1 / 1
あったかい
しおりを挟む
彼女はまた、
今日も、
泣きはらした眼で、
俺に笑いかけるんだ 。
「 おはよう 。」
「おはよう。」
彼女は、
いつも、
けらけら笑って、
おちゃらけて、
心配すらもさせてくれない 。
「 なぁ 。」
「んー?
そー言えばさ、昨日ね……。」
ほら、
話題、変えた 。
「 めっちゃ、久しぶりやってん。
嬉しかったなぁ 。」
ふとした瞬間に見せる、
切ない顔 。
「 そっか 。」
「うん。笑」
にこって笑う顔も、
何か隠されてるみたいで、
ちょっと心にチクリ 。
「 なぁ 。」
「 そや、太郎。
今日、一緒に帰ろう?」
はぐらされてばかりの 朝 。
( 君はまた話題を変えて、からっと笑った 。)
☆
「 くしゅん 。」
朝から、
くしゃみ、
くしゃみ、
く し ゃ み !
「 ぐっえくっじゅんっ 。」
( もう、勘弁してーや !)
ずずって、
鼻水を啜りながらの、
登校 。
( 寒すぎるわ 。)
「 、おはよう 。」
後ろから可愛い笑顔で走ってくる、野郎。←
「 ぐえくしょんっ。
おはよ 。」
「ちょ、風邪?」
「知らないけど、
何か、朝からめっちゃくしゃみすんねん。」
「もう、そんな薄着やからやでー。」
って、
巻いていたマフラーを私の首に巻きつけた。
「ちょ、何してんのっ?」
「何って、暖かいやろ?」
「暖かいけど、
そrぐえっくっしょっんっ !」
「もう、そんなくしゃみしてるんやから。」
甘い声と陽気な笑顔を私に向けた。
(くしゃみのせいかな、
ちょっと、頼もしく見えんねんけど!←)
*あったか温もりぴんくまふらー*
今日も、
泣きはらした眼で、
俺に笑いかけるんだ 。
「 おはよう 。」
「おはよう。」
彼女は、
いつも、
けらけら笑って、
おちゃらけて、
心配すらもさせてくれない 。
「 なぁ 。」
「んー?
そー言えばさ、昨日ね……。」
ほら、
話題、変えた 。
「 めっちゃ、久しぶりやってん。
嬉しかったなぁ 。」
ふとした瞬間に見せる、
切ない顔 。
「 そっか 。」
「うん。笑」
にこって笑う顔も、
何か隠されてるみたいで、
ちょっと心にチクリ 。
「 なぁ 。」
「 そや、太郎。
今日、一緒に帰ろう?」
はぐらされてばかりの 朝 。
( 君はまた話題を変えて、からっと笑った 。)
☆
「 くしゅん 。」
朝から、
くしゃみ、
くしゃみ、
く し ゃ み !
「 ぐっえくっじゅんっ 。」
( もう、勘弁してーや !)
ずずって、
鼻水を啜りながらの、
登校 。
( 寒すぎるわ 。)
「 、おはよう 。」
後ろから可愛い笑顔で走ってくる、野郎。←
「 ぐえくしょんっ。
おはよ 。」
「ちょ、風邪?」
「知らないけど、
何か、朝からめっちゃくしゃみすんねん。」
「もう、そんな薄着やからやでー。」
って、
巻いていたマフラーを私の首に巻きつけた。
「ちょ、何してんのっ?」
「何って、暖かいやろ?」
「暖かいけど、
そrぐえっくっしょっんっ !」
「もう、そんなくしゃみしてるんやから。」
甘い声と陽気な笑顔を私に向けた。
(くしゃみのせいかな、
ちょっと、頼もしく見えんねんけど!←)
*あったか温もりぴんくまふらー*
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
蝋燭
悠十
恋愛
教会の鐘が鳴る。
それは、祝福の鐘だ。
今日、世界を救った勇者と、この国の姫が結婚したのだ。
カレンは幸せそうな二人を見て、悲し気に目を伏せた。
彼女は勇者の恋人だった。
あの日、勇者が記憶を失うまでは……
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
冷遇妃マリアベルの監視報告書
Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。
第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。
そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。
王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。
(小説家になろう様にも投稿しています)
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
夫から「用済み」と言われ追い出されましたけれども
神々廻
恋愛
2人でいつも通り朝食をとっていたら、「お前はもう用済みだ。門の前に最低限の荷物をまとめさせた。朝食をとったら出ていけ」
と言われてしまいました。夫とは恋愛結婚だと思っていたのですが違ったようです。
大人しく出ていきますが、後悔しないで下さいね。
文字数が少ないのでサクッと読めます。お気に入り登録、コメントください!
友人の結婚式で友人兄嫁がスピーチしてくれたのだけど修羅場だった
海林檎
恋愛
え·····こんな時代錯誤の家まだあったんだ····?
友人の家はまさに嫁は義実家の家政婦と言った風潮の生きた化石でガチで引いた上での修羅場展開になった話を書きます·····(((((´°ω°`*))))))
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる