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「はあはあはあ」

 荒い息をしているマイちゃんの股間に、俺の股間を近づけた。

「マイちゃん。マンズリいくよ」
「はい」

 大陰唇をクパッと開き、俺の先端をくっつけた。

 ヌチャ! ヌチャ! グニュグニュ

 先端を膣穴からクリトリスの間を往復させている間に快感が高まってきた。

 そろそろ来る。

 先端を膣穴に押し当てた。

 先端が少し潜り込む。

 抵抗にぶつかったところで侵入を止める。

 来る!

 先端から熱い液が迸った。

 膣の中にジュブジュブと液体が入っていく。

 このまま膜を破って、中に入れてしまおうか?

 いやいやダメだ。マイちゃんが痛がる。

「パパ、マイの中に熱いものが入ってきます」
「どんな感じ?」
「気持ちいいです。これ赤ちゃんの素ですか?」
「そうだよ」
「でも、マイはまだ赤ちゃんできません」

 そうじゃなきゃ、こんな事は出来ない。

「だから、入れても大丈夫ですよ」
「え? 何を?」

 思わず間抜けな事を聞いてしまった。

「おちんちん」
「マイちゃん。知っているかな? これを入れると痛いんだよ」
「知っています」
「マイちゃんが痛がるから、入れないのだけど……」
「でも、次の撮影で入れる事になっているのです」
「え? それは……」
「だから、会社のお姉さん達にも、慣らしておくように言われていたのです」
「マイちゃんは、それでいいのか?」
「お仕事ですから」

 いや、しかし……

「それに気持ちいいし、マイもエッチ好きだし……」

 そうなのか? しかし、犯罪……いや、もう現時点で俺のやっている事は犯罪だし……

「よし。じゃあ入れるよ」
「はい」

 と思ったのだが……

「ごめん。今は無理」
「どうしてですか?」
「もう夕ご飯の時間だから、ご飯食べてからにしよう」
「はい」

 実はモノが萎えてしまっていたから、だとは言えなかった。

 まあ、あれだけやっていれば当然だな。
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