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アルシア移住
お久しぶりの団長
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十九日になった。
早朝、無人島へ早駆けに行ったユーニウスは水遊びを終え、庭で魔草を食べている。
チュンチュン鳴くカラスはあれから毎日来ていて、相変わらずプルナをつついているようだ。
真っ黒なつぶらな目が可愛い。
ユーニウスはチュン太を気にすること無く馬房に吊るされた岩塩を舐め始めた。
私はフォーマルな服に着替えて、お迎えの馬車に乗り込んだ。
馬車の窓から空を見上げると、あんなに青かったのに、日を追う毎にラベンダー色に変わってきている。
そろそろ寒期に移り変わる時期だ。
四季の区切りがはっきりしないこの世界は、元日本人からしたらちょっと物足りない思うこともあるけれど、真冬の紫の空も美しいものだ。
きつい暑さも無くなってきている。
そんなことを考えてる内に、団長のお屋敷に着いた。
執事長とニーヴに出迎えられ、大歓迎を受けたあと執事長にユニコーンのたてがみで編まれたマフラーをあげたら、感激のあまり涙ぐんでいる。
どんだけ馬好きなんでしょ。
ユニコーンから抜けた毛をよって毛糸玉にしたもの。
これは魔法的な媒体にもなるから、抜け毛をちゃんと保管してあるのだ。
もちろんユーニウスの抜け毛も回収している。
(そのマフラーはネモが趣味で編んだ物だけどね。いかつい骨が編み物とか……シュール過ぎるわ)
フレスベルグもよく可愛いセーター着せられてたらしい。
久しぶりに見る団長はなんだかお疲れのよう。
私は足元で撫でろ!撫でろ!、とのたうち回ってるニーヴを少し構ってやり、メイドに付き添われつつ手を洗って席に着いた。
何を飲むのか聞かれ、紅茶を希望すると辺境でご馳走になった紅茶と同じものが出てきた。
団長の紅茶は美味しいのよね。
「ニーヴがとても小屋を気に入っている、良いものだな。感謝する」
「さっき思い出したのですけど、ニーヴの毛はどうしてます? 抜け毛は中々いい媒体になると思うのですけれど」
「一応取っておいてある、第一魔術団の団長がニーヴを見た時に毛を欲しがったのでな」
「あんなに毛があるのにほとんど抜けないですものねえ、そこそこ稀少品ですから魔術関係者は絶対欲しがりますよね」
団長はニヤリと笑い、一枚の小さな紙をヒラヒラさせた。
「その団長の妻の父親がな、五年待ちの特注馬具を作っている職人で、毛を定期的に譲る代わりに馬具のお仕立て券を貰った」
「あら」
「最優先で割り込みオーダー出来るぞ。執事から聞いたが素晴らしい馬らしいな。そんな魔馬には最高級のもの必要だろう?」
「嬉しいです!!ありがとうございます!」
私は大喜びで、そそくさと券をしまいこんだ。
こういうお金じゃ買えないプレゼントは大好きだ。
のんびり団長と近況を話し、楽しいティータイムを過ごしたあと。
みんなで庭に出てニーヴと遊んだ。
団長が遠くまでボールを投げ、ニーヴが取りに行って……という犬がこよなく愛する遊びだ。
途中で興奮したニーヴの周囲に、小さな雷が発生する。
「あらまぁ、この子は雷が強いんですねぇ」
フェンリルの属性は氷と雷。
殆どのフェンリルが氷メインだけど、ニーヴは雷メインの個体のようだ。
「団長の属性ってなんでしたっけ」
「私は氷と風だな」
「多分ですけど。ニーヴがいれば団長の攻撃に雷が加わるかもしれませんよ」
「ほう?」
団長は興味津々といった様子で私に視線を移した。
私はひっくり返ってクネクネしているニーヴの腹をモミモミしながら、話を続けた。
「ニーヴがそうしたいと思えば、必ず団長に力を貸すはずです。そうよねー、ニーヴはそうしたいんだもんねえ! 可愛いねえ!」
「……」
「あ、えっと。お互い氷を持っているから相性もいい。魔力をシンクロさせやすい魔道具でいい感じになると思うのですけどね」
「ああ、ペアで付けるタイプのか」
「そうそう、そういうので。オーダーするなら媒体にニーヴの毛と雷属性の何かかな……」
その後暫く魔道具の話に花が咲き、団長は近々オーダーする事にしたみたい。
執事長がお時間です、と知らせに来たのでその場を辞して馬車に再び乗り込んだ。
一旦室内に入って着替え、エイプリルとしてそっちの住居に転移。
アニスさんの店に行くと、もう一人若い女性が居た。
「今日来てくれたのね。ああ、この子は弟の奥さんなの。お店を手伝ってくれてるのよ。さ、奥で打ち合わせしましょう」
小さな工房に入ると、アニスさんはアクセサリーを並べ始めた。
「あ、そうだ。フランツには会った? もう大変だったのよー? この前貴女が帰るとこを見てたらしくて。あの美女は誰? ってしつこくて!」
アニスさんはどんどんアクセサリーを出していきながら、ケタケタと笑い声を響かせた。
「だからね、うちの付与術師さんだから変なこと言うなって言ったんだけど」
「会いましたよ、お店の商品に目新しい付与をしてみたいらしくて」
「そんなの口実よ、アイツ美人に目がないのよ。絶対知り合いになりたかっただけだと思うわよ?」
テーブル上には五十個ほどのリングやチャーム、髪留めにブローチ、イヤリング等が整然と並べられている。
「ああ、私の事はアニスでいいわ。お互い気楽に行きましょ。さて、今回のテーマは恋が叶うキラキラシリーズにしようと思ってるの」
「魅力と発光ですかね」
「そうね! 効果は──ちょっとだけ人の目に止まりやすい気がする……? 程度で充分よ。ちゃーんと売れるから」
「光の色どうします?」
「あら、色もつけられるの? 素敵! いいわね、じゃあ…………」
打ち合わせで報酬は銀貨十五枚となり、何種類か色違いでチラチラ光るアクセサリーが完成した。
「うん、ちゃんと魅力【小】と発光が付いてるわね。光に色が付くだけでこんなに雰囲気が違うのね、凄くいいわ! うふ、ちょっと高め設定でも売れると思うから、貴女への報酬も多いのよ」
アニスは大喜びで次もまた宜しくね!、と手を振った。
私はそのまま店を出て、ジューンの拠点に戻る。
詰め込んでた予定がほぼクリア出来たので、数日のんびり過ごして辺境に一旦戻ろう。
ユーニウスはほぼ四日で王都まで走れるから、四日後に戻れば、不自然じゃないだろう。
(今日明日は何も予定入れないで、ダラダラ過ごそうっと)
あ、いやお仕立て券があったな。
明日は馬具を注文しに行こう。
(人間と関わることが多ければ多いほど忙しい──楽しいけどね)
早朝、無人島へ早駆けに行ったユーニウスは水遊びを終え、庭で魔草を食べている。
チュンチュン鳴くカラスはあれから毎日来ていて、相変わらずプルナをつついているようだ。
真っ黒なつぶらな目が可愛い。
ユーニウスはチュン太を気にすること無く馬房に吊るされた岩塩を舐め始めた。
私はフォーマルな服に着替えて、お迎えの馬車に乗り込んだ。
馬車の窓から空を見上げると、あんなに青かったのに、日を追う毎にラベンダー色に変わってきている。
そろそろ寒期に移り変わる時期だ。
四季の区切りがはっきりしないこの世界は、元日本人からしたらちょっと物足りない思うこともあるけれど、真冬の紫の空も美しいものだ。
きつい暑さも無くなってきている。
そんなことを考えてる内に、団長のお屋敷に着いた。
執事長とニーヴに出迎えられ、大歓迎を受けたあと執事長にユニコーンのたてがみで編まれたマフラーをあげたら、感激のあまり涙ぐんでいる。
どんだけ馬好きなんでしょ。
ユニコーンから抜けた毛をよって毛糸玉にしたもの。
これは魔法的な媒体にもなるから、抜け毛をちゃんと保管してあるのだ。
もちろんユーニウスの抜け毛も回収している。
(そのマフラーはネモが趣味で編んだ物だけどね。いかつい骨が編み物とか……シュール過ぎるわ)
フレスベルグもよく可愛いセーター着せられてたらしい。
久しぶりに見る団長はなんだかお疲れのよう。
私は足元で撫でろ!撫でろ!、とのたうち回ってるニーヴを少し構ってやり、メイドに付き添われつつ手を洗って席に着いた。
何を飲むのか聞かれ、紅茶を希望すると辺境でご馳走になった紅茶と同じものが出てきた。
団長の紅茶は美味しいのよね。
「ニーヴがとても小屋を気に入っている、良いものだな。感謝する」
「さっき思い出したのですけど、ニーヴの毛はどうしてます? 抜け毛は中々いい媒体になると思うのですけれど」
「一応取っておいてある、第一魔術団の団長がニーヴを見た時に毛を欲しがったのでな」
「あんなに毛があるのにほとんど抜けないですものねえ、そこそこ稀少品ですから魔術関係者は絶対欲しがりますよね」
団長はニヤリと笑い、一枚の小さな紙をヒラヒラさせた。
「その団長の妻の父親がな、五年待ちの特注馬具を作っている職人で、毛を定期的に譲る代わりに馬具のお仕立て券を貰った」
「あら」
「最優先で割り込みオーダー出来るぞ。執事から聞いたが素晴らしい馬らしいな。そんな魔馬には最高級のもの必要だろう?」
「嬉しいです!!ありがとうございます!」
私は大喜びで、そそくさと券をしまいこんだ。
こういうお金じゃ買えないプレゼントは大好きだ。
のんびり団長と近況を話し、楽しいティータイムを過ごしたあと。
みんなで庭に出てニーヴと遊んだ。
団長が遠くまでボールを投げ、ニーヴが取りに行って……という犬がこよなく愛する遊びだ。
途中で興奮したニーヴの周囲に、小さな雷が発生する。
「あらまぁ、この子は雷が強いんですねぇ」
フェンリルの属性は氷と雷。
殆どのフェンリルが氷メインだけど、ニーヴは雷メインの個体のようだ。
「団長の属性ってなんでしたっけ」
「私は氷と風だな」
「多分ですけど。ニーヴがいれば団長の攻撃に雷が加わるかもしれませんよ」
「ほう?」
団長は興味津々といった様子で私に視線を移した。
私はひっくり返ってクネクネしているニーヴの腹をモミモミしながら、話を続けた。
「ニーヴがそうしたいと思えば、必ず団長に力を貸すはずです。そうよねー、ニーヴはそうしたいんだもんねえ! 可愛いねえ!」
「……」
「あ、えっと。お互い氷を持っているから相性もいい。魔力をシンクロさせやすい魔道具でいい感じになると思うのですけどね」
「ああ、ペアで付けるタイプのか」
「そうそう、そういうので。オーダーするなら媒体にニーヴの毛と雷属性の何かかな……」
その後暫く魔道具の話に花が咲き、団長は近々オーダーする事にしたみたい。
執事長がお時間です、と知らせに来たのでその場を辞して馬車に再び乗り込んだ。
一旦室内に入って着替え、エイプリルとしてそっちの住居に転移。
アニスさんの店に行くと、もう一人若い女性が居た。
「今日来てくれたのね。ああ、この子は弟の奥さんなの。お店を手伝ってくれてるのよ。さ、奥で打ち合わせしましょう」
小さな工房に入ると、アニスさんはアクセサリーを並べ始めた。
「あ、そうだ。フランツには会った? もう大変だったのよー? この前貴女が帰るとこを見てたらしくて。あの美女は誰? ってしつこくて!」
アニスさんはどんどんアクセサリーを出していきながら、ケタケタと笑い声を響かせた。
「だからね、うちの付与術師さんだから変なこと言うなって言ったんだけど」
「会いましたよ、お店の商品に目新しい付与をしてみたいらしくて」
「そんなの口実よ、アイツ美人に目がないのよ。絶対知り合いになりたかっただけだと思うわよ?」
テーブル上には五十個ほどのリングやチャーム、髪留めにブローチ、イヤリング等が整然と並べられている。
「ああ、私の事はアニスでいいわ。お互い気楽に行きましょ。さて、今回のテーマは恋が叶うキラキラシリーズにしようと思ってるの」
「魅力と発光ですかね」
「そうね! 効果は──ちょっとだけ人の目に止まりやすい気がする……? 程度で充分よ。ちゃーんと売れるから」
「光の色どうします?」
「あら、色もつけられるの? 素敵! いいわね、じゃあ…………」
打ち合わせで報酬は銀貨十五枚となり、何種類か色違いでチラチラ光るアクセサリーが完成した。
「うん、ちゃんと魅力【小】と発光が付いてるわね。光に色が付くだけでこんなに雰囲気が違うのね、凄くいいわ! うふ、ちょっと高め設定でも売れると思うから、貴女への報酬も多いのよ」
アニスは大喜びで次もまた宜しくね!、と手を振った。
私はそのまま店を出て、ジューンの拠点に戻る。
詰め込んでた予定がほぼクリア出来たので、数日のんびり過ごして辺境に一旦戻ろう。
ユーニウスはほぼ四日で王都まで走れるから、四日後に戻れば、不自然じゃないだろう。
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