7 / 11
4話 旅行先は異世界!?
神様の故郷(オルフェウス)
しおりを挟む
飛行機は着いた。
確かに着いた。不時着とかいうオチではなく、確かに着いた。
"北海道行き"
と確かにチケットには書いてあった。確かに書いてあった。
だが、なぜこんな辺境の空港に着いた?
*
神様はまるで飛行機に酔っていたことを忘れたようにポカーンと口を開けて、驚愕の顔をしていた。
「なんで……なんで!?オルフェウスに着いてるの!?
しかもなんでオルフェウスに空港があるの!?初めて知ったよ!?
え、えっ、どういうことぉぉぉぉ!」
ここは神様の故郷なのだろうか?
神様に訊いてみた。すると、「ああ、うん。故郷だよ。どこからどうみても故郷だよ!」
と半分泣き顔で返答してくれた。
その直後、"ヒュイン!"とどこからともなく音がした。
周りを見渡すと、後ろの方に紫色の着物を着たおばぁさんがいた。
……と思ったら急におばぁさんの周りに霧が発生し、霧が晴れたら、スラリとしたくびれの容姿端麗なお姉さんが現れた。
「おお、いたいた。ショタ神!
こっちにこいっ!」
(やけに荒々しい言葉遣いと高圧的な態度で神様のこと呼んでいるな……神様の上司かな?)
僕はそう睨んだが、どうやら正解のようだった。
「ヘラ様!なぜ今こっちの世界に呼ぶのですか!?まだ私は任務中でございますよ?」
「はぁ……それぐらい、察してくれないかね……けーいーたーい見た?全ての神に今朝、メール一斉送信したんだよ?それで全てわかるよ……」
「携帯ですか?……あっ、ほんとだ。メール来てます!………………
なる……ほど……分かりました。
それなら仕方ありません、任務を
一時中断させてもらいます。」
「分かったなら、お前の守護任務の立ち位置に早く行け!クワッ!」
「でも……あの……」
「ん?なんだい?まだあるのかい?」
「その少年をなぜ、こっちの世界に呼んだんでしょうか?」
「簡単だよ……"処分する為"さ!
ショタ神……お前は事実強いんだ……
だがな、貴様に"大切な人"がいるとな、貴様はゴミのように弱くなるのだ……だからこそ、その少年を殺してやり、貴様の記憶からその少年を消したなら、貴様はもとの狂戦士……いや、ゼウス以上のあの強さに戻る……
あの"ミュータント共を皆殺し"にした頃のお前の強さにな!
そうすれば闇の商人の奴らを皆殺しにするなど笑止千万、簡単なことなんだよ!さぁ、そこをどけ!
私直々にその少年を殺してやる!
ショタ神いや、旧神名 ーーースよ!」
「……彼は私の大切な家族のような人でございます。例えヘラ様の
ご命令でも従うことは出来ませぬ。それにその神名はもう捨てた神名です」
「チッ……もう良い、従わないと言うなら、お前が何を言おうとそやつを殺してやる!」
「ショタっ子!こっちに!」
……何がなんだか超展開過ぎてついていけなかったが、とにかく自分があのお姉さんに狙われているのは分かったので、僕は神様の言う通り、神様のいる方へと走った。
"ヘラ"と呼ばれたお姉さんは、
目を赤く光らせ、鋭い牙をガチガチと鳴らし、まるで化け物みたいな容貌をして、僕の方へと襲いかかってきた。
なんとか僕は神様の近くに着いた。その刹那のことだった。
「+☆\^〒<○\%:+〆!」神様が謎の言葉を発した。
すると僕の身体は紙みたいに軽くなり、突如、身体中にピリッとした感じの痛みが襲いかかってきた。
そこで僕の意識は途切れた。
確かに着いた。不時着とかいうオチではなく、確かに着いた。
"北海道行き"
と確かにチケットには書いてあった。確かに書いてあった。
だが、なぜこんな辺境の空港に着いた?
*
神様はまるで飛行機に酔っていたことを忘れたようにポカーンと口を開けて、驚愕の顔をしていた。
「なんで……なんで!?オルフェウスに着いてるの!?
しかもなんでオルフェウスに空港があるの!?初めて知ったよ!?
え、えっ、どういうことぉぉぉぉ!」
ここは神様の故郷なのだろうか?
神様に訊いてみた。すると、「ああ、うん。故郷だよ。どこからどうみても故郷だよ!」
と半分泣き顔で返答してくれた。
その直後、"ヒュイン!"とどこからともなく音がした。
周りを見渡すと、後ろの方に紫色の着物を着たおばぁさんがいた。
……と思ったら急におばぁさんの周りに霧が発生し、霧が晴れたら、スラリとしたくびれの容姿端麗なお姉さんが現れた。
「おお、いたいた。ショタ神!
こっちにこいっ!」
(やけに荒々しい言葉遣いと高圧的な態度で神様のこと呼んでいるな……神様の上司かな?)
僕はそう睨んだが、どうやら正解のようだった。
「ヘラ様!なぜ今こっちの世界に呼ぶのですか!?まだ私は任務中でございますよ?」
「はぁ……それぐらい、察してくれないかね……けーいーたーい見た?全ての神に今朝、メール一斉送信したんだよ?それで全てわかるよ……」
「携帯ですか?……あっ、ほんとだ。メール来てます!………………
なる……ほど……分かりました。
それなら仕方ありません、任務を
一時中断させてもらいます。」
「分かったなら、お前の守護任務の立ち位置に早く行け!クワッ!」
「でも……あの……」
「ん?なんだい?まだあるのかい?」
「その少年をなぜ、こっちの世界に呼んだんでしょうか?」
「簡単だよ……"処分する為"さ!
ショタ神……お前は事実強いんだ……
だがな、貴様に"大切な人"がいるとな、貴様はゴミのように弱くなるのだ……だからこそ、その少年を殺してやり、貴様の記憶からその少年を消したなら、貴様はもとの狂戦士……いや、ゼウス以上のあの強さに戻る……
あの"ミュータント共を皆殺し"にした頃のお前の強さにな!
そうすれば闇の商人の奴らを皆殺しにするなど笑止千万、簡単なことなんだよ!さぁ、そこをどけ!
私直々にその少年を殺してやる!
ショタ神いや、旧神名 ーーースよ!」
「……彼は私の大切な家族のような人でございます。例えヘラ様の
ご命令でも従うことは出来ませぬ。それにその神名はもう捨てた神名です」
「チッ……もう良い、従わないと言うなら、お前が何を言おうとそやつを殺してやる!」
「ショタっ子!こっちに!」
……何がなんだか超展開過ぎてついていけなかったが、とにかく自分があのお姉さんに狙われているのは分かったので、僕は神様の言う通り、神様のいる方へと走った。
"ヘラ"と呼ばれたお姉さんは、
目を赤く光らせ、鋭い牙をガチガチと鳴らし、まるで化け物みたいな容貌をして、僕の方へと襲いかかってきた。
なんとか僕は神様の近くに着いた。その刹那のことだった。
「+☆\^〒<○\%:+〆!」神様が謎の言葉を発した。
すると僕の身体は紙みたいに軽くなり、突如、身体中にピリッとした感じの痛みが襲いかかってきた。
そこで僕の意識は途切れた。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる