【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。

雪村 里帆

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PART1

エリート年下課長

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それは至ってシンプルなものだけど、まず彼は頭脳明晰で、必然的に冴えない成績の私とは進学先が違うし、これからの人生すれ違いになる事が目に見えていた。

そしてこんな私でも、女子グループからイジメを受けた原因である桜庭くんに対して、小さじ1杯程度の恨みを持ち合わせていた。

ひと時の腹いせというか、何というか。

今だったら彼には何の非もない事くらい明白に分かるんだけど、当時の私はそんなに器用に気持ちを整理する事が出来なかった。

ただそれだけの理由で、彼を『ごめん』の一言であっさり振って、走るようにして用具室から出て行ってしまった。

夏の暑い日だった事は覚えてる。そして告白してきた彼と、その場の流れで用具室のマットに押し倒されセックスしてしまうという妄想をしながら、その夜オナニーした事もありありと覚えてる。

年頃の男子だった桜庭くんも、私の事をオカズにしながら毎晩オナニーしていたんだろうか。
それを考えただけで、またそのネタがオカズになる……。
お弁当のおかずを作りながらそんなしょうもない事を考える私、いかに低俗な独身女かお分かりいただけただろうか?

こんな私でも、今、ひとつだけ誇れる事が出来た。

実はこの春、転職に成功したのだ。しかも大手ゼネコンの企業に。
特に結婚願望を持ち合わせていない私は、将来の蓄えのために、8年ほど勤めたブラック企業を退社し、より良い会社への中途入社を試みた。

ここでコケたら私の人生、後はない……!!そう思い、ちょうど募集を掛けていた今の会社に履歴書を送ったのだ。

年齢的に微妙どころかアウトの要素しか無くて、面接の当時は背中に吹き出た汗がお尻を伝って太腿を伝うくらい緊張して、汗なのか愛液なのか焦ったし、色んな意味で寿命が半年程縮まった。

私の背水の陣ともいえる切羽詰まった気迫が伝わったのか、見事、今の会社は私を迎え入れてくれた。

その時、面接を担当していたのが現在の上司、『宮野孝司』。今朝、夢に出てきて私を後背位で後ろからガンガン突いてきた年下イケメンドS上司。

切長の意地悪そうな鋭い眼差し、若くてぴちぴちしたお肌、黒々として手入れされた髪、香水なんかは一切付けない無臭の清潔感、目測身長174センチくらい(160センチの私と後背位するには丁度いい背丈)、ゴツゴツした関節の大きな手指、ぼっこりと浮き出た喉仏……。

嗚呼、なんて美味しそうなの。こんな風貌の彼を前にした事もあり、私は面接時にどうしようもなく緊張した。

入社してまだ一ヶ月と少しだけど、出会って以来ほぼ毎晩オカズに使わせていただいている。
すなわちそれは、現実ではからっきし相手にされていない事を意味していて……。

来月32歳ともなれば、年下の上司っていう存在も出現してくるんだけど、何と今回の上司は27歳。私からすれば若すぎるし異次元の存在だ。

27にして大手企業の総務部課長という役職であり、建築部時代の現場実績もあって、社内イチの出世頭。当然ながら頭もいいし、将来的には役員コースだろう。その分、周囲からの期待と妬みも半端じゃない。

そんな生馬の目を抜くような大企業を生き抜いてきただけあって、人一倍気が強くて俺様気質が半端ないのも頷ける。

戦場を駆ける騎士のような彼……こんな32歳目前の、彼氏もおらず1人寂しくオナニーして自分を慰めてるような女に見向きをするはずがないし、私に向ける眼球の運動量がもはや勿体ないであろう。



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