4 / 5
mon chaton
しおりを挟む
「私の趣味は、洋太だよ。」と、
愛しいあやめの声が遠くに聞こえた。
あやめと出会ったのは、料理教室だった。
男も料理くらいできないとねと母親に勧められたのがきっかけだった。
そこにあやめは居た。
物静かで消えてしまいそうだった。
なんで料理教室に?って聞いたら、
専業主婦になりたいからと答える。
同じだねと微笑み合った。
あやめも大切だけど、
俺には大切なものが沢山ある。
あやめだけ独占することはできないんだよ。
あやめは寂しいって俺にいう。
もっと私だけを見てっていう。
見てるよ、もう十分。
趣味も好きな事も、
楽しいことはいっぱいあった方がいいじゃん。ってあやめにいったら、
私は、洋太しかいらない。って俺に抱き付く。
可愛いけど、それじゃぁ、心配。
俺がいなくなったら、
あやめはどうするの?
あやめ。
ねぇ、あやめ。
人は一人じゃいきていけないけれど、
一人で生きてく強さも必要なんだよ?
あやめが俺の胸板をなぞる。
本当は起きてるよ。
お前、知らないだろ?(笑)
あやめにはもっと強くなってほしい。
でも、あやめに俺以外にも趣味を作れっていったら、
拗ねちゃうからな。
困ったな。
俺の可愛い子猫ちゃん。
愛しいあやめの声が遠くに聞こえた。
あやめと出会ったのは、料理教室だった。
男も料理くらいできないとねと母親に勧められたのがきっかけだった。
そこにあやめは居た。
物静かで消えてしまいそうだった。
なんで料理教室に?って聞いたら、
専業主婦になりたいからと答える。
同じだねと微笑み合った。
あやめも大切だけど、
俺には大切なものが沢山ある。
あやめだけ独占することはできないんだよ。
あやめは寂しいって俺にいう。
もっと私だけを見てっていう。
見てるよ、もう十分。
趣味も好きな事も、
楽しいことはいっぱいあった方がいいじゃん。ってあやめにいったら、
私は、洋太しかいらない。って俺に抱き付く。
可愛いけど、それじゃぁ、心配。
俺がいなくなったら、
あやめはどうするの?
あやめ。
ねぇ、あやめ。
人は一人じゃいきていけないけれど、
一人で生きてく強さも必要なんだよ?
あやめが俺の胸板をなぞる。
本当は起きてるよ。
お前、知らないだろ?(笑)
あやめにはもっと強くなってほしい。
でも、あやめに俺以外にも趣味を作れっていったら、
拗ねちゃうからな。
困ったな。
俺の可愛い子猫ちゃん。
0
あなたにおすすめの小説
冷遇妃マリアベルの監視報告書
Mag_Mel
ファンタジー
シルフィード王国に敗戦国ソラリから献上されたのは、"太陽の姫"と讃えられた妹ではなく、悪女と噂される姉、マリアベル。
第一王子の四番目の妃として迎えられた彼女は、王宮の片隅に追いやられ、嘲笑と陰湿な仕打ちに晒され続けていた。
そんな折、「王家の影」は第三王子セドリックよりマリアベルの監視業務を命じられる。年若い影が記す報告書には、ただ静かに耐え続け、死を待つかのように振舞うひとりの女の姿があった。
王位継承争いと策謀が渦巻く王宮で、冷遇妃の運命は思わぬ方向へと狂い始める――。
(小説家になろう様にも投稿しています)
悪意には悪意で
12時のトキノカネ
恋愛
私の不幸はあの女の所為?今まで穏やかだった日常。それを壊す自称ヒロイン女。そしてそのいかれた女に悪役令嬢に指定されたミリ。ありがちな悪役令嬢ものです。
私を悪意を持って貶めようとするならば、私もあなたに同じ悪意を向けましょう。
ぶち切れ気味の公爵令嬢の一幕です。
悪役令嬢として、愛し合う二人の邪魔をしてきた報いは受けましょう──ですが、少々しつこすぎやしませんか。
ふまさ
恋愛
「──いい加減、ぼくにつきまとうのはやめろ!」
ぱんっ。
愛する人にはじめて頬を打たれたマイナの心臓が、どくん、と大きく跳ねた。
甘やかされて育ってきたマイナにとって、それはとてつもない衝撃だったのだろう。そのショックからか。前世のものであろう記憶が、マイナの頭の中を一気にぐるぐると駆け巡った。
──え?
打たれた衝撃で横を向いていた顔を、真正面に向ける。王立学園の廊下には大勢の生徒が集まり、その中心には、三つの人影があった。一人は、マイナ。目の前には、この国の第一王子──ローランドがいて、その隣では、ローランドの愛する婚約者、伯爵令嬢のリリアンが怒りで目を吊り上げていた。
好き避けするような男のどこがいいのかわからない
麻宮デコ@SS短編
恋愛
マーガレットの婚約者であるローリーはマーガレットに対しては冷たくそっけない態度なのに、彼女の妹であるエイミーには優しく接している。いや、マーガレットだけが嫌われているようで、他の人にはローリーは優しい。
彼は妹の方と結婚した方がいいのではないかと思い、妹に、彼と結婚するようにと提案することにした。しかしその婚約自体が思いがけない方向に行くことになって――。
全5話
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
ちゃんと忠告をしましたよ?
柚木ゆず
ファンタジー
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私フィーナは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢アゼット様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
アゼット様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は最愛の方に護っていただいているので、貴方様に悪意があると気付けるのですよ。
アゼット様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
※現在体調の影響により、感想欄を一時的に閉じさせていただいております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる