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花嫁披露 三
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貶められても、けっして色あせることのないアレクサンダーの麗貌とくずれきることのない気品が、この濃密な官能図に一抹の清涼さを与え、いつまでも見ていた心持に、責め手たちはさせられてしまうのだろう。
しばし鑑賞するようにアレクサンダーを眺めてから、揶揄も嘲笑もなく、レキウスは呟くように言った。
「本当に、この世にはおまえのような人間がいたのだな。これほど猥褻で、それなのに……汚らわしくならず……清麗ささえ感じさせる」
どう言われようと悔しさはおさまらず、アレクサンダーは目を瞑って、今の自分をとりまく世界を無視することだけに専心していた。
「ふむ……」
美しい天然の芸術品をしばし堪能したレキウスは、床に膝をつくと、両手をアレクサンダーの臀部に伸ばしてきた。
「ん……」
白い玉を玩弄するがごとく、掌で包むようにゆっくりと触れ、揉む。
「うう……」
熟練の指圧師のようにレキウスは巧みに、念入りに、アレクサンダーの臀部を揉む。
「おお、純白の真珠が桃色真珠に変じてきたようだ。なんと初々しい……、それでいて挑発的な……」
実際、早生の果実から熟した香がするように、アレクサンダーの臀部、腰、脚は、いじらしく震えながらも、見る者たちの欲をはげしく誘発する。
「ああ……、あっ、ああっ……」
すべてを無視したいと願いながらも、肉体に与えられる刺激はどうあってもアレクサンダーの神経を蕩かす。床についている手と膝が震えた。
「ふふ。ますます感じてきているな。さらに色気を増してきて。本当に淫らな新妻だ」
「くぅぅぅぅ……!」
やがて、頃合いをみはからって、アレクサンダーの指が後ろ園へと進んでくる。
「はぁっ……!」
「どうした、これぐらいで? 一本だけだぞ」
あらかじめ蕾はかなり濡らされていたので、少し入ると、さほど抵抗なく受け入れてしまった。だが、すでに埋められている宝玉をさらに押されることになり、アレクサンダーは圧迫感にのけぞった。
しばし鑑賞するようにアレクサンダーを眺めてから、揶揄も嘲笑もなく、レキウスは呟くように言った。
「本当に、この世にはおまえのような人間がいたのだな。これほど猥褻で、それなのに……汚らわしくならず……清麗ささえ感じさせる」
どう言われようと悔しさはおさまらず、アレクサンダーは目を瞑って、今の自分をとりまく世界を無視することだけに専心していた。
「ふむ……」
美しい天然の芸術品をしばし堪能したレキウスは、床に膝をつくと、両手をアレクサンダーの臀部に伸ばしてきた。
「ん……」
白い玉を玩弄するがごとく、掌で包むようにゆっくりと触れ、揉む。
「うう……」
熟練の指圧師のようにレキウスは巧みに、念入りに、アレクサンダーの臀部を揉む。
「おお、純白の真珠が桃色真珠に変じてきたようだ。なんと初々しい……、それでいて挑発的な……」
実際、早生の果実から熟した香がするように、アレクサンダーの臀部、腰、脚は、いじらしく震えながらも、見る者たちの欲をはげしく誘発する。
「ああ……、あっ、ああっ……」
すべてを無視したいと願いながらも、肉体に与えられる刺激はどうあってもアレクサンダーの神経を蕩かす。床についている手と膝が震えた。
「ふふ。ますます感じてきているな。さらに色気を増してきて。本当に淫らな新妻だ」
「くぅぅぅぅ……!」
やがて、頃合いをみはからって、アレクサンダーの指が後ろ園へと進んでくる。
「はぁっ……!」
「どうした、これぐらいで? 一本だけだぞ」
あらかじめ蕾はかなり濡らされていたので、少し入ると、さほど抵抗なく受け入れてしまった。だが、すでに埋められている宝玉をさらに押されることになり、アレクサンダーは圧迫感にのけぞった。
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