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第60話 剣闘祭 第1回戦 vsフリューゲル校②
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「よくやったイザベルーーー!!!この調子で残り3人も倒しちまえーー!!!」
「あ、ありがとうなのです!!」
『順調なスタートだな…!』
後継者の件はさておき、優勝を目指すためにもイザベルだけで完封して他4人の手札は隠しておきたい。
フリューゲル校の戦闘能力は大したことないし、余裕でいけるだろう。
「では3戦目に移ります!!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
「な、なかなか強くなったわね…でも私も成長しているのよ!目に物見せてやるわ!!」
相手の得物は右手の短剣のみ…アイリスは両手に短剣を持って戦うが、似たようなものだろう。
夏休み中にアイリスともよく模擬戦をしていたので、慣れているはずだ。
「両者武器を構えて…3戦目、試合開始!!」
「はっ!!」
『なっ…!!』
開始と同時にイザベルは前へ飛び出したところへ、相手が短剣Lv.1“ダガー“で投擲した。
「ちっ…!!」
ちょうど走り始めたところだったので、避けきることができなかった。
しかし、左前へ飛び込んだおかげでなんとか右太腿を掠るだけで済んだ。
「なんとっ!!イザベル選手、3戦目にして初の負傷です!!」
「今の不意打ちは完璧でしたね…イザベル選手もよく致命傷を避けたものです。」
しかし、避けて地面に倒れ込んでいるところを相手は見逃さなかった。
「やぁぁぁぁ!!!」
投擲後すぐに腰に隠し持っていた短剣へ持ち替え、距離を詰めた。
そして十分に近づくと、大きく前へ跳躍しながら4連撃技の短剣Lv.3“ヴァイパーエッジ“を放った。
『まずい…!!イザベルは今起き上がったところで避けきれない…!!』
それは自分も理解していたのだろう。
イザベルは立ち上がると同時にその場で構え、同じ4連撃技の棍棒Lv.3“ブラントスクエア“を行使した。
武器の重量差もあり、“ヴァイパーエッジ“は素早い連撃なのに対して“ブラントスクエア“は遅い。
そのため、4撃全てを防ぎ切るのは難しいだろう。
“ヴァイパーエッジ“は1、4撃目の殺傷力が高いので、“ブラントスクエア“の1、2撃目でそれらを防いで2、3撃目は耐えるべきだ。
そして残りの3、4撃目で勝負を決められたらベストだろう。
『相当難しい技術だが…イザベルならできる!!』
早速相手の初撃が胸元へ襲いかかるも、何とかイザベルも初撃で相殺した。
予想通り、イザベルが2撃目へ移る途中に相手の2.3撃目が右肩と左腕を浅く切り裂いた。
「くっ…!!」
痛みに耐えながら2撃目を放ち、見事相手の4撃目を相殺した。
その上嬉しいことに、攻撃を相殺した時に相手の体勢を崩すことに成功した。
『ナイス!!このまま仕留めろ!!』
「やぁぁぁぁ!!!」
イザベルの2連撃が相手を襲った。
1撃目で体勢を崩しつつもガードしていた両手の骨を粉砕し、そして2撃目で頭蓋骨を粉砕した。
「試合終了ーー!!!イザベル選手、素晴らしい技術を魅せて見事勝利ーーー!!!」
「おおおおお!!!」
無理してソードスキルを発動したのか、筋を痛めたようだ。
“神の御加護“を発動し、自身を回復した。
「今のはなんとっ!!天使族の中でも滅多に使える者がいないという“神の御加護“だーー!!!」
「おおおおおお!!!」
『知らなかった…あっ、そういえばさっき相手を“鑑定“したときユニークスキルなかったな。』
フリューゲルでは神に愛されている度合いで階級が決まると本に書いてあったのだ。
もしかするとフリューゲルの領主にだってなれるかもしれない。
「では4戦目に移ります!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
相手の得物は同じ片手・両手棍棒…果たして同じ武器を扱う相手に慣れているだろうか?
「それでは両者武器を構えて…試合開始!!」
結論から言うと…非常に地味な戦いの末、イザベルが勝利した。
棍棒で攻防を繰り広げる際、武器が重いためお互いの動きが遅い。
その上攻撃を相殺した時は両者ともに衝撃を喰らい、数m飛ばされる…
まるで文化祭の演劇を見ているような気分だった。
「アインザス校イザベル選手、苦戦しつつも4人抜きだーー!!!
このまま5人抜きとなるかーー!?!?」
「おおおおおお!!!!」
「イザベル、この調子で頑張れーー!!」
「あ、ありがとうなのです。」
俺がこんなにイザベルを応援するのには理由がある。
実は試合開始直前、こっそり賭場へ行ってイザベルの5人抜きにMAXBETである金貨1枚を賭けてきたのだ。
倍率は3.2倍…つまり当たれば金貨2枚と大銀貨2枚(日本円にして220,000)の利益になる。
「では最終試合に移ります。フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
『最後の相手の得物は両手剣…これはイザベルの勝ち確定だ!!』
両手剣使いの対応は俺やクレアと何度も戦ったので、慣れっこのはずだ。
「これ以上あなたにフリューゲル校の顔に泥を塗らせるわけにはいかない。覚悟なさい!」
「ボ、ボクの方こそ!!このまま5人抜きするのです!!」
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「やぁぁぁ!!」
開始と同時に、イザベルが棍棒Lv.5“スタンブラント“を行使した。
それに対し、相手はその場で両手剣Lv.4“インパクト“の構えを取っている。
『相殺するつもりか…だがSTRはイザベルの方が上だ!!』
棍棒と両手剣が全力でぶつかり合い、鈍く大きい音がコロッセオ中に響き渡った。
そしてバリンッ!!という音と同時に、相手の両手剣が砕け散った。
「くそぉぉぉぉ!!!」
武器を失った相手はやけくそになりながらも、イザベルに素手で殴りかかった。
対するイザベルは落ち着いていて、棍棒Lv.1“ブラント“で襲い掛かる相手を地面へ叩きつけた。
「試合終了ーーー!!イザベル選手、見事5人抜きしました!!!」
「おおおおおおお!!!!」
「よっしゃー!!ぼろ儲けだぜ!!」
試合終了の宣言と同時に、バリィッ!!という音とともに棍棒が砕け散った。
「あ、ありがとうなのです!!」
『順調なスタートだな…!』
後継者の件はさておき、優勝を目指すためにもイザベルだけで完封して他4人の手札は隠しておきたい。
フリューゲル校の戦闘能力は大したことないし、余裕でいけるだろう。
「では3戦目に移ります!!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
「な、なかなか強くなったわね…でも私も成長しているのよ!目に物見せてやるわ!!」
相手の得物は右手の短剣のみ…アイリスは両手に短剣を持って戦うが、似たようなものだろう。
夏休み中にアイリスともよく模擬戦をしていたので、慣れているはずだ。
「両者武器を構えて…3戦目、試合開始!!」
「はっ!!」
『なっ…!!』
開始と同時にイザベルは前へ飛び出したところへ、相手が短剣Lv.1“ダガー“で投擲した。
「ちっ…!!」
ちょうど走り始めたところだったので、避けきることができなかった。
しかし、左前へ飛び込んだおかげでなんとか右太腿を掠るだけで済んだ。
「なんとっ!!イザベル選手、3戦目にして初の負傷です!!」
「今の不意打ちは完璧でしたね…イザベル選手もよく致命傷を避けたものです。」
しかし、避けて地面に倒れ込んでいるところを相手は見逃さなかった。
「やぁぁぁぁ!!!」
投擲後すぐに腰に隠し持っていた短剣へ持ち替え、距離を詰めた。
そして十分に近づくと、大きく前へ跳躍しながら4連撃技の短剣Lv.3“ヴァイパーエッジ“を放った。
『まずい…!!イザベルは今起き上がったところで避けきれない…!!』
それは自分も理解していたのだろう。
イザベルは立ち上がると同時にその場で構え、同じ4連撃技の棍棒Lv.3“ブラントスクエア“を行使した。
武器の重量差もあり、“ヴァイパーエッジ“は素早い連撃なのに対して“ブラントスクエア“は遅い。
そのため、4撃全てを防ぎ切るのは難しいだろう。
“ヴァイパーエッジ“は1、4撃目の殺傷力が高いので、“ブラントスクエア“の1、2撃目でそれらを防いで2、3撃目は耐えるべきだ。
そして残りの3、4撃目で勝負を決められたらベストだろう。
『相当難しい技術だが…イザベルならできる!!』
早速相手の初撃が胸元へ襲いかかるも、何とかイザベルも初撃で相殺した。
予想通り、イザベルが2撃目へ移る途中に相手の2.3撃目が右肩と左腕を浅く切り裂いた。
「くっ…!!」
痛みに耐えながら2撃目を放ち、見事相手の4撃目を相殺した。
その上嬉しいことに、攻撃を相殺した時に相手の体勢を崩すことに成功した。
『ナイス!!このまま仕留めろ!!』
「やぁぁぁぁ!!!」
イザベルの2連撃が相手を襲った。
1撃目で体勢を崩しつつもガードしていた両手の骨を粉砕し、そして2撃目で頭蓋骨を粉砕した。
「試合終了ーー!!!イザベル選手、素晴らしい技術を魅せて見事勝利ーーー!!!」
「おおおおお!!!」
無理してソードスキルを発動したのか、筋を痛めたようだ。
“神の御加護“を発動し、自身を回復した。
「今のはなんとっ!!天使族の中でも滅多に使える者がいないという“神の御加護“だーー!!!」
「おおおおおお!!!」
『知らなかった…あっ、そういえばさっき相手を“鑑定“したときユニークスキルなかったな。』
フリューゲルでは神に愛されている度合いで階級が決まると本に書いてあったのだ。
もしかするとフリューゲルの領主にだってなれるかもしれない。
「では4戦目に移ります!フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
相手の得物は同じ片手・両手棍棒…果たして同じ武器を扱う相手に慣れているだろうか?
「それでは両者武器を構えて…試合開始!!」
結論から言うと…非常に地味な戦いの末、イザベルが勝利した。
棍棒で攻防を繰り広げる際、武器が重いためお互いの動きが遅い。
その上攻撃を相殺した時は両者ともに衝撃を喰らい、数m飛ばされる…
まるで文化祭の演劇を見ているような気分だった。
「アインザス校イザベル選手、苦戦しつつも4人抜きだーー!!!
このまま5人抜きとなるかーー!?!?」
「おおおおおお!!!!」
「イザベル、この調子で頑張れーー!!」
「あ、ありがとうなのです。」
俺がこんなにイザベルを応援するのには理由がある。
実は試合開始直前、こっそり賭場へ行ってイザベルの5人抜きにMAXBETである金貨1枚を賭けてきたのだ。
倍率は3.2倍…つまり当たれば金貨2枚と大銀貨2枚(日本円にして220,000)の利益になる。
「では最終試合に移ります。フリューゲル校の選手は舞台に上がってください。」
『最後の相手の得物は両手剣…これはイザベルの勝ち確定だ!!』
両手剣使いの対応は俺やクレアと何度も戦ったので、慣れっこのはずだ。
「これ以上あなたにフリューゲル校の顔に泥を塗らせるわけにはいかない。覚悟なさい!」
「ボ、ボクの方こそ!!このまま5人抜きするのです!!」
「両者武器を構えて…試合開始!!」
「やぁぁぁ!!」
開始と同時に、イザベルが棍棒Lv.5“スタンブラント“を行使した。
それに対し、相手はその場で両手剣Lv.4“インパクト“の構えを取っている。
『相殺するつもりか…だがSTRはイザベルの方が上だ!!』
棍棒と両手剣が全力でぶつかり合い、鈍く大きい音がコロッセオ中に響き渡った。
そしてバリンッ!!という音と同時に、相手の両手剣が砕け散った。
「くそぉぉぉぉ!!!」
武器を失った相手はやけくそになりながらも、イザベルに素手で殴りかかった。
対するイザベルは落ち着いていて、棍棒Lv.1“ブラント“で襲い掛かる相手を地面へ叩きつけた。
「試合終了ーーー!!イザベル選手、見事5人抜きしました!!!」
「おおおおおおお!!!!」
「よっしゃー!!ぼろ儲けだぜ!!」
試合終了の宣言と同時に、バリィッ!!という音とともに棍棒が砕け散った。
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