冷房と寝床と夏期講習

周防

文字の大きさ
上 下
3 / 3

3

しおりを挟む






「兄さん、お願いしてもいい? 」


「嗚呼、かまわんよ」


 僕がお願いすると兄さんは僕のチンポを咥えてくれる。
 いつものように、ねっとりと舌を絡ませながらジュルジュルと音を立ててくれる
 のは今は姉さんが家に居ないからだ。
 
 
ジュルジュル    ジュルジュル    ジュル


 流石に姉さんが居るとそうそう音をたてる訳にもいかないのだ、例え部屋が別で
 眠っているとは言ってもだ。そういうのは結構気を使っている。
 
 
「気持ちいいか? 」


「うん、気持ちいい」


「いつでも出していいからな、好きなだけ出せ」


「うん。あっ、出そう」


 僕がそう言うと兄さんは更に強く吸い上げ、そして僕は兄さんの口の中に大量に
 射精するのだ。姉さんには悪いと思いながらも止める事は出来ない、これだけは。
 
 
 コホッコホッコホッ
 
 
「大丈夫、兄さん? 」


「嗚呼、大丈夫だ。それにしても凄い出たな、こんなに出るんじゃあ今まで大変
 だっただろ? ここに居る間は我慢するなよ、入れていいぞ」
 
 
 そう言って兄さんは尻を突き出してくるから、僕はそのおいしそうな尻にすぐに
 突っ込んでしまうのだ。嗚呼、相変わらず気持ちいい。兄さんの尻は最高だ。
 だから僕はつい思ってしまうのだ、この夏が終わらなければいいと。




 
 ★★★★★★★★★★★★
 
 
 
 
 
 帰った私は異様に家の中が寒い事に気付く。
 私が居ないからって流石にこれは寒すぎるし、身体に悪い。
 だから注意しようと思ったのはただの善意からだ。
 そこには何も特別な感情があった訳では無かったけど、ドアを開けた私に
 特別な感情が芽生えたのは当然の結果だっただろう。
 
 
 
 
 




しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...