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1-004 新たな日常(昼食~作業時間)
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「今日はいい天気ね……」
私が軽く伸びをしながら言うと、若様やメイドさんも賛同して頷いてくる。
若様が昼食にハンバーガーをリクエストしたので、せっかくだからと今日は、屋敷の外で摂ることにした。
正面口から屋敷の前にある剥き出しの地面全体に芝生を植え付けているので、客足にさえ気を付けておけば特に問題ないと判断したのはいいけれど……塀の近くにある花壇と、歩道用の石畳以外には何もない、殺風景な景色だった。
その花壇だって、庭師さん―園芸部の子―が手入れしている分だけで、そこまで大きなものではない。実際、彼女は野菜を育てている方が得意なので、普段は屋敷の裏手や別の場所にある菜園にいることの方が多かった。
できればお花関係に強い人を呼んで欲しいんだけど……他の世界での園芸部の子も野菜好きらしいので、詳しいかどうかが分からないのは痛い。そもそもお花屋さんや、その関係者はいなかったのかしら?
こうなってくるといっそ、外部から植物に詳しい人を呼んだ方かいいのかもしれない。でも今後の活動を考えると、庭師さんに勉強して貰う方が確実だ。華道部だった子もいるけれど、大規模なコーディネートも考慮するなら、やっぱり専門的な知識は欲しいところなのよね……
……あ、良いこと思い付いた。
「……ねえ、若様」
「あ、はい」
レジャーシートの上に腰掛けて、ハンバーガーを齧っている若様に向けて、私は問い掛けた。
「若様の能力の中に、たしかゲームで培った知識や技術もあったわよね?」
「あ、はい。ありますよ」
隣に腰掛けているメイドさんに紙ナプキンで口元を拭いて貰いながら、若様はそう答えてくる。
「その中に、植物関係ってあるかしら? もちろん野菜とかじゃなくて草花とか、ガーデニングとかに使えるものがあれば、それで庭園とかを作りたいのよ」
「庭園、ですか……」
一度食事の手を止めた若様は空を眺めながら、使える能力がないかと思考を巡らせているらしい。私はその傍に移動して、メイドさんから自分の分のハンバーガーを受け取る。でも口に付けるのは、返事を待ってからにした。
特に今は執事の仕事中なので、腰掛けるにしてもちゃんと若様の許可を取らないと。
「ごめんなさい、執事さん……」
そして結論が出た若様は、申し訳なさそうに頭を下げてくる。
「道具に草花とかはあるんですけれど、僕の方も野菜や果物の知識や技術とかしかないです……薬草とかじゃ駄目、ですよね?」
「いえ、こちらこそごめんなさい……駄目なら別の方法を考えましょう」
それに単なる思い付きだから、最初から上手くいくとまでは考えていなかった。別に駄目なら駄目で、他の手を考えればいいことなのには違いないのだし。
「あの……」
すると今度は、メイドさんが話に加わってきた。
「模様替えの道具とかって、ないんですか?」
『模様替え?』
私と若様は、言葉を重ねてメイドさんに問い掛ける。
「はい。よくゲームとかで、自分の部屋とかを飾る為の道具ってありますよね? それを使えないかと、思ったんですけれど……」
「そう、ですね……」
そして一度、再び頭上を見上げた若様は顔を降ろすと、以前見せてくれた、二の腕に装着できるタイプのコンピュータ端末を具現化した。そして手持ちの道具を確認しているみだいだけど……
(…………あれ?)
……ふと、私の脳裏にある疑問が過ぎる。しかし思考として浮かぶよりも前に、若様の返答の方が早かった。
「……全部、造花になっちゃうみたいですね。でも調度品としてなら、いくつか飾れると思います」
「じゃあ、一先ずはそれらを飾れば……」
「……いいわね、それ」
どうやら今日の、お昼の創作作業の内容が決まったみたいね。
「じゃあ工房は止めて……今日は外での作業にしましょうか?」
「はいっ!」
元気良く返事をした後若様はコップを口に付け、メイドさんが注いでくれたコーラを一息に飲み干していた。
「…………」
昼食が終わり、食器類を厨房に運ぶのをメイドさんに任せた私は、屋敷の傍で若様が散歩をしているのを眺めていた。食後の運動がてら、どの調度品をどのように置けばいいのかを考えているみたいなので、今は邪魔しないように下がっている。
まだ道具を出してすらいないので、私から口を挟むことはない。机上の空論の内から何かを言う方が、かえって作業を邪魔することの方が多いのは、自分なりに理解しているつもりだった。
「それにしても……」
先程の違和感が縺ゥ縺?@縺ヲ繧?――
**********
――…………
「ちょっと、ねぇ大丈夫!? ねぇ!?」
「…………ぇ?」
心配そうに覗き込む保健医さん―保健室の先生(なので医師免許等はない)―の顔が、私の視界を覆っている。少し視線をずらすと、そこに若様も居た。数歩距離を置いた所で、今はただ、立ち尽くしているみたいだった。
「大丈夫? 急に倒れたって聞いたから、慌てて飛んできたんだけど……」
「あ、すみません。えっと……」
私は上半身を起こしながら、突然倒れた原因を思い出そうとして、
「……今は考えないで」
何故か小声で、保健医さんに思考を遮られてしまう。
「そのことは後で話しましょう。だから今は……」
どうやら、私が倒れた理由に心当たりがあるらしい。
意識を失ってからあまり時間が経っていないらしく、丁度戻ってきたメイドさんに若様を任せてから、私は保健医さんと共にこの場を後にすることになった。
「執事さん、大丈夫ですか?」
「ええ、ごめんなさい。少し……休ませて貰うわね」
私は心配そうに見てくる若様に大丈夫だと告げて、静かに背を向けた。
屋敷内には医務室があるものの、ほとんど学校の保健室と変わらない仕様になっている。
できればお医者さんが居てくれた方が都合がいいんだけれど……看護師資格を持っている人はいても、医師免許を持っている人まではいなかったので仕方がない。ただ、若様が持っている道具の中には下手な医術よりも有効な治療薬(ゲームにありがちなポーション等の回復薬)も含まれていたので、医務室には常に一定数常備されている。
なんでも、道具の製作や店舗への仕入れ、果てはゲームでのプレイスタイルがかなりの心配症で、用心に用心を重ねて大量に買い込んでいたらしいから、資金源の次に豊富な保有量を誇っていた。
ゲーム内通貨を換金するのとは勝手が違うので、さすがに種類は統一されていないものの、効果に差はないので大きな問題はない。それに幸か不幸か、治療薬の効果がない状況に陥ったことがないので、念の為伝手は用意していても、医者を常駐する程でもなかった。
「とりあえず若様には、大丈夫だと伝えてあるから……今は少し休みなさい」
「はい……分かりました」
一先ずは燕尾服を脱ぎ、下着だけの格好になってからベッドの上に身体を横たえさせた。
保健医さんはベッドの横にあるパイプ椅子に腰掛けて、そんな私の容態を静かに見守ってくれている。しかし私は眠ることができずに、何故倒れたのかを聞くことにした。
「あの、どうして私は……」
「多分だけど……例の『声』に関係することで、何か考えたんじゃない?」
「あ、はい……」
たしかに、私はあることに気付き掛けて……その瞬間、思考が急に途絶えてしまった。でも保健医さんは、何ですぐに、そのことが分かったのだろう……?
「でもそのことは、今は考えない方がいいわ。じゃないとまた……」
「また……ってことは、」
「ええ……」
私は、ある意味では衝撃的な事実に、ベッドの上で横になっていたことにある意味感謝した。でなければ、不意に体勢を崩して、また倒れていたと思うから。
「……あなた以外にもいたの。今の状況に違和感を覚えて、思考を強制的に中断されてしまった人が」
「そう、だったんですか……」
私以外に、何人がその事実に気付きかけたのかは分からない。
でも……それ以上に、私は恐怖した。
あの『声』の正体よりも……少しでも違和感を覚えると思考を遮断してくる、その力に。
私が軽く伸びをしながら言うと、若様やメイドさんも賛同して頷いてくる。
若様が昼食にハンバーガーをリクエストしたので、せっかくだからと今日は、屋敷の外で摂ることにした。
正面口から屋敷の前にある剥き出しの地面全体に芝生を植え付けているので、客足にさえ気を付けておけば特に問題ないと判断したのはいいけれど……塀の近くにある花壇と、歩道用の石畳以外には何もない、殺風景な景色だった。
その花壇だって、庭師さん―園芸部の子―が手入れしている分だけで、そこまで大きなものではない。実際、彼女は野菜を育てている方が得意なので、普段は屋敷の裏手や別の場所にある菜園にいることの方が多かった。
できればお花関係に強い人を呼んで欲しいんだけど……他の世界での園芸部の子も野菜好きらしいので、詳しいかどうかが分からないのは痛い。そもそもお花屋さんや、その関係者はいなかったのかしら?
こうなってくるといっそ、外部から植物に詳しい人を呼んだ方かいいのかもしれない。でも今後の活動を考えると、庭師さんに勉強して貰う方が確実だ。華道部だった子もいるけれど、大規模なコーディネートも考慮するなら、やっぱり専門的な知識は欲しいところなのよね……
……あ、良いこと思い付いた。
「……ねえ、若様」
「あ、はい」
レジャーシートの上に腰掛けて、ハンバーガーを齧っている若様に向けて、私は問い掛けた。
「若様の能力の中に、たしかゲームで培った知識や技術もあったわよね?」
「あ、はい。ありますよ」
隣に腰掛けているメイドさんに紙ナプキンで口元を拭いて貰いながら、若様はそう答えてくる。
「その中に、植物関係ってあるかしら? もちろん野菜とかじゃなくて草花とか、ガーデニングとかに使えるものがあれば、それで庭園とかを作りたいのよ」
「庭園、ですか……」
一度食事の手を止めた若様は空を眺めながら、使える能力がないかと思考を巡らせているらしい。私はその傍に移動して、メイドさんから自分の分のハンバーガーを受け取る。でも口に付けるのは、返事を待ってからにした。
特に今は執事の仕事中なので、腰掛けるにしてもちゃんと若様の許可を取らないと。
「ごめんなさい、執事さん……」
そして結論が出た若様は、申し訳なさそうに頭を下げてくる。
「道具に草花とかはあるんですけれど、僕の方も野菜や果物の知識や技術とかしかないです……薬草とかじゃ駄目、ですよね?」
「いえ、こちらこそごめんなさい……駄目なら別の方法を考えましょう」
それに単なる思い付きだから、最初から上手くいくとまでは考えていなかった。別に駄目なら駄目で、他の手を考えればいいことなのには違いないのだし。
「あの……」
すると今度は、メイドさんが話に加わってきた。
「模様替えの道具とかって、ないんですか?」
『模様替え?』
私と若様は、言葉を重ねてメイドさんに問い掛ける。
「はい。よくゲームとかで、自分の部屋とかを飾る為の道具ってありますよね? それを使えないかと、思ったんですけれど……」
「そう、ですね……」
そして一度、再び頭上を見上げた若様は顔を降ろすと、以前見せてくれた、二の腕に装着できるタイプのコンピュータ端末を具現化した。そして手持ちの道具を確認しているみだいだけど……
(…………あれ?)
……ふと、私の脳裏にある疑問が過ぎる。しかし思考として浮かぶよりも前に、若様の返答の方が早かった。
「……全部、造花になっちゃうみたいですね。でも調度品としてなら、いくつか飾れると思います」
「じゃあ、一先ずはそれらを飾れば……」
「……いいわね、それ」
どうやら今日の、お昼の創作作業の内容が決まったみたいね。
「じゃあ工房は止めて……今日は外での作業にしましょうか?」
「はいっ!」
元気良く返事をした後若様はコップを口に付け、メイドさんが注いでくれたコーラを一息に飲み干していた。
「…………」
昼食が終わり、食器類を厨房に運ぶのをメイドさんに任せた私は、屋敷の傍で若様が散歩をしているのを眺めていた。食後の運動がてら、どの調度品をどのように置けばいいのかを考えているみたいなので、今は邪魔しないように下がっている。
まだ道具を出してすらいないので、私から口を挟むことはない。机上の空論の内から何かを言う方が、かえって作業を邪魔することの方が多いのは、自分なりに理解しているつもりだった。
「それにしても……」
先程の違和感が縺ゥ縺?@縺ヲ繧?――
**********
――…………
「ちょっと、ねぇ大丈夫!? ねぇ!?」
「…………ぇ?」
心配そうに覗き込む保健医さん―保健室の先生(なので医師免許等はない)―の顔が、私の視界を覆っている。少し視線をずらすと、そこに若様も居た。数歩距離を置いた所で、今はただ、立ち尽くしているみたいだった。
「大丈夫? 急に倒れたって聞いたから、慌てて飛んできたんだけど……」
「あ、すみません。えっと……」
私は上半身を起こしながら、突然倒れた原因を思い出そうとして、
「……今は考えないで」
何故か小声で、保健医さんに思考を遮られてしまう。
「そのことは後で話しましょう。だから今は……」
どうやら、私が倒れた理由に心当たりがあるらしい。
意識を失ってからあまり時間が経っていないらしく、丁度戻ってきたメイドさんに若様を任せてから、私は保健医さんと共にこの場を後にすることになった。
「執事さん、大丈夫ですか?」
「ええ、ごめんなさい。少し……休ませて貰うわね」
私は心配そうに見てくる若様に大丈夫だと告げて、静かに背を向けた。
屋敷内には医務室があるものの、ほとんど学校の保健室と変わらない仕様になっている。
できればお医者さんが居てくれた方が都合がいいんだけれど……看護師資格を持っている人はいても、医師免許を持っている人まではいなかったので仕方がない。ただ、若様が持っている道具の中には下手な医術よりも有効な治療薬(ゲームにありがちなポーション等の回復薬)も含まれていたので、医務室には常に一定数常備されている。
なんでも、道具の製作や店舗への仕入れ、果てはゲームでのプレイスタイルがかなりの心配症で、用心に用心を重ねて大量に買い込んでいたらしいから、資金源の次に豊富な保有量を誇っていた。
ゲーム内通貨を換金するのとは勝手が違うので、さすがに種類は統一されていないものの、効果に差はないので大きな問題はない。それに幸か不幸か、治療薬の効果がない状況に陥ったことがないので、念の為伝手は用意していても、医者を常駐する程でもなかった。
「とりあえず若様には、大丈夫だと伝えてあるから……今は少し休みなさい」
「はい……分かりました」
一先ずは燕尾服を脱ぎ、下着だけの格好になってからベッドの上に身体を横たえさせた。
保健医さんはベッドの横にあるパイプ椅子に腰掛けて、そんな私の容態を静かに見守ってくれている。しかし私は眠ることができずに、何故倒れたのかを聞くことにした。
「あの、どうして私は……」
「多分だけど……例の『声』に関係することで、何か考えたんじゃない?」
「あ、はい……」
たしかに、私はあることに気付き掛けて……その瞬間、思考が急に途絶えてしまった。でも保健医さんは、何ですぐに、そのことが分かったのだろう……?
「でもそのことは、今は考えない方がいいわ。じゃないとまた……」
「また……ってことは、」
「ええ……」
私は、ある意味では衝撃的な事実に、ベッドの上で横になっていたことにある意味感謝した。でなければ、不意に体勢を崩して、また倒れていたと思うから。
「……あなた以外にもいたの。今の状況に違和感を覚えて、思考を強制的に中断されてしまった人が」
「そう、だったんですか……」
私以外に、何人がその事実に気付きかけたのかは分からない。
でも……それ以上に、私は恐怖した。
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