34 / 54
シリーズ003-include
番外編 ひどすぎる宣伝『援交少女、ホームレスを飼う』(前編)
しおりを挟む
「ああ、またか……」
そう呟いた少女は、とりあえず目の前にいた男を蹴っ飛ばした。
浮浪児が着るようなボロイワンピース一枚で、ベッドの上に寝かされていた。近くに医療器具どころか拘束具の類もないが、思い出す限り、それは当たり前だった。
「今時『剣と魔法の世界』って、ありきたりすぎると思うけど……まあ思い出してしまったものはしょうがない」
先程蹴飛ばした男の仲間だろう、何人もの男達が思い思いに武器を携えている。格好としては白衣を羽織った科学者然とした連中だが、一人残らずお頭の出来が悪そうな面をしていた。
「ふむ……」
広々とした空間だが空気の流れは悪く、照明も人工的なものしか見当たらない。おそらく地下だろう。使えそうな武器は地面に落ちている小さなナイフ。鋭さと刃の小ささから見て、用途は医療用のメスに近いのかもしれない。
(まあ、武器があるだけましか。さて……)
軽く足を持ち上げ、一気に叩きつける。それだけで、自分の身体について理解できてしまった。
「そんじゃ……久々に暴れてみますかぁ!」
そして少女は……ナイフ一本で地下組織を壊滅させた後、姿を消した。
そして月日は流れた。
「ちと古いが、要望通りの品だろう?」
「無銘か……」
街にある武器屋の一つ、その中でも特に小さくて古く、訳有りの品を扱うことの多い店にリナ・コモンズはいた。娼館の護衛として働く彼女だが、それ自体は一時的なものに過ぎない。本来の目的を果たす為に、師匠とのいざこざで起きたほとぼりを冷ますついでに引き受けていたに過ぎなかった。
そして目的の品、古びた小太刀をはじめとした武器を、リナは検分し始めた。引き抜かれた小太刀は研ぎ澄まされすぎていて、波紋が歪んでいた。しかし切れ味は本物で、鋼鉄の鈍い輝きを返してくる。
「長持ちしなさそうだけど……まあ、いっか」
「それ以上の物が欲しけりゃ、それこそ『東』に行くしかねえな」
「どっちにしても行くつもりだけどね~」
小太刀を鞘に納め、太刀の代わりに佩いた。太刀の方は紐の結びを変え、肩に掛けられるようにしておく。着流しではあまり多くの武器をぶら下げることができないからだ。
他の武器は手首に仕込める小刀や鏢、寸鉄の類と身体に仕込める物ばかりだ。しかし今の着流しでは、あまり仕込むことができない。
リナは携えていた布拵えの鞄に、小太刀と寸鉄一本を除く全てを仕舞うと、代金をカウンターの上に置いた。
「……毎度」
その後、リナは鞄と太刀を持って、店を後にした。
このままミーシャ達のいる高級宿に向かうのもいいが、まだ用事はある。
「とはいえ、買い出しに行くには通り道なんだよね~」
一先ず、とリナは別の用事を片付けてから、一度様子を見に行こうと予定を立てた。丁度、行き先はこの近くだ。
「さてさて……」
入ったのは、小さな酒場だった。しかし外見はあまりにも荒れ果てており、他に客が来る様子はない。中にいたのは酒場の従業員と奥のテーブル席に一人。リナは迷わず、唯一いる客の向かいの席に着いた。
「……情報は?」
「依頼されたどの要件も、めぼしい情報はないですね」
リナの向かいにいるのは男だった。
仕立てのいい黒の服を纏い、室内にも関わらず帽子を目深に被っている情報屋は、ただ静かに首を振った。
「ただ、例の『薬品』に関してですが、この街でかつて起きた一件がまだ、片付いてないようです」
「どういうこと?」
リナが訝しんでいると、男は一枚の絵を見せた。
「あなたが潜伏先にこの街を選んだ理由、地下組織の裏で手を引いていた首謀者がまた動き出しました。何人か裏の人間を雇った形跡があります」
「別口じゃないの?」
「それが……」
言い淀む男は、どうにか言葉を続けた。
「……どうもあの『薬品』が残っているかを、調べているらしくて」
「要するにあの女は、この街とはもう繋がってないってことじゃ……ちょい待ち、そういえばその事件を片付けたのって」
「はい。この街の先代勇者、ジョセフ・ロッカです」
それを聞き、リナはテーブルをドン、と叩いて立ち上がった。
娼館でできた娼婦の友人ことミーシャ・ロッカの素性は、彼女の意とは裏腹に元々知っていた。おまけに当代の勇者も一緒にいる。そして、先代勇者があの『薬品』を処分したとなれば、万が一残っていたとしたら、国を除けば、あの二人が所持している可能性を疑うのは不思議じゃない。
リナはそう結論付けると、鞄だけ置いて席を蹴った。
「続きは後! 娼館に勇者君の仲間がいるから即通報しといて!」
「ちょっ、お嬢!?」
ぽろっと出た言葉に対して、リナは振り向きざまに寸鉄を放って答えた。
「……潜伏先劇団に変えようかな。演技力ザルだし」
その男、リナの旧知は壁に刺さった寸鉄を引き抜くと、カウンターにいる従業員に修理代を投げてから裏口に向かった。
「頼むから素面出したの、組長にだけはばらさないでくれよ……」
裏口から外に出るや、慌てて娼館の方へと駆けだしていく。
「……あの人親馬鹿気味なんだよな。娘ができてからこっち」
リナの予想通り、ミーシャ達は襲撃を受けていた。他にもいるかもしれないが、現状は宿から飛び出してきたディル・ステーシアと侵入者が刃を交えているだけだ。しかし、近くにミーシャの姿はない。おそらくはまだ、宿の中だろう。
「はい失礼っ!」
「わっ!?」
「なろっ!?」
引き抜いた小太刀で相手の手甲剣を流してから、リナは改めてディルの様子を確認する。手に持っている武器は短剣のみ。寝間着のみ着用で防具の類は見られない。
「ミーシャは!?」
「まだ宿の中です!」
それだけ聞けば十分、とばかりにリナはディルの身体を押した。
「短剣一本で勝てる相手じゃないっての! ワタシが相手するからミーシャ任せたっ!」
「ありがとうございますっ!」
宿に駆け込むディルを背に、リナは小太刀を片手に、半身に構えた。この辺りでは見ないスーツ仕立ての侵入者は、右袖に仕込んでいた手甲剣を向けてくる。
「さっきの勇者よりかは、やばいか……?」
「少しは調子に乗ってもいいんじゃないかな~」
「……ふざけろ」
小太刀と手甲剣が交わり、弾き合う。数合打ち付け合い、火花を散らしながら路地裏へと、二人並んで駆けていく。
「やっぱり使い手じゃねえか!? てめえ師匠と同じ感じがするんだよっ!」
「このピチピチの美少女フェイスを見といて年寄り扱いすんなっ!」
「若いと思うなら死語言ってんな、こら!」
古びているとはいえ、買ったばかりの小太刀がボロボロになる前に片付けなければならない。
(太刀の方は簡単には抜けないし、他の武器は急いでいたから置いてきちゃったし……ツッコミで寸鉄投げんじゃなかったっ!)
刃が持たないと思い、リナはもう片手で小太刀の鞘を抜いて構えた。
鉄拵えなのが幸いした。手甲剣の斬撃を小太刀の代わりに鞘で受け止めることで、どうにか刃を欠けさせないまま、攻撃を捌くことができている。
だが依然として、決め手に欠けている現状は変わらない。
「う~ん、ちょっとやばい?」
「その太刀は抜かねえのかよ?」
手甲剣で肩掛けにしている太刀を指されるも、リナは泰然としていた。いや、そう見せかけていた。
「はっはっは……死に急ぎたけりゃ抜かせてみろ、ってね」
はったりをかましているだけでは勝てない。最悪の場合は太刀を抜かなければならないだろう。だが、それはあくまで最後の手段だ。
(やっぱり重いって……太刀)
心の中でボヤキを落としてから、リナは一度、小太刀を鞘に戻した。
「居合い切りか……刀使いのやることはみんな同じだな」
「それしかないからね~」
着流しが捲れるのも厭わず、リナは構えた。鞘を左手に、刀の柄を右手に強く握り込み、
「ふぅ……」
そして、力を抜いた。
「そう言えば、刀使いとやり合うことになったら、聞いてみたいことがあったんだけどさ……」
「へぇ……何?」
すると、おもむろに手甲剣が外される。
リナが落ちてゆく相手の武器を目だけで追っている最中、
「こいつは打ち落とせるかっ!?」
侵入者は腰から小型の自動拳銃を引き抜いて構えた。
そう呟いた少女は、とりあえず目の前にいた男を蹴っ飛ばした。
浮浪児が着るようなボロイワンピース一枚で、ベッドの上に寝かされていた。近くに医療器具どころか拘束具の類もないが、思い出す限り、それは当たり前だった。
「今時『剣と魔法の世界』って、ありきたりすぎると思うけど……まあ思い出してしまったものはしょうがない」
先程蹴飛ばした男の仲間だろう、何人もの男達が思い思いに武器を携えている。格好としては白衣を羽織った科学者然とした連中だが、一人残らずお頭の出来が悪そうな面をしていた。
「ふむ……」
広々とした空間だが空気の流れは悪く、照明も人工的なものしか見当たらない。おそらく地下だろう。使えそうな武器は地面に落ちている小さなナイフ。鋭さと刃の小ささから見て、用途は医療用のメスに近いのかもしれない。
(まあ、武器があるだけましか。さて……)
軽く足を持ち上げ、一気に叩きつける。それだけで、自分の身体について理解できてしまった。
「そんじゃ……久々に暴れてみますかぁ!」
そして少女は……ナイフ一本で地下組織を壊滅させた後、姿を消した。
そして月日は流れた。
「ちと古いが、要望通りの品だろう?」
「無銘か……」
街にある武器屋の一つ、その中でも特に小さくて古く、訳有りの品を扱うことの多い店にリナ・コモンズはいた。娼館の護衛として働く彼女だが、それ自体は一時的なものに過ぎない。本来の目的を果たす為に、師匠とのいざこざで起きたほとぼりを冷ますついでに引き受けていたに過ぎなかった。
そして目的の品、古びた小太刀をはじめとした武器を、リナは検分し始めた。引き抜かれた小太刀は研ぎ澄まされすぎていて、波紋が歪んでいた。しかし切れ味は本物で、鋼鉄の鈍い輝きを返してくる。
「長持ちしなさそうだけど……まあ、いっか」
「それ以上の物が欲しけりゃ、それこそ『東』に行くしかねえな」
「どっちにしても行くつもりだけどね~」
小太刀を鞘に納め、太刀の代わりに佩いた。太刀の方は紐の結びを変え、肩に掛けられるようにしておく。着流しではあまり多くの武器をぶら下げることができないからだ。
他の武器は手首に仕込める小刀や鏢、寸鉄の類と身体に仕込める物ばかりだ。しかし今の着流しでは、あまり仕込むことができない。
リナは携えていた布拵えの鞄に、小太刀と寸鉄一本を除く全てを仕舞うと、代金をカウンターの上に置いた。
「……毎度」
その後、リナは鞄と太刀を持って、店を後にした。
このままミーシャ達のいる高級宿に向かうのもいいが、まだ用事はある。
「とはいえ、買い出しに行くには通り道なんだよね~」
一先ず、とリナは別の用事を片付けてから、一度様子を見に行こうと予定を立てた。丁度、行き先はこの近くだ。
「さてさて……」
入ったのは、小さな酒場だった。しかし外見はあまりにも荒れ果てており、他に客が来る様子はない。中にいたのは酒場の従業員と奥のテーブル席に一人。リナは迷わず、唯一いる客の向かいの席に着いた。
「……情報は?」
「依頼されたどの要件も、めぼしい情報はないですね」
リナの向かいにいるのは男だった。
仕立てのいい黒の服を纏い、室内にも関わらず帽子を目深に被っている情報屋は、ただ静かに首を振った。
「ただ、例の『薬品』に関してですが、この街でかつて起きた一件がまだ、片付いてないようです」
「どういうこと?」
リナが訝しんでいると、男は一枚の絵を見せた。
「あなたが潜伏先にこの街を選んだ理由、地下組織の裏で手を引いていた首謀者がまた動き出しました。何人か裏の人間を雇った形跡があります」
「別口じゃないの?」
「それが……」
言い淀む男は、どうにか言葉を続けた。
「……どうもあの『薬品』が残っているかを、調べているらしくて」
「要するにあの女は、この街とはもう繋がってないってことじゃ……ちょい待ち、そういえばその事件を片付けたのって」
「はい。この街の先代勇者、ジョセフ・ロッカです」
それを聞き、リナはテーブルをドン、と叩いて立ち上がった。
娼館でできた娼婦の友人ことミーシャ・ロッカの素性は、彼女の意とは裏腹に元々知っていた。おまけに当代の勇者も一緒にいる。そして、先代勇者があの『薬品』を処分したとなれば、万が一残っていたとしたら、国を除けば、あの二人が所持している可能性を疑うのは不思議じゃない。
リナはそう結論付けると、鞄だけ置いて席を蹴った。
「続きは後! 娼館に勇者君の仲間がいるから即通報しといて!」
「ちょっ、お嬢!?」
ぽろっと出た言葉に対して、リナは振り向きざまに寸鉄を放って答えた。
「……潜伏先劇団に変えようかな。演技力ザルだし」
その男、リナの旧知は壁に刺さった寸鉄を引き抜くと、カウンターにいる従業員に修理代を投げてから裏口に向かった。
「頼むから素面出したの、組長にだけはばらさないでくれよ……」
裏口から外に出るや、慌てて娼館の方へと駆けだしていく。
「……あの人親馬鹿気味なんだよな。娘ができてからこっち」
リナの予想通り、ミーシャ達は襲撃を受けていた。他にもいるかもしれないが、現状は宿から飛び出してきたディル・ステーシアと侵入者が刃を交えているだけだ。しかし、近くにミーシャの姿はない。おそらくはまだ、宿の中だろう。
「はい失礼っ!」
「わっ!?」
「なろっ!?」
引き抜いた小太刀で相手の手甲剣を流してから、リナは改めてディルの様子を確認する。手に持っている武器は短剣のみ。寝間着のみ着用で防具の類は見られない。
「ミーシャは!?」
「まだ宿の中です!」
それだけ聞けば十分、とばかりにリナはディルの身体を押した。
「短剣一本で勝てる相手じゃないっての! ワタシが相手するからミーシャ任せたっ!」
「ありがとうございますっ!」
宿に駆け込むディルを背に、リナは小太刀を片手に、半身に構えた。この辺りでは見ないスーツ仕立ての侵入者は、右袖に仕込んでいた手甲剣を向けてくる。
「さっきの勇者よりかは、やばいか……?」
「少しは調子に乗ってもいいんじゃないかな~」
「……ふざけろ」
小太刀と手甲剣が交わり、弾き合う。数合打ち付け合い、火花を散らしながら路地裏へと、二人並んで駆けていく。
「やっぱり使い手じゃねえか!? てめえ師匠と同じ感じがするんだよっ!」
「このピチピチの美少女フェイスを見といて年寄り扱いすんなっ!」
「若いと思うなら死語言ってんな、こら!」
古びているとはいえ、買ったばかりの小太刀がボロボロになる前に片付けなければならない。
(太刀の方は簡単には抜けないし、他の武器は急いでいたから置いてきちゃったし……ツッコミで寸鉄投げんじゃなかったっ!)
刃が持たないと思い、リナはもう片手で小太刀の鞘を抜いて構えた。
鉄拵えなのが幸いした。手甲剣の斬撃を小太刀の代わりに鞘で受け止めることで、どうにか刃を欠けさせないまま、攻撃を捌くことができている。
だが依然として、決め手に欠けている現状は変わらない。
「う~ん、ちょっとやばい?」
「その太刀は抜かねえのかよ?」
手甲剣で肩掛けにしている太刀を指されるも、リナは泰然としていた。いや、そう見せかけていた。
「はっはっは……死に急ぎたけりゃ抜かせてみろ、ってね」
はったりをかましているだけでは勝てない。最悪の場合は太刀を抜かなければならないだろう。だが、それはあくまで最後の手段だ。
(やっぱり重いって……太刀)
心の中でボヤキを落としてから、リナは一度、小太刀を鞘に戻した。
「居合い切りか……刀使いのやることはみんな同じだな」
「それしかないからね~」
着流しが捲れるのも厭わず、リナは構えた。鞘を左手に、刀の柄を右手に強く握り込み、
「ふぅ……」
そして、力を抜いた。
「そう言えば、刀使いとやり合うことになったら、聞いてみたいことがあったんだけどさ……」
「へぇ……何?」
すると、おもむろに手甲剣が外される。
リナが落ちてゆく相手の武器を目だけで追っている最中、
「こいつは打ち落とせるかっ!?」
侵入者は腰から小型の自動拳銃を引き抜いて構えた。
0
あなたにおすすめの小説
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜
来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる