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後ろに立っていたのは、同じクラスの斉藤陽奈(さいとうひな)であった。
歩は余り彼女と話したことはないが、クラスでは目立つ存在の子で、人気を明日香と二分する女子。
髪はクラスで唯一の明るめの髪、これはティーン雑誌のモデルをやっており、その仕事柄らしく学校側からもお許しを得ている。
身長も高く細身で、露出の多い服を着ているため、ランドセルが似合わないほど大人びて見える。
どうやらその彼女の自宅だったらしい。
「何やってんのって聞いてんだけど?」
歩は振り返ったまま固まってしまい、返答できずにいた。
「ちょっとうちに入って。」
数秒の沈黙の後、埒が開かないとみた陽奈は、とりあえず自分の部屋で尋問することにした。
彼女の部屋はその大人びた容姿とは裏腹にピンクでほとんど染められており、ぬいぐるみや雑貨など、可愛い物だらけで埋め尽くされていた。
その部屋の中で、歩は真ん中に正座させられて、陽奈はベッドに腰掛けて、腕を組んで歩を見下ろしている。
「で、何してたの?」
少しの沈黙の後に、歩は小声で答える。
「あ、あの…洗濯物を見てました…」
「洗濯物?もしかして…」
陽奈は察したようだが、歩に直接言葉にさせようと、明言を避ける。
「し、下着を見てました…盗ったりはしてないです。」
「ふーん…そんなことしてたんだ?なんで?」
「なんでって…ちょっと興味があって…」
なるほどねと陽奈は心でうなづいた。
モデル仲間に、下着盗られたなどと言う話は時々聞いていたが、まさかクラスメイトにこんな奴がいるとは思わなかったと内心びっくりしていた。
しかしこの状況をうまく利用してやろうと企む。
「盗ってはいないみたいだけど、やってることはダメなことだってわかるよね?」
「う、うん、ごめんなさい…」
さてどうしたものかと考える陽奈は、一つ罰ゲームを歩に与えることにした。
「あんた、ちょっとここでズボン脱いで、おちんちん見せてみなさい。」
「ええっ!?こ、ここで!?無理だよ…」
「自分の立場わかるよね?これくらいのペナルティくらい軽いもんでしょ?」
ニヤニヤと意地悪そうな顔で見つめる陽奈には、一つ目的があった。
歩は余り彼女と話したことはないが、クラスでは目立つ存在の子で、人気を明日香と二分する女子。
髪はクラスで唯一の明るめの髪、これはティーン雑誌のモデルをやっており、その仕事柄らしく学校側からもお許しを得ている。
身長も高く細身で、露出の多い服を着ているため、ランドセルが似合わないほど大人びて見える。
どうやらその彼女の自宅だったらしい。
「何やってんのって聞いてんだけど?」
歩は振り返ったまま固まってしまい、返答できずにいた。
「ちょっとうちに入って。」
数秒の沈黙の後、埒が開かないとみた陽奈は、とりあえず自分の部屋で尋問することにした。
彼女の部屋はその大人びた容姿とは裏腹にピンクでほとんど染められており、ぬいぐるみや雑貨など、可愛い物だらけで埋め尽くされていた。
その部屋の中で、歩は真ん中に正座させられて、陽奈はベッドに腰掛けて、腕を組んで歩を見下ろしている。
「で、何してたの?」
少しの沈黙の後に、歩は小声で答える。
「あ、あの…洗濯物を見てました…」
「洗濯物?もしかして…」
陽奈は察したようだが、歩に直接言葉にさせようと、明言を避ける。
「し、下着を見てました…盗ったりはしてないです。」
「ふーん…そんなことしてたんだ?なんで?」
「なんでって…ちょっと興味があって…」
なるほどねと陽奈は心でうなづいた。
モデル仲間に、下着盗られたなどと言う話は時々聞いていたが、まさかクラスメイトにこんな奴がいるとは思わなかったと内心びっくりしていた。
しかしこの状況をうまく利用してやろうと企む。
「盗ってはいないみたいだけど、やってることはダメなことだってわかるよね?」
「う、うん、ごめんなさい…」
さてどうしたものかと考える陽奈は、一つ罰ゲームを歩に与えることにした。
「あんた、ちょっとここでズボン脱いで、おちんちん見せてみなさい。」
「ええっ!?こ、ここで!?無理だよ…」
「自分の立場わかるよね?これくらいのペナルティくらい軽いもんでしょ?」
ニヤニヤと意地悪そうな顔で見つめる陽奈には、一つ目的があった。
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※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
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