22 / 50
第一巻
022 理系女子の現在
しおりを挟む
「本当……とんだど素人だわ、あんた」
「んだ、と……」
このまま畳みかければあっさり倒せたかもしれないのに、稲穂は気にすることなく、軽く肩を回してから再び構えを取る。由も合わせて構えを取ろうとするも、その腕は、先程よりも大きく揺れていた。
「どうせ、適当に技や構えを教わっただけの格闘家もどきでしょう、あんた。たかだか喧嘩屋風情が、本物の武道家に勝てると本気で思ってるの?」
「かて、るに……」
「……勝てないわよ」
大技ではさっきのように肘打ちを喰らうと思い、由は拳を振り被る振りをしてから、振りの早い下段蹴りを繰り出そうとする。しかし、稲穂は気にすることなく下段蹴りを躱し、その間隙を縫うようにして正拳突きを放った。
「ゴッ!?」
「あんたさ。格闘技がなんで生まれたか知ってる?」
再び距離を置く由に語りかけながらも、距離を詰めていく稲穂。皮膚を通し、骨を殴って痛めた感覚のある手を軽く振りながら。
「あんたみたいな才能任せの喧嘩馬鹿を才能ない一般人がぶちのめすための技術の結晶。一度でも才能に溺れてしまえば何の役にも立たない、無駄知識一歩手前の戦闘手段。それが世に言う格闘技よ。その証拠に……」
稲穂は由の手を指差した。その震えは、今までよりも一番大きくなっている。
「……素人は総じて打たれ弱い。才能任せの連中は一撃で片付けることが多い上に、まともに稽古なんてせず、自衛手段を持たないからそうなってしまう。だから……攻撃さえいなしてしまえばっ!」
「ガフッ!?」
ただの前蹴りだった。
しかし、今の由には回避できるほどの余力は残されていない。自らの身体能力のみで、耐えることしかできなかった。
「……後はこっちの独壇場。喧嘩慣れして本能的に防衛手段を覚えている船本ならともかく、攻撃しか能のない馬鹿相手なら、私に勝てない道理はない」
「だっ、だがなっ!?」
稲穂の前蹴りを受けてもなお、由は立ち上がった。
攻撃をまともに受けているはずだが、身体能力だけで痛覚を強引に抑えつけているのだろう。今度は由の方が稲穂に挑発してきた。
「しょせんは女だ。この程度の力で、俺を倒せるとでも……」
「あっそ、でもそれなら……」
稲穂は軽く腰を落とし、両肘を畳み込む。
「……ちょっと本気出せばいいだけでしょう」
そして、稲穂は由へと駆けだした。
中学時代。
当時の空手部の顧問は、練習で頑張ったり試合で好成績を残した部員に対して、よく空手以外の技を教えることがあった。本人が格闘マニアで、趣味で色々な格闘技を習得していたので、その技を御褒美代わりに教えていたのだ。無論試合では使えないのだが、それでもやる気を出させるには良い手だと、稲穂は今でも思っている。
稲穂も部活にだけは真摯にのめり込み、空手以外の技をいくつも教わっていた。その中でも印象に残っているのは、稲穂自身必殺技だと思っている、顧問のオリジナル技だろう。
その技は威力こそあるがかなりシビアで、失敗したら威力は落ちるくせに、成功と同程度の代償を伴う、かなり面倒臭い技だ。それでも稲穂はその技を覚え、いざという時の切り札として重宝している。
怒りに任せて蒼葉にも放とうとしていたが、邪魔が入らなくても失敗していただろうことは、後になって気づいていた。しかし、今の稲穂ならば、冷静に放てると自身で断じている。
体重を前に倒して駆け、一息に由との距離を詰める。両手を後ろに回しつつ肘と指を限界まで曲げ、手首の先に掌を突き出すようにして両方の掌底を放った。
ただの掌底だと思ったのだろう、由は両手を交差させ、防御するために腕に力を入れる。しかし、稲穂の放った掌底は左手が先に到達し、その瞬間を……
「双掌打突撃っ!」
……右手の掌底で左の手の甲ごと打ち抜いた!
「っ……!?」
両手分の掌底をいっぺんに受けた由は、言葉もなく倒れ伏していく。
「っつぅ…………ほんとこれきっつい」
双掌打突撃。
左手の掌底を放つと同時に右手の掌底を上から被せるように打ち込み、最初に放った左手の掌底の威力を全て前面に打ち出す。少しでもタイミングがずれればただ左手に掌底を打ち込むだけのアホな技だが……条件が揃えば左手の掌底の威力が倍増する。稲穂が持ちうる打撃技の中で、一番威力のある技だ。
左手をもみほぐしながら、完全に気を失っている由を見下ろしていると、稲穂の背後から物音が聞こえてきた。
「おい金子……って、大丈夫なのか?」
「余裕勝ち。下手したらあんたより弱いんじゃないの? こいつ」
「生憎と喧嘩はやらない主義なんでね」
壁を乗り越えてきたのか、稲穂の背後から着地音が聞こえてくる。
ようやく痛みが引いた左手を稲穂が降ろすと、蒼葉が声を掛けてきた。
「しかしこれじゃ可愛いじゃなくて……格好良い、だな」
普通の女性ならば、その褒め言葉は微妙な所だろう。
「……でしょう?」
しかし稲穂には、最高の褒め言葉だったようだ。振り返り、ピースサインと今まで蒼葉が見た中で一番の笑顔を浮かべているのを見る限りは。
クラは指原に、由は遅れてやってきた船本に任せてから、蒼葉は稲穂を連れて商店街を後にした。喫茶店の方は警察や救急隊員が殺到しているので、面倒事を避けるには離れていた方が都合がいい。
「良かったのか? 今なら手柄は金子のものだったのに」
「これ以上親父の頭痛の種を増やしても仕方ないしね。それに……」
「それに?」
気がつけば、蒼葉達はかつてのマンション跡の前まで歩いていた。いまだに天幕が取れないそこを見上げながら、二人は並んでガードレールに体重を預けている。
「……あんたと同じ。変に目をつけられて、私を捨てた女に顔を晒したくないのよ」
「そうかい……」
「……聞いてもいい?」
見つめてくる蒼葉に目を合わせないまま、稲穂は地面を見ながら問いかけた。
「その女は、私のことをどう思っているの?」
その問いかけは、稲穂自身できれば避けたいものだった。
ただ『要らない』と言われてしまえばそれまでだが、その言葉の重みに耐えられる自信は、今の稲穂にはない。それだけ心が弱かったのかと内心驚いてはいるが、先程の喧嘩の熱が残っているのか、その問いかけ自体を発したことは、後悔していなかった。
「それは本人に聞いてみないと分からないが……金子を捨てたことを後悔している。それだけは多分、たしかだ」
「証拠は?」
その言葉に、蒼葉も稲穂から目を逸らして答えた。
「この辺りで遊ぶ男子共の初恋の相手は、多分大半がその人だ」
「……あんたもそうだったの?」
「まあな。おまけに初めての性対象っていうのかな……こっそり下着を盗もうと自宅に忍び込んだことがある」
静かに一歩、稲穂から距離を置かれてしまう。蒼葉は呼吸を整え、どうにか落ち込むことなく続きを話した。
「そんな馬鹿をやろうとして、たまたま鍵が開いていたからこっそり侵入したんだが……そこで見つけたんだよ。あの人が昔捨てた、女の子の調査記録を」
それが、稲穂の母親を特定した理由だった。
子供を産んでいたというショックもあったが、それ以上に命を捨てるような人間だと思い、一時的に距離を置いていたこともある。しかし、なら何故探していたのか、という疑問が浮かぶと、そのことを後悔して探し続けているのではという結論に達し、再び付き合いを続けてきたのだ。
……調査記録のことを黙ったまま。
「印象が強すぎて、捨てられた日付と場所を忘れられなかった。それが一致したから、金子の親父さんに頼んで調べて貰ったんだよ。世間って狭いよな……」
「本当、まさか下着泥棒が近くにいるなんてね……」
「そこは忘れてくれ。一応未遂だからなっ!」
こいつが正義の味方ごっこをしているのは、その罪悪感からじゃないのか?
等と益体もないことを、稲穂は割と本気で考え込んだ。けれども、蒼葉に話しかけられたのですぐに中断した。
「会う会わないは任せるよ。ここから先は、俺の管轄外だし」
蒼葉は立ち上がると、軽く身体を解してから稲穂に背を向けた。
その背中を、稲穂はなんとなく眺めていた。だが、ただ黙って見送れなかったのか、思わず声が出ていた。
「黒桐っ!」
「……どうした?」
振り返ってくる蒼葉に何を言えばいいのかは分からず、若干まごついてしまったが、稲穂は軽く息を吐いてから言葉を発した。
「……殺しかけてごめん」
「本当それな」
蒼葉は思わず即答した。
理由はともかく殺されかけたのだ。そう思うのも仕方のないことだろう。
「だから、ね。また、改めてお詫びに行くから、さ……」
意を決して、稲穂は蒼葉に向けて言った。
「……私とあんた。まだ、友達のままでいても、いい?」
人間関係を、終わらせたくないと。
それが今後、ただの友達で終わるのか、それとも恋人やそれ以上に発展していくのかは分からない。それでも、いやだからこそ、蒼葉はこう答えた。
「一度振られはしたが……」
「……絶交した覚えはねえよ」
と。
「んだ、と……」
このまま畳みかければあっさり倒せたかもしれないのに、稲穂は気にすることなく、軽く肩を回してから再び構えを取る。由も合わせて構えを取ろうとするも、その腕は、先程よりも大きく揺れていた。
「どうせ、適当に技や構えを教わっただけの格闘家もどきでしょう、あんた。たかだか喧嘩屋風情が、本物の武道家に勝てると本気で思ってるの?」
「かて、るに……」
「……勝てないわよ」
大技ではさっきのように肘打ちを喰らうと思い、由は拳を振り被る振りをしてから、振りの早い下段蹴りを繰り出そうとする。しかし、稲穂は気にすることなく下段蹴りを躱し、その間隙を縫うようにして正拳突きを放った。
「ゴッ!?」
「あんたさ。格闘技がなんで生まれたか知ってる?」
再び距離を置く由に語りかけながらも、距離を詰めていく稲穂。皮膚を通し、骨を殴って痛めた感覚のある手を軽く振りながら。
「あんたみたいな才能任せの喧嘩馬鹿を才能ない一般人がぶちのめすための技術の結晶。一度でも才能に溺れてしまえば何の役にも立たない、無駄知識一歩手前の戦闘手段。それが世に言う格闘技よ。その証拠に……」
稲穂は由の手を指差した。その震えは、今までよりも一番大きくなっている。
「……素人は総じて打たれ弱い。才能任せの連中は一撃で片付けることが多い上に、まともに稽古なんてせず、自衛手段を持たないからそうなってしまう。だから……攻撃さえいなしてしまえばっ!」
「ガフッ!?」
ただの前蹴りだった。
しかし、今の由には回避できるほどの余力は残されていない。自らの身体能力のみで、耐えることしかできなかった。
「……後はこっちの独壇場。喧嘩慣れして本能的に防衛手段を覚えている船本ならともかく、攻撃しか能のない馬鹿相手なら、私に勝てない道理はない」
「だっ、だがなっ!?」
稲穂の前蹴りを受けてもなお、由は立ち上がった。
攻撃をまともに受けているはずだが、身体能力だけで痛覚を強引に抑えつけているのだろう。今度は由の方が稲穂に挑発してきた。
「しょせんは女だ。この程度の力で、俺を倒せるとでも……」
「あっそ、でもそれなら……」
稲穂は軽く腰を落とし、両肘を畳み込む。
「……ちょっと本気出せばいいだけでしょう」
そして、稲穂は由へと駆けだした。
中学時代。
当時の空手部の顧問は、練習で頑張ったり試合で好成績を残した部員に対して、よく空手以外の技を教えることがあった。本人が格闘マニアで、趣味で色々な格闘技を習得していたので、その技を御褒美代わりに教えていたのだ。無論試合では使えないのだが、それでもやる気を出させるには良い手だと、稲穂は今でも思っている。
稲穂も部活にだけは真摯にのめり込み、空手以外の技をいくつも教わっていた。その中でも印象に残っているのは、稲穂自身必殺技だと思っている、顧問のオリジナル技だろう。
その技は威力こそあるがかなりシビアで、失敗したら威力は落ちるくせに、成功と同程度の代償を伴う、かなり面倒臭い技だ。それでも稲穂はその技を覚え、いざという時の切り札として重宝している。
怒りに任せて蒼葉にも放とうとしていたが、邪魔が入らなくても失敗していただろうことは、後になって気づいていた。しかし、今の稲穂ならば、冷静に放てると自身で断じている。
体重を前に倒して駆け、一息に由との距離を詰める。両手を後ろに回しつつ肘と指を限界まで曲げ、手首の先に掌を突き出すようにして両方の掌底を放った。
ただの掌底だと思ったのだろう、由は両手を交差させ、防御するために腕に力を入れる。しかし、稲穂の放った掌底は左手が先に到達し、その瞬間を……
「双掌打突撃っ!」
……右手の掌底で左の手の甲ごと打ち抜いた!
「っ……!?」
両手分の掌底をいっぺんに受けた由は、言葉もなく倒れ伏していく。
「っつぅ…………ほんとこれきっつい」
双掌打突撃。
左手の掌底を放つと同時に右手の掌底を上から被せるように打ち込み、最初に放った左手の掌底の威力を全て前面に打ち出す。少しでもタイミングがずれればただ左手に掌底を打ち込むだけのアホな技だが……条件が揃えば左手の掌底の威力が倍増する。稲穂が持ちうる打撃技の中で、一番威力のある技だ。
左手をもみほぐしながら、完全に気を失っている由を見下ろしていると、稲穂の背後から物音が聞こえてきた。
「おい金子……って、大丈夫なのか?」
「余裕勝ち。下手したらあんたより弱いんじゃないの? こいつ」
「生憎と喧嘩はやらない主義なんでね」
壁を乗り越えてきたのか、稲穂の背後から着地音が聞こえてくる。
ようやく痛みが引いた左手を稲穂が降ろすと、蒼葉が声を掛けてきた。
「しかしこれじゃ可愛いじゃなくて……格好良い、だな」
普通の女性ならば、その褒め言葉は微妙な所だろう。
「……でしょう?」
しかし稲穂には、最高の褒め言葉だったようだ。振り返り、ピースサインと今まで蒼葉が見た中で一番の笑顔を浮かべているのを見る限りは。
クラは指原に、由は遅れてやってきた船本に任せてから、蒼葉は稲穂を連れて商店街を後にした。喫茶店の方は警察や救急隊員が殺到しているので、面倒事を避けるには離れていた方が都合がいい。
「良かったのか? 今なら手柄は金子のものだったのに」
「これ以上親父の頭痛の種を増やしても仕方ないしね。それに……」
「それに?」
気がつけば、蒼葉達はかつてのマンション跡の前まで歩いていた。いまだに天幕が取れないそこを見上げながら、二人は並んでガードレールに体重を預けている。
「……あんたと同じ。変に目をつけられて、私を捨てた女に顔を晒したくないのよ」
「そうかい……」
「……聞いてもいい?」
見つめてくる蒼葉に目を合わせないまま、稲穂は地面を見ながら問いかけた。
「その女は、私のことをどう思っているの?」
その問いかけは、稲穂自身できれば避けたいものだった。
ただ『要らない』と言われてしまえばそれまでだが、その言葉の重みに耐えられる自信は、今の稲穂にはない。それだけ心が弱かったのかと内心驚いてはいるが、先程の喧嘩の熱が残っているのか、その問いかけ自体を発したことは、後悔していなかった。
「それは本人に聞いてみないと分からないが……金子を捨てたことを後悔している。それだけは多分、たしかだ」
「証拠は?」
その言葉に、蒼葉も稲穂から目を逸らして答えた。
「この辺りで遊ぶ男子共の初恋の相手は、多分大半がその人だ」
「……あんたもそうだったの?」
「まあな。おまけに初めての性対象っていうのかな……こっそり下着を盗もうと自宅に忍び込んだことがある」
静かに一歩、稲穂から距離を置かれてしまう。蒼葉は呼吸を整え、どうにか落ち込むことなく続きを話した。
「そんな馬鹿をやろうとして、たまたま鍵が開いていたからこっそり侵入したんだが……そこで見つけたんだよ。あの人が昔捨てた、女の子の調査記録を」
それが、稲穂の母親を特定した理由だった。
子供を産んでいたというショックもあったが、それ以上に命を捨てるような人間だと思い、一時的に距離を置いていたこともある。しかし、なら何故探していたのか、という疑問が浮かぶと、そのことを後悔して探し続けているのではという結論に達し、再び付き合いを続けてきたのだ。
……調査記録のことを黙ったまま。
「印象が強すぎて、捨てられた日付と場所を忘れられなかった。それが一致したから、金子の親父さんに頼んで調べて貰ったんだよ。世間って狭いよな……」
「本当、まさか下着泥棒が近くにいるなんてね……」
「そこは忘れてくれ。一応未遂だからなっ!」
こいつが正義の味方ごっこをしているのは、その罪悪感からじゃないのか?
等と益体もないことを、稲穂は割と本気で考え込んだ。けれども、蒼葉に話しかけられたのですぐに中断した。
「会う会わないは任せるよ。ここから先は、俺の管轄外だし」
蒼葉は立ち上がると、軽く身体を解してから稲穂に背を向けた。
その背中を、稲穂はなんとなく眺めていた。だが、ただ黙って見送れなかったのか、思わず声が出ていた。
「黒桐っ!」
「……どうした?」
振り返ってくる蒼葉に何を言えばいいのかは分からず、若干まごついてしまったが、稲穂は軽く息を吐いてから言葉を発した。
「……殺しかけてごめん」
「本当それな」
蒼葉は思わず即答した。
理由はともかく殺されかけたのだ。そう思うのも仕方のないことだろう。
「だから、ね。また、改めてお詫びに行くから、さ……」
意を決して、稲穂は蒼葉に向けて言った。
「……私とあんた。まだ、友達のままでいても、いい?」
人間関係を、終わらせたくないと。
それが今後、ただの友達で終わるのか、それとも恋人やそれ以上に発展していくのかは分からない。それでも、いやだからこそ、蒼葉はこう答えた。
「一度振られはしたが……」
「……絶交した覚えはねえよ」
と。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる