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プロローグ
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夢見心地な、ふわふわとした気分の中でその人の声だけがはっきりと耳に残り、全神経を奪っていく。
「あ………ん」
「そうそう、上手上手。もっと口を開けてコ声を出してご覧。ほら、あーん?」
「………はっ」
「息をして?ほら、キスしてあげるから」
「んーーっ」
先程まで丁寧に解されていたとはいえ、受ける衝撃ばかりはいかんともしがたい。
しかし未開の場所を穿たれ、感じるのは痛みではなく衝撃だけというこの恐ろしさ。
むしろジワジワと湧いてくるのはムズムズとした快楽の熾火。
どうしょうもない感覚に息を詰めれば、頭上の優しい声が再び無慈悲な命令を下す。
声を出した方が楽、と言われても正直それどころではない。
脳内がバグったみたいに体が言うことを聞かず、過呼吸寸前の口を塞がれ、更に深く体内をえぐる楔に喉がひきつる。
それなのに何故だろう。
狂ったようにの人の手を求めてしまう。
去っていこうとする舌を引き止めるように、自ら絡めてしまうのは。
「上手上手。いい子だね、とても可愛いよ」
あやすように頭を撫でられながら、体の芯をぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
まるで元々あった芯を全て壊して、新たな芯を埋め戻すみたいに。
乱暴で、丁寧でーー残酷な処置。
これは性行為なんてものじゃない。
改造だ。
体の中から全部、この人に変えられてしまった。
「才能があるよ、いずれはもっと高みに登れるようになる。ーー楽しみだなぁ」
くすくすと、どこや艶冶に笑う声。
嫌なるほど、ゾクゾクする。
色悪、とはこういうものなのだといい見本のような人。
こんな人に憧れてしまった時点で、私にもきっと、才能というか、何かの敵性みたいなものはあったのかもしれないとは、後になって気付かされた恥ずかしい事実だが。
「さぁ、どこまで飛べるかな?生憎俺の手の届く範囲だけでしか遊ばせてはやれないが、それで十分だろ?」
「……ん……!も……やぁ……!」
「そんなこと言う悪いお口は塞いでしまうよ?」
「んんん……!」
言葉通りに口を塞がれ、乱暴に腕を掴まれたまま、最奥にまでねじ込まれる楔。
押しつぶされた子宮は悲鳴を上げるのではなく、媚びるように彼の楔を咥え込む。
ありえない。ありえてはいけない。
こんなことはおかしい。
無理だ。
なのに。
「安心しな。今日のところはまだ中出しはしないであげる。いつかお前が自らここを曝け出してオネダリしてくれるようになるまで。だからほらーーーー」
『飛べ』と、耳元で囁かれた言葉に何もかもがスパークした。
体の奥深くを貫いた楔を一気に引き抜かれ、物足りなさを感じるまでもなく背中に感じた濡れた熱。
「塗り込んでやろうな。細胞の一つ一つまで、俺のものになるようにーー」
一度大きく跳ね上がり、ベッドに沈んだ背中を、何度もなで回す指。
その感触にうっとりと目を閉じーー再び覆いかぶさってきた男の重みすら妙な愛しさを感じながら、意識が徐々に落ちていく。
「おやすみ可愛い子。
夜はまだあけてやれないが、俺の夢を見るというなら少し位休ませてあげてもいいよ」
その声に無意識のようにこくりと頷いたのを最後にーーその夜の記憶は終わった。
「寝ている間に、悪戯するくらいは許してくれるよな?」
そんな不吉な言葉を聞かずに済んだのは、果たして幸運なのか不運なのか。
始まったばかりの運命の行く先。
夢の中、真っ暗な闇の森を飛ぶーーー。
「あ………ん」
「そうそう、上手上手。もっと口を開けてコ声を出してご覧。ほら、あーん?」
「………はっ」
「息をして?ほら、キスしてあげるから」
「んーーっ」
先程まで丁寧に解されていたとはいえ、受ける衝撃ばかりはいかんともしがたい。
しかし未開の場所を穿たれ、感じるのは痛みではなく衝撃だけというこの恐ろしさ。
むしろジワジワと湧いてくるのはムズムズとした快楽の熾火。
どうしょうもない感覚に息を詰めれば、頭上の優しい声が再び無慈悲な命令を下す。
声を出した方が楽、と言われても正直それどころではない。
脳内がバグったみたいに体が言うことを聞かず、過呼吸寸前の口を塞がれ、更に深く体内をえぐる楔に喉がひきつる。
それなのに何故だろう。
狂ったようにの人の手を求めてしまう。
去っていこうとする舌を引き止めるように、自ら絡めてしまうのは。
「上手上手。いい子だね、とても可愛いよ」
あやすように頭を撫でられながら、体の芯をぐちゃぐちゃにかき混ぜられる。
まるで元々あった芯を全て壊して、新たな芯を埋め戻すみたいに。
乱暴で、丁寧でーー残酷な処置。
これは性行為なんてものじゃない。
改造だ。
体の中から全部、この人に変えられてしまった。
「才能があるよ、いずれはもっと高みに登れるようになる。ーー楽しみだなぁ」
くすくすと、どこや艶冶に笑う声。
嫌なるほど、ゾクゾクする。
色悪、とはこういうものなのだといい見本のような人。
こんな人に憧れてしまった時点で、私にもきっと、才能というか、何かの敵性みたいなものはあったのかもしれないとは、後になって気付かされた恥ずかしい事実だが。
「さぁ、どこまで飛べるかな?生憎俺の手の届く範囲だけでしか遊ばせてはやれないが、それで十分だろ?」
「……ん……!も……やぁ……!」
「そんなこと言う悪いお口は塞いでしまうよ?」
「んんん……!」
言葉通りに口を塞がれ、乱暴に腕を掴まれたまま、最奥にまでねじ込まれる楔。
押しつぶされた子宮は悲鳴を上げるのではなく、媚びるように彼の楔を咥え込む。
ありえない。ありえてはいけない。
こんなことはおかしい。
無理だ。
なのに。
「安心しな。今日のところはまだ中出しはしないであげる。いつかお前が自らここを曝け出してオネダリしてくれるようになるまで。だからほらーーーー」
『飛べ』と、耳元で囁かれた言葉に何もかもがスパークした。
体の奥深くを貫いた楔を一気に引き抜かれ、物足りなさを感じるまでもなく背中に感じた濡れた熱。
「塗り込んでやろうな。細胞の一つ一つまで、俺のものになるようにーー」
一度大きく跳ね上がり、ベッドに沈んだ背中を、何度もなで回す指。
その感触にうっとりと目を閉じーー再び覆いかぶさってきた男の重みすら妙な愛しさを感じながら、意識が徐々に落ちていく。
「おやすみ可愛い子。
夜はまだあけてやれないが、俺の夢を見るというなら少し位休ませてあげてもいいよ」
その声に無意識のようにこくりと頷いたのを最後にーーその夜の記憶は終わった。
「寝ている間に、悪戯するくらいは許してくれるよな?」
そんな不吉な言葉を聞かずに済んだのは、果たして幸運なのか不運なのか。
始まったばかりの運命の行く先。
夢の中、真っ暗な闇の森を飛ぶーーー。
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