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エピローグ 2

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トレンチャント株式会社広報誌『鋭角』8.9月合併号
よそのかいしゃのあのひとがきになったからきいてみた! 


広報課担当(以下広報):本日は貴重なお時間を割いていただき、ほんとうにありがとうございます。皆様、清潔部抗菌課長にお越しいただきました。
桂山暁斗(以下桂山):清潔部抗菌課長の桂山です(笑)。
広報:いえいえ、ではなくて、株式会社エリカワ営業部営業部長補の桂山かやま暁斗あきとさんです。前回は山中(穂積、企画部長)さんにお越しいただいて、弊社の社員とこのページのファンの皆さまが大喜びでしたので、二匹目のドジョウを狙っています。
桂山:期待にはあまりお応えできないと思いますが。
広報:いえいえ、桂山さんに癒しを求める人々がわんさかいます。桂山さんはこの度昇進されたのですね、おめでとうございます。
桂山:ありがとうございます。初めてできたポストなので、どんな働き方を求められているのか、実はさっぱりわかりません。
広報:そんな話、ここでしますか(笑)。結構桂山さんは社内で爆弾を投げていらっしゃるんですよね……。
桂山:そう受け取られても仕方ないかも知れませんね、冷静に振り返ると、私を馘にせず使っている我が社は寛大ですね。
広報:他人事のように語らないでください。
桂山:(笑)。山中もそうですが、我が社の「すべてのマイノリティのための相談室」の立ち上げメンバーが無駄に闘士ばかりなので、私の言動など可愛いものだと思っているのですが……。
広報:山中さんとは「ダイバーシティ推進広報担当」でいらっしゃるとか。
桂山:そんな担当ありません(笑)。山中の冗談を真に受けないでください。
広報:いやしかし、ゲイをカミングアウトしてらっしゃる2人がガンガン企画と営業をかけてくるというスタイルは、もはや御社の看板なのでは……。
桂山:私は山中に引きずられているだけですし、2人ともゲイなのはたまたまですよ。新商品をよそ様とコラボレーション企画にするというのが、山中は得意なんですよね。
広報:でも営業なさるのは桂山さんですよね、飛び込みもお得意だと伺っています。
桂山:若い人に任せるようにはしていますが、正直飛び込みがあるとテンションが上がってしまうのはあります(笑)。私が新入社員の頃、ちょうど我が社が一番販路を拡張していたので、飛び込まないと仕方なかったものですから。
広報:飛び込みでテンアゲする営業担当者なんて初めて聞きました、うちの社にいるかな、そんな変態(笑)。
桂山:いますいます、自覚のない変態がたくさんいるはずです(笑)。
広報:「清潔部抗菌課」のラインナップは、営業の手ごたえは振り返るといかがでしたか?
[※編集注 「清潔部抗菌課」のコンセプトおよび商品紹介はバックナンバーをご覧ください。]
桂山:意外な場所で受けたと思いますね。当初オフィスを主要ターゲットにしていたのですが、テレワークが定着した会社はワークスペース自体を必要としなくなっていましたし、フリースペースを導入する会社も増えて、何といいますか、オフィス、会社自体ではなく毎日4時間から8時間ほど身を置く場所としてのオフィスですね、そこへの愛着が薄れていることを痛感しました。身を置く場所に愛着が無ければ、抗菌であろうが無かろうが、どっちでもいい(笑)。これは違うなと営業担当で話し合いました。
広報:ええ、案外早い方針変更で、うちの営業が不安を訴えていました。
桂山:申し訳なかったですね、ストレスを与えてしまって。試行錯誤するうち、開業医というターゲットを発掘しました。これは私の知り合いの臨床心理士が開業を決め、カウンセリングルームやご自分の診察室に使ってみたいと言ってくださったのがきっかけでした。御社では小売店の事務所や休憩室で、これも意外に伸びたということでしたね。感染症の拡大下でエッセンシャルワークと呼ばれた業種で、一件の売り上げはそんなに大きくなくとも、こまこまと広がったというのは、とても特徴的です。
広報:当社でも、家電と事務機器が組むのは面白いけれど、感染症が落ち着いてからの発売でどれくらい伸びるのだろうという疑問の声はありましたね。それが売り上げがじわじわ上がって来て、皆驚きました。
桂山:私どもは町工場の事務所にデスクなどを使っていただいていますが、同業者の口コミが強いんです。お医者さんもそうなのだと、今回初めて知りました。元々清潔であることを求められる場所でもありますし。
広報:これで桂山さんが只者でないという話になったんですよ……。乗ってくると両社の交流も深まって、楽しいものになりましたね。
桂山:おかげ様で、そちらのSNS広報にすっかり巻き込まれてしまい、無駄に顔が売れてしまいました……。
広報:すみません(笑)。桂山さんが清潔部抗菌課長と呼ばれているのも、弊社と御社でこの企画に携わった主要メンバーの中で、イメージとしてこれは桂山さんだよなと勝手に決めたからなんですよね(笑)。
桂山:有名なタレントさんをCMに起用していたら、私などがその称号を賜らなくて済んだのでしょうけれど。
広報:あ、うちがケチったせいですね。
桂山:うちも宣伝費の予算は低かったです、だって度重なる緊急事態宣言で大打撃を受けた後の企画でしたから。
広報:あの時期の営業は辛かったのではないですか?
桂山:はい。自宅待機もありましたし、直接会ってご提案できないなどという状況を、私もそうですが誰も想定していなかったので、どうすればいいかわからなかったですね。
広報:でもその中でも取引先に連絡を取ってらしたそうですね。
桂山:とくに60代70代の方たちがお元気でいらっしゃるかどうかが心配で、順に電話やメールをしたんです。皆さん割と喜んでくださって、Zoomを使おうとおっしゃる方とは、顔を見てお話しもできました。売り上げはぱったり止まりましたが、そんな中でも感染症が落ち着いたら社員を増やすからと言って、デスクの新調と買い足しをしてくださった会社もありましたね。有り難いことです。
広報:桂山さんから直電をもらって、落ちない相手先なんかいないでしょう。
桂山:いや、私って一体何なんですか(笑)。
広報:愛の種を蒔く、飛び込みが好きな変態(笑)。ではこの辺りから、恒例のプライベート暴露に入りましょうか。
桂山:主なテーマは、私が妹から変態と呼ばれている件ですかね。
広報:営業の姿勢以外でもそんな言葉を賜ってらっしゃるんですか? 妹さんひどい。
桂山:今は冗談でしか言わないですよ。昔、私の家に遊びに来ていた母と妹が、パートナーとバッティングしたことがありまして、プチ修羅場になりました。私は必死で彼との関係をごまかそうとしたのですが、うまくいかなくて、パートナーのほうが告白してしまいました。
広報:(笑)。桂山さんらしくてヤバいです。
桂山:その時に妹が、「お兄ちゃんが変態になっちゃった!」と叫びました。
広報:(爆笑)。すみません、妹さんも面白いです。
桂山:妹も有り難いことに昨年結婚しまして、お相手の方も身内に変態がいることを受け入れてくださっていますから、今となっては楽しい思い出です。
広報:それはおめでとうございます。桂山さんは同性パートナーシップ制度でパートナーさんとは入籍されているような状態ですが、お式はあげられない?
桂山:いや、私2度目なので……彼がやりたいというなら考えますが。
広報:初回のお相手は女性だったんですよね。
桂山:そうですよ。私が自分の性的指向に気づくのが遅かったせいで彼女を傷つけましたが、お互い新しいパートナーを得て、彼女は今でも良き友人です。
広報:パートナーさんとは衝撃の出会いだったということですが。
桂山:えっ、その話をしないといけないですか? 山中がほのめかしていた通りですよ。
広報:我々も山中さんの仄めかしにガチで仰天したのですが、是非詳細を伺いたく……。
桂山:彼がゲイ専門の風俗で仕事をしていました、私は彼の客でした。月一回指名していた他に顔を合わせる機会があるなどして、親しくなりました。
広報:そんな淡々と語らないでください、何か余計にエロいですから。
桂山:私にどうしろと……。
広報:あっ虐めてしまった、わかりました、それで十分です。後はオフレコで伺います。
桂山:いやまあ、我が社の人間はほとんど知っていることなんですけれども。何だか今になると、あの頃自分がゲイであることや、パートナーが風俗業に従事していたことがバレたら困ると必死になっていたのが嘘みたいです。
広報:アウティングされて、カミングアウトせざるを得なくなったということですが。
桂山:はい、あの時何があったのかを綴るだけで、1冊の本になりそうですからここでは省略で(笑)。パートナーや彼の会社にも助けてもらったんですが、以来彼の会社から定期的にヘッドハントの声がかかり、試練を受けています。
広報:弊社もぼちぼち声をかけますよ(笑)。まあいろいろあって二人の絆が深まったところで、彼が留学でアメリカに行ってしまい遠距離恋愛に……。
桂山:感染症の拡大のせいで、長くても2年半と言っていたのに、3年半になりました。メール、LINE、SkypeやZoom、ありとあらゆる連絡方法を使いました。手紙が意外と新鮮で、お互いしばらくハマりましたね。
広報:相手の自筆を見る機会が無い世の中ですからね。
桂山:そうなんですよ。彼は一度も帰国できず、直接会いたくて泣きそうになったこともありましたが、振り返ると早かったです。相手が外国にいようが隣に住んでいようが、世の中でオンライン通話が当たり前になったのは皮肉なことで、みんな会いたい人と会えないのだからと、自分で自分を鼓舞していましたね。
広報:アメリカもごちゃごちゃしていた頃でしたよね、心配だったでしょう。
桂山:そりゃあもう、アジア人が襲われたなんてニュースを見るたびに即連絡して、ちょっと引かれました(笑)。彼は大学の寮にいたので、安全だったようです。ようやく帰国したと思ったら、2週間自主隔離しないといけなかったでしょう? 彼がいる成田のホテルまで差し入れと本を……ああ、彼は活字中毒なんですね、それでそういうものを持って行きました。最初の3日間の強制隔離の時は直接会えなかったのですが、ホテルの窓から手を振ってくれました。そばで海外駐在から戻ったご主人のためにいらしたという女性が同じことをしていて、彼女と一緒に泣きましたね。
広報:健気けなげです、久しぶりにこんなジンとくる恋バナを聞きました。
桂山:暮らしていたマンションの、部屋数が1つ多いところにタイミング良く空きが出たので、5階から7階に引っ越して彼の帰国を待っていました。彼が自主隔離から解放され、同居が始まりました。もう毎日嬉しくて仕方なかったです(笑)。パートナーシップ制度は彼がアメリカに発つ前から検討は始めていて、制度への疑問もいろいろありましたが、住んでいる区が導入したので、申し込みました。
広報:それで今に至ると。めちゃくちゃ仲良しなんですよね?
桂山:小競り合いはしますよ、でも一緒の部屋で寝ていたら気まずさに耐えられないじゃないですか。
広報:何だかエロいですね。
桂山:普通でしょう。
広報:ああ、何故エロいと感じるのか分かりました。私パートナーさんのインスタをフォローしているんです。[※編集注 桂山さんのパートナーさんは、「Kanato」のアカウントでインスタグラムに週1回ご自分の絵を投稿していらっしゃいます。]
桂山:ああ……。
広報:エロ美しいと評判ですよね、モデルの「Akito」にも世界中にファンがいるし。
桂山:同名別人でしょう。
広報:そんなウソが通用すると思ってるんですか。とにかく皆さん、このカップルの閨事ねやごとを覗き見したいと思われたら、こちらをご覧ください。
桂山:やめて……。
広報:桂山さん虐めるの楽しい(笑)。パートナーさん、まさかベッドにスケッチブックを持ち込まれるんですか?
桂山:それを許していたらそれこそ変態ですね(笑)。全部記憶で描いています。気に入った瞬間が脳に焼きついて、それを絵に起こしているみたいな感じです。
広報:へぇ、すごい。桂山さんの表情や仕草をすごくよく見てらっしゃいますよね、モデルにファンがつくのが分かる気がします。ずっと見ていたら、桂山さんの博愛と癒しが伝わってきますから。
桂山:伝えておきます、喜ぶと思います。
広報:多才な方ですよね。
桂山:はい、そもそも私なんかにはもったいない人です。その気持ちはずっと変わりませんが、こんな私でも必要としてくれますし、私がこうしてそこらじゅうで彼と自分のことを晒しても笑顔で受け入れてくれるので、本当に有り難いです。何ですかね……金のわらじを履いた嫁?
広報:桂山さんのほうがだいぶ年上じゃないですか、使い方が間違ってます。
桂山:(笑)。パートナーにも叱られます、言葉にこだわる人なので。
広報:それに桂山さんはインスタで世界中に顔を晒されているので、おあいこではないかと。
桂山:そうですよね、軽く報復されているのかも。
広報:ではいつも桂山さんが尻に敷かれているような関係なのですか?
桂山:基本そうだと認識しています。でも……どちらかが出張に行って家を空けて、戻って顔を合わせたら、何だかずっとついて回ってくることがありますね。そういう時は私が受け止めます。
広報:可愛いですね(笑)。しかしほんとに桂山さん、放っておいたらいつまでも惚気ますねぇ。山中さんがムカつく気持ちわかります。
桂山:ええっ、じゃあ止めてくださいよ、というか惚気ているつもりは無いですよ、質問に答えているだけです。
広報:桂山さんだから許します。すごいですよね、このお惚気ダイバーシティ。
桂山:私は山中みたいに、自分のことをきちんと整理して、問題提起しながら話すなんて高度なことはできませんよ。だいたい、基本的に性的少数者の人権を守るために活動するなんて大それたことも考えていませんから、自分のことを話せと言われたら、こうなります。
広報:開き直った(笑)。大丈夫です、そんな桂山さんの「好きで仕方ない人が男だというだけ」という姿勢が、共感と理解を得ているのも確かなようですので。
桂山:母校の就職課のイベントや合同説明会に駆り出されると、ちょっと辛いんですよ。会社の多様性について語らないといけないので。私にしてみれば、私の連れが男なのは私の勝手だし、会社のマイノリティへの対応を問われたら、うちはまだまだ遅れていますから。
広報:説明会のブースに座ってらっしゃるんですか?
桂山:はい、たまに人事担当と一緒に。営業の話が2に対しそっちの話が8です(笑)。
広報:広告塔は大変ですねぇ(笑)。でも「相談室」はしっかりしていますよね。
桂山:おかげ様で相談室もいろいろなご相談を受けていますよ、私のプライベートの犠牲で軌道に乗ったと思っています。
広報:ニューズレター、毎月面白いですよね。御社の相談対応は見習うべきものがあります、社内の連携もすごいですが、外部へのワンストップ体制も見事です。
桂山:医師や弁護士の助けが必要な時とは、緊急である場合が圧倒的です。相談室を開室した当初、医師や弁護士にこちらから当たるなんて大げさなのでは、という意見もあったのですが、早めに先生方と繋がっておいて良かったという事例が発生しました。相談してきたご本人が、事態の深刻さに気づいていなかったんです。こういうこともあるのだなと。
広報:開室の初期から携わっている医師や弁護士は、桂山さんの伝手だとか。
桂山:はい、と言いますか、私の知り合いに顔の広い方がいまして、その方に間に入っていただきました。
広報:桂山さんこそ異様に顔が広いというか、どこでそんな人と知り合うの? という人脈を持っていますよね。
桂山:そうですか? 割と身近なところに、良い人脈ってありますよ。例えば会社の医務室の先生のお知り合いも協力してくださっていますが、医務室の先生と親しくなったのは、私が熱を出して会社のロビーでぶっ倒れたのがきっかけでした。
広報:いやいや、会社で倒れないでくださいよ!
桂山:不覚でした(笑)。でも会社で体調を崩しでもしないと、先生と知り合うこともないですよ。それがパートナーと親しくなるきっかけにもなったので、何かと怪我の功名です。
広報:前向きですね(笑)。営業の仕事だけじゃないのでお忙しいのではないですか?
桂山:大丈夫ですよ、社畜ですから(笑)。
広報:ワーカホリック(笑)。それが一番問題のような気がしますが、これからの抱負ってありますか?
桂山:まず会社が潰れないように励ませていただくとして(笑)、こういったよそ様とのご縁は大切にしていきたいですね。会社の利益になるだけでなく、私自身が成長させていただけますから。パンデミックで人と人が顔を合わせて繋がりを深めることそのものに危機が訪れましたし、人と話すのはオンラインでいいじゃんという空気も広まりました。私は人と接することがやはり好きですから、直接話したり、誰かを介して知らない人と繋がったりという機会を大切にしたいです。
広報:もう今のお言葉で、桂山さんの崇拝者が倍増しました。
桂山:そうですかね、面倒くさい奴だなと思う人もいますよ。事実面倒くさいですし(笑)。あと、これは課題なのですが、自分と考えを異にする人を、最初から否定したり切り捨てたりしないことでしょうか。これは自分がマイノリティの立場となってから、肝に命じているのですが、なかなか難しいですね。
広報:桂山さんがそれをできていないとおっしゃるなら、この世の誰ができているというのでしょう。
桂山:いやいや、だから私って一体何なんでしょう。
広報:だから愛の種を蒔く、飛び込み好きの変態ですって(笑)。パートナーさんとはどうですか?
桂山:感謝を忘れず、これからも仲良くしていきます(笑)。彼なくして今の私はありませんので。私たちのことを特別視する雰囲気が薄れて、普通のおじさんとお兄さんになって、テニスなんかしながら穏やかに過ごせたら嬉しいです。
広報:ふふふ、どうもごちそうさまでした。
桂山:胸焼けしましたね(笑)。


〈対談を終えて〉桂山営業部長補の高好感度と抜け感が堪能できるひとときとなりました。ご本人は否定(拒絶?)していますが、山中企画部長とほんとにいいコンビです。営業部のかたの話によると、桂山さんは管理職になっても取引先からのご指名が多い(ナンバーワンホスト?)し、たまに外回りに出さないと、病気になる(大型犬?)そうです。普通のおじさんになりたいなんて言いながら、データを除く発行部数が2万を超える「相談室」のニューズレター等3カ所に、同性愛者として生きる徒然エッセイを絶賛連載中ですので、興味のあるかたは是非。ゲイであることを自分の事情だと言い切り、抱負を訊かれて、出世という言葉を一切口になさらない謙虚さに痺れました。お仕事の話をしている時と、パートナーさんの話をしている時の表情の違いも、チャーミングなんですよ。どれだけパートナーさんのこと好きなんだ、アキちゃんは。まだまだこのままでは終わりそうにない人です。




あきとかな ~恋とはどんなものかしら~
Aki e Kana  ~Che cos'e l'amore?~

                   完
      Fine
 
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