はつこい

神奈川雪枝

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そんな…

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僕は今年二十歳になった。

アプリで出会ったのは、
28歳の独身の人だった。

茶髪のショートで、
髪の毛はウェーブがかかっていた。

紺色のストライプの肩出しワンピースを着てきた、
その女性は、
瞳さんと名乗った。

「わっかいねぇ~笑」

初めてカフェで待ち合わせをした。
生クリームがもりっとのったものを飲みながら、
ストローを口にあてながら、
明るく瞳さんは僕にいった。

「私、8歳差だよ?
 いいたかないけど、私おばさんじゃない?(笑)」

「そんなことないです。」と、
僕はアイスコーヒーを口に運んだ。

明るい快活とした人だった。

「で、少年!何する?」

「なにしたいですか?」

「少年はさぁ、したことあるの?(笑)」

にやりと笑いながら瞳さんは、
僕をラブホテルへと連れて行った。

目の前でするすると紺色のワンピースを脱いだ瞳さんは、
黄色の下着をつけていた。

「どう?(笑)」

「 恥ずかしいです。」

僕は顔を真っ赤にしてうつむいていたのに、
下半身だけは上を見ていた。

「触る?」

「 いいんですか?」

「いいよ。」

僕は下着の上から初めて女性の胸に手を当てた。
あまりの柔らかさに僕は驚いた。

「ん。」

瞳さんはぱちんとホックを外して、
全裸になった。

瞳さんは立っていて、
僕は思わず目を逸らした。

目の前に、
瞳さんの黒い陰毛が見えた。

顔が真っ赤になる。

「どう?綺麗?(笑)」

「 はい。」

一緒にお風呂にはいろうと、
僕を浴室に連れて行く。

緊張しっぱなしの僕を考慮して、
瞳さんは僕の服を脱がせてくれた。

「たつもんはたってんだね(笑)」と、
僕の下着を下ろしながら瞳さんは笑った。

一緒にお風呂に入る。
僕の足の間に瞳さんがやってきて、
「手はここ。」と、胸にあてがわられた。

あるともんじゃうもので、
ぎゅぎゅと感触を楽しんだ。

そのうち瞳さんが「ねぇ、いい?」と、
自分で自分の下半身をいじりだした。

浴室には、
瞳さんの「あ、あん、あん。」という声は響いた。

僕のはますます膨張して、
瞳さんの背中に当たってしまう。

「少年は、初めてなの?」

「 はい。」

「いいねぇ。可愛い。」と、
僕の手を瞳さんの中へと誘導する。

くちゅと初めてふれるそこは、
暖かくなっていた。

突起物を刺激すると、
瞳さんが僕に背中を預けるように、
よがった。

この日は一緒にお風呂にはいっただけで、
今度あったら、
カラオケだった。

一緒に歌おうって3時間一緒に歌った。

次は、一緒にランチ食べようって、
一緒にハンバーガーを食べた。

次は一緒にお酒飲もうって居酒屋にいった。

あれ以来、ホテルにはいかなくて、
いつも僕は期待していた。

期待して待っていた。

なのに瞳さんは短いスカートをはいてくるのに、
僕を誘ってはくれなかった。


お酒も入っていて、
夜も遅かったし、
僕は瞳さんをホテルに誘った。

「今日はいいや。」と、
あっけからんと断られた。

(入れたい。)

それしかなかった。

「だめです。行きましょう。」

「え、なんで?(笑)」

「瞳さん、さっきからパンツちらちらみえてるんですよ。」

「え、嘘?!」

「さ、早く。」

「やだ。」

「いいから。」

ごねる瞳さんを僕は引っ張ってホテルへと連れてきた。

部屋に入るなり僕は瞳さんにキスをして、
荒々しくスカートをまくり上げ、
瞳さんに触った。

嫌がってた瞳さんも、
中に指を入れると、
あんと大人しくなった。

そのままベッドに押し倒して、
瞳さんの洋服を脱がせた。

やっぱり綺麗な体をしていた。

僕は早くといわんばかりに、
瞳さんへとすいついた。

次からあふれ出る瞳さんの汁を舐めながら、
自分自身がぎんぎんと大きくなるのを感じた。

そのまま、
いいですか?と瞳さんの中へと入っていった。

初めてだった。
中に入るのは。

気持ちいい締め付けが僕をさらに興奮させた。

がんがんと腰をふると、
それに合わせて瞳さんが喘ぐのが嬉しくて、
僕は絶頂に達した。

それから瞳さんとは毎週ホテルで求め合った。

「私、結婚することになったの。」と、
突然瞳さんがいった。

「え?」

(彼氏、僕じゃなかったの?)

驚いて何も言えなかった。

「だから、もう会えない。」と、
僕のズボンを下げながら瞳さんは言う。

悲しいのに、
瞳さんに舐められると
僕は大きくなって、
情けない。

最後なんだと思うと、
何回抱いても抱き足りなかった。

「じゃぁね、少年。」と、
瞳さんは最後も笑顔で僕の前から去っていった。

それからの僕は抜け殻みたいになった。

一人でしても物足りない、
瞳さんとのことを思い出しても、
忘れちゃいそうで怖い。

あぁ。

瞳さん。

僕の初恋の人でした。
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みんなの感想(1件)

ハル
2020.06.01 ハル

はじめて出会った女性、瞳さんに誘われて、女の体のめくるめく虜になっていく
青年の狂おしいまでの性の体験が、
生々しく描かれる。
その感触と温もりが伝わってくるようである

2020.06.01 神奈川雪枝

感想ありがとうございます😊
紺色のワンピース見て思いつきました笑

解除

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