブな白菜と恋愛のプロのご飯がたどたどしく踊っているようで食べていて応援したくなった。
「ふぅ」食べ終わった。
洗い物を洗いに行く。
使ったものか鍋とお皿達だけなので楽に洗い終わった。
食器洗浄機にかけ、リビングにゴロンと寝転がった。
天井を見上げるとところどころにシミがあった。
ふと時計を見てみるともう、7時50分だった。
僕は慌ててランドセルを背負って、部屋の電気を消して、ドアを開けて鍵を閉めた。
集合場所へと駆け足で走る。走る。走る。
周りの景色がクルクルと変わるほど走る。
なんとか集合場所に着くと、そこにはもう、誰もいなかった。
僕は次に、小学校へと走っていった。
小学校への道には人一人いなかった。
少し自分に不信感を抱いたが、ドコドコと走った。
なんやかんやで時間ギリギリに小学校に着けた。
確かに着けた。
だが、僕はここで肝心なことに気がついてしまった。
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ボソッと言ったその一言は虚空へと虚しく消えて行った。
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