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アルシア移住
龍の革
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今日はユーニウスとメイソン馬具店に行く日だ。
昨日、しっかりシャンプーとリンスをした馬体は更に美しく艶々だ。
蹄の手入れは要るんだろうかと疑問に思い、お手をさせて観察してみる。
ギュッと圧縮された魔力がしっかり蹄を覆っていて、ドライアイスの煙のように漆黒の魔力が漏れだしている。
魔力を纏わせた指で触れてみると、蹄を覆う魔力塊をすり抜けて本来の蹄に触れる事が出来る。
伸びてないし、肥厚もないから蹄の手入れは要らなさそう。
うまく出来ているなぁ……。
店の外で待ち構えていたメイ爺は、裏手の空き地にで計測すると言う。
仮だから、という理由で仮型の素材は柔らかめのムウルの革で作ったんだって。
騎乗した状態で鐙の位置を確定。
鞍を固定する部分や顔回りのベルト部分を正確に調整してもらい、サイズ合わせは完了。
後は素材の選定だ。
ユーニウス見たさに有休取った……という執事長に馬守りをお願いし、メイ爺と打ち合わせを始めた。
「ブルグ系のヌメ革が一般的ですなぁ、むろん魔物革でやる場合もありますなぁ」
「闇属性の革とかどうですかね……」
「ドラゴンなら扱ったことあるがね、希少属性付きだと入手が厳しい」
「漆黒闇の古龍のならありますけど」
「古龍!?」
「ヌメ革加工ですかね? 龍も」
「いや、魔力が残存してるから龍系はそういう加工しなくていい。そもそも丈夫だからな。しかも古龍かぁ……いや、闇龍ならばあの魔馬と相性抜群ではあるが、うちの刃物が通るかどうか……」
「革にして持ってきたら、それでいけるかしら」
「ブフォ! お嬢さんが鞣すんですか?」
「革職人に弟子入りしてたこともあるし、現物からの革加工もやったことあるから大丈夫!」
「虫も殺せないような顔して……勇ましいですなぁ、ははは」
「明日持ってくるから、見てから決めるのでもいいですよ」
明日また来る、と約束し……気味の悪い猫なで声でユーニウスを愛でているメイ爺と執事長を二時間見守った後。
大量の馬ビスケットを貰って帰宅。
ユーニウスは庭で自由時間よ。
私は運動用無人島へ。
ここは今でこそジャングル状態だけど、私が建てた大型魔物の加工場や工房がある。
数千年ぶりだけど……固定と保護の魔法を使ってあるから、まだ残ってるはず。
竜巻を起こして周辺の草木や枯葉を巻き上げ島の端の方に積み上げ、焼却。
これで海岸から工房付近までスッキリ!
工房前まで転移して、周囲をぐるっとチェックして、屋根や外壁の洗浄をした。
中に入ると埃が凄かったので、室内も魔法で綺麗にお掃除した。
換気扇や水場などの魔核を新しいものに交換すれば、完成だ。
「さてと! 革ね、革……」
一人が長いと独り言多くなるよね。
どうしてなんだろう?
私は一万年くらい前に討伐した漆黒闇の古龍の皮を、時空庫から取り出した。
ちゃんと解体してから時空庫にしまった過去の私、とても偉い。
眼球と脳以外の血とか内臓、そういうのはきちんと処理して新鮮なまま保管されている。
今使うのは皮だけど。
当の皮は大き過ぎて広い部屋いっぱい使っても足りなかったが、どうにか片側を拡げて吟味する。
背割りで剥いだ、立派な一枚皮だ。
腹か、背皮か……ううーん、悩ましい。
強いのは確実に背皮よね。
腹の方はやや強度が落ちるけど。
(いや、確かコイツ確か腹にも攻撃入らなかったな……眼球から攻めてようやく、だった覚えがあるわ)
自分がまだ経験不足で未熟だったのもあるけど、かなり厄介な相手だった。
今ならもっとスマートに仕留められると思う。
そうね、加工しやすい腹皮でいいかな。
余裕を持たせて三メートル四方で。
「欲しい分だけカットとなると、腹だから凹の形でカットするしかないか……」
面倒だから端から一気にカットしちゃってトリミングすればいいかな?
(さて。水でカットするか、光でカットするか)
水を極細に圧縮したウォーターカッターは、素材を傷めなくて良いんだけど。
魔法抵抗率が高過ぎて時間掛かりそう。
相反属性のレーザーカッターの方がまだ通りやすい気がする。
でも光のレーザーはちょっと焦げるのよね……。
剥いだ時は水で頑張った記憶がある。
私は迷った挙げ句、結局四時間かけて端の三メートルを水でカットした。
トリミングし終わった頃には既に深夜。
徹夜コースだ。
腹側の鱗は背中側の鱗より相当小さいのだけれど、それでも五センチくらいはある。
これを除去するには、一枚一枚手作業で抜くしかない。
龍から革を作る時の、一番面倒な作業だ。
魔力を纏わせたペンチで引っこ抜いていく。
素材のレアさもあるけれど、一般的に龍革が物凄く高額なのは──この鱗抜きのせいじゃないかなって毎回思う。
相当強い魔力をかけないと、スポン!って抜けないもの。
毛根と同じで、皮下に埋まってる部分が結構あるからね。
綺麗に抜いたところで、大理石製の槽に高濃度魔力水を注入、石灰を計量して追加。
撹拌してからドラゴン皮を沈める。
時間加速で四十日ほど進め、皮の状態確認。
良い感じだったので違う槽に移して、徹底的に水洗いして石灰で分解しきれなかった肉片とか脂肪分を魔法で除去。
うん。
真っ黒で良い皮だ。
次は鞣すか鞣さないか迷うところだけど……。
そこそこ、というか既に鞣したみたいに固いし弾力もある。
これはもう革といっても良いんじゃないだろうか?
作業台に乗せてしっかり油分を与えて保護してから、四方から引っ張りつつ乾燥魔法。
油分補給のクリームは本龍の脂肪を精製したものだから、馴染みは抜群。
龍は脂肪分が極端に少ない魔物だけれど、大きさが大きさだから十キロくらいは精製油脂が作れたのよね。
革のお手入れにも使えるし、作ってあって良かった。
これも少しメイ爺に持っていこう。
加工中に必要だろうからね。
ようやく真っ黒な腹革が完成した頃には、空が白み始めていた。
私は革をしまい、作業場を片付けてから辺境の家に転移してゆっくり入浴した。
…………あの島、掘ったら温泉出てくるかな?
完全に自分の本拠地にしちゃっても、良いんじゃないだろうか。
大陸から遠すぎて誰も来たこと無いし、これからも来ないだろうし。
誰の所持品でもない無人島は、私の物にしてもいいんじゃない?
(本当は今日のお昼前にユーニウスを辺境に戻したかったけど、セバ爺にアレコレ説明する気力がないから明日にしよう……)
メイ爺に龍革を届けなきゃだしね。
唯一の懸念は、あの革がメイ爺にカットできるかどうかだなぁ。
ダメそうなら、私の革細工セットと革切り包丁を貸してあげよう。
昨日、しっかりシャンプーとリンスをした馬体は更に美しく艶々だ。
蹄の手入れは要るんだろうかと疑問に思い、お手をさせて観察してみる。
ギュッと圧縮された魔力がしっかり蹄を覆っていて、ドライアイスの煙のように漆黒の魔力が漏れだしている。
魔力を纏わせた指で触れてみると、蹄を覆う魔力塊をすり抜けて本来の蹄に触れる事が出来る。
伸びてないし、肥厚もないから蹄の手入れは要らなさそう。
うまく出来ているなぁ……。
店の外で待ち構えていたメイ爺は、裏手の空き地にで計測すると言う。
仮だから、という理由で仮型の素材は柔らかめのムウルの革で作ったんだって。
騎乗した状態で鐙の位置を確定。
鞍を固定する部分や顔回りのベルト部分を正確に調整してもらい、サイズ合わせは完了。
後は素材の選定だ。
ユーニウス見たさに有休取った……という執事長に馬守りをお願いし、メイ爺と打ち合わせを始めた。
「ブルグ系のヌメ革が一般的ですなぁ、むろん魔物革でやる場合もありますなぁ」
「闇属性の革とかどうですかね……」
「ドラゴンなら扱ったことあるがね、希少属性付きだと入手が厳しい」
「漆黒闇の古龍のならありますけど」
「古龍!?」
「ヌメ革加工ですかね? 龍も」
「いや、魔力が残存してるから龍系はそういう加工しなくていい。そもそも丈夫だからな。しかも古龍かぁ……いや、闇龍ならばあの魔馬と相性抜群ではあるが、うちの刃物が通るかどうか……」
「革にして持ってきたら、それでいけるかしら」
「ブフォ! お嬢さんが鞣すんですか?」
「革職人に弟子入りしてたこともあるし、現物からの革加工もやったことあるから大丈夫!」
「虫も殺せないような顔して……勇ましいですなぁ、ははは」
「明日持ってくるから、見てから決めるのでもいいですよ」
明日また来る、と約束し……気味の悪い猫なで声でユーニウスを愛でているメイ爺と執事長を二時間見守った後。
大量の馬ビスケットを貰って帰宅。
ユーニウスは庭で自由時間よ。
私は運動用無人島へ。
ここは今でこそジャングル状態だけど、私が建てた大型魔物の加工場や工房がある。
数千年ぶりだけど……固定と保護の魔法を使ってあるから、まだ残ってるはず。
竜巻を起こして周辺の草木や枯葉を巻き上げ島の端の方に積み上げ、焼却。
これで海岸から工房付近までスッキリ!
工房前まで転移して、周囲をぐるっとチェックして、屋根や外壁の洗浄をした。
中に入ると埃が凄かったので、室内も魔法で綺麗にお掃除した。
換気扇や水場などの魔核を新しいものに交換すれば、完成だ。
「さてと! 革ね、革……」
一人が長いと独り言多くなるよね。
どうしてなんだろう?
私は一万年くらい前に討伐した漆黒闇の古龍の皮を、時空庫から取り出した。
ちゃんと解体してから時空庫にしまった過去の私、とても偉い。
眼球と脳以外の血とか内臓、そういうのはきちんと処理して新鮮なまま保管されている。
今使うのは皮だけど。
当の皮は大き過ぎて広い部屋いっぱい使っても足りなかったが、どうにか片側を拡げて吟味する。
背割りで剥いだ、立派な一枚皮だ。
腹か、背皮か……ううーん、悩ましい。
強いのは確実に背皮よね。
腹の方はやや強度が落ちるけど。
(いや、確かコイツ確か腹にも攻撃入らなかったな……眼球から攻めてようやく、だった覚えがあるわ)
自分がまだ経験不足で未熟だったのもあるけど、かなり厄介な相手だった。
今ならもっとスマートに仕留められると思う。
そうね、加工しやすい腹皮でいいかな。
余裕を持たせて三メートル四方で。
「欲しい分だけカットとなると、腹だから凹の形でカットするしかないか……」
面倒だから端から一気にカットしちゃってトリミングすればいいかな?
(さて。水でカットするか、光でカットするか)
水を極細に圧縮したウォーターカッターは、素材を傷めなくて良いんだけど。
魔法抵抗率が高過ぎて時間掛かりそう。
相反属性のレーザーカッターの方がまだ通りやすい気がする。
でも光のレーザーはちょっと焦げるのよね……。
剥いだ時は水で頑張った記憶がある。
私は迷った挙げ句、結局四時間かけて端の三メートルを水でカットした。
トリミングし終わった頃には既に深夜。
徹夜コースだ。
腹側の鱗は背中側の鱗より相当小さいのだけれど、それでも五センチくらいはある。
これを除去するには、一枚一枚手作業で抜くしかない。
龍から革を作る時の、一番面倒な作業だ。
魔力を纏わせたペンチで引っこ抜いていく。
素材のレアさもあるけれど、一般的に龍革が物凄く高額なのは──この鱗抜きのせいじゃないかなって毎回思う。
相当強い魔力をかけないと、スポン!って抜けないもの。
毛根と同じで、皮下に埋まってる部分が結構あるからね。
綺麗に抜いたところで、大理石製の槽に高濃度魔力水を注入、石灰を計量して追加。
撹拌してからドラゴン皮を沈める。
時間加速で四十日ほど進め、皮の状態確認。
良い感じだったので違う槽に移して、徹底的に水洗いして石灰で分解しきれなかった肉片とか脂肪分を魔法で除去。
うん。
真っ黒で良い皮だ。
次は鞣すか鞣さないか迷うところだけど……。
そこそこ、というか既に鞣したみたいに固いし弾力もある。
これはもう革といっても良いんじゃないだろうか?
作業台に乗せてしっかり油分を与えて保護してから、四方から引っ張りつつ乾燥魔法。
油分補給のクリームは本龍の脂肪を精製したものだから、馴染みは抜群。
龍は脂肪分が極端に少ない魔物だけれど、大きさが大きさだから十キロくらいは精製油脂が作れたのよね。
革のお手入れにも使えるし、作ってあって良かった。
これも少しメイ爺に持っていこう。
加工中に必要だろうからね。
ようやく真っ黒な腹革が完成した頃には、空が白み始めていた。
私は革をしまい、作業場を片付けてから辺境の家に転移してゆっくり入浴した。
…………あの島、掘ったら温泉出てくるかな?
完全に自分の本拠地にしちゃっても、良いんじゃないだろうか。
大陸から遠すぎて誰も来たこと無いし、これからも来ないだろうし。
誰の所持品でもない無人島は、私の物にしてもいいんじゃない?
(本当は今日のお昼前にユーニウスを辺境に戻したかったけど、セバ爺にアレコレ説明する気力がないから明日にしよう……)
メイ爺に龍革を届けなきゃだしね。
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