ステルスウォーカー〈双剣の死神と呼ばれた男〉旧(仮)異世界転移に巻き込まれたので存在が薄いことを良い事に好き勝手してみました(笑)

裏おきな

文字の大きさ
15 / 26
2章

第14話

しおりを挟む
申し訳ありません!

本当はこの回で終わらせようとしたのですが。思いの外長くなってしまったので。2話に分けます!
2話目も本日上げますのでお待ち下さい。m(__)m


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕達は追っ手が来ないと分かりとりあえずカガリに建物の裏に隠れようと言い、カガリには人間の姿になってもらい動物達と奴隷達そして僕、シズカ、カガリが隠れていた、紅さんと蒼美さんには一応見張りに立ってもらった。

「逃げ切れたのかな?」

「ああそうじゃな?おそらく儂の姿を見て気づいたのじゃろ!」

「気づいた?何に?」

「じゃああなた様はやはり!森の賢者様なのですね!」

え?森の賢者ってユーゴの事じゃ無いのか?

『それはのぅ大賢者ユーゴの墓を護るのが我ら一族の使命じゃ、だから我らの事を人間達は森を守りし賢者と言う。それを略して森の賢者と崇めるのだ!』


なるほどね……じゃあ話が早くて良いかな!

「そうじゃ!儂が森の賢者カガリじゃ」

「おお!ありがとうございます!森の賢者様!」

そんな感じでカガリが狼になった事の説明が省けてから、この後どうするかが話しあわれた。

「それにしてもこの子がキングの娘だったとわ驚きね!それとあの2人が眷族だったとわ。じゃああの2人も狼になるのかしら?」

「そうじゃ、あの2人も狼になるのじゃがあの2人は基本的に人間の姿をしておるけどのぅ!」

「え?それはどうして?」

「何でも儂と父上の世話をするには人間の姿が楽らしいのじゃ」

それはそうか人間の姿のが世話しやすいよな!でもそれじゃ咄嗟の護衛は厳しいんじゃ無いのか?

「シノブお主人間の姿のあの2人は弱いとでも思っておるな?じゃがなあの2人は人間の姿でも強いのじゃ!儂と違ってな!」

「成る程ね!確かにあの門番を倒していたしな強いよなそれに、2人が腰に差しているの刀だよな?こっちにもあるんだな?」

「いやあれはユーゴが作った物じゃ、紅のが朱雀蒼美のが青龍そして儂のが雷神じゃ!それぞれの刀に属性が付いておるのじゃ!紅のが火の魔法、蒼美のが水の魔法、儂のが雷の魔法じゃ。」

「成る程ねそれじゃあ雷の魔法であの2人を気絶させたのか?」

「う…そうじゃ……」

「じゃあユーゴは鍛冶師が職業だったのか?」

「いいや少し違うのじゃ!鍛冶師は鍛冶師じゃが魔導鍛冶師で全属性を操ることの出来るのじゃ!」

「え?魔導鍛冶師って普通全部作れるもんじゃないのか」

ラノベとかだと普通に作れるはずだが?

『シノブお主はこの世界の事を知らぬのだな?じゃあ教えよう!この世界で魔法を使うには魔導具や武器に付与されてる魔法しか使えんのじゃ!そしてその物に魔力を注いで使う事ができる!それになこの世界の人間は属性持ちは極僅かしかおらん!その中で鍛冶師になる奴も少ないのじゃ!だから全属性を使えるユーゴが大賢者と呼ばれておったのじゃ!』

そうなのかそれじゃあクラスメートに魔法が使える奴が居たのは

『だがな1つだけ例外が異世界人は何故か普通に魔法が使えるのじゃ!ユーゴの他にも過去に来た異世界人が魔法を使っておったらしいのじゃ!』

「え!ユーゴの他にも居たのか!」

『そうじゃ!でもここじゃあ話さん方が良いのう!』

「あ!ごめん!…と、それよりこの後だけどとりあえず冒険者ギルドに行って相談してみようか?あの闇市場は違法何だろ?」

「そうですね。我々は正規の奴隷契約では無く無理矢理拉致されて裏取引での奴隷になって居たので、あの市場を潰す証拠になりますね。」

「じゃあ今から冒険者ギルドに行こう!」



そして僕達は冒険者ギルドに着いて受付に事情を話したら、何故かギルドマスターの部屋に呼び出されていた。そしてこの部屋には僕とシズカ、カガリ、紅さん、蒼美さんがいる。そして僕達は円卓に座っており上座にこのギルドを纏めてるギルドマスターが上座に座っていた。ギルドマスター見た目は50歳前後で渋めのおっさんて感じの人で筋肉が凄い身長も180は越えてるから、迫力が凄いの事になってる。

「これはこれはカガリ様、良くぞお越しになられました!それに話は聞きました!あの闇市場に捕らわれていたとは、即刻潰しに行きますよ!我等が天使のごとき御方にその様な事をしたのですからな!」

え?何この人?危なくない!

「おおそうか!じゃあ頼むのじゃ!」

この人カガリを天使とか言ってるし?もしかしてイエス・ノータッチな人?

「はは!分かりました!でわ!」

「いやちょと待つのじゃ!」

ギルドマスターはカガリに返事をして直ぐに立ち上がり行こうとしたが、カガリに呼び止められた。

「はは!何か他にありますか?」

「そうじゃ!とりあえず座るのじゃ!」

「分かりました!」

「それじゃあの!この男が儂を助けてくれたシノブじゃ!」

カガリの突然の紹介で、ギルドマスターと目が合うとギルドマスターがびっくりしていた。

「え?何時の間にそこにいた?」

ああ、やっぱり気付いて無かったのか……当然今はステルスは使って無かったんだけどな……

「何を言っておるのじゃ?さっきからずっと儂の横におったのじゃ!」

「は!それは失礼した!私がギルドマスターのコールマンだ!よろしくな!それからカガリ様を助けてくれた事は感謝する。シノブは冒険者なのか?」

「はい!シノブです。こちらこそよろしくお願いします。そして僕は今日ギルドに登録したばかりのF級冒険者です。」

「なんと今日登録したF級冒険者が助けただと!そんな馬鹿な!」

「本当じゃ!儂が嘘をつくと言うのかのぅ?」

「いえ滅相もありません!じゃあ本当にこの新人冒険者がカガリ様を助けたと……」

このロリマッチョ失礼だな!確かに僕は強そうに見えないけどね!人を見かけで判断するなよな!このロリマッチョが!

「失礼した!そんな実力があるなら直ぐにE級にしないとな」

「いや儂が見た感じじゃと最低でもC級はあるはずじゃ!」

「え!そんなまさか?流石にカガリ様でもそれは盛りすぎでは?」

「ほほう!儂が信じられないと言うのかのぅ?それも仕方ないのぅ……じゃあシノブのその実力を自分自身で味わうが良いのう!」

『シノブ?聞いておったな!姿を消してあ奴の首に短剣でもあててやるのじゃ!』

了解!僕も少しムカついてたしな!それならカガリ大きく手を叩いてくれ……そして僕はカガリが手をを[バン]と叩くと同時にステルスを使うとロリマッチョは音に驚きカガリに顔を向けた。

「な!カガリ様何を?」

その隙に僕はステルスのままロリマッチョの背後に行き、アイテムボックスから短剣を取り出してロリマッチョの背後でステルスを解きロリマッチョののど下に短剣を当てた。

「動くと危ないですよ?」

「え?なっ!何時の間に?」

「分かったかのぅ?シノブの実力を?もしシノブがお主を殺すつもりだったらどうなっていたかをおのぅ?」

「分かりました!だから剣ををおろしてくれ!」

「じゃあ僕とシズカをC級にして下さい!」

「な!お主はともかくあの女性は何もし……ひっ!……」

「言っておくけど?シズカは僕より強いよ?100m離れた敵も弓で殺せるよ?しかも昼夜関係なしでさ?何なら自分が的になって試してみる?防具無しでさ?」

「ひっ!分かった!あの女性も同じくC級にする!」

「ありがとうございます♪ロリ……コールマンさん♪」

そして僕は席に戻りロリマッチョは扉の外で待機していたギルド職員に、僕とシズカのC級のギルドカードを作るように伝えた。

「ああ……いやこちらこそ!失礼した!流石カガリ様が認めた程の男!」

ロリマッチョが僕の事を見直してると

『シノブお主酷い奴だのぅ!確かに儂が焚き付けたがあの女のC級まで、脅し取るとは驚きじゃ!』

そんな誉められても♪でもシズカの実力は本当だぞ!見たこと無いけどな!

『誉めとらんは!しかし見たことも無い実力をお主が嘘をつくとは思わんのじゃ!』

「シズカ!カガリにだけステータスを見せてあげてくれ」

「え?私のステータスを?……まぁシノブがそう言うならね!」

「シノブお主?」

「まぁカガリなら大丈夫だと思う!それと僕が言っていることが嘘じゃないと信じてくれたからな!」

シズカは何故か微笑み!カガリは顔を赤くしながらシズカのステータスを見ていた。するとカガリは難しい顔をして僕とシズカを見てきた。

『シズカとやら?お主のその武器では、魔法矢生成はできぬのぅ』

(え?そうなの?それよりこれはキングと同じ念話だね?確かにまだ使った事無いから分らなったけどじゃあどうすれば使えるのかしら?)

『それは魔導弓が必要なのじゃ!』

(カガリ?その魔導弓は武器屋に売っているのか?)

『稀にあるけど殆ど性能悪い物しかないのぅじゃがもしかしたら、ユーゴが作っておるかもしれないから、父上に聞けば分かるかもしれんぞ?』


(成る程!じゃあ早くキングの所に行くわよ!シノブ!)

(そうだな!闇市場の後始末はロリマッチョに任せて僕らは、キングの所に行こう!)

(ロリマッチョってシノブ……)

『ロリマッチョってなんなのじゃ?シズカ?』

(え!それは紳士な人のことなのよ!)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
お読み下さりありがとうございます。

誤字脱字、感想を宜しくお願いします。

本日もう1話上げます。



しおりを挟む
感想 19

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

異世界翻訳者の想定外な日々 ~静かに読書生活を送る筈が何故か家がハーレム化し金持ちになったあげく黒覆面の最強怪傑となってしまった~

於田縫紀
ファンタジー
 図書館の奥である本に出合った時、俺は思い出す。『そうだ、俺はかつて日本人だった』と。  その本をつい翻訳してしまった事がきっかけで俺の人生設計は狂い始める。気がつけば美少女3人に囲まれつつ仕事に追われる毎日。そして時々俺は悩む。本当に俺はこんな暮らしをしてていいのだろうかと。ハーレム状態なのだろうか。単に便利に使われているだけなのだろうかと。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

少し冷めた村人少年の冒険記 2

mizuno sei
ファンタジー
 地球からの転生者である主人公トーマは、「はずれギフト」と言われた「ナビゲーションシステム」を持って新しい人生を歩み始めた。  不幸だった前世の記憶から、少し冷めた目で世の中を見つめ、誰にも邪魔されない力を身に着けて第二の人生を楽しもうと考えている。  旅の中でいろいろな人と出会い、成長していく少年の物語。

死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜

のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、 偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。 水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは―― 古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。 村を立て直し、仲間と絆を築きながら、 やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。 辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、 静かに進む策略と復讐の物語。

40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです

カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私 とうとうキレてしまいました なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが 飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした…… スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

処理中です...