23 / 29
第22話 囁く声と、揺れる視線の先に
しおりを挟む
王宮の謁見の間に、張りつめた緊張が満ちていた。
大理石の床に反射する光の筋、その中央を、悠然と歩いてきたのは――
ランベル国の第2王子。背を正し、堂々とした振る舞いでハイランド国王の前に進み出る。
「ハイランド国王陛下。貴国のご厚意に、心より感謝申し上げます。」
その挨拶と礼により、謁見は正式に開始された。
同時に、周囲の空気は一段と引き締まる。
これから王族間の会談、そして“あの一件”――突如現れた第4王子の引き渡しに関する協議が行われるのだ。
そんな場面の中。
会場の片隅で、ひときわ落ち着いた気配を纏う少女がいた。
控えめな灰青色のドレスに身を包んだセリーヌ。
シモン外務大臣の目配せを受け、小さく頷くと、彼女は歩を進めた。
「ランベル国の皆様、長旅でお疲れのことと存じます。殿方はこのあと少しお話がございますので……わたくし達は、女性だけでお茶を楽しみませんか? 茶会のご用意がございます。どうぞ、こちらへ。」
穏やかな、けれど確かな響き。
それは流れるようなランベル国語だった。
「まあ……あなた、ランベル語を?」
妃や側室たちがざわめいた。
驚きと好奇の入り混じった視線が、セリーヌに向けられる。
「お上手ですのね。どなたに習われたの?」
問いかけに、セリーヌは微笑を浮かべたまま、頭を傾げる。
「お褒めいただき、光栄です。……実は、独学なのです。皆様に通じるか不安でしたが……そう言っていただけて、ほっといたしました。」
「独学で……? なぜ?」と、正妃が不思議そうに訊ねる。
「ふふ。それは、ランベル国のタペストリーに心惹かれたからですわ。書物で拝見し、その織りの美しさに感動しましたの。そのお話はまた、お茶の席でゆっくりと。……今はまず、皆様の旅の疲れを癒すことが、わたくしの役目ですから。」
セリーヌは微笑を崩さずに、優雅にお辞儀をした。
柔らかな空気が、さざ波のように彼女の周囲に広がっていく。
――その様子を、遠くから一人の青年が驚愕して見ていた。
(……まさか)
ライナルトは、場違いなものを見るように、セリーヌの姿を凝視していた。
その所作、その言葉、その立ち居振る舞い――どれも見慣れた彼女だが、同じ光景をライナルトは知っていた。過去に戻る前の17才のセリーヌがモーラル国の対応をしていた光景と同じだった。
けれど、どうしてこんな場所に彼女が?
(……何故だ。どうして、ここに……)
頭の中に次々と疑問が浮かび、答えを探すより早く、背後から声が飛んだ。
「お前、知らなかったのか?」
隣にいたジークが、眉をひそめて言った。
「セリーヌ嬢は今、外務大臣からの要望で、外務官室の補佐をしている。社会見学の一環としてな。学園の試験休暇もあって、かなり助けられているらしい。」
「……!」
「婚約者であるお前が知らないのはどうかと思うが……まあ、ああして頑張ってる。お前も職務に集中しろ」
そう言って、ジークは軽く肩を叩いて去っていった。
ライナルトは、ただ立ち尽くしていた。
思考の渦に飲まれたまま、視界からセリーヌの姿が消えるまで、ただ――見送っていた。
――
その後、会談は順調に進行し、無事に第4王子の引き渡しが決まった。
外交関係にとっても、大きな進展となる一件だった。
一方で、セリーヌが案内した茶会も、穏やかに、そして華やかに幕を開けていた。
話題は徐々に盛り上がり、滞在期間中にまた話を聞かせてほしい――と、妃たちから誘われるほどに。
セリーヌは、茶会の終わり際に、ひとつの“おもてなし”を差し出した。
「ハイランドで人気のある小物や化粧品です。お土産として、皆様にお持ち帰りいただければと。」
小さな瓶に詰められた化粧水や、手のひらサイズのリボン付きポーチ、香るリップバーム。
どれも、彼女の友人ナリスティア――リュモン子爵家が扱うオリジナルブランドだった。
「もし気に入っていただけましたら、リュモン子爵家にお申し付けいただければ、すぐにご用意致しますわ」
その微笑みに、妃や側室たちはすっかり心をつかまれた。
こうして、突発的に始まった外交は、思いがけない形で実を結ぶ。
リュモン子爵家には、後日ランベル国からの問い合わせが殺到し、商品の売上は急上昇。
その数日後。
「ねえ、セリーヌ」
ナリスティアが、書類の束を抱えながら笑って訪ねてきた。
「本当にありがとう。おかげでリュモンの品が一気に注目されちゃった。でも……ひとつだけ気になってて。どうして、最初から“お土産”として配ったの? 王宮に招いてくれれば、私たちが商品を持って行ったのに」
セリーヌは、くすっと笑った。
「お土産って、“贈られた”ものだからこそ、特別なのよ。小さな化粧品や小物は、お友達には渡せないわ。だって、少ないんですもの。ただ、見せるだけ。見せられた方々がそれが“手に入りにくい異国の物”なら、試したくなるでしょ?」
「うん……確かに」
「それに、あの国は乾燥が強くて、お肌には過酷な環境。だからこそ、保湿重視のリュモン子爵家のオリジナル化粧品は重宝されるはずよ。わたくし達にとっての“当たり前”が、あちらでは“特別”。お土産にすることで希少性も演出できるし……女性って、そういうの、弱いでしょう?」
そう言って、セリーヌはニヤリと口角を上げた。
ナリスティアは数秒の沈黙のあと、ぷっと噴き出した。
「ふふっ、意外と策士ね、セリーヌってば。でも、見事に当たったわ。……ありがとう、本当に!」
勢いよく抱きついてきたナリスティアに、セリーヌも思わず笑いながら応じる。
「リュモン子爵家のお役に立てて良かったわ。喜ぶのは、まだ早いかもしれませんわ。これから、もっと注文が来るはずよ。」
笑い声が響く午後の陽だまりの中、セリーヌの中に、違う道が見えた瞬間だった。
――外交とは、ただ交渉するだけじゃない。
言葉、文化、贈り物、気遣い――すべてが国と国を繋ぐ“糸”になる。
大理石の床に反射する光の筋、その中央を、悠然と歩いてきたのは――
ランベル国の第2王子。背を正し、堂々とした振る舞いでハイランド国王の前に進み出る。
「ハイランド国王陛下。貴国のご厚意に、心より感謝申し上げます。」
その挨拶と礼により、謁見は正式に開始された。
同時に、周囲の空気は一段と引き締まる。
これから王族間の会談、そして“あの一件”――突如現れた第4王子の引き渡しに関する協議が行われるのだ。
そんな場面の中。
会場の片隅で、ひときわ落ち着いた気配を纏う少女がいた。
控えめな灰青色のドレスに身を包んだセリーヌ。
シモン外務大臣の目配せを受け、小さく頷くと、彼女は歩を進めた。
「ランベル国の皆様、長旅でお疲れのことと存じます。殿方はこのあと少しお話がございますので……わたくし達は、女性だけでお茶を楽しみませんか? 茶会のご用意がございます。どうぞ、こちらへ。」
穏やかな、けれど確かな響き。
それは流れるようなランベル国語だった。
「まあ……あなた、ランベル語を?」
妃や側室たちがざわめいた。
驚きと好奇の入り混じった視線が、セリーヌに向けられる。
「お上手ですのね。どなたに習われたの?」
問いかけに、セリーヌは微笑を浮かべたまま、頭を傾げる。
「お褒めいただき、光栄です。……実は、独学なのです。皆様に通じるか不安でしたが……そう言っていただけて、ほっといたしました。」
「独学で……? なぜ?」と、正妃が不思議そうに訊ねる。
「ふふ。それは、ランベル国のタペストリーに心惹かれたからですわ。書物で拝見し、その織りの美しさに感動しましたの。そのお話はまた、お茶の席でゆっくりと。……今はまず、皆様の旅の疲れを癒すことが、わたくしの役目ですから。」
セリーヌは微笑を崩さずに、優雅にお辞儀をした。
柔らかな空気が、さざ波のように彼女の周囲に広がっていく。
――その様子を、遠くから一人の青年が驚愕して見ていた。
(……まさか)
ライナルトは、場違いなものを見るように、セリーヌの姿を凝視していた。
その所作、その言葉、その立ち居振る舞い――どれも見慣れた彼女だが、同じ光景をライナルトは知っていた。過去に戻る前の17才のセリーヌがモーラル国の対応をしていた光景と同じだった。
けれど、どうしてこんな場所に彼女が?
(……何故だ。どうして、ここに……)
頭の中に次々と疑問が浮かび、答えを探すより早く、背後から声が飛んだ。
「お前、知らなかったのか?」
隣にいたジークが、眉をひそめて言った。
「セリーヌ嬢は今、外務大臣からの要望で、外務官室の補佐をしている。社会見学の一環としてな。学園の試験休暇もあって、かなり助けられているらしい。」
「……!」
「婚約者であるお前が知らないのはどうかと思うが……まあ、ああして頑張ってる。お前も職務に集中しろ」
そう言って、ジークは軽く肩を叩いて去っていった。
ライナルトは、ただ立ち尽くしていた。
思考の渦に飲まれたまま、視界からセリーヌの姿が消えるまで、ただ――見送っていた。
――
その後、会談は順調に進行し、無事に第4王子の引き渡しが決まった。
外交関係にとっても、大きな進展となる一件だった。
一方で、セリーヌが案内した茶会も、穏やかに、そして華やかに幕を開けていた。
話題は徐々に盛り上がり、滞在期間中にまた話を聞かせてほしい――と、妃たちから誘われるほどに。
セリーヌは、茶会の終わり際に、ひとつの“おもてなし”を差し出した。
「ハイランドで人気のある小物や化粧品です。お土産として、皆様にお持ち帰りいただければと。」
小さな瓶に詰められた化粧水や、手のひらサイズのリボン付きポーチ、香るリップバーム。
どれも、彼女の友人ナリスティア――リュモン子爵家が扱うオリジナルブランドだった。
「もし気に入っていただけましたら、リュモン子爵家にお申し付けいただければ、すぐにご用意致しますわ」
その微笑みに、妃や側室たちはすっかり心をつかまれた。
こうして、突発的に始まった外交は、思いがけない形で実を結ぶ。
リュモン子爵家には、後日ランベル国からの問い合わせが殺到し、商品の売上は急上昇。
その数日後。
「ねえ、セリーヌ」
ナリスティアが、書類の束を抱えながら笑って訪ねてきた。
「本当にありがとう。おかげでリュモンの品が一気に注目されちゃった。でも……ひとつだけ気になってて。どうして、最初から“お土産”として配ったの? 王宮に招いてくれれば、私たちが商品を持って行ったのに」
セリーヌは、くすっと笑った。
「お土産って、“贈られた”ものだからこそ、特別なのよ。小さな化粧品や小物は、お友達には渡せないわ。だって、少ないんですもの。ただ、見せるだけ。見せられた方々がそれが“手に入りにくい異国の物”なら、試したくなるでしょ?」
「うん……確かに」
「それに、あの国は乾燥が強くて、お肌には過酷な環境。だからこそ、保湿重視のリュモン子爵家のオリジナル化粧品は重宝されるはずよ。わたくし達にとっての“当たり前”が、あちらでは“特別”。お土産にすることで希少性も演出できるし……女性って、そういうの、弱いでしょう?」
そう言って、セリーヌはニヤリと口角を上げた。
ナリスティアは数秒の沈黙のあと、ぷっと噴き出した。
「ふふっ、意外と策士ね、セリーヌってば。でも、見事に当たったわ。……ありがとう、本当に!」
勢いよく抱きついてきたナリスティアに、セリーヌも思わず笑いながら応じる。
「リュモン子爵家のお役に立てて良かったわ。喜ぶのは、まだ早いかもしれませんわ。これから、もっと注文が来るはずよ。」
笑い声が響く午後の陽だまりの中、セリーヌの中に、違う道が見えた瞬間だった。
――外交とは、ただ交渉するだけじゃない。
言葉、文化、贈り物、気遣い――すべてが国と国を繋ぐ“糸”になる。
605
あなたにおすすめの小説
幼馴染最優先の婚約者に愛想が尽きたので、笑って家出しました ― 笑顔で去っただけなのに、なぜ泣いているのですか
ラムネ
恋愛
侯爵令嬢リオナは、婚約者アルベルトが「幼馴染が可哀想だから」と約束を破り続ける日々に耐えていた。領地再建の帳簿も契約も、実はリオナが陰で支えていたのに、彼は「君は強いから」と当然のように扱う。決定的な侮辱の夜、リオナは怒らず泣かず、完璧な笑顔で婚約指輪だけを返して屋敷を去った――引継ぎは、何一つ残さずに。
翌日から止まる交易、崩れる資金繰り、露出する不正。追いすがるアルベルトを置き去りに、リオナは王立監査院の臨時任官で辺境へ。冷徹と噂される監察騎士レオンハルトと共に、数字と契約で不正を断ち、交易路を再生していく。
笑顔で去っただけなのに、泣くのは捨てた側だった。
その結婚は、白紙にしましょう
香月まと
恋愛
リュミエール王国が姫、ミレナシア。
彼女はずっとずっと、王国騎士団の若き団長、カインのことを想っていた。
念願叶って結婚の話が決定した、その夕方のこと。
浮かれる姫を前にして、カインの口から出た言葉は「白い結婚にとさせて頂きたい」
身分とか立場とか何とか話しているが、姫は急速にその声が遠くなっていくのを感じる。
けれど、他でもない憧れの人からの嘆願だ。姫はにっこりと笑った。
「分かりました。その提案を、受け入れ──」
全然受け入れられませんけど!?
形だけの結婚を了承しつつも、心で号泣してる姫。
武骨で不器用な王国騎士団長。
二人を中心に巻き起こった、割と短い期間のお話。
婚約破棄されたので頑張るのをやめました 〜昼寝と紅茶だけの公爵令嬢なのに、なぜか全部うまくいきます〜あ
鍛高譚
恋愛
王太子から婚約破棄された衝撃で階段から落ちた公爵令嬢シャル・ド・ネ・アルベール。
目覚めた彼女は、なんと前世の記憶——ブラック企業で働き詰めだったOL・佐伯ゆかりとしての人生を思い出してしまう。
無理して働いた末に過労死した前世の反省から、シャルは決意する。
「もう頑張らない。今度の人生は“好き”と“昼寝”だけで満たしますわ!」
貴族としての特権をフル活用し、ワイン造りやスイーツ作りなど“趣味”の延長でゆるゆる領地改革。
気づけば国王にも称賛され、周囲の評価はうなぎのぼり!?
一方、彼女を見下していた王太子と“真実の愛()”の令嬢は社交界で大炎上。
誰もざまぁされろなんて言ってないのに……勝手に転がり落ちていく元関係者たち。
本人はただ紅茶とスコーンを楽しんでいるだけなのに――
そんな“努力しない系”令嬢が、理想の白い結婚相手と出会い、
甘くてふわふわ、そしてちょっぴり痛快な自由ライフを満喫する
ざまぁ(他力本願)×スローライフ×ちょっと恋愛な物語です♪
夫と愛し合った翌朝、一方的に離縁されました【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
美しい公爵夫人マルグリートは、冷徹な夫ディートリヒと共に、王国の裏で密かに任務をこなす“悪女”。
だがある日、突然夫から離婚を言い渡される。しかもその裏には、平民の愛人の存在が──。
失意の中、王命で新たな婚約者・エルンストと結ばれることに。
どうやら今回の離婚再婚は、王家の陰謀があるよう。
「悪女に、遠慮はいらない」
そう決意した彼女は、華やかな舞踏会で王に真っ向から言い放つ。
「わたくし、人の家庭を壊しておきながら悪びれない方に、下げる頭は持っていませんの。
王族であられる前に、人におなりくださいませ。……失礼」
愛も、誇りも奪われたなら──
今度はこの手で、すべてを取り戻すだけ。
裏切りに燃える、痛快リベンジ・ロマンス!
⚠️本作は AI の生成した文章を一部に使っています。タイトル変えました。コメディーです。主人公は悪女です。
白い結婚は終わりました。――崩れない家を築くまで
しおしお
恋愛
「干渉しないでくださいませ。その代わり、私も干渉いたしません」
崩れかけた侯爵家に嫁いだ私は、夫と“白い結婚”を結んだ。
助けない。口を出さない。責任は当主が負う――それが条件。
焦りと慢心から無謀な契約を重ね、家を傾かせていく夫。
私は隣に立ちながら、ただ見ているだけ。
放置された結果、彼は初めて自分の判断と向き合うことになる。
そして――
一度崩れかけた侯爵家は、「選び直す力」を手に入れた。
無理な拡張はしない。
甘い条件には飛びつかない。
不利な契約は、きっぱり拒絶する。
やがてその姿勢は王宮にも波及し、
高利契約に歪められた制度そのものを立て直すことに――。
ざまあは派手ではない。
けれど確実。
焦らせた者も、慢心した者も、
気づけば“選ばれない側”になっている。
これは、干渉しない約束から始まる静かな逆転劇。
そして、白い結婚を終え、信頼で立つ家へと変わっていく物語。
隣に立つという選択こそが、最大のざまあでした。
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫」と笑った夫。~王宮から私が去ったあと「愛していた」と泣きついても、もう手遅れです~
水上
恋愛
「君は完璧だから、放っておいても大丈夫だ」
夫である王太子はそう笑い、泣き真似が得意な見習い令嬢ばかりを優先した。
王太子妃セシリアは、怒り狂うこともなく、静かに心を閉ざす。
「左様でございますか」
彼女は夫への期待というノイズを遮断し、離縁の準備を始めた。
白い結婚なので無効にします。持参金は全額回収いたします
鷹 綾
恋愛
「白い結婚」であることを理由に、夫から離縁を突きつけられた公爵夫人エリシア。
だが彼女は泣かなかった。
なぜなら――その結婚は、最初から“成立していなかった”から。
教会法に基づき婚姻無効を申請。持参金を全額回収し、彼女が選んだ新たな居場所は修道院だった。
それは逃避ではない。
男の支配から離れ、国家の外側に立つという戦略的選択。
やがて彼女は修道院長として、教育制度の整備、女性領主の育成、商業と医療の再編に関わり、王と王妃を外から支える存在となる。
王冠を欲さず、しかし王冠に影響を与える――白の領域。
一方、かつての夫は地位を失い、制度の中で静かに贖罪の道を歩む。
これは、愛を巡る物語ではない。
「選ばなかった未来」を守り続けた一人の女性の物語。
白は弱さではない。
白は、均衡を保つ力。
白い結婚から始まる、静かなリーガル・リベンジと国家再編の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる