8 / 8
1-005 新たな日常(作業時間)
しおりを挟む
(まあ、丁度いいわね……)
少し休んでから、私は医務室を後にすることにした。
「お大事に……くれぐれも、ね」
「……はい」
再び執事服を身に付けている私に、保健医さんは釘を刺してくる。また先程のようなことが起きないとも限らないから、と。
それは……仕方がないのかもしれない。
おそらく気付いた人達は、頭脳派であると同時に知的好奇心が旺盛だったのだろう。そんな人間が一度思考を遮られた位で、再考慮しないなんてことはまずありえない。
……何せ、この私がそうなのだから。
「失礼します」
保健医さんに一礼して退室した後、私は近くの休憩室に立ち寄ることにした。医務室で十分休んだものの、何かを口に流し込みたかったからだ。
しかし気紛れというものは、時に幸運をもたらすものらしい。
「……あれ、執事さん?」
「あ、お疲れ様……美術部員さん」
休憩室にいたのは、工房を管理している美術部員さん―元々美術部員の同級生―だった。若様にとっては(精神的に)年上の女性ではあるものの、工房内での共同作業が多い為か、彼女もまた心を開いている数少ない人物でもあった。
今日の若様は外で作業していることもあってか、暇を持て余していたのだろう。いや、もしかしたら時間ができたと考え、ここぞとばかりに自身の創作に集中していたのかもしれない。
元々職人気質な上に、技術面でしか美術的なことは若様に教えていないので、お互いに用事がなければ各々で作業することになろうとも、気にしてすらいないのだ。その点が共通していることも、この美術部員さんに対して、あまり苦手意識を抱くことのない理由の一つなのかもしれない。
そんなことを考えていた私だったけど、せっかくだからと彼女に、外にいる若様のことをお願いすることにした。
「ところで……今は作業中かしら?」
「いいえ。特に創作意欲が湧かなかったから、備品の補充をしていたところよ。そのついでに若様の様子を見に行こうかと思っていたけれど」
「それなら、丁度良かったわね……」
今日は外で作業することは、彼女にも伝えてある。それで手が空いているのであれば、都合がいい。
「夕方まで、若様をお願いできないかしら? 」
もう定期報告も届いていると思うし、精査作業も兼ねて抜けても問題ないとは思う。若様も心配だけど、メイドさんに彼女がついてくれていれば、一先ずは大丈夫でしょう。
「もちろん、ずっと作業しているだけになりそうなら、近くで様子を見てくれるだけでも十分よ。私も定期報告の確認が終わるか、少なくとも夕食前までには迎えに行くから」
「別にいいわよ。何なら外でスケッチでもしてるし……でも、」
美術部員さんの顔が、私の眼前にまで迫ってくる。視界の端で彼女の長髪が揺れるのを捉えながら、こちらに向けられる言葉を待った。
「…………何か、あった?」
……相手が同級生というのも、考えものだった。顔に出さないようにはしていても、何か問題があったのではと勘繰られてしまうのだから。
それでも……今は話すわけにはいかなかった。
「大丈夫……」
今は、私の懸念に気付かれるわけにはいかない。
元々、あの『声』に頭脳戦を仕掛けるのを最初に決めたのは私自身だ。その本人が逃げるなんてことは、あってはならない。
「……こっちの話だから」
さて……若様のお世話で空いた時間を取り戻さないと。
私は真っすぐに自室へと向かった。
服を着替えたい気持ちも少しあるけれど、今はただ、自室内に抱え込んでいる資料に目を通したかったからだ。
――ガチャ
「ふぅ……」
一応、屋敷内には事務仕事用の執務室も用意されてはいる。でも大事な書類や個人的な考証をメモしたノートは、誰にも読ませないように保管していた。
今回も服を着替えてから机に着き、ノートの新しいページに思い付いたことを記載しながら、考えを纏める作業に入る。自室前にある連絡用の掲示板には、定期報告がすでに届いているとの記載連絡があったけど……今はちょっと、先程の失神について意識を割きたかった。
「えっと……」
一先ず、現状で分かっている点だけを書き連ねることにした。
1、違和感を覚えたのは道具(コンピュータ端末)を具現化した時
2、失神したのはその違和感について考察した時(失神を防ぐ為、内容の深堀は別途)
3、失神自体は大したことがない(仮説:思考の遮断が目的?)
4、あの『声』は、思考が読める(仮説:能力に何らかの干渉を行っていた?)
「う~ん……」
これだけノートに書き込むと、あの『声』が神に近しい存在であると思い込まされてしまう。若様が最初に聞いた通り、『神でも仏でも悪魔でも、好きに呼んで下さい』と自身を紹介していたのが伊達ではないと思い知らされた気分だった。
ただ、現時点での判断材料だけではあるものの……私はこれが、常に監視されている結果ではないと考えている。
実際、読心も込みで四六時中監視するなんて、いくら神を自称できる程の力を持っていたとしても、非効率的だと言わざるを得ない。それに、似た条件で失神する前例がある以上、一種の条件下で行われた可能性の方が高かった。
つまり……『余計なこと』を考えた者は失神する。そう考える方が自然だ。
「となると……っと、」
私はそこで、ページに余計な線が描き込まれてしまうのも厭わずに、ノートを強引に閉じた。
まだ直感の範囲とはいえ、これ以上は藪蛇だということだけは分かる。
しかしその仮説については、今後も考えていかなければならない。これからも若様を導いて世界を救う物語を行うのであれば、避けては通れない道なのだから。
「……ん? そういえば……若様は知っているのかしら?」
こればかりはまた失神しかねないので、若様にその話をすることはできない。
少し頭を抱えつつも、私は自室を出て執務室へと向かった。
「これ、本当なの?」
……送られてきた定期報告を見てすぐに、私は後輩の記者さん―新聞部員で、私直轄の情報収集担当―に電話を入れていた。
『はい……執事さんに早く伝えないとと思って、急いで連絡しました』
今彼女は、何人かの調査員(さすがに全員、同じ世界の人間で固めることは難しかった)と共に、別の国へと渡航している。この定期報告もレポートにまとめて郵送されてきたものだけれど、一点だけ、電報で送られてきたものがあった。
『レポートを郵送した時点ではまだ確定ではありませんでしたけど……現状と私達が知る歴史を比較した結果、こちらではほぼ間違いないという結論になりましたので、急いで電報を送りました』
「そう……」
別途送られてきた電報には、郵送されたレポートは『疑惑』から『確定』に変わったことを告げる内容が記載されていた。
……とうとう、この時が来てしまった。
今日が終わればまた、新たに行動しなければならない。私は記者さんからの電話を切ると、送られてきた定期報告のレポートに再度、目を落とした。
「本当、あの『声』について……考えている暇はないわね」
レポートには、こう書かれていた。
『小型携帯電話、流通の兆し有り』
と。
少し休んでから、私は医務室を後にすることにした。
「お大事に……くれぐれも、ね」
「……はい」
再び執事服を身に付けている私に、保健医さんは釘を刺してくる。また先程のようなことが起きないとも限らないから、と。
それは……仕方がないのかもしれない。
おそらく気付いた人達は、頭脳派であると同時に知的好奇心が旺盛だったのだろう。そんな人間が一度思考を遮られた位で、再考慮しないなんてことはまずありえない。
……何せ、この私がそうなのだから。
「失礼します」
保健医さんに一礼して退室した後、私は近くの休憩室に立ち寄ることにした。医務室で十分休んだものの、何かを口に流し込みたかったからだ。
しかし気紛れというものは、時に幸運をもたらすものらしい。
「……あれ、執事さん?」
「あ、お疲れ様……美術部員さん」
休憩室にいたのは、工房を管理している美術部員さん―元々美術部員の同級生―だった。若様にとっては(精神的に)年上の女性ではあるものの、工房内での共同作業が多い為か、彼女もまた心を開いている数少ない人物でもあった。
今日の若様は外で作業していることもあってか、暇を持て余していたのだろう。いや、もしかしたら時間ができたと考え、ここぞとばかりに自身の創作に集中していたのかもしれない。
元々職人気質な上に、技術面でしか美術的なことは若様に教えていないので、お互いに用事がなければ各々で作業することになろうとも、気にしてすらいないのだ。その点が共通していることも、この美術部員さんに対して、あまり苦手意識を抱くことのない理由の一つなのかもしれない。
そんなことを考えていた私だったけど、せっかくだからと彼女に、外にいる若様のことをお願いすることにした。
「ところで……今は作業中かしら?」
「いいえ。特に創作意欲が湧かなかったから、備品の補充をしていたところよ。そのついでに若様の様子を見に行こうかと思っていたけれど」
「それなら、丁度良かったわね……」
今日は外で作業することは、彼女にも伝えてある。それで手が空いているのであれば、都合がいい。
「夕方まで、若様をお願いできないかしら? 」
もう定期報告も届いていると思うし、精査作業も兼ねて抜けても問題ないとは思う。若様も心配だけど、メイドさんに彼女がついてくれていれば、一先ずは大丈夫でしょう。
「もちろん、ずっと作業しているだけになりそうなら、近くで様子を見てくれるだけでも十分よ。私も定期報告の確認が終わるか、少なくとも夕食前までには迎えに行くから」
「別にいいわよ。何なら外でスケッチでもしてるし……でも、」
美術部員さんの顔が、私の眼前にまで迫ってくる。視界の端で彼女の長髪が揺れるのを捉えながら、こちらに向けられる言葉を待った。
「…………何か、あった?」
……相手が同級生というのも、考えものだった。顔に出さないようにはしていても、何か問題があったのではと勘繰られてしまうのだから。
それでも……今は話すわけにはいかなかった。
「大丈夫……」
今は、私の懸念に気付かれるわけにはいかない。
元々、あの『声』に頭脳戦を仕掛けるのを最初に決めたのは私自身だ。その本人が逃げるなんてことは、あってはならない。
「……こっちの話だから」
さて……若様のお世話で空いた時間を取り戻さないと。
私は真っすぐに自室へと向かった。
服を着替えたい気持ちも少しあるけれど、今はただ、自室内に抱え込んでいる資料に目を通したかったからだ。
――ガチャ
「ふぅ……」
一応、屋敷内には事務仕事用の執務室も用意されてはいる。でも大事な書類や個人的な考証をメモしたノートは、誰にも読ませないように保管していた。
今回も服を着替えてから机に着き、ノートの新しいページに思い付いたことを記載しながら、考えを纏める作業に入る。自室前にある連絡用の掲示板には、定期報告がすでに届いているとの記載連絡があったけど……今はちょっと、先程の失神について意識を割きたかった。
「えっと……」
一先ず、現状で分かっている点だけを書き連ねることにした。
1、違和感を覚えたのは道具(コンピュータ端末)を具現化した時
2、失神したのはその違和感について考察した時(失神を防ぐ為、内容の深堀は別途)
3、失神自体は大したことがない(仮説:思考の遮断が目的?)
4、あの『声』は、思考が読める(仮説:能力に何らかの干渉を行っていた?)
「う~ん……」
これだけノートに書き込むと、あの『声』が神に近しい存在であると思い込まされてしまう。若様が最初に聞いた通り、『神でも仏でも悪魔でも、好きに呼んで下さい』と自身を紹介していたのが伊達ではないと思い知らされた気分だった。
ただ、現時点での判断材料だけではあるものの……私はこれが、常に監視されている結果ではないと考えている。
実際、読心も込みで四六時中監視するなんて、いくら神を自称できる程の力を持っていたとしても、非効率的だと言わざるを得ない。それに、似た条件で失神する前例がある以上、一種の条件下で行われた可能性の方が高かった。
つまり……『余計なこと』を考えた者は失神する。そう考える方が自然だ。
「となると……っと、」
私はそこで、ページに余計な線が描き込まれてしまうのも厭わずに、ノートを強引に閉じた。
まだ直感の範囲とはいえ、これ以上は藪蛇だということだけは分かる。
しかしその仮説については、今後も考えていかなければならない。これからも若様を導いて世界を救う物語を行うのであれば、避けては通れない道なのだから。
「……ん? そういえば……若様は知っているのかしら?」
こればかりはまた失神しかねないので、若様にその話をすることはできない。
少し頭を抱えつつも、私は自室を出て執務室へと向かった。
「これ、本当なの?」
……送られてきた定期報告を見てすぐに、私は後輩の記者さん―新聞部員で、私直轄の情報収集担当―に電話を入れていた。
『はい……執事さんに早く伝えないとと思って、急いで連絡しました』
今彼女は、何人かの調査員(さすがに全員、同じ世界の人間で固めることは難しかった)と共に、別の国へと渡航している。この定期報告もレポートにまとめて郵送されてきたものだけれど、一点だけ、電報で送られてきたものがあった。
『レポートを郵送した時点ではまだ確定ではありませんでしたけど……現状と私達が知る歴史を比較した結果、こちらではほぼ間違いないという結論になりましたので、急いで電報を送りました』
「そう……」
別途送られてきた電報には、郵送されたレポートは『疑惑』から『確定』に変わったことを告げる内容が記載されていた。
……とうとう、この時が来てしまった。
今日が終わればまた、新たに行動しなければならない。私は記者さんからの電話を切ると、送られてきた定期報告のレポートに再度、目を落とした。
「本当、あの『声』について……考えている暇はないわね」
レポートには、こう書かれていた。
『小型携帯電話、流通の兆し有り』
と。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる