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第六十七章 平和な日々の始まり
08 『33』
しおりを挟む後6名ね、考えながらも、私は聖地巡礼ツァーをこなしています。
夜営の後、朝に私はエラムの娘の服装に着替えます。
『33』、私の記憶と知識を総動員しますと、マスターナンバーといわれているようです。
でも『33』は一般的ではないようですが、それでも探すとこうありました。
無条件の愛。
人類の愛の奉仕者。
宇宙の奉仕者。
多くの試練を受けやすいが、古い世界から新しい世界へ移行するのを助けることができる。
与えられた力をどのように使うかが、人生の分かれ道となる。
その力に気づかないと、自己破壊をおこす。
これは恐ろしいというか……天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)様の、恐ろしいほどのお力を感じます。
もしこの『33』が私の運命なら……
地球にいれば、私は破滅の道を歩んでいたことになります。
私は着替えながら、隣で同じ様に着替えしていた姉に、
「姉さん、『33』の意味を知っていたのですか?」
「昨日の晩まで知りませんでした、観音の話しをしながら気づきました。」
「私たちは必然の上を、一生縣命歩いている、そう思うしかありません。」
「嫌でも思います、創造主の何と……」
ここでイシス姉さんは絶句します。
「ヒロトさん、誕生日はいつでした?」
「西暦で1979年の2月23日です。」
「カバラ数秘術で足してみたらいくつになります?」
「1+9+7+9で26、2+6で8、8+2+23で……」
「どう思います……」
「姉さん、この話し考えるのはやめましょう、おそろしくなります!」
「そうですね、違うことを話しましょう、いくつになりました?」
私は22歳の時、エラムに転移させられた、それから10年、本来は32歳、でも身体は転移した時に18歳になりそのまま、これからも18歳のままです。
「実際は32歳です。」
「10年ですね、10年でエラムをここまでしたのですね、黒の女神としてお礼申し上げます。」
「これからでしょう、長い試練は。」
「そうでしたね、なんとか頑張りましょう。」
「でも……あと一年すれば33歳……」
二人で顔を見合わせました。
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