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第59話 剣闘祭 第1回戦 vsフリューゲル校①
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「ボ、ボクが完封勝利するのです…!!」
イザベルがめちゃくちゃ好戦的だ。
皆後継者を目指しているのだろうか…?
『…あっ、フリューゲルって天使族の住まう天空都市フリューゲルか!』
おそらくイザベルの出身地なのだろう。
故郷の皆に強くなった姿を見せつけたいのだろうか…?
「それではアインザス校とフリューゲル校の出場選手は控え室へ移動をお願いします。
また、それ以外の生徒は観客席へ移動をお願いします。」
司会の指示の元、俺達は控え室へ移動した。
そこには大量の決闘用武器と防具がずらりと並んでおり、モニターの様な魔道具で闘技場の様子が中継されていた。
「じゃあ4人とも、着替え終わったらここで集合しよう。」
「おう。」
「はい。」
「はーい!」
「は、はいなのです!」
俺はさっさと着替え、すぐに控え室へ戻った。
そしてずらりと並んだ武器防具を“鑑定“し、性能や耐久値が若干高いものを全員分選んだ。
ちなみに使うのは鉄でできた平均的な装備である。
「着替え終わったぞ~!!っておお!!選んでおいてくれたのか!!」
「見る目は自信あるからな。気に入らなかったら自分で選んでいいからな。」
「いえ…しっくり来ました。」
「あたしもピッタリかも!!」
「ボ、ボクも…!!」
皆気に入ってくれた様でよかった。
粗悪な装備を掴んでしまったら、戦闘能力で勝っていても武器の性能差で負けてしまう。
そんな悲しい結末は、ひとまず回避できたようだ。
「準備が出来次第、闘技場へ入場してください。」
「皆、準備はいいか?…よし、じゃあ行くぞ!!」
「おーっと!!!続いてアインザス校の登場だーー!!!」
「おおおおおお!!!!!」
闘技場内にある舞台に上がり、向かい合って整列した。
天空都市フリューゲル校の出場選手は全員天使族の女生徒だった。
「あらイザベル、まだ生きてたのね。アインザス校の入学試験に落ちてのたれ死んだと思ってたわ。」
「一族の反対を押し切って無理矢理アインザスに通学した…天使族の裏切り者め!!」
「私たちを見下して嘲笑っているのではなくて?」
「そ、そんなことないのです…」
イザベルはなかなか複雑な環境に身を置いていたらしい。
無理矢理アインザス校に来たことを後悔させないためにも、ここは1人で5人抜きしてもらいたいところだ。
「これよりアインザス校対フリューゲル校の試合を始めます!!1戦目の選手は舞台に残ってください。」
「…イザベル、頑張れよ!何も気負う必要はないからな!」
「おうよ!!故郷の奴らをぶちのめしてやれ!!」
「は、はいなのです!!」
向かい合った時に相手全員を“鑑定“しておいた。
Lvは大体30前後でイザベルと同じくらいだが、スキルLvはこちらが1~2上回っている。
『いつも通りに戦えば勝てるはずだ…頑張れよ!!』
相手の装備は曲剣型片手剣と盾…
イザベルの両手・片手棍棒と有利不利は特にないだろう。
俺は体内でTPを循環させ、目と耳だけ“闘気操術“で強化した。
試合の詳細を見聞きするためだ。
「両者武器を構えて…1戦目、試合開始!!」
「はぁぁぁぁ!!!」
相手が試合開始と同時に、速攻で攻撃を仕掛けてきた。
イザベルは相手の性格を知っていたのか、その場でじっと受け身をとってカウンターを狙っている。
相手が発動したソードスキルは片手剣Lv.3“ソニックチョッパー“。
相手へ高速で直進し、突きを放つ攻撃だ。
イザベルは相手が突進すると同時に左へ跳躍し、“ソニックチョッパー“の範囲から外れた。
そして、野球の右打者のような体勢で棍棒を構えている。
「ちょっ…ちょっと…!!」
「ご、ごめんなさいなのです!!」
130kmほどの直進を綺麗にフルスイングで捕らえ、相手の頭蓋を粉砕した。
「試合終了ーー!!!勝者、アインザス校イザベルーー!!」
「おおおおおおお!!!!」
「ここで試合員からの報告です!!今の試合時間はなんとっ、たったの5秒とのことです!!!
「痛快な負け方だったなぁ!!!」
「今みたいな競技作ったら面白そうだな!!」
イザベルは冷静な判断でよくやったが…相手が少し可哀想だ。
共感性羞恥心だろうか、見てるこちらまで瞬殺されたのが恥ずかしくなってきた。
「えー…では改めて、2戦目に移ります!!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
「ふふ…今の試合で調子に乗っているのではなくて?彼女は私たちの中でも最弱でしてよ?」
「そ、そんなことないのです…!!」
いや…調子に乗って驕っているのはむしろ彼女たちの方だろう。
それはさておき、次の相手の得物は槍…夏休み中にスーとよく模擬戦をしていたので慣れているだろう。
「両者武器を構えて…2戦目、試合開始!!」
「やぁぁぁ!!」
開始と同時に、今度はイザベルが速攻で仕掛けた。
俺の教え通り、ソードスキルを行使するとシステムアシストで簡単に行動を読めてしまうので通常攻撃だ。
「くっ…!!」
イザベルには攻撃と攻撃の間隔が非常に短く、防御しにくいという長所がある。
それを利用し、通常攻撃の猛攻で相手を押さえつけている。
「はぁぁぁぁ!!!」
猛攻に耐えかねた相手が、槍Lv.3”ステラスピア”を行使した。
これは星型の5つの頂点を上から連続して突く5連撃技だ。
イザベルは”ステラスピア”を放つ体勢を視認するとすぐにスライディングして相手の股をくぐり抜け、背後を取った。
そして相手はスキルを強制停止できず、愚かにも空を斬っている隙に背後から棍棒Lv.1”ブラント”で頭蓋を粉砕した。
「試合終了ーー!!!アインザス校イザベル選手、2連勝です!!!」
「おおおおおおおおおお!!!!!!」
イザベルがめちゃくちゃ好戦的だ。
皆後継者を目指しているのだろうか…?
『…あっ、フリューゲルって天使族の住まう天空都市フリューゲルか!』
おそらくイザベルの出身地なのだろう。
故郷の皆に強くなった姿を見せつけたいのだろうか…?
「それではアインザス校とフリューゲル校の出場選手は控え室へ移動をお願いします。
また、それ以外の生徒は観客席へ移動をお願いします。」
司会の指示の元、俺達は控え室へ移動した。
そこには大量の決闘用武器と防具がずらりと並んでおり、モニターの様な魔道具で闘技場の様子が中継されていた。
「じゃあ4人とも、着替え終わったらここで集合しよう。」
「おう。」
「はい。」
「はーい!」
「は、はいなのです!」
俺はさっさと着替え、すぐに控え室へ戻った。
そしてずらりと並んだ武器防具を“鑑定“し、性能や耐久値が若干高いものを全員分選んだ。
ちなみに使うのは鉄でできた平均的な装備である。
「着替え終わったぞ~!!っておお!!選んでおいてくれたのか!!」
「見る目は自信あるからな。気に入らなかったら自分で選んでいいからな。」
「いえ…しっくり来ました。」
「あたしもピッタリかも!!」
「ボ、ボクも…!!」
皆気に入ってくれた様でよかった。
粗悪な装備を掴んでしまったら、戦闘能力で勝っていても武器の性能差で負けてしまう。
そんな悲しい結末は、ひとまず回避できたようだ。
「準備が出来次第、闘技場へ入場してください。」
「皆、準備はいいか?…よし、じゃあ行くぞ!!」
「おーっと!!!続いてアインザス校の登場だーー!!!」
「おおおおおお!!!!!」
闘技場内にある舞台に上がり、向かい合って整列した。
天空都市フリューゲル校の出場選手は全員天使族の女生徒だった。
「あらイザベル、まだ生きてたのね。アインザス校の入学試験に落ちてのたれ死んだと思ってたわ。」
「一族の反対を押し切って無理矢理アインザスに通学した…天使族の裏切り者め!!」
「私たちを見下して嘲笑っているのではなくて?」
「そ、そんなことないのです…」
イザベルはなかなか複雑な環境に身を置いていたらしい。
無理矢理アインザス校に来たことを後悔させないためにも、ここは1人で5人抜きしてもらいたいところだ。
「これよりアインザス校対フリューゲル校の試合を始めます!!1戦目の選手は舞台に残ってください。」
「…イザベル、頑張れよ!何も気負う必要はないからな!」
「おうよ!!故郷の奴らをぶちのめしてやれ!!」
「は、はいなのです!!」
向かい合った時に相手全員を“鑑定“しておいた。
Lvは大体30前後でイザベルと同じくらいだが、スキルLvはこちらが1~2上回っている。
『いつも通りに戦えば勝てるはずだ…頑張れよ!!』
相手の装備は曲剣型片手剣と盾…
イザベルの両手・片手棍棒と有利不利は特にないだろう。
俺は体内でTPを循環させ、目と耳だけ“闘気操術“で強化した。
試合の詳細を見聞きするためだ。
「両者武器を構えて…1戦目、試合開始!!」
「はぁぁぁぁ!!!」
相手が試合開始と同時に、速攻で攻撃を仕掛けてきた。
イザベルは相手の性格を知っていたのか、その場でじっと受け身をとってカウンターを狙っている。
相手が発動したソードスキルは片手剣Lv.3“ソニックチョッパー“。
相手へ高速で直進し、突きを放つ攻撃だ。
イザベルは相手が突進すると同時に左へ跳躍し、“ソニックチョッパー“の範囲から外れた。
そして、野球の右打者のような体勢で棍棒を構えている。
「ちょっ…ちょっと…!!」
「ご、ごめんなさいなのです!!」
130kmほどの直進を綺麗にフルスイングで捕らえ、相手の頭蓋を粉砕した。
「試合終了ーー!!!勝者、アインザス校イザベルーー!!」
「おおおおおおお!!!!」
「ここで試合員からの報告です!!今の試合時間はなんとっ、たったの5秒とのことです!!!
「痛快な負け方だったなぁ!!!」
「今みたいな競技作ったら面白そうだな!!」
イザベルは冷静な判断でよくやったが…相手が少し可哀想だ。
共感性羞恥心だろうか、見てるこちらまで瞬殺されたのが恥ずかしくなってきた。
「えー…では改めて、2戦目に移ります!!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
「ふふ…今の試合で調子に乗っているのではなくて?彼女は私たちの中でも最弱でしてよ?」
「そ、そんなことないのです…!!」
いや…調子に乗って驕っているのはむしろ彼女たちの方だろう。
それはさておき、次の相手の得物は槍…夏休み中にスーとよく模擬戦をしていたので慣れているだろう。
「両者武器を構えて…2戦目、試合開始!!」
「やぁぁぁ!!」
開始と同時に、今度はイザベルが速攻で仕掛けた。
俺の教え通り、ソードスキルを行使するとシステムアシストで簡単に行動を読めてしまうので通常攻撃だ。
「くっ…!!」
イザベルには攻撃と攻撃の間隔が非常に短く、防御しにくいという長所がある。
それを利用し、通常攻撃の猛攻で相手を押さえつけている。
「はぁぁぁぁ!!!」
猛攻に耐えかねた相手が、槍Lv.3”ステラスピア”を行使した。
これは星型の5つの頂点を上から連続して突く5連撃技だ。
イザベルは”ステラスピア”を放つ体勢を視認するとすぐにスライディングして相手の股をくぐり抜け、背後を取った。
そして相手はスキルを強制停止できず、愚かにも空を斬っている隙に背後から棍棒Lv.1”ブラント”で頭蓋を粉砕した。
「試合終了ーー!!!アインザス校イザベル選手、2連勝です!!!」
「おおおおおおおおおお!!!!!!」
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