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第三章 女奴隷を侍女にして
ご招待を受けました。
しおりを挟むヴェルナー・フォン・オルセルンさん、ちょっとばかり格好いいかもね♪
紹介状代わりの、家宰に渡す短剣をポンとくれ、
「では、お会いできることを期待しております、そうそう部下が挨拶したいそうだ」
傭兵団の分署を出ると、『ビックマン』の面々が、
「帝都に来ることがあれば、本部によってくれ」
「料理屋を開きなよ、あんたなら繁盛間違いなしだ」
「料理屋ならカルヌントゥムにしてくれ、俺は今回で傭兵をやめて、カルヌントゥムで親父の店を引き継ぐ事になっている」
「そりゃあいい、俺らは隊長とおなじ、オルセルン出身だ、領都カルヌントゥムで料理屋を開いてくれれば、あの美味い飯を食える♪」
なんですかね……二週間ぐらい一緒に旅しただけなのに……
「そうですね、隊長さんからも誘われましたし、ブラダマンテさんと二人で、お店を考えても良いですね♪」
「そうか♪ぜひ、来いよ♪」
「ブラダマンテ、こいつの奴隷なのだから、護衛をしてやってくれ、これは選別だ」
といって傭兵団で余っていた皮の鎧をくれたのです。
細身の団員用ですが、傭兵団はガタイのデカい男ばかり、余っていたようです。
「剣はやれないが、そいつが一振り、親父の形見をもっているそうだ、いざとなったら借りればいい」
いい人たちですね……オルセルン侯爵領の領都カルヌントゥムですか……
『鑑定』によれば領都カルヌントゥムは人口5万程度の都市、リンドよりも南にあり、緑豊かのようです。
気候も穏やかで、住みよさそうです。
いいですね……ぜひとも帝都に行く必要は無いし……
「さて、ブラダマンテさん、リンドを出ます、このまま悪いけど、黙ってついてきてくださいね」
「ユスティティア様のお考えのままに」
通行税って、出るときには取られないのですよ。
時間はお昼を過ぎています、この世界では午餐と晩餐の二回の食事、肉体労働などする方は朝に軽食をとります。
旅人は明るい内に距離を稼ぐためにも夕食は遅くなります。
傭兵さんは三回の習慣が身についているようです。
だから昼食として、簡単な軽食を用意させられたのですね。
リンドの城門をでて、少し行くと、帝都へいく道と、南下する道の分岐点にさしかかります。
「ブラダマンテさんなら、驚かないわよね」
『索敵』には誰も引っかかりません。
●ボタのユーティリティビークル、RTV―X1,100C、二人乗りのオフロード専用多目的四輪車です。
1,123CCのディーゼルエンジンで24.8馬力、最高時速40キロ……
アメリカで売っている物で、国内仕様の物より排気量がアップしています♪
こちらは乗用車みたいに運転室にエアコンがついています♪
一応カラーも国内仕様のオレンジではなく、迷彩カラーですよ。
当初はRTV―X900W―WRにしようかと思ったのですが、クーラーがないのと、より排気量の大きい方が、悪路ばっかりのこの世界ではベストと判断したのです!
「これは……オフロードカー……」
「いいでしょう♪●ボタのアメリカ仕様のものよ♪」
「ブラダマンテさんは、前世で運転免許は持っていたの?」
「一応は、車は軽自動車でしたけど……」
「これ、運転出来るかしら?」
「……右手が……」
「その事ね、あのね、私ならブラダマンテさんの右手の筋、治せるのよ、顔の傷も、大事なところの焼き跡も、綺麗さっぱり治してあげれるわ、その代わり、私に仕えてね」
「治せるのですか?」
「神様との契約で、治せる力は頂いているわ、ただね、治す以上は、私もかなり恥ずかしい思いをしなくてはならないの、だから代わりとして、ブラダマンテさんの全てをもらうつもりなの」
「私はユスティティア様の奴隷ですから、ご命令のままに従います」
「とにかくしばらく南下して、道を外れると開けた所がありそうなの、そこでしばらくいるつもり、落ち着いたら話すわ」
「全て内緒よ」
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