久しぶりに姪っ子に会ったらメスガキになってて、さらにJCグルに参加したらメスガキばっかりだった話

グループ参加

行間 ネットからリアルに…

世間というものは狭いとよく言うが、それは信也の周りにも言える。
例えば実際、信也の住んでいる家は、瑠亜の通っている中学の学区内に存在し、二階の窓から外を見れば、家の前を登下校する学生（もちろん見ているのは女子、それも可愛い子のみ）が見放題である。
先日招待されたグループの女子四人も、その学校に通っているのはもちろんだ。
つまりそれは、全員がある程度近隣地域に住んでいることを意味する。

もちろん、これまでは彼女達の存在など知ることもなく、純粋に、目の前を通り過ぎる女の子達をただただ可愛いな…と心の中で思ってながめていただけなのだが、昨日のあんな現状を知ってしまっては、あれは特殊な例だといくらわかっていても「もしかしたら、今視界に捉えているあの子も…」と脳裏をよぎることになってしまう。

そしてもう一つ、昨日知った彼女等は、もちろん現実に存在するわけだから、目の前を通り過ぎる事もあるということだ。

なんなら過去にも眺めた通学路どころから、街中ですれ違っている可能性も大いにある。
そうなってくると、むしろ俄然彼女達を見つけてみたい、リアルで会ってみたい、話してみたいという欲に駆られる。

幸い、彼女達の姿は、しっかりと目に焼き付いている。
近くにいれば、よほどでない限り見間違える事はないだろう。
（しかし、なぜか瑠亜とはここ数年会っていなかったのはわからない…）


そして、それは割と早く訪れることになる。
やはり世間は狭い。
ここからは、チャットではなくリアルで彼女達と遭遇した時の話となる。