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公園遊戯
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朝、堂島くんはそこで待っていた。
「良かった。おはよう。」
「おはよう。」
「避けられたらどうしようかと思った(笑)」
「そんなひどいことしないよ。」
それから、
私たちは登下校を一緒にする仲になった。
一緒にいて、気が楽だった。
だから、
友達なんだと思ってた。
私は。
「長谷川。」
「何?」
「ちょっと、公園よってかねぇ?」
「いいよ?」
近くの公園。
「遊具、懐かしい。」
シーソーをしようと堂島くんを誘う。
二人で乗ると、
堂島くんの方が下に下がることにほっとする。
「俺、そんなに重い?(笑)」
「いい眺め~(笑)」
はしゃいでギッタンバッコンとシーソーを上下にはねさせる。
「って、長谷川っ!」
「何?」
「スカートっ!」
「ん?」
「さっきからちらちらめくれてるけどっ。」
「私、気にしない(笑)」
「俺が気になる!」
「やだぁ、みないで(笑)」
「見ちゃうよ!」
二人で笑いながら一通り遊具で遊んだ。
辺りは薄暗くなってきた。
ベンチに座って休んでいる時だった。
「は、長谷川。」
「何?」
「俺。」
「ん?」
「俺さ。」
「うん。」
「長谷川のこと。」
「……。」
「 す、好き、なんだ。」
「私。」
「トモダチとしてもだけど、
彼女になってほしいって思ってる。」
「……。」
「返事、聞かせてくれないか。」
「 時間、時間が、欲しい。」
喉が渇く。
このままの関係じゃダメなの?と、
堂島くんをちらと見る。
真っ赤な顔をしている彼に、
私のこんな気持ち伝えられない。
どうしよう。
「良かった。おはよう。」
「おはよう。」
「避けられたらどうしようかと思った(笑)」
「そんなひどいことしないよ。」
それから、
私たちは登下校を一緒にする仲になった。
一緒にいて、気が楽だった。
だから、
友達なんだと思ってた。
私は。
「長谷川。」
「何?」
「ちょっと、公園よってかねぇ?」
「いいよ?」
近くの公園。
「遊具、懐かしい。」
シーソーをしようと堂島くんを誘う。
二人で乗ると、
堂島くんの方が下に下がることにほっとする。
「俺、そんなに重い?(笑)」
「いい眺め~(笑)」
はしゃいでギッタンバッコンとシーソーを上下にはねさせる。
「って、長谷川っ!」
「何?」
「スカートっ!」
「ん?」
「さっきからちらちらめくれてるけどっ。」
「私、気にしない(笑)」
「俺が気になる!」
「やだぁ、みないで(笑)」
「見ちゃうよ!」
二人で笑いながら一通り遊具で遊んだ。
辺りは薄暗くなってきた。
ベンチに座って休んでいる時だった。
「は、長谷川。」
「何?」
「俺。」
「ん?」
「俺さ。」
「うん。」
「長谷川のこと。」
「……。」
「 す、好き、なんだ。」
「私。」
「トモダチとしてもだけど、
彼女になってほしいって思ってる。」
「……。」
「返事、聞かせてくれないか。」
「 時間、時間が、欲しい。」
喉が渇く。
このままの関係じゃダメなの?と、
堂島くんをちらと見る。
真っ赤な顔をしている彼に、
私のこんな気持ち伝えられない。
どうしよう。
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