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アルシア移住
其の名は、ユーニウス
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気位の高いキャンディは、セバ爺の幼い孫が付けた名前を由としなかったのだろう。
推測でしかないから、ほんとのところはわからないけれど。
個の名前が無い状態は野生では普通の事だから、別にキャンディも通称で通しても全く問題ない。
ただ、名前があるという事は──この世界の自身の存在の強化になる。
他の魔馬より、圧倒的に有利になる。
今後の勇者降臨の事を考慮するなら、名前はあった方がいい。
数時間走らせ、一旦休憩。
牧草と魔力水を与え、試しに草食の魔物達が大好きな魔草を見せてみる。
魔草は人間の食用にはならないけれど、調薬や練金に必須なものなので魔草専門の農家もあるくらい重用されている。
野生だと強い魔物の棲息してる周辺とや、何らかの魔力がある場所に生えているけれど、人工栽培だと魔力水で育てる。
私の持ってる魔草は最高品質だ。
特濃魔力水で栽培したものだから。
(良かった、キャンディは魔草も好きみたいね)
もっと欲しそうにしてるから、次回からは牧草に混ぜてあげよう。
キャンディは夜目もきくらしい。
昼間と同じように良く走ったので、野営はやめて、夜中も移動することにした。
走り続けたキャンディは三日で旅程の七割を進んでおり、二つめの大きな街も越えていた。
(飛ばしすぎたかな?)
三日目の夜は、さすがにちょっと疲れた様子だったので野営。
小さな馬留めで、周囲に他の利用者は居ない。
魔物が接近してる気配もない。
キャンディに食事と水を与え、落ち着いたところで名前を付けてみる事にした。
魔馬を都心で運用するなら、より精緻なコントロールが出来る魔力名づけがいいだろう。
魔力名づけの方が存在強化も効果が高いしね。
受け入れるかどうかは、キャンディ次第だけれど。
「ねえ、どうして名前を受け入れなかったの? お名前ある方が強くなれるでしょうに」
キャンディの顔を撫でながら話し掛ける。
顔を擦り寄せ、穏やかな目で私をじっと見つめてくる。
「あなたにはユーニウスという名前をあげるわ。私の名前と同じ六月って意味よ」
私は声に魔力を乗せ、あなたの名前はユーニウスよと言い聞かせる。
全く抵抗しないユーニウスを撫でながら、少しずつ魔力を循環させる。
巡る魔力に興奮し、立ち上がって嘶く馬体から勢いよく青白く魔力が溢れだした。
幻想的で美しい光景に見惚れる事数分。
ユーニウスは名前を受け入れた。
目視出来るような、濃密な魔力はじきに収まるだろう。
私は周囲に防犯と魔物避けの結界を施し、ユーニウスをゆっくり休ませることにした。
一旦辺境の家に帰って風呂と食事はしたけれど、変容したばかりの生き物は注意が必要なので、放置は出来ない。
私は野営地に戻り、ユーニウスを見守りながら一晩を過ごした。
夜が明けて、呑気に草を食べている我が愛馬をじっくり観察する。
馬体は栗毛から黒に近い濃いグレーに変わっている。
艶があるので、光に当たった部分は銀色に輝いているように見える。
意外なことに黒くなると思っていた尻尾とたてがみは、馬体のグレーより白に近い灰色で青みがかって揺らめいている。
蹄は黒。
魔力で覆われており、漏れ出た魔力は黒煙がたなびくように足元に漂っていて、いかにも魔馬っぽい。
額の白星はそのまま残っている。
瞳は夕焼けのように赤みを帯びた橙色。
ユーニウスはどうやら見た目も完全なる魔馬になったようだ。
とても幻想的で美しく、力強い。
「ユーニウス」
美しく変貌した愛馬に私は囁いた。
「前も素敵だったけれど、今のあなたはもっと完璧ね」
ユーニウスは、プヒンと甘えるように鼻を鳴らしてプルナをねだった。
魔馬として覚醒したユーニウスは王都まで残り三割の距離を数時間で走りきり、予定よりかなり早く目的地に到着した。
時刻は昼時を少し過ぎたあたりだ。
王都に入る門では検問順番待ちの列があったけれど、王族の紋章が入った国民証の威力は絶大だった。
姿はエルフのままだというのに、詰問されることもなくあっさりと空いている貴族用の門から通過する事が出来た。
私は一旦ユーニウスから降りて、端に寄せた。
事前に買ってあった王都の地図で、譲ってもらった家の場所を再確認。
中央の噴水を越え、東側に進んだ所が目的地だ。
王宮から近い場所は貴族区で、私の家は貴族区の端っこだ。
南門周辺の様子を眺めていると、馬に乗っているのは貴族か軍人だけのよう。
私はユーニウスの手綱を引いて、歩かせることにした。
十五分ほど歩き、周囲に馬に乗ってる一般人が見えてきたところで再び乗馬。
すぐに小さな家の前に到着した。
しっかり施錠されていたので貰ってあった鍵束を使って門扉を開けて、中に入る。
平屋の家も庭も小さいが、厩舎はしっかりとした良い作りだ。
ゆとりがあるので、ユーニウスにはちょうど良さそう。
衛生魔法をしっかり掛け、馬房の床に藁をたっぷり敷き詰めてユーニウスのお部屋の完成だ。
魔草入りの牧草をたっぷり箱にいれ、魔力水の桶も設置してから水浴びをさせる。
ゆっくり丁寧に洗い、きちんと乾かしてから馬房へ。
ユーニウスは自分のお部屋が気に入った様子でリラックスし始めたので、私はようやく家の中に入ることにした。
(狭いけど、明るくていい家ね)
「悪くない」
私はそう呟いて、歩き回ってみた。
室内はリビングだけの小さな家だけど、窓が全方面にあってとても明るい。
奥に一つだけあるドアは水洗トイレで、ちゃんと魔核も稼働している。
キッチン設備はないが、隅にシンクが設置されているので水だけは使えるようだ。
お料理をする必要もないし、問題ない。
東側にベッドを出して、衝立で目隠しをして……と。
南側は小さな庭兼厩舎がある。
ユーニウスの様子も窓からよく見える。
部屋の南よりにソファーとローテーブルを出した。
通りに面した南側だけ、レースのカーテンと普通のカーテンで二重にしたけれど、他の窓はレース無し。
(家具はとりあえずこれでいいかな。仮の拠点だし)
私はもう一度外に出て、小さな庭を眺めた。
門扉は立派だし、塀も高い。
一応、しっかり防犯魔法を掛けておこう。
ユーニウスは賢いので敷地内から出ることはないだろうし、自由にさせておこうかな。
庭に牧草の種を蒔いてわさわさと生やし、隅に魔力水が必要なだけちょっとずつ流れるように細工した小さいカップを設置して魔草の種も蒔いておく。
門扉の横にプルナの木も生やし、実がなるまで育成促進。
低木種なので、実はユーニウスの首が届く範囲内だ。
少し迷ったけれど結局ユーニウスの馬房の棒を撤去して、好きにうろうろ出来るようにした。
広い庭ではないけれど、閉じ込められているよりは絶対いいもの。
推測でしかないから、ほんとのところはわからないけれど。
個の名前が無い状態は野生では普通の事だから、別にキャンディも通称で通しても全く問題ない。
ただ、名前があるという事は──この世界の自身の存在の強化になる。
他の魔馬より、圧倒的に有利になる。
今後の勇者降臨の事を考慮するなら、名前はあった方がいい。
数時間走らせ、一旦休憩。
牧草と魔力水を与え、試しに草食の魔物達が大好きな魔草を見せてみる。
魔草は人間の食用にはならないけれど、調薬や練金に必須なものなので魔草専門の農家もあるくらい重用されている。
野生だと強い魔物の棲息してる周辺とや、何らかの魔力がある場所に生えているけれど、人工栽培だと魔力水で育てる。
私の持ってる魔草は最高品質だ。
特濃魔力水で栽培したものだから。
(良かった、キャンディは魔草も好きみたいね)
もっと欲しそうにしてるから、次回からは牧草に混ぜてあげよう。
キャンディは夜目もきくらしい。
昼間と同じように良く走ったので、野営はやめて、夜中も移動することにした。
走り続けたキャンディは三日で旅程の七割を進んでおり、二つめの大きな街も越えていた。
(飛ばしすぎたかな?)
三日目の夜は、さすがにちょっと疲れた様子だったので野営。
小さな馬留めで、周囲に他の利用者は居ない。
魔物が接近してる気配もない。
キャンディに食事と水を与え、落ち着いたところで名前を付けてみる事にした。
魔馬を都心で運用するなら、より精緻なコントロールが出来る魔力名づけがいいだろう。
魔力名づけの方が存在強化も効果が高いしね。
受け入れるかどうかは、キャンディ次第だけれど。
「ねえ、どうして名前を受け入れなかったの? お名前ある方が強くなれるでしょうに」
キャンディの顔を撫でながら話し掛ける。
顔を擦り寄せ、穏やかな目で私をじっと見つめてくる。
「あなたにはユーニウスという名前をあげるわ。私の名前と同じ六月って意味よ」
私は声に魔力を乗せ、あなたの名前はユーニウスよと言い聞かせる。
全く抵抗しないユーニウスを撫でながら、少しずつ魔力を循環させる。
巡る魔力に興奮し、立ち上がって嘶く馬体から勢いよく青白く魔力が溢れだした。
幻想的で美しい光景に見惚れる事数分。
ユーニウスは名前を受け入れた。
目視出来るような、濃密な魔力はじきに収まるだろう。
私は周囲に防犯と魔物避けの結界を施し、ユーニウスをゆっくり休ませることにした。
一旦辺境の家に帰って風呂と食事はしたけれど、変容したばかりの生き物は注意が必要なので、放置は出来ない。
私は野営地に戻り、ユーニウスを見守りながら一晩を過ごした。
夜が明けて、呑気に草を食べている我が愛馬をじっくり観察する。
馬体は栗毛から黒に近い濃いグレーに変わっている。
艶があるので、光に当たった部分は銀色に輝いているように見える。
意外なことに黒くなると思っていた尻尾とたてがみは、馬体のグレーより白に近い灰色で青みがかって揺らめいている。
蹄は黒。
魔力で覆われており、漏れ出た魔力は黒煙がたなびくように足元に漂っていて、いかにも魔馬っぽい。
額の白星はそのまま残っている。
瞳は夕焼けのように赤みを帯びた橙色。
ユーニウスはどうやら見た目も完全なる魔馬になったようだ。
とても幻想的で美しく、力強い。
「ユーニウス」
美しく変貌した愛馬に私は囁いた。
「前も素敵だったけれど、今のあなたはもっと完璧ね」
ユーニウスは、プヒンと甘えるように鼻を鳴らしてプルナをねだった。
魔馬として覚醒したユーニウスは王都まで残り三割の距離を数時間で走りきり、予定よりかなり早く目的地に到着した。
時刻は昼時を少し過ぎたあたりだ。
王都に入る門では検問順番待ちの列があったけれど、王族の紋章が入った国民証の威力は絶大だった。
姿はエルフのままだというのに、詰問されることもなくあっさりと空いている貴族用の門から通過する事が出来た。
私は一旦ユーニウスから降りて、端に寄せた。
事前に買ってあった王都の地図で、譲ってもらった家の場所を再確認。
中央の噴水を越え、東側に進んだ所が目的地だ。
王宮から近い場所は貴族区で、私の家は貴族区の端っこだ。
南門周辺の様子を眺めていると、馬に乗っているのは貴族か軍人だけのよう。
私はユーニウスの手綱を引いて、歩かせることにした。
十五分ほど歩き、周囲に馬に乗ってる一般人が見えてきたところで再び乗馬。
すぐに小さな家の前に到着した。
しっかり施錠されていたので貰ってあった鍵束を使って門扉を開けて、中に入る。
平屋の家も庭も小さいが、厩舎はしっかりとした良い作りだ。
ゆとりがあるので、ユーニウスにはちょうど良さそう。
衛生魔法をしっかり掛け、馬房の床に藁をたっぷり敷き詰めてユーニウスのお部屋の完成だ。
魔草入りの牧草をたっぷり箱にいれ、魔力水の桶も設置してから水浴びをさせる。
ゆっくり丁寧に洗い、きちんと乾かしてから馬房へ。
ユーニウスは自分のお部屋が気に入った様子でリラックスし始めたので、私はようやく家の中に入ることにした。
(狭いけど、明るくていい家ね)
「悪くない」
私はそう呟いて、歩き回ってみた。
室内はリビングだけの小さな家だけど、窓が全方面にあってとても明るい。
奥に一つだけあるドアは水洗トイレで、ちゃんと魔核も稼働している。
キッチン設備はないが、隅にシンクが設置されているので水だけは使えるようだ。
お料理をする必要もないし、問題ない。
東側にベッドを出して、衝立で目隠しをして……と。
南側は小さな庭兼厩舎がある。
ユーニウスの様子も窓からよく見える。
部屋の南よりにソファーとローテーブルを出した。
通りに面した南側だけ、レースのカーテンと普通のカーテンで二重にしたけれど、他の窓はレース無し。
(家具はとりあえずこれでいいかな。仮の拠点だし)
私はもう一度外に出て、小さな庭を眺めた。
門扉は立派だし、塀も高い。
一応、しっかり防犯魔法を掛けておこう。
ユーニウスは賢いので敷地内から出ることはないだろうし、自由にさせておこうかな。
庭に牧草の種を蒔いてわさわさと生やし、隅に魔力水が必要なだけちょっとずつ流れるように細工した小さいカップを設置して魔草の種も蒔いておく。
門扉の横にプルナの木も生やし、実がなるまで育成促進。
低木種なので、実はユーニウスの首が届く範囲内だ。
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