蕎麦だけに、な?

神奈川雪枝

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そば

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大晦日、お手伝いで会えないや。、
メール送ったら了解でぇーす。って1、2分で返ってきやがった。(どんな思いでメールしたと思って。)
大晦日は毎年家族総出で営業してて。
おじいちゃんが始めた蕎麦屋をお父さんが受け継いで今に至る訳で。
昔は蕎麦湯がいてた鍋をふってみたらお前が居たんだなんて笑いながら言われて、小さい時は信じて鍋を凝視した事もあった。←
だいちとは幼馴染で昔はお菓子に蕎麦食べてたし、大晦日も手伝ってくれてたのに。
中学生になってから友達と神社行くとか行って。
高校生になりゃギターばっかで。
私は今も相変わらず蕎麦な生活だけど、だいちはギターな生活になっちゃったのかな?←
大晦日は有難い事にご近所さんから注文が沢山で。
私は自転車乗って蕎麦届けて届けて届けて、届けて 。
寒いとかってもう感覚なくて。雪ちらついてるし。
時計見たらもう11時50分過ぎだった。
「こよみー。これだいちくんに。」ってお母さんに頼まれて蕎麦届けに来たけど、
だいち居るの?(蕎麦要るのかな?)(友達と出かけてるんじゃないの?)
インターホン押せばおかあさんが出てきて、だいち部屋やからって言ってくれたけど。
部屋入るとだいちは時計見てて、「遅い。10分以上も待った。」なんていわれるし。
「仕方ないやろ、外雪降ってたんやから。」
「雪を理由にすな。」
「なんでよ。」
 
「で、蕎麦は?」
「 はいはい、どーぞっ。」
「久しぶりやな~。」
「何で2人前なん?そんなにお腹すいてるん?」
「あほか、誰が一人で二杯も蕎麦食うねん。」
「え?あ、おかあさんの分?」
「ちゃうわ。」
「じゃぁ、何で?」
「 食ってけば?」
「え?」
「お腹すいてると思ってやな。」
「別にいいよー。どうせ、仕事終わったら皆で蕎麦食べるし。」
「年越す時に食うから年越蕎麦言うんやろ?」
時計を見ればもうすぐ0時。
「って、まだ仕事残ってるんやった。」
帰ろうと立ち上がった私の腕を掴んで、
「ちょっとくらいええやろ ?」と、
だいちが真っ直ぐに言うから 、

        「  ・・・もーちょっとだけ。ね?」 
            なんて私も言っちゃって 。

二人で蕎麦食べながら、
口もごもごさせながらだいちが「蕎麦食ってるとき位傍居ってくれよー。」なんていうもんだから、
昔一緒に蕎麦食べてた時のことを思い出したりとかしちゃって、ね 。

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