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新しい下着での生活を始めた歩。
母の理解(父は知らず…)を得て始まったこの生活。
この生活を維持するために、やはり周囲にバレることだけは避けなければならなかった。
まず、学校には毎日行くために気をつけるべきは、肩紐タイプのキャミソールは避けること。
そして、着替えのある日は、デザインを男物に似ているものを着けていくこと。
可愛い柄や、フルバックのショーツは、体育の日などは危険である。そういう日はボクサータイプで無地のものにするなど、100%とは言わないが、ぱっと見男物とわからないものを選んだ。
始めは学校生活中も少しそわそわしているような状態で過ごしていた歩だったが、それもわずか一週間程度で慣れていき、今では当たり前のように着替えている。
幸い、父は仕事から帰ってくる頃には歩は風呂も着替えも済ませているため、家事にも興味のない父は、洗濯物など見向きもしないからか、全く気付いたそぶりはなかった。
学校でも今のところ気づかれている様子はない。それが、バレていないのか、バレているけれども、知らされてないだけなのか。
そんな事を続けたある日の下校中、たまたま目に入ったものがあった。
知らない家のガレージ、車で出かけた後のようだが、シャッターが開けっぱなしになっており、その中に、洗濯物がピンチハンガーに吊るされているのだ。
タオルやシャツが干されている中、少し隠れるように下着も干されていた。
やはり歩はそこに目が入ってしまう。今思えば他人の洗濯物に目を向けたことはなかったため、何か新鮮な気持ちで、気づけばその洗濯物の近くに寄っていたのだ。
お父さんらしき男物と、お母さんらしき地味な下着、それと、娘さんのものだろうか、自分たちの年齢より少し上の人が着けそうな大人っぽい下着が干されていた。
歩はかなり顔を近くに寄せて、さらに邪魔なタオルをどかしてしっかり見ようと手を出してしまう。
よくよく考えればこの、異常とも取れる行動が、悲劇の発端となるのであった。
「何してんの?」
指がタオルに触れるかどうかと入ったところで、後ろから声をかけられる。
こんな行動していれば、当然と言えば当然…
母の理解(父は知らず…)を得て始まったこの生活。
この生活を維持するために、やはり周囲にバレることだけは避けなければならなかった。
まず、学校には毎日行くために気をつけるべきは、肩紐タイプのキャミソールは避けること。
そして、着替えのある日は、デザインを男物に似ているものを着けていくこと。
可愛い柄や、フルバックのショーツは、体育の日などは危険である。そういう日はボクサータイプで無地のものにするなど、100%とは言わないが、ぱっと見男物とわからないものを選んだ。
始めは学校生活中も少しそわそわしているような状態で過ごしていた歩だったが、それもわずか一週間程度で慣れていき、今では当たり前のように着替えている。
幸い、父は仕事から帰ってくる頃には歩は風呂も着替えも済ませているため、家事にも興味のない父は、洗濯物など見向きもしないからか、全く気付いたそぶりはなかった。
学校でも今のところ気づかれている様子はない。それが、バレていないのか、バレているけれども、知らされてないだけなのか。
そんな事を続けたある日の下校中、たまたま目に入ったものがあった。
知らない家のガレージ、車で出かけた後のようだが、シャッターが開けっぱなしになっており、その中に、洗濯物がピンチハンガーに吊るされているのだ。
タオルやシャツが干されている中、少し隠れるように下着も干されていた。
やはり歩はそこに目が入ってしまう。今思えば他人の洗濯物に目を向けたことはなかったため、何か新鮮な気持ちで、気づけばその洗濯物の近くに寄っていたのだ。
お父さんらしき男物と、お母さんらしき地味な下着、それと、娘さんのものだろうか、自分たちの年齢より少し上の人が着けそうな大人っぽい下着が干されていた。
歩はかなり顔を近くに寄せて、さらに邪魔なタオルをどかしてしっかり見ようと手を出してしまう。
よくよく考えればこの、異常とも取れる行動が、悲劇の発端となるのであった。
「何してんの?」
指がタオルに触れるかどうかと入ったところで、後ろから声をかけられる。
こんな行動していれば、当然と言えば当然…
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※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
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