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出禁 第三話 魔女の微笑み その2
しおりを挟むオレは半分魔女を信じ始めていた。だが少し聞いてみたいことがあった。
「で、オレが自殺しそうなほど困っているように見えて、こいつに必要そうなもの渡したら、ビックリすると思ったので声をかけた、と。だったらなんで最初に背中を押した? 」
疑問だったので聞いてみた。
「あれはツカミや、ツカミ」
魔女はしれっと言う。
「ただ声かけただけならほとんどの人は、話は聞いてくれても、『なんだこの胡散臭いのは? 』で終わるんや。だけどちょっとインパクトのある出会いは、その人の印象に残りやすいし興味ももたれやすいんや。殴られて終わる場合もあるけど、ちゃんと巾着袋に手を入れる人も半分以上はいるんや」
やっぱ半分は殴られている。
だが後半分の奴は信じてるらしい。ホントか? 川に突き落とそうとするような奴をみんな信じるのか?
「ウソだと思うんか? せやけど、あんたかてウチの言う事、疑わしいって思いながらも半分信じ始めてるんちゃうか。だから色々話聞いて来るんやろ」
ウッ。た、確かに。
図星を突かれて、オレは半歩後ずさり。
「ほらほら、困ってるんやろ。だったら手を入れたらええんや。それで万事解決や」
魔女はオレに向けて巾着袋を突きつける。
「う、う、う~む」
口を広げられた巾着袋は中も真っ黒で何が入っているかまるで分からない。
「ちなみに、なんで困ってるねん」
「う、うむ、その……金だ」
「う~ん……金か~。そら難しい問題やね。でも、金が直接出るわけやないんやけど、多分役に立つと思うで。ほらほら」
うん、胡散臭い。……だが。
ええい、ままよ、ダメで元々だ。
とオレは覚悟を決めて巾着袋に手を入れる。
ん? 何か固いものがある。握ってみるとあまり大きくないビンのようなものだ。
他にはなさそうだ。さっき魔女が包帯と傷薬をこの袋にしまったが、傷薬のビンとは形も大きさも違う。包帯もなさそうだ。
ええい、と腕を引き抜くと握っていたのは小さめの茶色の小瓶だった。まるでポーションビンのようだ。
「ふうん、なんや薬の様やな」
魔女が袋に手を入れると、小さな紙片を取り出した。説明書のようだ。
「なになに、えっとこの薬は飲み薬で、『一年、姿形を変える事が出来る魔法の薬。副作用は無い。今の技術、能力はそのまま継続できる』やて、どやこの薬。……そうそうその顔や、そんなびっくりした顔が見たかったんや。なんか使えそうなんやね」
「……」
魔女が嬉しそうにニヤニヤしている。
オレがどんな顔をしているかオレ自身分からないが、多分凄くびっくりした……、いや、びっくりしすぎて逆に表情のないマヌケな顔をしているに違いない。
姿を変える薬か。
確かに今のオレにはぴったりかもしれない。
冒険者ジーンは、ダンジョンを出入り禁止になったかもしれない。だが別の人間に姿を変えて冒険者登録しなおせばダンジョン入り放題、素材で稼ぎ放題だ。しかも力は今までどおりなら、中層なら問題は無いだろう。
一年で元に戻るなら、その間ジーンは外国に出稼ぎにでも行った事にすればいいか。元に戻ったら、帰ってきた事にしよう。
まさに今のオレにぴったりの薬ではないか。
「ほら、さっそく飲んでや。ジーン、飲んで姿変わってまたびっくりする顔見せて~な」
魔女がビンを持つオレの手を掴んで無理やり飲ませようとする。
そうだな飲まない事には始まらない。
オレはグイッとビンをあおった。その時。
「あ、間違えた。『一年、姿形を変える事が出来る』じゃなかった。『一歳の姿形に変える事が出来る』やて」
魔女が取扱説明書を読み直してシレっと言い直す。
ブッハーーーーッッッツ。
オレは思い切り口に含んだ薬を吐き出した。
見ると魔女はさっきよりも邪悪な笑顔を見せていた。
魔女じゃなくって悪魔か。
「そうそう、さっきよりもびっくり具合が断然ええね。そんな顔が見たかったんや」
二段落ちかよ。
持ち上げておいて突き落とす。
一度は喜ぶのだから、そこから突き落とされればそのショックは倍増する。
しかし普段はこんなサギみたいな話ひっかからないのに……。
オレもそうとう心が弱ってたのかもな。
「このやろうっ! 」
「おっと、危ない危ない」
思わずビンを投げつけるが上手く腕が動かない、動揺しているのか、薬の作用か。魔女に簡単に避けられる。
「ん? ああああ……」
ん、なんか魔女が大きくなっていく。……いや逆だ、オレの体が段々と縮んでいくんだ。
こんなにすぐに効果が出るのか。
このまま一歳になってしまうと、歩いて家まで帰れるのか? 一歳ってハイハイできたっけ?
悩む俺をよそに、身体は小さくなり続ける。服の袖が長くなり、ベルトが緩む。そしてズボンとパンツがずり落ちた。
「あーあー、道端でストリップでもやるつもりかいな。まあ、お子ちゃまチン○見たって萌えへんけど」
「めくるな」
シャツをめくろうとする魔女の手を叩くが、思うように力が入らない。軽くペシっと叩く程度の威力しかない。
幸いというべきか、シャツもぶかぶかだったので、その裾に隠れてオレの大事な部分は隠されて見られる事はなかった。
「ん」
魔女が不思議そうな顔をしてオレを見る。
魔女を見つめ返す。魔女が大きくなるのが止まった。いやオレの身体が小さくなるのが止まったようだ。
「う~ん、だいぶ薬を噴き出したからな。効果が足りなかったみたいやな。一歳じゃなくって十歳くらいやね」
どうやらオレの体は、一歳の大きさまで縮む事はなさそうだ。
「さて、びっくり顔も観察し終わったし、ウチ帰るわ、ほなな」
魔女はそそくさと、夕闇にまぎれて帰ろうとする。
「ま、待てよ! 」
ふざけるな、このままそう簡単に逃がすもんか――。と、手を伸ばすも手が短い。そしてズボンはぶかぶかで走れない。さいなら~と手をふる魔女。そこでオレはオレはマジックリングに常備してある鞭を振るった。
「ヒッ」
長さ六マイトルはある鞭が辛うじて魔女を拘束する。ただの鞭ではなく茨の鞭だ。ちょっと痛い思いをしてもらおうか。
「もっとゆっくり観察してってもいいんだぞ」
「いやあ、お子ちゃまチン○には興味がないんや」
鞭にぐるぐる巻きにされて魔女は引きつった笑顔で言う。
いや魔女ではなさそうだ。
普通の魔女では無いと思ったが、魔女の変身が解け黒い三角帽が消えていく。頭に仔山羊のような小さな角をはやし、上半身は人間の女、下半身は山羊の脚をしている。
「魔女では無いようだな」
「あ~あ、ばれちゃったようやね」
茨の枝や柊など、棘がある植物はそれだけで退魔の力がある。だから魔法が解けたようだ。悪魔のような邪悪な雰囲気は感じられないが、……こいつ妖精か。
気が付かなかった。
オレのジョブはエレメンタラーつまり精霊使いだ。妖精も精霊も人間が勝手に呼び分けているだけで基本はあまり変わらないのでオレは妖精の事もよく知っている。まあまあベテランでそれなりに実力はあるつもりだ。だからソロで中層までは平気でいけるのだが、そんな妖精をよく知るオレでも、こいつは人間だと思っていた。妖精だとは見抜けなかったのだ。もしかしたら大物の妖精かもしれない。
しかし、変身の力があるって……、
「お前、いたずら妖精の<パック>か」
「おしいな~、<パック>はオス。ウチはメスだから<クック>や」
妖精<クック>か。
妖精<パック>は、下半身と頭の角は山羊、上半身と顔は人間の姿をしている。いたずら好きで人を驚かせて喜ぶ性悪な妖精だ。目の前にいる<クック>も、容姿の特徴は<パック>とよく似ている。イタズラ好きの性格も同じようだ。性質が悪すぎるが。
<パック>は、一説には神の血を引く<パーン>とも言われている。そうであるなら、かなり高位の妖精という事になる。
「さて、びっくりする顔も充分観察されたみたいだし、次は話し合いだな」
「いやあ、ウチ話し合いって苦手なんよね」
「奇遇だな、オレも苦手だ。じゃあこれはオレからの命令だ。お前が選ぶ事ができるのはタダ一つ。今すぐオレを元の姿に戻す事。それだけだ」
「出来ん……」
「何だって、よく聞こえなかったが」
オレは、ズボンがずり落ちないように片手でベルトを押さえながら、鞭を手繰り寄せ、<クック>を引きずり寄せる。
「ほんのちょっとした冗談やんか。シャレの通じんおっさ――ヒッ!?」
オレは鞭を持つ手とは逆の手で、腰のナイフを掴んで突きつける。浄化のナイフだ。
同時にズボンとパンツがずり落ちてかっこ悪いが気にしてられない。
「出来ないときは……」
「で、出来ないときは? 」
「退魔の鞭でズタズタになって消滅するか、浄化のナイフで切り刻まれて消滅するか。あ、それも選ぶ事はできるか……。じゃあ、選べるのは三つのうち一つ。オレを元に戻すか、ムチで消滅するか、ナイフで消滅するか」
「実質一択……」
妖精<クック>にしても消滅は嫌だろうから、オレを元に戻すしかないだろう。
オレにとってもこいつが消滅してもメリットが何もない。元に戻してもらうしかない。
だが<クック>の答えは……。
「堪忍や、元に戻すことは出来んのよ。ウチはその袋を使っていたずらする事はできても、その後、元通りにするなんて事は出来ないんよ、ホンマや」
なんだと、それじゃあオレはずっとこのままなのか。
「ウソをつくな。剣の達人は必殺技を考えたときは、その返し技も同時に考えているというぞ。その技を盗まれて自分に仕掛けられたときに対処できるようにな」
「……う、うん? なんのこっちゃ? 」
物分りの悪い奴だ。
「お前も、その薬を飲まされたときに対処できるように対策をしているはずだ。そうだろ」
「え、いや対策も何もないけど。毎回何が出てくるか分からんからねや。……ホンマに出来ないんよ」
「じゃあ、しょうがない。鞭かナイフかどっちか選べ。……両方でもいいぞ」
オレはナイフと鞭をクックの眼前に突きつける
「待って、待って、待って~な。ジーンかてウチを殺しても何のメリットもないやろ」
「まあな、……いや、ゴキ○○駆除と思えば、世の中のためにもメリットがあるか? 」
「害虫? ヒッド……もっとメリットあることがあるんや~」
「お前を殺す以上のメリットか? あるか? 」
「あるある」
しかたなく、懇願する<クック>に言わせるだけ言わせてみることにする。確かに殺してもオレ自身にはメリットは無い。
「この袋をくれた賢者なら、あるいは歳をとらせる薬も作れるかもしれへんね」
「ちょっと待て、この袋はアーティファクトだろ? 遺跡で見つけたとかじゃねえのか」
「そ、そうや。賢者が遺跡で見つけたんを、どうにかこうにかしてウチが貰ったんや」
ウソ臭い。だが本当なら、……はた迷惑な賢者だな。
「で、その賢者だったらこの呪いを解けると」
「呪いちゃうねんけど……。三百年前にいい年の賢者だったから、今はもっと偉い大賢者くらいになって――ッ!?」
「死んでるだろ! お前も後を追って死ね」
ナイフを振り上げる。
「待って待って、待って~な。そいつ長命種やねん、ヴィリスかドヴェルクのどっちかや」
どっちも長命種だが見た目はかなり違う。
片や山羊の精霊と風の精霊のハーフを祖先に持つと言われる、痩身美麗なのがヴィリス族。
片や土の精霊<ノーム>の子孫とも言われるズングリムックリなのがドヴェルク族。
寿命はどちらも五百年以上と言われているが、……見た目ですぐ分かると思うけど。
まあ、どっちでもいいか。
「だから大賢者になっていれば、年をとる薬も出来るかなと」
「で――、そいつはどこにいるんだ」
「さあ? 」
「お前は先にあの世へ行け。その迷惑大賢者を見つけて薬作らせたら、すぐに後を追わせてやる」
「待った待った、お願い待って! 今どこにいるかは知らんけど、姿を現す場所は知ってるんや。信じて~な、殺さんといて~」
オレは、散々泣き喚いて懇願する<クック>を見て殺す事を断念する。
大賢者とやらを見つけるのに、こいつの協力は必要だしな。
仕方なく、オレは<クック>の首に茨の鞭を巻きつけて逃げられないようにして、イタズラ妖精を飼うことにしたのだった。
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