溢れる愛は、どうやって?

甘栗

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肆 仲春の夜の営み

夜の営み

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♠︎(笠井視点)
「ど、どうする?ぜ、全部脱いでやるか?」
 少しヘタリながら、方見が訊ねてきた。
 僕は少し考えて、うん脱ごっか、と応えた。
 すると方見がまた、何か言おうとしてきた。
「そ、その……あの……ぬ、脱がせてや……や、やっぱいい、何でもない」
 ……僕の服を脱がせたいのだろうか?
「いいよ、脱がして」
「……ほんとに?」
「うん。でもその代わり、僕も方見の服を脱がせたい……」
「あぁ、分かった」
……方見が、僕の分厚い厚着をどんどん脱がせていく。ダウンジャケット、灰色のパーカー……そして、シャツ。
 自分の白い肌が見える。小さくてほんのり赤い乳首も。少し自分の頬が赤くなる。
「恥じらっている顔、可愛いね……」
 方見はさっき、星空を眺めていた時のような目で僕を見てくれた。
 なんていうか……感無量だ。
「次は……僕が方見の上着を脱がす番だね……」
「うん……」
 方見の何やら英語が書かれた黒い服をゆっくりと脱がす。
こんがりと焼けた肌、ムキムキと言ったら月並みだが、それぐらいある筋肉。
「方見ってさ……男らしい身体付きをしてるね……」
 うっとりとした気持ちで僕がそう呟くと、方見はなぜか赤く頬を染めた。
「下もだよね……」
 僕は方見の下の服を脱がした。
 ズボン、靴下、ブリーフ。
 方見のアレが見え始める。
 勃起はしていないのに、中々の長さがあるように見える。
「それじゃあ……笠井のも脱がすね……」
 ゆっくりと、ゆっくりと、方見は僕の服を脱がしていった。
 そして、僕と方見は生まれたての姿になった。
「それじゃあ……始めよっか……」
 方見が柔らかい声で言った。
 方見の肌が僕の肌に触れる。
 ……温かい。温もりを感じる。
「ひゃ……乳首はだめ……っ……」
「その……声は……反則だろ……」
 方見は僕の乳首を舐めながら、すごく興奮していた。
 ……暫くすると、方見のアレはかなりの長さになっていた。
「ねぇ……もう……いれて……」
 火照った身体が方見のアレを求めており、つい僕はそう口走ってしまった。
「分かった……でもとりあえず、つけるものはつけるな……」
 方見は方見自身のアレに、コンドームをつけた。
「それじゃあ、いれるぞ……」
……ゆっくりと僕の中に、方見の熱くて固いものが入ってくる。
 すると突如、お尻の中から痛みが襲ってきた。
「いた……い……」
「ごめん……暫く我慢してくれ……」
 これが処女を壊される時の痛みなのだろう。
 暫くすると、徐々に痛みは収まっていった。
「気持ち……いい……」
「あぁ、俺もだ……笠井の中……気持ちいい……よく、締めつけてくる……」
「キスしたい……」
「あぁ……舌を絡ませて、甘々なキスしよう……」
……混ざる、甘い唾液が混ざる。気持ちいい。どこからか湧いてくる快感が気持ちいい。
「それじゃあ……動かすぞ」
……方見はゆっくりと、抜いて……挿して……抜いて……挿してを繰り返し始めた。
 僕のアナルから快感が湧き出てくる。
 頭がふわふわして、気持ちいいことしか考えられなくなる。
「ヤバイ……もうイきそう……」
「俺も……だ……」
「一緒にイこっ……?」
「あぁ……」
……方見のピストン運動が激しくなる。
 僕のアナルから溢れてくる滝のような快感が、身体中を駆け巡る。
 気持ちいい、ただ気持ちいい。
「はぁ……はぁ……はぁ…はぁ…はぁはぁはぁはぁ! ……っ!」
「……っ!」
 方見と僕は同時にイった。
 流石に生じゃないので方見のセーシは中に入ってこなかったが、それでも僕のアレからも方見のアレからも白くてドロドロしたエキタイが溢れ出てきていた。
……って、あれ?……意識が……もうろう……と……
「って笠井、大丈夫か!?……はぁ」
 そんな心配そうな声が意識が消える前に聞こえた。
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