60 / 76
第五章
第60話 魔導師アシェラ③ ※
しおりを挟む
イルの唇は、僕の胸の先端に到達するとそこを甘噛みしはじめた。
ビクッと僕の身体は震える。
何でだ?
そこを弄られるたびに、僕のアソコが堅くなる。
ひとしきり、甘噛みをした後は、まるで赤ん坊のようにちゅっちゅっと音を立てて吸い始める。
まるで甘えるみたいに胸を吸ってくるイルの頭を、僕は何度も撫でた。
ずっと戦って来て、気が休まらない日々が続いていた筈だ。
今は僕に甘えて欲しい。
イルが望むこと、全部してあげたい。
存分に僕の胸を味わった後、イルは目を潤ませて請う。
「アシェラの恥ずかしい所も見たい」
「あ………………」
僕の唇から思わず吐息混じりの声が漏れる。
イルが僕の足を開いて、一番恥ずかしい場所を見てきたからだ。
「アシェラ……こんな所まで綺麗だなんて反則だよ」
僕はたまらなく恥ずかしくなって、思わず目を閉じる。
誰にも見られたことがない秘所をイルに見られた……すごく恥ずかしいのに、僕の雄は興奮しているのか、天井に向かってそそり立ってしまっている。
「可愛い……可愛いよ……アシェラ」
「あ……イル……そこはっっ……」
舌の愛撫は僕の一番恥ずかしい場所にまで及んだ。
僕の雄茎を味わい、後孔にまで舌を這わせてきて。
今まで体験したことがない快感に僕の身体は震える。
「イル……駄目だよ。そんな所まで舐めたら」
「どうして? こんなに美味しいのに」
イルはむしゃぶりつくかのように、僕の雄茎や後孔に舌や唇を這わせてきた。
触れられたことばない場所も、全部、全部、指や舌、唇でもって愛撫される。
イルに沢山触れられるたびに、愛しい気持ちが大きくなる。
僕をこんなにも求めてくれるのが嬉しくて、嬉しくてたまらなかった。
「ああ……アシェラ。そろそろアシェラの中に入るよ」
「イル……あっっ……」
イルが僕の中に入ってくる。
僕の中に熱杭がゆっくりと挿入される。熱さと同時に言いようのない快感の波も押し寄せてくる。
熱杭が最奥まで到達し、身体が反射的に弓反りになる。
イルは嬉しそうな表情を浮かべる。
「全部入ったよ。アシェラ」
「あ……はっっ……イルッッ……」
「締まる……く……アシェラ……やばい……」
イルの腰が独りでに動く。
あ……動いたら……駄目……気が遠くなるっっ……。
イルが動くたびに快感の荒波が僕を翻弄する。
若い身体はこれでもかと言わんばかりに、僕の身体を突き上げ、揺さぶってきた。
イルは頬を紅潮させ愉悦の笑みを浮かべている。
僕の身体で、君が気持ち良くなってくれている。僕自身も気持ちが良くて、君と同じ気持ちなのかと思うと泣きたいほど嬉しくなる。
「アシェラ……いい……すごく気持ちがいい」
「イル……僕も……」
「アシェラ……嬉しすぎる……ようやくアシェラと一つになれて」
「イル……」
「ずっと、アシェラとこうなることを望んでいた。一緒に暮らしていく内に、あんたのことが欲しくて欲しくてたまらない気持ちになっていた」
イル……君の言葉、一つ一つが僕を満たしてくれる。
僕は一人の人間に対し、こんなに愛着を抱いたことはなかった。
それがどんなに幸せなことか、今、知ることが出来た。
僕の目から涙がこぼれ落ちた。
「……アシェラ……好きだ……」
「イルッッ……」
「俺だけのアシェラ……アシェラの中に一杯出したい」
「あ……あっ……イル……中に出したら……」
駄目……という言葉が口から出る前に、僕の中にどくどくとたくさんの白濁が注がれた。
イルの精が僕の中に広がって行く。
罪深いことをした。
僕は人を愛したらいけないのに。
イルへの愛を否定するどころか、受け入れてしまった。
「アシェラ……まだ抱き足りない……」
イルはまだ口づけていないお尻や背中にも口づけ、赤くて小さな花びらを散らした。
僕も彼が歓ぶのであれば……と四つん這いになり恥ずかしいポーズをとり、後ろから彼を受け入れた。
より深く結びついたのを感じた時、僕は気が遠くなった。
何度求め合ったかわからない。
今まで純潔を保っていた僕の身体は、英雄となったイルによって汚された。
汚された……というのは正しくないな。
合意の場合は汚されているとは言い難い。
「英雄なんかにならなくてもいい……アシェラ、結婚しよう」
イルの言葉に僕は首を横に振る。
いくら何でもそれは無理だ。
「父上が許してくれる筈が無い」
「国王は英雄である俺に、望むものは何でもくれると約束してくれた。英雄との約束を反故するのは国民からも不興を買うことになるから、そう簡単に断ることはできない筈だ」
確かにイルは今、国民達から絶大な支持を得ている。
いくら父上でも彼を無碍に扱うことはできないだろう。
だからといって、僕との結婚をあの父上が許してくれるのだろうか?
父親である国王陛下と会ったのは数える程しかない。
僕という子供は、いなかったことになっているのだ。
僕が一人の人間を愛したら、この国は滅びるという予言を信じている父上は、僕を亡き者にしようとしていたぐらいだ。
そんな僕との結婚をそう簡単に許してくれるとは思えないのだけど。
「もし、結婚を許してくれないのなら、一緒にこの国を出よう。俺は冒険者として生活できる自信はあるし、アシェラだって何処の国に行っても魔法の先生としてやっていけるだろ」
「そんなことが出来るだろうか」
「出来るさ。そもそも俺は、そんな胡散臭い予言なんか信じていないから」
僕はとても嫌な予感がしたのだけど、力強く訴えてくるイルの言葉を否定することができなかった。
この時、君をきちんと諫めていたら運命は変わっていたのだろうか?
それとも、やっぱり滅びの道は決まっていたのか。
今となっては分からない。
ビクッと僕の身体は震える。
何でだ?
そこを弄られるたびに、僕のアソコが堅くなる。
ひとしきり、甘噛みをした後は、まるで赤ん坊のようにちゅっちゅっと音を立てて吸い始める。
まるで甘えるみたいに胸を吸ってくるイルの頭を、僕は何度も撫でた。
ずっと戦って来て、気が休まらない日々が続いていた筈だ。
今は僕に甘えて欲しい。
イルが望むこと、全部してあげたい。
存分に僕の胸を味わった後、イルは目を潤ませて請う。
「アシェラの恥ずかしい所も見たい」
「あ………………」
僕の唇から思わず吐息混じりの声が漏れる。
イルが僕の足を開いて、一番恥ずかしい場所を見てきたからだ。
「アシェラ……こんな所まで綺麗だなんて反則だよ」
僕はたまらなく恥ずかしくなって、思わず目を閉じる。
誰にも見られたことがない秘所をイルに見られた……すごく恥ずかしいのに、僕の雄は興奮しているのか、天井に向かってそそり立ってしまっている。
「可愛い……可愛いよ……アシェラ」
「あ……イル……そこはっっ……」
舌の愛撫は僕の一番恥ずかしい場所にまで及んだ。
僕の雄茎を味わい、後孔にまで舌を這わせてきて。
今まで体験したことがない快感に僕の身体は震える。
「イル……駄目だよ。そんな所まで舐めたら」
「どうして? こんなに美味しいのに」
イルはむしゃぶりつくかのように、僕の雄茎や後孔に舌や唇を這わせてきた。
触れられたことばない場所も、全部、全部、指や舌、唇でもって愛撫される。
イルに沢山触れられるたびに、愛しい気持ちが大きくなる。
僕をこんなにも求めてくれるのが嬉しくて、嬉しくてたまらなかった。
「ああ……アシェラ。そろそろアシェラの中に入るよ」
「イル……あっっ……」
イルが僕の中に入ってくる。
僕の中に熱杭がゆっくりと挿入される。熱さと同時に言いようのない快感の波も押し寄せてくる。
熱杭が最奥まで到達し、身体が反射的に弓反りになる。
イルは嬉しそうな表情を浮かべる。
「全部入ったよ。アシェラ」
「あ……はっっ……イルッッ……」
「締まる……く……アシェラ……やばい……」
イルの腰が独りでに動く。
あ……動いたら……駄目……気が遠くなるっっ……。
イルが動くたびに快感の荒波が僕を翻弄する。
若い身体はこれでもかと言わんばかりに、僕の身体を突き上げ、揺さぶってきた。
イルは頬を紅潮させ愉悦の笑みを浮かべている。
僕の身体で、君が気持ち良くなってくれている。僕自身も気持ちが良くて、君と同じ気持ちなのかと思うと泣きたいほど嬉しくなる。
「アシェラ……いい……すごく気持ちがいい」
「イル……僕も……」
「アシェラ……嬉しすぎる……ようやくアシェラと一つになれて」
「イル……」
「ずっと、アシェラとこうなることを望んでいた。一緒に暮らしていく内に、あんたのことが欲しくて欲しくてたまらない気持ちになっていた」
イル……君の言葉、一つ一つが僕を満たしてくれる。
僕は一人の人間に対し、こんなに愛着を抱いたことはなかった。
それがどんなに幸せなことか、今、知ることが出来た。
僕の目から涙がこぼれ落ちた。
「……アシェラ……好きだ……」
「イルッッ……」
「俺だけのアシェラ……アシェラの中に一杯出したい」
「あ……あっ……イル……中に出したら……」
駄目……という言葉が口から出る前に、僕の中にどくどくとたくさんの白濁が注がれた。
イルの精が僕の中に広がって行く。
罪深いことをした。
僕は人を愛したらいけないのに。
イルへの愛を否定するどころか、受け入れてしまった。
「アシェラ……まだ抱き足りない……」
イルはまだ口づけていないお尻や背中にも口づけ、赤くて小さな花びらを散らした。
僕も彼が歓ぶのであれば……と四つん這いになり恥ずかしいポーズをとり、後ろから彼を受け入れた。
より深く結びついたのを感じた時、僕は気が遠くなった。
何度求め合ったかわからない。
今まで純潔を保っていた僕の身体は、英雄となったイルによって汚された。
汚された……というのは正しくないな。
合意の場合は汚されているとは言い難い。
「英雄なんかにならなくてもいい……アシェラ、結婚しよう」
イルの言葉に僕は首を横に振る。
いくら何でもそれは無理だ。
「父上が許してくれる筈が無い」
「国王は英雄である俺に、望むものは何でもくれると約束してくれた。英雄との約束を反故するのは国民からも不興を買うことになるから、そう簡単に断ることはできない筈だ」
確かにイルは今、国民達から絶大な支持を得ている。
いくら父上でも彼を無碍に扱うことはできないだろう。
だからといって、僕との結婚をあの父上が許してくれるのだろうか?
父親である国王陛下と会ったのは数える程しかない。
僕という子供は、いなかったことになっているのだ。
僕が一人の人間を愛したら、この国は滅びるという予言を信じている父上は、僕を亡き者にしようとしていたぐらいだ。
そんな僕との結婚をそう簡単に許してくれるとは思えないのだけど。
「もし、結婚を許してくれないのなら、一緒にこの国を出よう。俺は冒険者として生活できる自信はあるし、アシェラだって何処の国に行っても魔法の先生としてやっていけるだろ」
「そんなことが出来るだろうか」
「出来るさ。そもそも俺は、そんな胡散臭い予言なんか信じていないから」
僕はとても嫌な予感がしたのだけど、力強く訴えてくるイルの言葉を否定することができなかった。
この時、君をきちんと諫めていたら運命は変わっていたのだろうか?
それとも、やっぱり滅びの道は決まっていたのか。
今となっては分からない。
2
あなたにおすすめの小説
天使のような子の怪我の手当てをしたら氷の王子に懐かれました
藤吉めぐみ
BL
高校の養護教諭の世凪は、放課後の見回り中にプールに落ちてしまう。カナヅチの世凪は、そのまま溺れたと思ったが、気づくと全く知らない場所にある小さな池に座り込んでいた。
ここがどこなのか、何がどうなったのか分からない世凪に、「かあさま」と呼んで近づく小さな男の子。彼の怪我の手当てをしたら、世凪は不審者として捕まってしまう。
そんな世凪を助けてくれたのは、「氷の王子」と呼ばれるこの国の第二王子アドウェル。
冷淡で表情も変わらない人だと周りに言われたが、世凪に対するアドウェルは、穏やかで優しくて、理想の王子様でドキドキしてしまう世凪。でも王子は世凪に母親を重ねているようで……
優しい年下王子様×異世界転移してきた前向き養護教諭の互いを知って認めていくあたたかな恋の話です。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬下諒
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 造語、出産描写あり。前置き長め。第21話に登場人物紹介を載せました。
★お試し読みは第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
記憶を失くしたはずの元夫が、どうか自分と結婚してくれと求婚してくるのですが。
鷲井戸リミカ
BL
メルヴィンは夫レスターと結婚し幸せの絶頂にいた。しかしレスターが勇者に選ばれ、魔王討伐の旅に出る。やがて勇者レスターが魔王を討ち取ったものの、メルヴィンは夫が自分と離婚し、聖女との再婚を望んでいると知らされる。
死を望まれたメルヴィンだったが、不思議な魔石の力により脱出に成功する。国境を越え、小さな町で暮らし始めたメルヴィン。ある日、ならず者に絡まれたメルヴィンを助けてくれたのは、元夫だった。なんと彼は記憶を失くしているらしい。
君を幸せにしたいと求婚され、メルヴィンの心は揺れる。しかし、メルヴィンは元夫がとある目的のために自分に近づいたのだと知り、慌てて逃げ出そうとするが……。
ハッピーエンドです。
この作品は他サイトにも投稿しております。
ブラコンすぎて面倒な男を演じていた平凡兄、やめたら押し倒されました
あと
BL
「お兄ちゃん!人肌脱ぎます!」
完璧公爵跡取り息子許嫁攻め×ブラコン兄鈍感受け
可愛い弟と攻めの幸せのために、平凡なのに面倒な男を演じることにした受け。毎日の告白、束縛発言などを繰り広げ、上手くいきそうになったため、やめたら、なんと…?
攻め:ヴィクター・ローレンツ
受け:リアム・グレイソン
弟:リチャード・グレイソン
pixivにも投稿しています。
ひよったら消します。
誤字脱字はサイレント修正します。
また、内容もサイレント修正する時もあります。
定期的にタグも整理します。
批判・中傷コメントはお控えください。
見つけ次第削除いたします。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
【完結】義妹(いもうと)を応援してたら、俺が騎士に溺愛されました
未希かずは(Miki)
BL
「ねえ、私だけを見て」
これは受けを愛しすぎて様子のおかしい攻めのフィンと、攻めが気になる受けエリゼオの恋のお話です。
エリゼオは母の再婚により、義妹(いもうと)ができた。彼には前世の記憶があり、その前世の後悔から、エリゼオは今度こそ義妹を守ると誓う。そこに現れた一人の騎士、フィン。彼は何と、義妹と両想いらしい。けれど付き合えていない義妹とフィンの恋を応援しようとするエリゼオ。けれどフィンの優しさに触れ、気付けば自分がフィンを好きになってしまった。
「この恋、早く諦めなくちゃ……」
本人の思いとはうらはらに、フィンはエリゼオを放っておかない。
この恋、どうなる!? じれキュン転生ファンタジー。ハピエンです。
希少なΩだと隠して生きてきた薬師は、視察に来た冷徹なα騎士団長に一瞬で見抜かれ「お前は俺の番だ」と帝都に連れ去られてしまう
水凪しおん
BL
「君は、今日から俺のものだ」
辺境の村で薬師として静かに暮らす青年カイリ。彼には誰にも言えない秘密があった。それは希少なΩ(オメガ)でありながら、その性を偽りβ(ベータ)として生きていること。
ある日、村を訪れたのは『帝国の氷盾』と畏れられる冷徹な騎士団総長、リアム。彼は最上級のα(アルファ)であり、カイリが必死に隠してきたΩの資質をいとも簡単に見抜いてしまう。
「お前のその特異な力を、帝国のために使え」
強引に帝都へ連れ去られ、リアムの屋敷で“偽りの主従関係”を結ぶことになったカイリ。冷たい命令とは裏腹に、リアムが時折見せる不器用な優しさと孤独を秘めた瞳に、カイリの心は次第に揺らいでいく。
しかし、カイリの持つ特別なフェロモンは帝国の覇権を揺るがす甘美な毒。やがて二人は、宮廷を渦巻く巨大な陰謀に巻き込まれていく――。
運命の番(つがい)に抗う不遇のΩと、愛を知らない最強α騎士。
偽りの関係から始まる、甘く切ない身分差ファンタジー・ラブ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる