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第四章 アメリカ新婚生活

征服は男の本能

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 さて、アリシアさんの、むふふふ……
 どうやら私は変態と、自分で確信しました。

 サリーさんに説明を受け、やはりとは思いました、ストレスは怖い物です。
 イシス姉さんより、ナノマシンの件も聞きました、姉とマレーネさんがいなければ、大変な事になっていた可能性があります。

 しかし、この故郷に戻って良かったかも知れません。
 あのままエラムにいれば、遠い先にこのストレスが出たかもしれません。
 エラムの女性の深層心理は、『支配されたい』と願っていますが、『征服されたい』ではありません。

 サリーさんが、次のように云うのです。

「お嬢様、私たちに遠慮はいりません、ストレスをためてはいけません」
「ストレスを発散したら、今度はエラムの女、支配された女の奉仕をお受け下さい」
「テラの女には言い渡してあります」
「お望みをお楽しみください、本当に私たちからのお願いです」

 でもテラの女って……
「エール、ディアヌ、アリシア、エッダです」
「ココがいますが?」
「この際、勉強をさせておきます、エラムでは閨のことは幼い時より教え込みます」

「エッダはまだ幼いのでは?」
「本人たちは望んでいます、それにミコ様の奴隷、あるじが望む以上、何でもするのが奴隷です」
「勿論、私たちエラムの女も努力します」

「サリーさん、貴女たちは貴女たち、今までどおりでお願いします、そう、こんな反応も好みなので……」
 サリーさんをなでなで……
 やっぱりサリーさんは愛しいですね……
 そのまま口づけなんてしました。

 テラの女が並んでいます。
 エールさんから、それはもう、男がするように粗野に乱暴にね。

 皆さん、ぐったりと放心状態です、でも目の前でのエッチを見せられていますので……

 私、サドっ気があります、というより完璧にサドです。
 どんなテラの女も一発で、マゾにして征服する自信が湧きました。
 こうしてとことん私は、変態女になったようです。
 あとは……むふふふ……
 アリシアといわず、このテラの女たちも……

 四人を整列させました。
「エール、貴女をテラの私の女の管理人に任じます」
「貴女は現在、麗人、四人の中の第一人者、将来は愛人にしますので、自分の後継者をこの中より捜しなさい」
「残りの三人はエールの命令には従うように」

 四人は一斉に返事をしてくれました。
「よろしい、お前たちは私の奴隷である、いままた私がすべてを征服した」
「お前たちの身も心も私の物である、私はお前たちに命じる」

 全身をラバーのキャットスーツ、お尻が物凄く強調されていて、セクシー極まりない姿を強要しました。

 まずはエールさんに命じました。
 エールさんが歩き始めました。

 なんか興奮しますね……こんな美女がこんな恰好で……

 次はアリシアさんを指名しました。

 こちらも……
 アリシアさんは云われたように進みます。
 歩くたびにお尻が揺れるのでムラムラします。

 ディアヌさんを呼びます、目がうるんでいます、ディアヌさんにもなってもらいましょう。
 凛としたところのある、見るからに貴婦人のディアヌさんを、エールさんと同じ格好をさせます。
 貴婦人なのに、とても淫靡な雰囲気が近頃あります。

 最後にエッダさんにも命じました。
 被虐に酔いしれています。

 四人は、
「ミコ様、私たちは征服されたと、心底実感しています」
「捨てないで下さい、それだけが望みです、その為なら何でもいたします」
 この言葉は、ディアヌさんがいったのですよ、とても驚きました。

 まぁ、この後、湯船で今度は濃厚なレズを、四人としました、これで四人は本当に骨抜きでしょう。
 私の為になら全力で尽くしてくれるでしょう。
 私のストレスは解消です、四人をかえして、残りの愛人さんを呼びました。

 なんか、今度はこの愛人さんと、しっぽりとしたくなったものですから……
 ビクトリアさんや、ヒルダさんなども、久しぶりの様な気がします。

 最後にマリーさん、なんたってマリーさんのお尻を見ていて倒れたのですからね。
 本当に満足です。

 朝、起きると周りには、皆、裸で寝ていました。
 どうやら、私のストレスは巨大で、満足と思った後も無意識に女たちを抱いたのです、それも相当に激しく……

 朝の当番のメイドさんがやってきて、驚いて部屋のドアを閉めたのが、眠い頭の中に残っています。

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