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94. 拘束、ではあるのだが
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拘束、ではあるのだが。
パチドは、片方の腕にはまった軽くて弾力のある拘束具を見てため息をつく。犬の散歩に使う伸縮リードを改良したような透明な魔道具で、あきらかにグリーンのお手製。そしてその先についているのは当然グリーン。
なぜ、繋がれているのが杭ではなく、グリーンなのか。なぜ、場所が獄ではなく、司令官室なのか。
つっこみたいことが目白押しだ。
繋がっているグリーンも不自由なはずなのに、なぜかうれしそうに見えるのも、一緒に食べている食事中に、こっちの皿に好物を放り込んでくるのもやめて欲しい。
「なんで俺が働いているんだ?」
軍部の部下は、普通にパチドに指示を仰ぎに来るし、次々あがってくる報告にも目を通さされる。兵の訓練には出ていないが、デスクワーク的には、普段の倍は働いている。
「お前を獄につないで軍の機能が維持できるか、ばか者。だが、お前とミケを引き離しておかねば、また騒ぎが起きる」
「対症療法が過ぎるでしょうが。ミケが、本気で動いたら俺には止められませんよ?」
「どれほど甘いのだ。公妾の時ほどひどい拘束をしろと言っているわけではない。お前が絶対的な支配者として支配しろと言っているだけだ」
「そんな恋人も夫婦も長続きしませんよ」
「恋人でも、夫婦でもないだろうが!フェルニア貴族の当主にできたことが、なぜお前に出来ん!」
そう言う基準か、とパチドは頭を抱えたくなる。
「ミケの目的が違うからです!」
どこまでしゃべって問題ないだろうか。
「違わんだろうが。交妾として虐待した当主や魔術師たちに復讐するのも、監禁所で虐待したムーガルに復讐するのも同じだ」
「ミケが、フェルニアの魔術師に復讐したのは、大切な人と場所を奪われたからです。その復讐のために公妾に甘んじたのであって、公妾にされたことの復讐ではありません」
「・・・おまえは、あの監禁所の地獄を見ていないから、そう言える。死ねぬだけで受けねばならぬと諦められる苦しみではなかったはずだ」
「その場合、ムーガルは、普通謝罪しませんかね。許してもらえなそうだから殺してしまおう、というのは、喉が渇いたと言ったから喉を切ってあげよう系の嫌な思い出をほうふつとさせますが?」
堂々巡りを続けながら、グリーンはミケが自らの身を犠牲に交渉に来ることを、パチドは軍に非常事態が起きることを待っていた。
☆
シェド、かえってこないなー。
使用人さん達、バタバタした感じだなー。
普段ミケの世話をしてくれるのは、女性なのだが、今日は何故か男性のレガスさんが隣の部屋に陣取っていて、ミケの用事もこなしてしまう。
レガスさんは、これを使用人に括るのは不味いのではないかという執事っぽい仕事+アルファをしていて、パチドもシェドも頼りにしているやり手さんだ。表には出していないけれど、多分魔力持ち。しかも忙しくなると、足の運び方とか変わってきて、そこら辺の兵士より絶対強いよ、この人、って思う。
そのレガスさんが、ものすごい勢いで、通信しながら、他の使用人さんに指示だししながら、なんか書類確認しながら、それでも、にっこりミケにスープとか、おやつとか出してくれたり、お風呂が沸きましたよとか、体調悪くないですかとか、外の空気を吸いたいときは言ってくださいねとか、過保護してくる。
「あの、レガスさん、パチドから私のこと、なにか頼まれています?」
「ええ、できるだけ外に出ないように『おねがい』してくれと」
おねがい、ってなんだ?
と思うけれどもあまりに忙しそうなので、ちょっと長話しはしにくい。
でも、最近はずっと一緒に食べていた晩ごはんにもシェドは帰ってこなくって。翌朝になっても帰ってこなくって。
ずんずん不安になってくる。でも、私を捨てるにしたって、普通自分の家には捨てていかないよね?
「レガスさん、ひょっとして、色々困ったことになっています?」
「いえ、大したことでは・・」
と言いかけたところで、使用人さんから声がかかる。
「レガス様、表にレンツ様です。どうしますか?追い返しま・・」
「入れて!無理なら私が会いに行きます!」
レガスさんの前に私が答えていた。
レガスさんがちょっとだけ『しまった』的な顔をしたけれども、どう考えてもレンツから話を聞く方が早い。
レンツは両側に2人使用人をくっつけて入って来た。
何だ、この厳戒態勢。
「いつから要塞化したんだよ、この家は」
まったく同感だ。
「よく来てくれました。あと、一昨日はどうもありがとう。とてもたすかりました」
頭を下げると、レンツは『お安い御用だ』と言って、ちょっと笑った。
「この様子だと、パチドは自分が捕まるの、織り込み済みか?」
「捕まった?!なんで?一昨日の件では、命令違反はしてないはずよ?!」
「総司令直下の兵士200人を一遍に瞬間転移させたそうだぞ?命令違反以前の問題だろうが」
に、200人?!それで魔素欠だったの?!
「レガスさん!パチドは仕事に出かけたのではなくて出頭したの?!」
「いえ・・」
「お前が、黒い魔素だって指名手配されたから撤回させに行った。だが、捕まったところを見ると決裂したんじゃないのか?」
「黒い魔素?!いやいや、それなら、ムーガルの役人半数は死んでいるはずとか思わない?!」
黒い魔素は、冥界から噴き出してくる魔素で、噂では、時たま黒い魔素を使えるすごい魔術師が出るけれども、そう言う人以外は、触れただけでばたばた死ぬし、たくさん外に漏れ出れば、風は止み、波も止まり、天変地異が起こるという。ちょっと狙った人を殺せます、とかとは、スケールの違う話だ。
「向こうも言いがかりは百も承知だと思うぞ。ミケを攻撃されたくなければ、名家の嫁とってグリーンの家継いで、ムーガル王への忠誠を示せってパチドに迫っている最中だとさ」
「なに、あたし人質なの?!今、なんかよくわからないけど私、めちゃくちゃシェ・・パチド怒らせちゃっているのに、無理がない?」
「痴話げんかのレベルじゃないだろうが。パチドはお前を傷つけられて怒っていて、造反しかねない。ミケがそばにいれば、1師団どこにでも転移できるような最高実力者が、だぞ。軍は気が気じゃなくて当然だ」
そりゃ気が気じゃないだろうけど。
「うー、レガスさん、私、絶対外に出ちゃダメ?」
「いえ、絶対ではないのですが、おねがい、と」
「この場合、そのおねがい聞いていると、私、相当足手まといだと思うのですが?!」
ピンポーン
要塞化したこの家に普通のお客があり得ぬ以上、なるはずのないチャイムの音が響く。
レガスさんも私も一瞬固まったのち、叫んだ。
「入れろ!」
「入れて、ルカよ!」
パチドは、片方の腕にはまった軽くて弾力のある拘束具を見てため息をつく。犬の散歩に使う伸縮リードを改良したような透明な魔道具で、あきらかにグリーンのお手製。そしてその先についているのは当然グリーン。
なぜ、繋がれているのが杭ではなく、グリーンなのか。なぜ、場所が獄ではなく、司令官室なのか。
つっこみたいことが目白押しだ。
繋がっているグリーンも不自由なはずなのに、なぜかうれしそうに見えるのも、一緒に食べている食事中に、こっちの皿に好物を放り込んでくるのもやめて欲しい。
「なんで俺が働いているんだ?」
軍部の部下は、普通にパチドに指示を仰ぎに来るし、次々あがってくる報告にも目を通さされる。兵の訓練には出ていないが、デスクワーク的には、普段の倍は働いている。
「お前を獄につないで軍の機能が維持できるか、ばか者。だが、お前とミケを引き離しておかねば、また騒ぎが起きる」
「対症療法が過ぎるでしょうが。ミケが、本気で動いたら俺には止められませんよ?」
「どれほど甘いのだ。公妾の時ほどひどい拘束をしろと言っているわけではない。お前が絶対的な支配者として支配しろと言っているだけだ」
「そんな恋人も夫婦も長続きしませんよ」
「恋人でも、夫婦でもないだろうが!フェルニア貴族の当主にできたことが、なぜお前に出来ん!」
そう言う基準か、とパチドは頭を抱えたくなる。
「ミケの目的が違うからです!」
どこまでしゃべって問題ないだろうか。
「違わんだろうが。交妾として虐待した当主や魔術師たちに復讐するのも、監禁所で虐待したムーガルに復讐するのも同じだ」
「ミケが、フェルニアの魔術師に復讐したのは、大切な人と場所を奪われたからです。その復讐のために公妾に甘んじたのであって、公妾にされたことの復讐ではありません」
「・・・おまえは、あの監禁所の地獄を見ていないから、そう言える。死ねぬだけで受けねばならぬと諦められる苦しみではなかったはずだ」
「その場合、ムーガルは、普通謝罪しませんかね。許してもらえなそうだから殺してしまおう、というのは、喉が渇いたと言ったから喉を切ってあげよう系の嫌な思い出をほうふつとさせますが?」
堂々巡りを続けながら、グリーンはミケが自らの身を犠牲に交渉に来ることを、パチドは軍に非常事態が起きることを待っていた。
☆
シェド、かえってこないなー。
使用人さん達、バタバタした感じだなー。
普段ミケの世話をしてくれるのは、女性なのだが、今日は何故か男性のレガスさんが隣の部屋に陣取っていて、ミケの用事もこなしてしまう。
レガスさんは、これを使用人に括るのは不味いのではないかという執事っぽい仕事+アルファをしていて、パチドもシェドも頼りにしているやり手さんだ。表には出していないけれど、多分魔力持ち。しかも忙しくなると、足の運び方とか変わってきて、そこら辺の兵士より絶対強いよ、この人、って思う。
そのレガスさんが、ものすごい勢いで、通信しながら、他の使用人さんに指示だししながら、なんか書類確認しながら、それでも、にっこりミケにスープとか、おやつとか出してくれたり、お風呂が沸きましたよとか、体調悪くないですかとか、外の空気を吸いたいときは言ってくださいねとか、過保護してくる。
「あの、レガスさん、パチドから私のこと、なにか頼まれています?」
「ええ、できるだけ外に出ないように『おねがい』してくれと」
おねがい、ってなんだ?
と思うけれどもあまりに忙しそうなので、ちょっと長話しはしにくい。
でも、最近はずっと一緒に食べていた晩ごはんにもシェドは帰ってこなくって。翌朝になっても帰ってこなくって。
ずんずん不安になってくる。でも、私を捨てるにしたって、普通自分の家には捨てていかないよね?
「レガスさん、ひょっとして、色々困ったことになっています?」
「いえ、大したことでは・・」
と言いかけたところで、使用人さんから声がかかる。
「レガス様、表にレンツ様です。どうしますか?追い返しま・・」
「入れて!無理なら私が会いに行きます!」
レガスさんの前に私が答えていた。
レガスさんがちょっとだけ『しまった』的な顔をしたけれども、どう考えてもレンツから話を聞く方が早い。
レンツは両側に2人使用人をくっつけて入って来た。
何だ、この厳戒態勢。
「いつから要塞化したんだよ、この家は」
まったく同感だ。
「よく来てくれました。あと、一昨日はどうもありがとう。とてもたすかりました」
頭を下げると、レンツは『お安い御用だ』と言って、ちょっと笑った。
「この様子だと、パチドは自分が捕まるの、織り込み済みか?」
「捕まった?!なんで?一昨日の件では、命令違反はしてないはずよ?!」
「総司令直下の兵士200人を一遍に瞬間転移させたそうだぞ?命令違反以前の問題だろうが」
に、200人?!それで魔素欠だったの?!
「レガスさん!パチドは仕事に出かけたのではなくて出頭したの?!」
「いえ・・」
「お前が、黒い魔素だって指名手配されたから撤回させに行った。だが、捕まったところを見ると決裂したんじゃないのか?」
「黒い魔素?!いやいや、それなら、ムーガルの役人半数は死んでいるはずとか思わない?!」
黒い魔素は、冥界から噴き出してくる魔素で、噂では、時たま黒い魔素を使えるすごい魔術師が出るけれども、そう言う人以外は、触れただけでばたばた死ぬし、たくさん外に漏れ出れば、風は止み、波も止まり、天変地異が起こるという。ちょっと狙った人を殺せます、とかとは、スケールの違う話だ。
「向こうも言いがかりは百も承知だと思うぞ。ミケを攻撃されたくなければ、名家の嫁とってグリーンの家継いで、ムーガル王への忠誠を示せってパチドに迫っている最中だとさ」
「なに、あたし人質なの?!今、なんかよくわからないけど私、めちゃくちゃシェ・・パチド怒らせちゃっているのに、無理がない?」
「痴話げんかのレベルじゃないだろうが。パチドはお前を傷つけられて怒っていて、造反しかねない。ミケがそばにいれば、1師団どこにでも転移できるような最高実力者が、だぞ。軍は気が気じゃなくて当然だ」
そりゃ気が気じゃないだろうけど。
「うー、レガスさん、私、絶対外に出ちゃダメ?」
「いえ、絶対ではないのですが、おねがい、と」
「この場合、そのおねがい聞いていると、私、相当足手まといだと思うのですが?!」
ピンポーン
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「入れて、ルカよ!」
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