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3章
第21話
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ステータス
【名前】 ウスイ シノブ
【年齢】 17歳
【職業】 アサシン
アクティブスキル
【ステルス】 【スティール】
パッシブスキル
【気配遮断】 【無音歩行】
ユニークスキル
【アイテムボックス】 【言語理解】
【ダークネスモード】
僕はお風呂に入りながら自分のステータスを見ていた。そして驚いた事に僕に職業が付いた何故今まで僕に職業が無かったのか分からなかったけど、何となくは思ってはいたんだよね……パッシブの【気配遮断】と【無音歩行】がある時点でね……やっぱりアサシンだったのか!でも何故今頃?もしかして実際に人を殺した事で職業が確定したのかな?それにユニークスキルに【ダークネスモード】とかのが増えてるよ?これももしかしてアサシンになったから増えたのかな?この二つのお陰で罪悪感が無いのかも知れないな……
「それにしても先にギルドカード作っておいて良かったな!もしアサシンが職業だと知れていたら面倒な事になっていたかも……いや関係無しに面倒な事になったな……」
「何が面倒な事になったのですか?」
「え?それは僕の職業が…………え!」
僕は背後から声がして振り返るとそこには、タオルを巻いただけの紅さんが立っていた。
「うわぁ!……く、紅さんなんで!居るんですか!」
「それは私がシノブ様のお背中を流すためですよ!私はシズカ様にシノブ様の事を頼まれましたので今日から私がシズカ様の代わりにお世話します。さぁシノブ様出てきて下さいお背中流します!」
いやいや……え?何を言ってるのかな?紅さん?シズカの代わり?背中洗う?待て待て!
「いやいや良いですよ!紅さん!僕1人で洗いますから!」
「…………それは私ではシズカ様の代わりにならないと言う事ですか?…………」
あ、ヤバい紅さんが落ち込み顔を伏せてしまった。
「いいえ違いますよ!ただ代わりとかの問題じゃなくて自分で洗えますし!……むしろお願いしたいとも思っていますよ!」
「シノブ様!……じゃあ良いですね私が洗います!」
「あれ?今僕何を?うわぁ?」
僕は紅さんに背後から羽交い締めのように持ち上げられて、洗い場の椅子に座らされた……タオルを巻いてると言っても裸に近いので、僕の背中に今日二度目の紅さんの胸の感触を感じていた。
「それでは失礼します!」
あ~気持ち良いな~!優しく揉むような洗い方で気持ちがフワフワになる……背中、腕ときてお尻までいやそこから先は前側だから流石にね
「ありがとうございます紅さん!後は前だけなので自分で洗いますよ」
「いいえ駄目です前もしっかりと私が洗います!」
「いやいや駄目ですよ自分で洗いますから!」
「私が洗います!」
「は、はい……お願いします……」
なんだろ?紅さんの気迫が凄いんですけど!少し怖いんです………
ざぷ~ん
シクシク……紅さんにすべて洗われてしまった……前側もね……でもね我慢出来たよ僕!頑張ったよ僕このつらさは男にしか分からないだろ!そして最後に頭も洗ってくれたんだけどまさかの前から頭を洗ってくれたんだ!それがどう言う事か分かる?そう!前からと言う事は僕の目の前にタオルに巻かれた胸が目の前にあるんだよ!それはもう天国のようで地獄だったよ!それでも僕は耐えたんだ!……そして紅さんは今度は自分の体を洗ってる流石に見ているわけにはいかないので、僕は湯船に入り背中を向けていた。
シノブ様……やはり私では駄目なのでしょうか?何も反応してくれませんし……今も背中を向けてこちらを見てくれません。私の体に魅力を感じないのでしょうか?それともやはり私ではシズカ様の代わりは出来ないと言う事なのかしら?
ざっぱ~ん
「シノブ様失礼します……」
洗い終わった紅さんが僕の入っている湯船に入って来て隣に並んだ!しかも一糸纏わぬ状態で!ここに来てそれは!反則だよ!ここはもう出よう!うんそうしよう。
「シノブ様?そう言えば先ほどおっしゃってた面倒な事とは何ですか?」
う、出ようとしたら紅さんに止められた。
「え、ああそれはね?僕ステータスに職業が付いたんだけど、その職業が人様に見せれる物じゃなくてバレたら面倒だなつて思ったんだ」
「職業が付いたのはおめでとうございます!でも面倒職業とは?」
「ああ紅さんなら見せてもいいな、じゃあ見せますね!」
僕は紅さんに自分のステータスを見せることにした、そうステータス画面を見せるには画面を横から覗く必要があるのだ!すなわち左隣に居る紅さんが画面を覗くには紅さんは僕に体を寄せなくては見れない!!そうすると僕の左腕に紅さんのふんわり肉まんが押しつけられるのだ!……うおぉー!流石にヤバいぃ!
「確かにこれは面倒な職業ですね!それと【ダークネスモード】とは?」
ふぅ~紅さんが元の位置に戻ったよ……
「え?え~と何かな?」
「だから職業はともかく【ダークネスモード】とは何ですか?」
「【ダークネスモード】ね……それは僕もよく分からないんだよね?おそらくアサシンの職業で付いたと思うんだけど?」
いいえアサシンの職業では付きません。私も初めて見るスキルですね……これはカガリ様に聞く方がいいかもしれません。
「じゃあ僕はそろそろ出るね?ありがとう紅さん!」
「はい!これから毎日私が洗いますので!」
「え!あ、はい……おねがいします………」
うそ!これが毎日?僕大丈夫かな………
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【名前】 ウスイ シノブ
【年齢】 17歳
【職業】 アサシン
アクティブスキル
【ステルス】 【スティール】
パッシブスキル
【気配遮断】 【無音歩行】
ユニークスキル
【アイテムボックス】 【言語理解】
【ダークネスモード】
僕はお風呂に入りながら自分のステータスを見ていた。そして驚いた事に僕に職業が付いた何故今まで僕に職業が無かったのか分からなかったけど、何となくは思ってはいたんだよね……パッシブの【気配遮断】と【無音歩行】がある時点でね……やっぱりアサシンだったのか!でも何故今頃?もしかして実際に人を殺した事で職業が確定したのかな?それにユニークスキルに【ダークネスモード】とかのが増えてるよ?これももしかしてアサシンになったから増えたのかな?この二つのお陰で罪悪感が無いのかも知れないな……
「それにしても先にギルドカード作っておいて良かったな!もしアサシンが職業だと知れていたら面倒な事になっていたかも……いや関係無しに面倒な事になったな……」
「何が面倒な事になったのですか?」
「え?それは僕の職業が…………え!」
僕は背後から声がして振り返るとそこには、タオルを巻いただけの紅さんが立っていた。
「うわぁ!……く、紅さんなんで!居るんですか!」
「それは私がシノブ様のお背中を流すためですよ!私はシズカ様にシノブ様の事を頼まれましたので今日から私がシズカ様の代わりにお世話します。さぁシノブ様出てきて下さいお背中流します!」
いやいや……え?何を言ってるのかな?紅さん?シズカの代わり?背中洗う?待て待て!
「いやいや良いですよ!紅さん!僕1人で洗いますから!」
「…………それは私ではシズカ様の代わりにならないと言う事ですか?…………」
あ、ヤバい紅さんが落ち込み顔を伏せてしまった。
「いいえ違いますよ!ただ代わりとかの問題じゃなくて自分で洗えますし!……むしろお願いしたいとも思っていますよ!」
「シノブ様!……じゃあ良いですね私が洗います!」
「あれ?今僕何を?うわぁ?」
僕は紅さんに背後から羽交い締めのように持ち上げられて、洗い場の椅子に座らされた……タオルを巻いてると言っても裸に近いので、僕の背中に今日二度目の紅さんの胸の感触を感じていた。
「それでは失礼します!」
あ~気持ち良いな~!優しく揉むような洗い方で気持ちがフワフワになる……背中、腕ときてお尻までいやそこから先は前側だから流石にね
「ありがとうございます紅さん!後は前だけなので自分で洗いますよ」
「いいえ駄目です前もしっかりと私が洗います!」
「いやいや駄目ですよ自分で洗いますから!」
「私が洗います!」
「は、はい……お願いします……」
なんだろ?紅さんの気迫が凄いんですけど!少し怖いんです………
ざぷ~ん
シクシク……紅さんにすべて洗われてしまった……前側もね……でもね我慢出来たよ僕!頑張ったよ僕このつらさは男にしか分からないだろ!そして最後に頭も洗ってくれたんだけどまさかの前から頭を洗ってくれたんだ!それがどう言う事か分かる?そう!前からと言う事は僕の目の前にタオルに巻かれた胸が目の前にあるんだよ!それはもう天国のようで地獄だったよ!それでも僕は耐えたんだ!……そして紅さんは今度は自分の体を洗ってる流石に見ているわけにはいかないので、僕は湯船に入り背中を向けていた。
シノブ様……やはり私では駄目なのでしょうか?何も反応してくれませんし……今も背中を向けてこちらを見てくれません。私の体に魅力を感じないのでしょうか?それともやはり私ではシズカ様の代わりは出来ないと言う事なのかしら?
ざっぱ~ん
「シノブ様失礼します……」
洗い終わった紅さんが僕の入っている湯船に入って来て隣に並んだ!しかも一糸纏わぬ状態で!ここに来てそれは!反則だよ!ここはもう出よう!うんそうしよう。
「シノブ様?そう言えば先ほどおっしゃってた面倒な事とは何ですか?」
う、出ようとしたら紅さんに止められた。
「え、ああそれはね?僕ステータスに職業が付いたんだけど、その職業が人様に見せれる物じゃなくてバレたら面倒だなつて思ったんだ」
「職業が付いたのはおめでとうございます!でも面倒職業とは?」
「ああ紅さんなら見せてもいいな、じゃあ見せますね!」
僕は紅さんに自分のステータスを見せることにした、そうステータス画面を見せるには画面を横から覗く必要があるのだ!すなわち左隣に居る紅さんが画面を覗くには紅さんは僕に体を寄せなくては見れない!!そうすると僕の左腕に紅さんのふんわり肉まんが押しつけられるのだ!……うおぉー!流石にヤバいぃ!
「確かにこれは面倒な職業ですね!それと【ダークネスモード】とは?」
ふぅ~紅さんが元の位置に戻ったよ……
「え?え~と何かな?」
「だから職業はともかく【ダークネスモード】とは何ですか?」
「【ダークネスモード】ね……それは僕もよく分からないんだよね?おそらくアサシンの職業で付いたと思うんだけど?」
いいえアサシンの職業では付きません。私も初めて見るスキルですね……これはカガリ様に聞く方がいいかもしれません。
「じゃあ僕はそろそろ出るね?ありがとう紅さん!」
「はい!これから毎日私が洗いますので!」
「え!あ、はい……おねがいします………」
うそ!これが毎日?僕大丈夫かな………
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