ステルスウォーカー〈双剣の死神と呼ばれた男〉旧(仮)異世界転移に巻き込まれたので存在が薄いことを良い事に好き勝手してみました(笑)

裏おきな

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3章

第22話

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ふ~う……僕はお風呂から上がりソファーに腰掛けて火照った体を休ませていた。

「なんじゃシノブ?ため息なぞついて?紅とお風呂で何かあったのか?」

「え!な、何もないよ!……て、それよりなんで紅さんはあんなの風になったんだ?」

「なに?お主は気づいて無いのか?…………ハァ~これは紅は頑張らないといけんのぅ」

何の事を言ってるんだ?カガリは、それにしても紅さんがまさかシズカの代わりにお風呂に入ってくるとは思いもしなかったな!……そうかシズカはもう……いいやまだ諦めることはない!確証は無いけどカガリ達の話だと、光の粒子になってこのペンダントの中に入ったらしいからもしかしたらありえるかも知れない!

「そうじゃ?シノブよ?これからお主どうするのじゃ?1人で旅をするのか?それともここでずっと儂等と暮らすのかのぅ?」

「そうだな………俺は……ここを出ようと思う!俺がここに居たらまた王国の奴等が攻めて来るかもだしそれに、シズカを蘇らせる事が出来るかを探さないとイケナイしな!だからカガリ!今まで世話になったありがとう!」

「そうか!やはりのぅ……お主ならそう言うと思っておったのじゃ!それならいつ頃に行くのじゃ?」

「そうだな……旅の準備もあるし明後日には行こうかな?」

「急じゃな?もう少し居ても良いのじゃぞ?」

「ああでも何時また王国の兵士が来るか分からないだろ?だから早めにしたんだ」

僕はカガリと話し終えると自分の部屋に行き眠ることにした。

「ふぁ~眠い……オヤスミ…………」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

「紅聞いておったじゃろ?」

儂はお風呂場の方に声をかけた。すると暗闇から紅が出て来た、紅はその暗闇の中で儂とシノブの話しを聞いておったのじゃ。まぁ儂がわざと紅に聞かせたのじゃがなあ奴は真面目すぎて自分の気持ちに気づいておらんのじゃ!それを分からせてやらねばな。

「はい……聞いておりましたカガリ様……」

「そうかじゃあお主はどうするのじゃ?」

「…………私はカガリ様の眷族です!今まで通りカガリ様のおそばで仕えますよ!」

「そうか……本当に良いのじゃな?」

「…………はい」

馬鹿な奴じゃ………



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

私はシノブ様がお風呂から出た後湯船で先程の事を思い出していた。それはシノブ様の体をみて私の体の奥がシノブ様を求めているのを感じていた。これは今までのドキドキとは違う何なのかしら?


「もう出よう!流石にこのままだとのぼせる。」

私は脱衣場で体を拭き居間に向かい歩いていると、居間に居るカガリ様とシノブ様の話し声が聞こえてきた。

「そうじゃ?シノブよ?これからお主どうするのじゃ?1人で旅をするのか?それともここでずっと儂等と暮らすのかのぅ?」

え?

「そうだな………俺は……ここを出ようと思う!俺がここに居たらまた王国の奴等が攻めて来るかもだしそれに、シズカを蘇らせる事が出来るかを探さないとイケナイしな!だからカガリ!今まで世話になったありがとう!」

「そうか!やはりのぅ……お主ならそう言うと思っておったのじゃ!それならいつ頃に行くのじゃ?」

「そうだな……旅の準備もあるし明後日には行こうかな?」

「急じゃな?もう少し居ても良いのじゃぞ?」

「ああでも何時また王国の兵士が来るか分からないだろ?だから早めにしたんだ」

カガリ様!何をおっしゃてるの?シノブ様がここを出て行くのですよ!そんな兵士達なんか今度は私が殺しますよ!………シズカ様を……そうですよね……やはりシノブ様はシズカ様の事が一番何ですね……私の事など……何を言っているの私は!私はシズカ様に頼まれて代わりにお世話をしただけですよ?
そうですか明後日にはシノブ様がここを出て行くのですね……


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

くぅ~  くぅ~

ギシギシ  ギシ

ん?なんだ?またシズカ・・・か?全く今日は疲れてるんだから寝させてよ!………いや!シズカは居ないんだ!じゃあ誰が!僕は目を覚まし僕の腰に跨がっている人影に目を向けた。そこには窓からの月明かりで見えた裸の紅さんが居た。

「え?紅さん!どうしてここにそれに何故裸!」

紅さんは顔をこちらに向けて顔を近づけてきた。そしてそのまま僕の唇に自分唇を重ねてキスをしてきた。

「んちゅん」

え?え?いったい何が?

「く、紅……さん?」

僕は必死に紅さんから顔を離し紅さんと向き合った

「どうしたのですか?」

「シノブ様……お願いがあります!……私を抱いて下さい!」

「え?それはもしかして僕の子種が欲しいって言った昼間のこと?」

「確かにそれもありますでも!先程カガリ様とお話しを聞いてしまいシノブ様がここを出て行く事を知ってから、私胸の奥が締め付けられるように痛いのです!でもシノブ様に抱かれたいと思うとこの痛みが和らぐ感じがするので!シノブ様に抱いて欲しいのです!」

紅さんは突然僕がびっくりする事を言って来た。でもそう言った紅さんの顔が真剣なのと、少し泣きながらなので僕は紅さんがおふざけじゃ無いと思い。僕も覚悟を決めた。

「分かった!本当に良いんですね?」

「はい!ありがとうございます!シノブ様」

そして僕は紅さんを抱いたので合った。


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お読み下さりありがとうございます。

感想。誤字脱字なども宜しくお願いします。
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