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参 愛の形は人それぞれ
焦れったい恋
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♧(方見視点)
「うん……うん……分かった。じゃあ切るぞ。」
ピッ。私は世羅からの電話を切り、スマホをポケットの中に入れた。
それにしても、だ。……笠井が可愛すぎる!
さっき……というか、世羅たちが出掛けてからなのだが、笠井が私にギュッと抱きついてきて、全然離れないのだ。
笠井の体温や、柔らかい吐息が背中から神経を伝って伝わってきて、なんだか……アソコが勃起してしまいそうだ。
ふと、笠井が抱きついてきている背中を見ると、笠井が私の背中に顔を半分くらい埋めて、上目遣いで私の顔を見てきた。
(その目は卑怯だろ!……も、萌え死ぬ……萌え死んでしまう……!)
そう心の中で萌えていると、笠井が私に、色気のある可愛い声で、大胆なことを言ってきた。
「ねぇ、方見?あの……その……ぼく……方見と……キス……したい……………ダメ……かな……?」
(自覚して言ってるか分からないが、可愛い過ぎる!私をやっぱり萌え死なせる気か!?)
私は心の中で半暴走しつつも、それに対しての答えは一つだと思い、私はカッコよく、「もちろんいいよ、笠井」と、言おうとした。
しかし私は、つい緊張からヘタれてしまい、
「もちろんいいよ、笠井…………」
まではしっかり言えたのだが、
「……で、でも、ほ、本当にいいの?フ、ファーストキスだよ?は、初めてだよ?ほ、本当に大丈夫?フ、ファストなキスだよ?」
と、どう考えてもネガティブ思考なことを蛇足で付け加えてしまった。
(あぁぁぁ!やらかしたぁぁぁ!最近、あまりヘタレてなかったから大丈夫だと思ったら、ヘタレてしまったぁぁぁ!うわあぁぁぁぁ!)
……とまぁ、私がそのように心の中で後悔していると、笠井が首を傾げて、こう返事した。
「全然……大丈夫……だよ?ファーストキスは、いつか好きになった人にあげようと思っていた……し……」
「そ、そうか。な、なら……す、するか。うん。 しよう、そうしよう」
「そうだね……はやくしないと、世羅たちが帰ってきちゃうからね……」
「あ、あぁ」
ということで、私と笠井はキスをすることになった。
* * *
笠井はホオズキのように頬を赤く染め、柔らかく湿った唇を、コチラに向けてきた。
「……はやく、キス……しよ?」
笠井は頬をより一層赤く染め、恥ずかしがりながらそう言った。
「あ、あぁ、わかった……」
私は笠井の言葉にそう応え、笠井の唇と自分の唇をスッと重ねた。
……ただ、ただ、気持ちいい。
笠井と唇を重ねているだけで気持ちいい。
甘美な海の中に落ちていき、沈む。
甘い。ソーダアイスなんか比にならないほど、甘い。メロンなんか比にならないほど、甘い。
海底につく。横には、笠井がいる。
なんと幸せなことだろう。
……!?笠井が私の口内に、自分の舌を入れてきた。滑らかに、それでいて艶かしい(なまめかしい)動きだ。
そして笠井は、自分の舌を私の舌に絡ませてきた。
……笠井の唾液と私の唾液が混ざる。
甘い、甘美な甘さが私の口の中に溢れる。
まるで蜂蜜のように、スッキリとした甘さだ。
そして私は、笠井に負けじと、笠井の舌に自分の舌を絡ませた。
……私と笠井はまるで、盲信の快楽の信者のように、ただ、ただ、キスをし続けた。
だが、さすがに10分ぐらいしていると、笠井は疲れてしまったのか、私の唇と自分の唇をゆっくり離した。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……笠井、大丈夫か?」
「うん……気持ち良すぎて……ちょっとキスし過ぎたよ……ごめん……」
笠井はしょんぼりした。
「いや、俺に……謝るんじゃなくて……さ……その……いや、なんでもない……いや、なんでもないことはないんだけど……その……な……自分の心配をしろよ?」
「うん……分かったよ……」
ニコリと笠井は微笑む。
「……ちょっと疲れたし、寝るか……って、あれ?……押入れの中に布団がない……マズイな……係の人が持ってちゃったのか……?……どうしよう……うーん…………そうだ!俺は床で寝るから……笠井、お前はこの布団で寝ろ」
自分にしてはいい案だと思い、ホクホクしながら笠井に案を提案した。
「イヤだ」
……しかし笠井は、私をマジマジと見つめながら、即刻断った。
「ふぇっ?」
私は驚いて、つい変な声を出してしまった。
「方見と一緒に……同じ布団で寝たい……」
上目遣いで笠井は、添い寝を要求してきた。
(っ!神展開か!?これは!?)
「あぁ、分かった……それじゃあ、まぁ、一緒に寝るか!」
私は溢れる喜びを心で感じながら、嬉々とした声で答えた。
「うんっ!」
そうして私と笠井は、一緒に寝たのだった。
「うん……うん……分かった。じゃあ切るぞ。」
ピッ。私は世羅からの電話を切り、スマホをポケットの中に入れた。
それにしても、だ。……笠井が可愛すぎる!
さっき……というか、世羅たちが出掛けてからなのだが、笠井が私にギュッと抱きついてきて、全然離れないのだ。
笠井の体温や、柔らかい吐息が背中から神経を伝って伝わってきて、なんだか……アソコが勃起してしまいそうだ。
ふと、笠井が抱きついてきている背中を見ると、笠井が私の背中に顔を半分くらい埋めて、上目遣いで私の顔を見てきた。
(その目は卑怯だろ!……も、萌え死ぬ……萌え死んでしまう……!)
そう心の中で萌えていると、笠井が私に、色気のある可愛い声で、大胆なことを言ってきた。
「ねぇ、方見?あの……その……ぼく……方見と……キス……したい……………ダメ……かな……?」
(自覚して言ってるか分からないが、可愛い過ぎる!私をやっぱり萌え死なせる気か!?)
私は心の中で半暴走しつつも、それに対しての答えは一つだと思い、私はカッコよく、「もちろんいいよ、笠井」と、言おうとした。
しかし私は、つい緊張からヘタれてしまい、
「もちろんいいよ、笠井…………」
まではしっかり言えたのだが、
「……で、でも、ほ、本当にいいの?フ、ファーストキスだよ?は、初めてだよ?ほ、本当に大丈夫?フ、ファストなキスだよ?」
と、どう考えてもネガティブ思考なことを蛇足で付け加えてしまった。
(あぁぁぁ!やらかしたぁぁぁ!最近、あまりヘタレてなかったから大丈夫だと思ったら、ヘタレてしまったぁぁぁ!うわあぁぁぁぁ!)
……とまぁ、私がそのように心の中で後悔していると、笠井が首を傾げて、こう返事した。
「全然……大丈夫……だよ?ファーストキスは、いつか好きになった人にあげようと思っていた……し……」
「そ、そうか。な、なら……す、するか。うん。 しよう、そうしよう」
「そうだね……はやくしないと、世羅たちが帰ってきちゃうからね……」
「あ、あぁ」
ということで、私と笠井はキスをすることになった。
* * *
笠井はホオズキのように頬を赤く染め、柔らかく湿った唇を、コチラに向けてきた。
「……はやく、キス……しよ?」
笠井は頬をより一層赤く染め、恥ずかしがりながらそう言った。
「あ、あぁ、わかった……」
私は笠井の言葉にそう応え、笠井の唇と自分の唇をスッと重ねた。
……ただ、ただ、気持ちいい。
笠井と唇を重ねているだけで気持ちいい。
甘美な海の中に落ちていき、沈む。
甘い。ソーダアイスなんか比にならないほど、甘い。メロンなんか比にならないほど、甘い。
海底につく。横には、笠井がいる。
なんと幸せなことだろう。
……!?笠井が私の口内に、自分の舌を入れてきた。滑らかに、それでいて艶かしい(なまめかしい)動きだ。
そして笠井は、自分の舌を私の舌に絡ませてきた。
……笠井の唾液と私の唾液が混ざる。
甘い、甘美な甘さが私の口の中に溢れる。
まるで蜂蜜のように、スッキリとした甘さだ。
そして私は、笠井に負けじと、笠井の舌に自分の舌を絡ませた。
……私と笠井はまるで、盲信の快楽の信者のように、ただ、ただ、キスをし続けた。
だが、さすがに10分ぐらいしていると、笠井は疲れてしまったのか、私の唇と自分の唇をゆっくり離した。
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……笠井、大丈夫か?」
「うん……気持ち良すぎて……ちょっとキスし過ぎたよ……ごめん……」
笠井はしょんぼりした。
「いや、俺に……謝るんじゃなくて……さ……その……いや、なんでもない……いや、なんでもないことはないんだけど……その……な……自分の心配をしろよ?」
「うん……分かったよ……」
ニコリと笠井は微笑む。
「……ちょっと疲れたし、寝るか……って、あれ?……押入れの中に布団がない……マズイな……係の人が持ってちゃったのか……?……どうしよう……うーん…………そうだ!俺は床で寝るから……笠井、お前はこの布団で寝ろ」
自分にしてはいい案だと思い、ホクホクしながら笠井に案を提案した。
「イヤだ」
……しかし笠井は、私をマジマジと見つめながら、即刻断った。
「ふぇっ?」
私は驚いて、つい変な声を出してしまった。
「方見と一緒に……同じ布団で寝たい……」
上目遣いで笠井は、添い寝を要求してきた。
(っ!神展開か!?これは!?)
「あぁ、分かった……それじゃあ、まぁ、一緒に寝るか!」
私は溢れる喜びを心で感じながら、嬉々とした声で答えた。
「うんっ!」
そうして私と笠井は、一緒に寝たのだった。
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