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その3
怪談 キ ツ ネ
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怪談 キ ツ ネ その3
「いつも、何処か、お寺か神社の墓場みたいなとこに、ひとりぼっちでいるんです。周りには、すっごい数の狐の石像が、大小無数に並んでいる、というか、置かれています。前後左右、周り中に置いてあるんです」
「音もなく、狐の石像の群以外、何も見えない。そのシーンだけなんですけど、繰り返し繰り返し、何度も夢に見ます。いえ、見るんじゃない、見せられているんです」
不気味な夢の話です。気掛かりなのは、若奥様の、見せられた、という言葉ですね。一体誰に、不気味な夢を見せられたと言うのでしょうかね?しかも、何度も何度も、見せられた、と言うのですから、気味の悪い話です。
「いつも、何処か、お寺か神社の墓場みたいなとこに、ひとりぼっちでいるんです。周りには、すっごい数の狐の石像が、大小無数に並んでいる、というか、置かれています。前後左右、周り中に置いてあるんです」
「音もなく、狐の石像の群以外、何も見えない。そのシーンだけなんですけど、繰り返し繰り返し、何度も夢に見ます。いえ、見るんじゃない、見せられているんです」
不気味な夢の話です。気掛かりなのは、若奥様の、見せられた、という言葉ですね。一体誰に、不気味な夢を見せられたと言うのでしょうかね?しかも、何度も何度も、見せられた、と言うのですから、気味の悪い話です。
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