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第15話
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ケン達は町の門に近づくと、守衛の2人の男性が近づいてきた。その2人はケンとルティに驚き武器を構えていた。マリアは直ぐルティから降りて守衛に話しかけた。
「お待ち下さい!マリアです!この魔物達は無害です」
守衛の2人は、白い魔物から降りてきたマリアに気づいたが、まだ警戒しながら近づいてきた。
「マリア……マリアさんなのか!無事だったんだな?」
「はい無事です!それより大変なんです!あと2,3日でここにオークキングが軍団を率いて攻めてきます!」
「何だと!それは本当なのか?……」
2人の守衛はお互い顔を見合わせ。困った顔をしていた。兎に角自分たちではどうすれば良いのか分からないので、守衛隊長に報告する事になり。守衛の詰め所に1人の守衛が案内する事になった。
{何となくだけど、この2人信じて無い?どう思うマリア?}
{おそらくケン様の言うとおり、信じてもらえてませんね……}
だよな……普通いきなりそんな事言われても、信じられないよな?……最悪信じてもらえないならマリアには悪いが、この町を見捨てようかな……
俺達が詰め所の前に近づくと、ここで待てと言われ守衛だけが中に入っていった。この詰め所は外観だけで判断すると。石と木で出来た10m×10m高さ3m程のプレハブみたいな作りをしていた。守衛が入って数分後詰め所のドアが開き、中から背が高くフルプレートの鎧を着て兜を左の脇に抱えた、40才くらいの男が出てきた。その男はスキンヘッドで色黒だった。
「ゴンザレスさん!」
マリアが出てきた男にゴンザレスと声をかけると、出てきた男は笑顔で近づいてきた。
「おお!マリアさん!無事で良かったよ!今マリアさんの捜索隊の準備をしていた所だったんですよ」
「ご心配をかけました。申し訳ありません。私はこの通り無事です!それよりオークキングが……」
「ああ、それは部下から聞いたよ?でも本当なのですか?オークキングが攻めて来ると言うのは?」
「はい間違いありません!オークジェネラルが最後にそう言ってました」
「は?ちょって下さい!今オークジェネラルがって言いました?」
「はい!そうです」
マリアはゴンザレスに、今までの事を説明した。もちろんケンが元人間だとか、ケンにテイムされたとかは話して無い。何故自分が話せるのかは、分からないと言う事にした。
「本当にそんな事があるのか?確かにこの二匹の魔物は大人しく、マリアさんに付き添っている感じだな……でも、魔物が助けてくれるとはな今まで聞いた事無いぞ?……でも、俺はマリアさんを信じよう!そうとなれば町長に知らせなければいけないな!それと冒険者ギルドにもだな!」
「ゴンザレスさん信じてくれるんですね!」
「ああもちろん!マリアさんは聖悪を見極める事が出来る、そして昔俺はマリアさんに助けられた事があるのです。命の恩人の言う事は信じますよ!」
ゴンザレスはそう言いながら強面の顔で、笑顔を作っていた。
「ありがとうございます!」
{ケンお兄ちゃん!この人の顔なんかや……き…}
{うん……ルティみなまでいうな……俺も同じだ……}
{ケン様……ルティ様も……でもゴンザレスさんは顔はこうですけど、良い人ですよ?}
{マリアそれフォローになってないぞ?}
{え、そうですか?}
まぁマリアの天然は良いとして、実際ここの戦力で戦えるのか?
{マリア!ゴンザレスにここの戦力を聞いてくれ}
{はい!ケン様}
「ゴンザレスさん。この町の戦力はどの位ですか?」
マリアはケンに言われゴンザレスに確認すると、ゴンザレスの話だとこの町の警備隊の数は全部で20人で冒険者でいうところの、Cランクの実力があるらしい。ちなみにゴンザレスはBランクの実力だとか。そして冒険者ギルドの冒険者も戦力に入れるが、今居る冒険者で最高はAランクが1人とあとは、Cが数名とC以下は数十人らしい。
{おー!Aランクが居るのか!それは嬉しい知らせだ!}
ケンがAランク冒険者が居ることに、浮かれて居るとケンの隣に立つマリアが、申し訳ないように控え気味に右手を上げた。それに気づいたケンはマリアを見上げた。
{まさかAって?……マリアの事なのか?}
{はい……申し訳ありません……私の事です……}
{でもマリアは攻撃魔法は使えないのに、何故?}
{確かに私は攻撃魔法は全然駄目ですが、ある種族には私の魔法が効果的何ですよ}
{もしかして……この世界にはゾンビやゴースト系の魔物も出るのか?}
{流石です!ケン様!そう私の魔法が役立つのは死霊系とよばれる魔物です。以前ある村に多くの死霊系の魔物が現れたとき、偶々私がその村にある依頼を受けて着ていたんです。そして私の光属性魔法で倒した事もあり。それ以前から色々な方を治療したりサポートしていたこともあり。難しいクエストに動向出来るようにAランク冒険者になりました}
なるほどな……確かにマリアの付与魔法と回復系それにレアな聖属性魔法は使えるからな。それにしてもマリアは人が良すぎるな……
「マリアさんどうしました?」
マリアが突然手をあげている姿をみて、ゴンザレスが不思議がっていた。マリアがゴンザレスに説明すると、ゴンザレスは目を輝かせてケンに説明した。
「俺はその時マリアさんに助けられたんだよ!あれは俺がまだ成人する前だから14歳だったな。あの頃の俺は一端の大人のつもりでいたんだ。だから魔物が出たときも俺が倒すって剣を持って、立ち向かったんだよ。でもあの頃の俺は知らなかった!死霊系の魔物には通常攻撃が効かない事に。斬っても斬っても傷が塞がり蘇ってくるんだ。そして俺は体力もなくなり剣も振れなくなって死を覚悟したときに。マリアさんが現れて死霊系の魔物を倒してくれたんだよ。それに俺は感動して俺もいつかは、皆を守れる男になりたくて騎士に志願して今にいたるんだ」
「え?あの時の少年が、ゴンザレスさんだったのですか?知りませんでした!」
「え?気づいていなかったのですか?」
「はい……以前も私に助けられたとおっしゃっていたけど、てっきり私は痔の治療をしてあげた事だと思っていました。なるほどあの少年が……あれ?でも確かあの事件は10年前ですよね?それであの時14歳と言う事は?もしかして……」
おいおいあの顔で24だと言うのか!
マリアがそこまで言うと、ゴンザレスの近くに居た数人の部下達が、俯きながら笑いを堪えていた。が、1人の部下が堪えきれず「プッ」と空気が漏れると、他の堪えていた者達が一斉に笑い出した。
「プッ……駄目だ!く、苦しい」
「ひ、死ぬぅ~笑い死ぬ……」
その光景を見ていたマリアは、申し訳ないような顔でゴンザレスに謝ると。部下達は「隊長の老け顔の事は何時もの事ですから。気にしないで下さい」と言い放つ。
だが当のゴンザレスは顔を俯かせていたが。顔を真っ赤にして鬼の形相となっていた。
「おまえ達!覚悟はいいか?フフフ!」
それを見た部下達は、顔を青くして一同を見渡すと頷き。
「我々はこれより冒険者ギルドに。報告に言ってまいります。町長の所には隊長にお願いします!」
と、言い残し走り去っていった。
「お……まえらぁ~……待てやこらぁ~!」
まるでヤーサンから逃げてる図だなこりゃ……
その場に残されたケン達は、とりあえずマリアの家に行くことになった。
「お待ち下さい!マリアです!この魔物達は無害です」
守衛の2人は、白い魔物から降りてきたマリアに気づいたが、まだ警戒しながら近づいてきた。
「マリア……マリアさんなのか!無事だったんだな?」
「はい無事です!それより大変なんです!あと2,3日でここにオークキングが軍団を率いて攻めてきます!」
「何だと!それは本当なのか?……」
2人の守衛はお互い顔を見合わせ。困った顔をしていた。兎に角自分たちではどうすれば良いのか分からないので、守衛隊長に報告する事になり。守衛の詰め所に1人の守衛が案内する事になった。
{何となくだけど、この2人信じて無い?どう思うマリア?}
{おそらくケン様の言うとおり、信じてもらえてませんね……}
だよな……普通いきなりそんな事言われても、信じられないよな?……最悪信じてもらえないならマリアには悪いが、この町を見捨てようかな……
俺達が詰め所の前に近づくと、ここで待てと言われ守衛だけが中に入っていった。この詰め所は外観だけで判断すると。石と木で出来た10m×10m高さ3m程のプレハブみたいな作りをしていた。守衛が入って数分後詰め所のドアが開き、中から背が高くフルプレートの鎧を着て兜を左の脇に抱えた、40才くらいの男が出てきた。その男はスキンヘッドで色黒だった。
「ゴンザレスさん!」
マリアが出てきた男にゴンザレスと声をかけると、出てきた男は笑顔で近づいてきた。
「おお!マリアさん!無事で良かったよ!今マリアさんの捜索隊の準備をしていた所だったんですよ」
「ご心配をかけました。申し訳ありません。私はこの通り無事です!それよりオークキングが……」
「ああ、それは部下から聞いたよ?でも本当なのですか?オークキングが攻めて来ると言うのは?」
「はい間違いありません!オークジェネラルが最後にそう言ってました」
「は?ちょって下さい!今オークジェネラルがって言いました?」
「はい!そうです」
マリアはゴンザレスに、今までの事を説明した。もちろんケンが元人間だとか、ケンにテイムされたとかは話して無い。何故自分が話せるのかは、分からないと言う事にした。
「本当にそんな事があるのか?確かにこの二匹の魔物は大人しく、マリアさんに付き添っている感じだな……でも、魔物が助けてくれるとはな今まで聞いた事無いぞ?……でも、俺はマリアさんを信じよう!そうとなれば町長に知らせなければいけないな!それと冒険者ギルドにもだな!」
「ゴンザレスさん信じてくれるんですね!」
「ああもちろん!マリアさんは聖悪を見極める事が出来る、そして昔俺はマリアさんに助けられた事があるのです。命の恩人の言う事は信じますよ!」
ゴンザレスはそう言いながら強面の顔で、笑顔を作っていた。
「ありがとうございます!」
{ケンお兄ちゃん!この人の顔なんかや……き…}
{うん……ルティみなまでいうな……俺も同じだ……}
{ケン様……ルティ様も……でもゴンザレスさんは顔はこうですけど、良い人ですよ?}
{マリアそれフォローになってないぞ?}
{え、そうですか?}
まぁマリアの天然は良いとして、実際ここの戦力で戦えるのか?
{マリア!ゴンザレスにここの戦力を聞いてくれ}
{はい!ケン様}
「ゴンザレスさん。この町の戦力はどの位ですか?」
マリアはケンに言われゴンザレスに確認すると、ゴンザレスの話だとこの町の警備隊の数は全部で20人で冒険者でいうところの、Cランクの実力があるらしい。ちなみにゴンザレスはBランクの実力だとか。そして冒険者ギルドの冒険者も戦力に入れるが、今居る冒険者で最高はAランクが1人とあとは、Cが数名とC以下は数十人らしい。
{おー!Aランクが居るのか!それは嬉しい知らせだ!}
ケンがAランク冒険者が居ることに、浮かれて居るとケンの隣に立つマリアが、申し訳ないように控え気味に右手を上げた。それに気づいたケンはマリアを見上げた。
{まさかAって?……マリアの事なのか?}
{はい……申し訳ありません……私の事です……}
{でもマリアは攻撃魔法は使えないのに、何故?}
{確かに私は攻撃魔法は全然駄目ですが、ある種族には私の魔法が効果的何ですよ}
{もしかして……この世界にはゾンビやゴースト系の魔物も出るのか?}
{流石です!ケン様!そう私の魔法が役立つのは死霊系とよばれる魔物です。以前ある村に多くの死霊系の魔物が現れたとき、偶々私がその村にある依頼を受けて着ていたんです。そして私の光属性魔法で倒した事もあり。それ以前から色々な方を治療したりサポートしていたこともあり。難しいクエストに動向出来るようにAランク冒険者になりました}
なるほどな……確かにマリアの付与魔法と回復系それにレアな聖属性魔法は使えるからな。それにしてもマリアは人が良すぎるな……
「マリアさんどうしました?」
マリアが突然手をあげている姿をみて、ゴンザレスが不思議がっていた。マリアがゴンザレスに説明すると、ゴンザレスは目を輝かせてケンに説明した。
「俺はその時マリアさんに助けられたんだよ!あれは俺がまだ成人する前だから14歳だったな。あの頃の俺は一端の大人のつもりでいたんだ。だから魔物が出たときも俺が倒すって剣を持って、立ち向かったんだよ。でもあの頃の俺は知らなかった!死霊系の魔物には通常攻撃が効かない事に。斬っても斬っても傷が塞がり蘇ってくるんだ。そして俺は体力もなくなり剣も振れなくなって死を覚悟したときに。マリアさんが現れて死霊系の魔物を倒してくれたんだよ。それに俺は感動して俺もいつかは、皆を守れる男になりたくて騎士に志願して今にいたるんだ」
「え?あの時の少年が、ゴンザレスさんだったのですか?知りませんでした!」
「え?気づいていなかったのですか?」
「はい……以前も私に助けられたとおっしゃっていたけど、てっきり私は痔の治療をしてあげた事だと思っていました。なるほどあの少年が……あれ?でも確かあの事件は10年前ですよね?それであの時14歳と言う事は?もしかして……」
おいおいあの顔で24だと言うのか!
マリアがそこまで言うと、ゴンザレスの近くに居た数人の部下達が、俯きながら笑いを堪えていた。が、1人の部下が堪えきれず「プッ」と空気が漏れると、他の堪えていた者達が一斉に笑い出した。
「プッ……駄目だ!く、苦しい」
「ひ、死ぬぅ~笑い死ぬ……」
その光景を見ていたマリアは、申し訳ないような顔でゴンザレスに謝ると。部下達は「隊長の老け顔の事は何時もの事ですから。気にしないで下さい」と言い放つ。
だが当のゴンザレスは顔を俯かせていたが。顔を真っ赤にして鬼の形相となっていた。
「おまえ達!覚悟はいいか?フフフ!」
それを見た部下達は、顔を青くして一同を見渡すと頷き。
「我々はこれより冒険者ギルドに。報告に言ってまいります。町長の所には隊長にお願いします!」
と、言い残し走り去っていった。
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