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1話 ショタコン神様は存在するのか?
ショタコン神の日常生活
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ショタコンを司る神である私は、神様界のリーダーであるゼウスに呼ばれ、人間界で言う"国会議事堂"に来ていた。
神様界でも人間界と同じように審議しないといけないようなことが沢山ある。
例えば、「今年の神社にお参りした人の中で誰の願いを叶えてあげるか」という議題だ。
これは毎年のように神様界での悩みの種となっている。
一人目はいつもすぐに決まる。
ただ、二人目からは一人目に干渉
しない願いの人にしないといけないので、中々見つかない。
結局、知恵の神アテナにいい感じにしてもらい、審議は終わる。
どうせなら、始めからアテナにすべて決めてもらえば早く終わるというのに、昔の神達は頭が固く、毎年断固拒否している。
まぁ兎にも角にも私は神様界の国会に呼ばれたのだ。
今はその"国会"のはじまりを待つために数多とある椅子の中の適当な椅子に腰掛けて、周りの名無し神達による五月蝿い喧騒の中で、神様界のゲームである、"魔法螺議"をしていた。
"魔法螺議"のルールは簡単で1人でもできる。
ただ単純にカードをめくり、"法螺"のカードを引けば終わりである。100枚で構成されているうち、"法螺"は1枚しかないので、
最高スコアは99である。
もし101とか言っているやつがいたら、それは嘘であるから気を付けたらいいと思う。
30分もすると流石に"魔法螺議"にも飽きて、私は窓から漏れる暖かい陽の光を見ていた。
もう夕方近くなのでほんのりとオレンジ掛かっていた。
とても幻想的でいつまでも見ていられた。
ふと目線を前に戻すと"国会"でいう内閣総理大臣の席にゼウスがいた。
ゼウスは荘厳な雰囲気を漂わせていた。
さっきまで五月蝿かった周りの神達が
静かになる。
そしてゼウスは、口を開いた。
「ショタコン神よ、こちらに来なさい」
私は少し武者震いしながらも、椅子を後ろに下げ、立ち、椅子を戻し、靴と床の擦れる音を響かせて歩いた。
コツコツ、コツ。
ゼウスの御前に着いた。
ゼウスは一心不乱に私を見つめており、私はダラダラと冷や汗をかいた。
そして、ゼウスは口を開いた。
「ショタコン神よ、貴方にはショタコン神として、これからしないといけない仕事があります。
それはこのポスターに書いてある少年を三年以内にブラコンにしてくることです。
できなかった場合、罰としてショタコン神の名を剥奪し、二度と人間界にも行くことを禁じらます。
なお、この仕事を断った場合も同様です。以上。もう帰って、人間界に行く準備をしていいですよ?」
そう言ってゼウスは"ワープ"を使い、どこかへと去ってしまった。
私は一瞬、ポカンとした。
ショタと会える……?
ショタと会える!
このジジィとババァの園を脱け、
人間界に遊びに行けて、ショタにも会える!?
私は思いっきり歓喜し、叫んだ。
「ひゃっほい!」と言いながらぴょんぴょん跳ねた。
すると、ゼウスの妻のヘラが来て、「静かにしろ!」と気性を荒くして言った。場の空気が悪くなった。
*
ゼウスの妻であるヘラは気性が荒いことで有名だ。
ゼウスもヘラの尻に敷かれているらしい。
でも、その半面、ツンデレらしく、デレを見せたらヤバイらしい。
なお、ヤバイと言っていたのはジジィ神ばっかだったのでそれが事実なのかは不明だ。
*
ヘラがぷんぷんしながら去って行ったあと、私は大急ぎで家に帰った。
私の家は神が住む天上界の端の橋の端にある。
舌を噛みそうな位置に住んでいるが、案外快適である。
人間界から輸入された電子機器を
使っているので、夏は涼しく冬は暖かい。
人間とは滑稽な存在であるが、
それと同時に天才であると私は思う。
自分の家に着くと、ドアに鍵がかかっていた。
しかたないのでドアを解除するために針金をカバンから出す。
それをドアの鍵穴へと刺す。
ガチャガチャガチャガチャ
ドアの鍵が開いた。
家の中を見るといつも通り、泥棒でも入ったように散らかっていた。
私はその中からカバンと本とペンを探して取ると、大急ぎで"天空エレベーター"のある中央部に向かう。
"天空エレベーター"とは、ざっくりいうと、その名の通り、「天空と地上をつなげるエレベーター」である。
天空エレベーターがある中央部は私の家からは遠い。
……仕方ない。私は、ショタコン神が使える特殊能力を使うことにした。
「我、契約シタ汝ヲ召喚ス。
"誘惑ノ妖精 ティターニア"」
青白く光る魔法陣が突然目の前に現れ、その魔法陣の光が徐々に強くなった。
フワンフワン、フワワン、フワワワン。耳に気持ちいい音がどんどん強くなる。
ピューイン!
とても大きい音が鳴り、露出が多い服を着た、官能的な女性が現れる。
顔の右下にあるほくろに右手の人差し指を置いている姿は何度見ても魅力的である。
「くぅー!よく寝た!最近ショタ神ちゃん、呼んでくれなかったし暇だったんだよ!?
全く……ティタはね、定期的にイケメンをみないと死んでしまうんだよ?だよだよ?」
ギャルかっ!と思うほど饒舌なこの妖精は、一様、妖精界の女王らしい。本人が言ってるだけなので真偽は不明なのだが。
ちなみにティターニアが言っている"イケメン"とは、私のことである。
「それ、で……今日はなんのようなの?ショタ神ちゃん?」
「天空エレベーターまで瞬間移動させてくれ。仕事のためだ。」
「うわっ、何その冷淡な言い方。
もっと感情込めて言ってよ!
感情込めないと瞬間移動さしてあげないよ?」
「……はぁ。……ティターニア様、
どうか私に瞬間移動の魔法をかけて下さいませ」
「うーん……微妙だけどまぁ、いいや。よし、いつも通り魔法をかけちゃうよ!
えーと……+☆\^〒<○\%:+〆!」
魔法をかけられた瞬間、体が紙みたいに軽くなった。
その後すぐ、少し鈍い痛みが身体中に響いた。
まるで1%塩酸をかけられたような痛みだった。
だが、目を開けた瞬間、天空エレベーターの前にいた。
ティターニアも後ろにいた。
「ふぅ、これでいいよね?よね?
じゃあ、仕事頑張れ!」
ティターニアは白い光を纏い、その光が消えたら消えてしまった。
「さて、ショタと触れ合いに行くか!」
私は天空エレベーターの内部へと入っていった。
天空エレベーターは簡単な造りで、
内部は無駄にだだっ広い。
1度だけかなりの大人数で人間界への修学旅行で行ったときに乗ったが、それでもエレベーターの1割にも満たないほどしか使ってなかった。
一体、この広さの天空エレベーターが満員になる日が来ることはあるのだろうか。
天空エレベーターが轟音を鳴らし、地上へと動き出す。
「ジュイーン ジュイーン ジュイーン」……五月蝿い。
周りを見ると、今乗っている神様は自分以外に一人もいない。
静かすぎて暇である。
私は祭囃子は嫌いだが、静寂も嫌いである。
……アナウンスがどこからか聞こえる。
「地上まで残り100m」
私はカバンを持ち直して、ピシッと背筋を伸ばしてみる。
「残り3m、2m、1m、着きました」
エレベーターのドアが開く。目の前に都会の夜景が見える。
今いる場所は、どうやら都会近郊の山のようだ。
小ネタだが、天空エレベーターは
意思があるのか、ないのか、かなりランダムな場所に降りる。
でも、今回は運良く、ショタっ子の家近くに着いたようだった。もう1回瞬間移動の痛みを味わうことがなくてよかった。
ふと、都会のビルを見ると、人々を三原色の光で照らしており、照らされている人々は寒そうに口から白い息をはぁ、はぁと出していた。
「うぅ、寒い。」私はショタの家に体をぷるぷると震わせながら、小走りで向かった。
神様界でも人間界と同じように審議しないといけないようなことが沢山ある。
例えば、「今年の神社にお参りした人の中で誰の願いを叶えてあげるか」という議題だ。
これは毎年のように神様界での悩みの種となっている。
一人目はいつもすぐに決まる。
ただ、二人目からは一人目に干渉
しない願いの人にしないといけないので、中々見つかない。
結局、知恵の神アテナにいい感じにしてもらい、審議は終わる。
どうせなら、始めからアテナにすべて決めてもらえば早く終わるというのに、昔の神達は頭が固く、毎年断固拒否している。
まぁ兎にも角にも私は神様界の国会に呼ばれたのだ。
今はその"国会"のはじまりを待つために数多とある椅子の中の適当な椅子に腰掛けて、周りの名無し神達による五月蝿い喧騒の中で、神様界のゲームである、"魔法螺議"をしていた。
"魔法螺議"のルールは簡単で1人でもできる。
ただ単純にカードをめくり、"法螺"のカードを引けば終わりである。100枚で構成されているうち、"法螺"は1枚しかないので、
最高スコアは99である。
もし101とか言っているやつがいたら、それは嘘であるから気を付けたらいいと思う。
30分もすると流石に"魔法螺議"にも飽きて、私は窓から漏れる暖かい陽の光を見ていた。
もう夕方近くなのでほんのりとオレンジ掛かっていた。
とても幻想的でいつまでも見ていられた。
ふと目線を前に戻すと"国会"でいう内閣総理大臣の席にゼウスがいた。
ゼウスは荘厳な雰囲気を漂わせていた。
さっきまで五月蝿かった周りの神達が
静かになる。
そしてゼウスは、口を開いた。
「ショタコン神よ、こちらに来なさい」
私は少し武者震いしながらも、椅子を後ろに下げ、立ち、椅子を戻し、靴と床の擦れる音を響かせて歩いた。
コツコツ、コツ。
ゼウスの御前に着いた。
ゼウスは一心不乱に私を見つめており、私はダラダラと冷や汗をかいた。
そして、ゼウスは口を開いた。
「ショタコン神よ、貴方にはショタコン神として、これからしないといけない仕事があります。
それはこのポスターに書いてある少年を三年以内にブラコンにしてくることです。
できなかった場合、罰としてショタコン神の名を剥奪し、二度と人間界にも行くことを禁じらます。
なお、この仕事を断った場合も同様です。以上。もう帰って、人間界に行く準備をしていいですよ?」
そう言ってゼウスは"ワープ"を使い、どこかへと去ってしまった。
私は一瞬、ポカンとした。
ショタと会える……?
ショタと会える!
このジジィとババァの園を脱け、
人間界に遊びに行けて、ショタにも会える!?
私は思いっきり歓喜し、叫んだ。
「ひゃっほい!」と言いながらぴょんぴょん跳ねた。
すると、ゼウスの妻のヘラが来て、「静かにしろ!」と気性を荒くして言った。場の空気が悪くなった。
*
ゼウスの妻であるヘラは気性が荒いことで有名だ。
ゼウスもヘラの尻に敷かれているらしい。
でも、その半面、ツンデレらしく、デレを見せたらヤバイらしい。
なお、ヤバイと言っていたのはジジィ神ばっかだったのでそれが事実なのかは不明だ。
*
ヘラがぷんぷんしながら去って行ったあと、私は大急ぎで家に帰った。
私の家は神が住む天上界の端の橋の端にある。
舌を噛みそうな位置に住んでいるが、案外快適である。
人間界から輸入された電子機器を
使っているので、夏は涼しく冬は暖かい。
人間とは滑稽な存在であるが、
それと同時に天才であると私は思う。
自分の家に着くと、ドアに鍵がかかっていた。
しかたないのでドアを解除するために針金をカバンから出す。
それをドアの鍵穴へと刺す。
ガチャガチャガチャガチャ
ドアの鍵が開いた。
家の中を見るといつも通り、泥棒でも入ったように散らかっていた。
私はその中からカバンと本とペンを探して取ると、大急ぎで"天空エレベーター"のある中央部に向かう。
"天空エレベーター"とは、ざっくりいうと、その名の通り、「天空と地上をつなげるエレベーター」である。
天空エレベーターがある中央部は私の家からは遠い。
……仕方ない。私は、ショタコン神が使える特殊能力を使うことにした。
「我、契約シタ汝ヲ召喚ス。
"誘惑ノ妖精 ティターニア"」
青白く光る魔法陣が突然目の前に現れ、その魔法陣の光が徐々に強くなった。
フワンフワン、フワワン、フワワワン。耳に気持ちいい音がどんどん強くなる。
ピューイン!
とても大きい音が鳴り、露出が多い服を着た、官能的な女性が現れる。
顔の右下にあるほくろに右手の人差し指を置いている姿は何度見ても魅力的である。
「くぅー!よく寝た!最近ショタ神ちゃん、呼んでくれなかったし暇だったんだよ!?
全く……ティタはね、定期的にイケメンをみないと死んでしまうんだよ?だよだよ?」
ギャルかっ!と思うほど饒舌なこの妖精は、一様、妖精界の女王らしい。本人が言ってるだけなので真偽は不明なのだが。
ちなみにティターニアが言っている"イケメン"とは、私のことである。
「それ、で……今日はなんのようなの?ショタ神ちゃん?」
「天空エレベーターまで瞬間移動させてくれ。仕事のためだ。」
「うわっ、何その冷淡な言い方。
もっと感情込めて言ってよ!
感情込めないと瞬間移動さしてあげないよ?」
「……はぁ。……ティターニア様、
どうか私に瞬間移動の魔法をかけて下さいませ」
「うーん……微妙だけどまぁ、いいや。よし、いつも通り魔法をかけちゃうよ!
えーと……+☆\^〒<○\%:+〆!」
魔法をかけられた瞬間、体が紙みたいに軽くなった。
その後すぐ、少し鈍い痛みが身体中に響いた。
まるで1%塩酸をかけられたような痛みだった。
だが、目を開けた瞬間、天空エレベーターの前にいた。
ティターニアも後ろにいた。
「ふぅ、これでいいよね?よね?
じゃあ、仕事頑張れ!」
ティターニアは白い光を纏い、その光が消えたら消えてしまった。
「さて、ショタと触れ合いに行くか!」
私は天空エレベーターの内部へと入っていった。
天空エレベーターは簡単な造りで、
内部は無駄にだだっ広い。
1度だけかなりの大人数で人間界への修学旅行で行ったときに乗ったが、それでもエレベーターの1割にも満たないほどしか使ってなかった。
一体、この広さの天空エレベーターが満員になる日が来ることはあるのだろうか。
天空エレベーターが轟音を鳴らし、地上へと動き出す。
「ジュイーン ジュイーン ジュイーン」……五月蝿い。
周りを見ると、今乗っている神様は自分以外に一人もいない。
静かすぎて暇である。
私は祭囃子は嫌いだが、静寂も嫌いである。
……アナウンスがどこからか聞こえる。
「地上まで残り100m」
私はカバンを持ち直して、ピシッと背筋を伸ばしてみる。
「残り3m、2m、1m、着きました」
エレベーターのドアが開く。目の前に都会の夜景が見える。
今いる場所は、どうやら都会近郊の山のようだ。
小ネタだが、天空エレベーターは
意思があるのか、ないのか、かなりランダムな場所に降りる。
でも、今回は運良く、ショタっ子の家近くに着いたようだった。もう1回瞬間移動の痛みを味わうことがなくてよかった。
ふと、都会のビルを見ると、人々を三原色の光で照らしており、照らされている人々は寒そうに口から白い息をはぁ、はぁと出していた。
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