最低級の探索者 幻のダンジョンを制覇し無敵の人と化す

キャラクター紹介（５３話目終了時点）

＊５３話目まででまだ登場していないのもいます。


霧雨咲哉《きりさめさくや》　＊本作の主人公
男　１７才（高校３年生）　称号：無敵の人　

初期ビジュアル：フツメン顔、黒髪ややボサ、身長１６８㎝の細身
幻のダンジョン制覇後：顔はそのままだが、心がさらに卑屈になりその醜い内面が外見に浮き彫りとなり、他人からはブサメンとして見えてしまう。
スキルで変身：異形な程桁外れのガタイとなり、身長は２ｍを超える

体得している汎用スキル：「感知/特定」レベルMAX、　「召喚」レベルMAX、「転移」レベルMAX、「錬成」レベルMAX、　「眷属」、　「収納」レベルMAX、　　「鑑定」レベルMAX　
固有スキル：卑屈症候群《コンプレックスシンドローム》

戦闘スタイル（初期）：安物の剣と自家製の盾を武装した近接戦。どちらも年季が入っていて脆い。
（幻のダンジョン制覇後）：殴打（素手、鈍器）、刃物（大剣、巨大鉈）、銃撃・爆撃（拳銃モデル：デザートイーグル、ショットガン、ロケットランチャー、サブマシンガン、爆弾）など

人物紹介：周囲に馬鹿にされ続けて根暗気質、人と関わるのが嫌になる。幻のダンジョンを制覇し圧倒的な力を得たことで、自分は誰よりも強くこの世で最強の人間であると確信を持つようになる。
自分を馬鹿にする奴らは皆、分からせてから悲惨な目に遭わせ、惨たらしく殺すと決めている。
自分の味方になってくれる人はもういない、他人は皆敵であると考え、誰とも組まず信じず、敵意を抱くようになる。信用出来る者は自身と契約した召喚獣たちのみ。



牧瀬詩葉《まきせうたは》
女　１７才（高校２年生）　
ビジュアル：ピンク色のショートボブヘア、身長１６３㎝など

体得している汎用スキル：「エンチャント付与」レベル５、魔術（火属性が得意）、念動力《テレキネシス》レベル５、「治癒」レベル３
固有スキル：魔力増幅ブースト（体力や精神力を削って自身の魔力を増幅し強くさせる。より大きな魔術が使えるようになり、威力も増す）

戦闘スタイル：魔術師《ウイッチ》……魔術杖を媒体に様々な魔術を放つ。バリヤーを展開して敵の攻撃を防ぐ防御魔術、自分や味方の傷を癒す治癒魔術も使える。攻守サポート優れたマルチタイプの魔術師。杖の穂先を取り外すと鋭利な刃、たまに近接攻撃もすることから、遠距離タイプにしては機動力も長けている。
良く言えば戦闘の幅が広く、悪く言えば器用貧乏（本人語り）。

人物紹介：国内で大人気の配信探索者である現役女子高生。国内探索者ランキングは５０位、日本トップクラスの上位ランカー。咲哉と同じ北関東支部の探索者ギルドに所属している。
　ある日配信中、咲哉に探索者を辞めた方が良い、才能が無いなどと辛辣な言葉をかけた。
　しかしそれは彼女なりの心配・思いやりだった。咲哉にはダンジョンで死んでほしくないから、あえて気持ちを萎えさせる言葉を投げ続けていたのだ。その実彼女は咲哉に好意を抱いてもいた。
　それ故のあえての憎まれ口を叩いたわけだが、咲哉には全部、ただの毒・心無い罵倒として受け取られ、彼に敵認定されてしまう結果となった。配信の視聴者たちが咲哉に惨殺されてしまい、心に大きなショックを受けた。




ミイ
♀　猫の眷属獣　
人形態：亜麻色のミディアムショートヘア、身長１７５㎝、耳と尻尾はもふもふ、手のひらには肉球など
獣形態：四足形態での高さ１７０㎝、全長２ｍ＊全身モフモフ

固有スキル「獅子奮迅《ししふんじん》」……パワーとスピードが倍になり、精神力も強固なものに

戦闘スタイル：パワー・スピード・ディフェンスのバランス型、近接戦（特に武術）型

人物紹介：明朗快活な性格の猫獣人。咲哉と最初に契約した獣人でもある。
咲哉と出会う前は異なる世界線の日本にある小さな里で一族揃って暮らしていた。
人間に侵略を目的とした争いを仕掛けられたことから、人間を嫌うようになった。その後咲哉によって化け物から一族と里を救ってくれたことにより、彼だけは他の人間と違うと分かり、好意を寄せるようになった。
気配感知と嗅覚に優れており、咲哉のチームではムードメーカー的存在。



スノウ
♀　兎の眷属獣　
人形態：白髪セミロング、身長１５０㎝、耳と尻尾もふもふ
獣形態：二足形態、サイズは人形態とほぼ同じ＊全身モフモフ

固有スキル：兎耳《うさぎみみ》…相手の声や鼓動などから相手の状態を正確に読み取ることが出来る。相手の思考を読み取ることも出来る。

戦闘スタイル：スピード特化、超能力使い

人物紹介：物静かで聡明な雰囲気を纏った、兎獣人。契約獣の中では二番目に咲哉と契約した。
咲哉と出会う前は異なる世界線の寒冷な大地の地下深くの洞穴で一族揃って生活をしていた。天敵が多いことから一族以外は皆敵と認識していた。
咲哉に対しても最初は警戒と敵意を剥き出しにしていた。しかし天敵の一族に住処を攻め込まれ危機に陥ったところを彼に助けてもらったことから、生まれて初めて一族以外の人に心を開き同時に恋慕の情も抱いた。その後自ら彼の僕になることを志願し、契約してもらった。
聴覚が非常に鋭く、チームで行動する際は感知係として機能する。契約獣の中で最も知能が高く、参謀役を担ってもいる。



ジェット
♂　梟《ふくろう》の眷属獣　
人形態：伊達眼鏡、灰色髪、身長１８０㎝のシャープ体型
獣（猛禽）形態：全長３ｍ

固有スキル？？？

戦闘スタイル：空中、特に空からの攻撃が得意。風の魔術を駆使した戦術を好む。

人物紹介：百人の女性がすれ違えばその全員が振り向く程のイケメン鳥獣人。咲哉には常に恭しい態度で接するが、同じ契約獣たちに対しては砕けた口調になる。
咲哉と出会う前は異なる世界線の上空に浮ぶ島で暮らしていて、一族の若頭を務めていた。
ある時圧倒的な力を持った化け物に島を壊され危機に陥ったところ、咲哉とその契約獣たちに救われた。咲哉の奮闘ぶりに感服し、一族と島を救ってくれた恩義として、咲哉からの誘いに乗り、契約した。
獣形態になると仲間を乗せて空を移動出来る（最速でマッハ２．５）。動体視力が優れており、音にも敏感。



シュンメー
♂　馬の眷属獣　
人形態：馬面、黄色髪、身長１９５㎝、筋骨隆々
獣形態：高さ２２０㎝、体重２５０㎏、筋肉質の体躯

固有スキル：？？？

戦闘スタイル：？？？

人物紹介：現時点では未登場の馬獣人。咲哉と出会う前は異なる世界線の南米諸国にある大商会で運び屋として生計を立てつつ、副業で地下闘技場のファイターもやっていた。
獣形態になると馬車を牽引して陸地を移動する。規格外の馬力と無尽蔵のスタミナにより、大型トラックと同等の積載量を何時間も運ぶことが可能。土壌関連の作業にも長けている。


マリン
♀　鯱《しゃち》の眷属獣　
人形態：水色髪ロングヘア、身長１８５㎝、ギザ歯、首筋にエラ、体の至る所に鱗
獣（海洋）形態：全長９ｍ

固有スキル：？？？

戦闘スタイル：？？？

人物紹介：現時点では未登場。の海棲獣人。咲哉と出会う前は異なる世界線の海底都市の市長を務めていた。同時に都の守り神として、外敵を率先して排除もしていた。
獣形態になると仲間を乗せて海・水上を移動してみせる。また特殊な力で仲間たちも一緒に安全に海底へ潜ることも出来る。

追記：咲哉の契約獣は全員汎用スキルを持っていない。全員初めから備わっている力で戦う



＊咲哉を馬鹿にしたことで復讐され、ぶち○された人物一覧

間野木志朗《まのきしろう》
男　１８才（高校３年生）
ビジュアル：赤メッシュの黒髪、身長１８０cm

体得している汎用スキル：肉体強化（攻撃力と防御力を向上）、エンチャント付与レベル１
固有スキル：無し

戦闘スタイル：槍使い。他にも長い武器を使いこなせる可能性あり。

人物紹介：咲哉とは中学からの同級生。学校で咲哉を犯罪にギリギリ触れないレベルの虐めをしていた。後から咲哉と同じ支部所属の探索者となる。最低級探索者の咲哉に心無い侮辱と嘲笑を投げかけては虐めを行い続けていた。
探索者デビューを果たし、その活動初日、探索エリアにて咲哉を馬鹿にしたことで復讐され、殺害される。




長下部左仁《おさかべさじん》
男　２０才
ビジュアル：金髪（ワックスでセンター分け）、金色フレームの眼鏡、身長１８５㎝

体得している汎用スキル：肉体強化、エンチャント付与レベル３、剣術（剣速、切れ味が上昇）
固有スキル：「長剣士」…刀身が長い刃物の扱いに長け、剣術が向上。攻撃力も上昇。

戦闘スタイル：長剣使いの剣士

人物紹介：国内探索者ランキング１５０位の上位ランカー探索者。咲哉や詩葉と同じ北関東支部の探索者ギルドに所属していた。
咲哉を虫けらのように扱い、詩葉に対し常に言い寄って絡んでいた。女メンバーばかりのパーティで活動。海外で探索者活動をやっている兄がいる。
ギルドの地下訓練施設にある決闘場で咲哉に徹底的にボコられた後、復讐で殺害される。



浦辺洋平《うらべようへい》
男　４８才
ビジュアル：オールバックのヘアスタイル、身長１７５㎝のややデブ体型

体得している汎用スキル：肉体強化、エンチャント付与など
固有スキル：「格闘術」…徒手技・足技の威力が上がり、物理での攻撃力も上昇する。
戦闘スタイル：現役時代はガントレット装備での徒手格闘による近接戦闘　引退した身でも技のキレは衰えてないものの、体力が著しく減退している為、まともに戦えない。支部所長就任した頃から鞭を使うようになり、それで物理的なパワハラを行っていた。

人物紹介：咲哉が所属している探索者ギルド北関東支部の所長。万年最低級の底辺だった咲哉に対し度が過ぎる冷遇・パワハラを行っていた。
咲哉対してだけ報酬金を不当に下げる、長下部をはじめとする先輩による虐めの見て見ぬふりなど。
本人も咲哉に何度か暴力振るったことあり、その度所長という権力でもみ消してきた。引退する前は国内ランキング３００位内の探索者だった。
長期間ギルドに顔を出さなかった咲哉を勝手に除籍したが、その後彼に徹底的に復讐され、殺害される。