World End

nao

文字の大きさ
99 / 273
第5章:ファレス武闘祭

予選前

しおりを挟む
 ジンが学校に行くとマルシェが彼の顔を見て目を光らせた。彼が教室に入ってくるのを自分の席で待っていたのだ。その顔を見てジンは朝の温かい気持ちを忘れ、早速寮に帰りたくなってきた。思わず荷物も置かずに回れ右して教室を出ようとするが、一体どこにそんな力があるのかわからないほどガッチリと肩を掴まれた。先ほどまで距離があったはずなのに一瞬で席からジンの背後に移動したことに驚愕する。

「ジ~ン~く~ん、どこ行くの?」

「ひっ!い、いやちょっとトイレに…」

「じゃあなんで荷物も持って行くの?」

 マルシェの笑顔が持つ圧力に、ジンは思わず気圧される。

「い、いやお腹、そうお腹が痛くて。あいたたた」

 態とらしい態度で逃げようとするがマルシェの手は肩から剥がれない。

「お腹痛いだけなら荷物は置いて行っても大丈夫でしょ。いいから来なさい」

「…はい」

 結局観念してマルシェにズルズルと席まで引っ張られて行った。

「ねえ、ジンくん。私が何を聞きたいか分かる?」

「…いや全然」

 おそらくは昨日のことを聞きたいのだろうが、それをいちいち答える義理もない。その答えに彼女は一層顔をしかめる。

「もう!なんで昨日シオンくんとデートしたのに、あんな色気も何にも無い話で終わっちゃったのよ!?」

「なっ、つけていたのか!?」

「そんなことはどうでもいいのです」

「いや、良くは…」

「それよりも私はもっとこう、甘酸っぱい感じの展開を期待していたのです」

「いや、だから…」

「だからも何もありません!男の子なんだからもっとグイグイ行ってくれないと。せっかくシオンくんが女の子っぽくなって来ておもし…もとい可愛くなって来たのに、相手のジンくんがそんなんだと全然おも…関係が進まないじゃない!」

「なあ、今面白いって言った?」

「言ってません。と・に・か・く、私もテレサちんもアルるんももっと甘酸っぱいものを期待していたんです。反省しなさい!」

「理不尽すぎるだろ、それ」

 失言を誤魔化すかのようにバシバシと机を叩くマルシェは口調すら変わっている。その様子にたじろぎながらもジンはなんとか言い返す。だが恋に憧れる少女は強い。

「理不尽じゃありません!きっとシオンくんだってそう思ってます!昨日シオンくんが少しお化粧してたのに気がつきましたか?」

「へ?そうなのか?」

「そうなんです!もう、そんなんじゃいつまでたってもジンくんにはシオンくんを任せられませんよ!」

「いや、そんなことを言われても…」

「返事!」

「は、はい!」

 それからマルシェは事細かに昨日の問題点を挙げ連ねて行く。例えば…

「…制服が少し汚れていましたよ。もっと清潔感を保ちなさい!」

「はい」

「…女の子に自分から座らせるんじゃなくて、席を引いて座らせなさい!」

「は、はい」

「…話の引き出しをもっと作りなさい、いくらなんでも格闘技以外無いなんて酷すぎます!」

「ご、ごめんなさい。でも」

「でもじゃない!」

「は、はい!」

 ホームルームが始まるまでの10分間、ジンはマルシェにいくつもダメ出しを受けた。もはや授業が始まる前からジンの気力は尽きた。

~~~~~~~~~~~

「ジンくん、情報集めてきたよ」

「情報?」

 武闘祭を来週に控えたある日、教室に入ると3人のクラスメイトのが分厚い紙の束を持って駆け寄ってきた。あまり接する機会がないので名前は覚えていない。

「うん、武闘祭に出る選手の情報だよ。先週から集めていたんだけどようやく出場選手のうちの半分だけ集まったんだ」

 どうやらこれが彼らなりの協力のようだ。確かに予備知識が有るのと無いのとでは戦い方も変わってくるだろう。何をしているのか疑問を感じていたが思った以上にクラス連中も本気のようだ。

「ふーん、半分って何人分あるんだ?」

「予選参加者だけで256人よ、だから128人分ね。それでそのうち本戦に出られるのが16人」

「256!?結構出るんだな。ということはえっと…」

 ジンは指を数えて何試合に出なければならないのかを計算する。

「予選突破するには4回、優勝まで行くには8回勝てばいいんだぜ」

「…多すぎないか?予選と本戦って何日間やるんだ?」

「予選は2日間、本戦は4日間だよ」

「つまり予選は1日に2試合で、本戦は1日1試合ってことか」

「そういうことだ。頑張れよ」

「ファイトだよ」

「期待してるわよ。あっ、アルるんよ!」

「本当だ、行こう!」

「おう」

 3人は持っていた紙束の一部をジンに押し付けるとアルの元へと走って行った。3人に囲まれうんざりした顔を浮かべている彼女を一瞥してから手元の紙に目を落とす。自分のクラスの選手を除いても251人も参加者がいる。半分だけとはいえ128人分のデータを全て覚えるのは不可能だろう。というより面倒臭すぎてやりたくない。どうせ自分は本戦まで残るつもりもないのだから。情報を集めてくれたクラスメイトたちには悪いがこの紙束は机の奥底へと沈んで行く運命のようだ。

「あ、ジンくん言い忘れてたけど、3日後にちゃんと覚えているかテストするわよ。アルるんもよろしくね。全部覚えられそうになかったら手伝うから」

 ジンは仕舞おうとしていた紙束を机の中からそっと引き出すと再び目を通し始めた。唯一幸いなことと言えば、重要事項に関しては違う色で書いていてくれたことだけだった。まだ自分の初戦の相手が誰か分からない。そのため全てのメモを覚えなければならないのかと思うと目眩がした。

 とりあえずパラパラと紙束を捲ってみると、何枚か目を引く紙があった。同年代の実力者は一応ジンも知っている。例えばSクラスにいる生徒たちがそうだ。あの中でも倒せそうな者はいるが、シオンともう一人、フォルスは別格だ。全力を出しても無傷では済まないだろう。

 意外なことに同学年に関してのデータはなかなか充実している。中等部の頃の情報や模擬戦、先日の野外訓練における戦闘データなどから分析できることなどが書かれている。例えばフォルスは火、風、土法術を使うが、パワーファイター系で肉弾戦も得意としているらしい。武器は大剣を持ってはいるが、抜かずに徒手で戦うことが多いそうだ。だがメモによると彼は幼少の頃より騎士団長である実父から剣を教わっていたため、技量は推して知るべしだという。つまり剣を抜かせる前に倒すのが最善手だということだ。

 他にもシオンや他のSクラスの面々、Aクラスの中でも上位にいる者、あるいは総合的に秀でているが何かしらの問題からBやCクラスに所属している者など様々な情報がある。他学年においては残念ながらあまりデータが揃っていなかった。唯一はっきりとしたデータがあるのは生徒代表まで務めるアスランについてだ。

 だがどう見てもそれは不完全であるとジンには考えられた。なぜなら明らかに以前向かい合って直接感じたものとそのデータには齟齬が生じているからだ。案の定後ほどクラスメイトたちに確認したところ、データは去年のものらしい。今年に入ってから、アスランは授業の訓練に参加していないのだそうだ。すでに内定を貰っているためか、実際に騎士団の訓練の方に参加しているのだそうだ。

「まあ実力が分かっていたとしても、予選で当たらない限りは気にしても仕方がないだろう」

「あ、アスラン先輩は去年優勝したからシードだよ。だから本戦はあの人を入れて17人」

「……」

 これで憂が一つ減ったがなんとなく複雑な気分だ。本戦に進む気がないので、今年卒業してしまう彼と戦う機会は今後無いということだ。

 さらにページを捲っていると、ある名前を見つけて手が止まる。

「へえ、あいつも出るのか」

 カイウス・レゼルヴ。確か先日の野外訓練の時にそう呼ばれていたはずだ。データによると成績は平凡だが、彼のクラスメイトたちの言葉を借りると底が見えない、違和感の塊のような存在なのだそうだ。Sクラスの生徒よりも強いのではと感じる時もあれば、自分でも容易く勝ててしまうのでは、という時もあると一人の生徒は言っている。能力としては風と火の2属性の使い手のようだ。この資料の中で最も不気味なのが彼かもしれないとジンは感じていた。

~~~~~~~~~~~~~

 それからの一週間は一気に過ぎていった。毎日遅くまで寝ているルースですらここ一週間調整といってどこかの場所で朝から訓練を行っているようだ。試しに一緒に稽古するかと提案してみたところ、手の内は見せられないと断られてしまった。相変わらずなのは一切やる気のないアルだけだ。意外なことに無理やり選ばれたレティシアは、その真面目な性格のためか入念なトレーニングを行っているようだった。レーベンは言わずもがなだ。


「いよいよ明日からだな」

 夕方、ジンがいつもの場所での稽古を終え、腰を下ろしていると珍しくシオンがやってきた。朝方ならともかくこの時間帯は人目につく可能性があるので、なんとなく今まで来なかったのだそうだ。

「ああ」

「僕とやるまで絶対に負けるんじゃないぞ?」

「はは、善処はするよ」

 やる気満々な瞳を向けてくるシオンに苦笑いする。全くどいつもこいつも戦闘狂だなとジンは思う。わずかに高揚している自分もその内の一人だ。

「僕以外に負けたらまた何か奢ってもらうからな」

 シオンは外方を向いてボソリと呟くように言う。

「そんなら俺より先に負けたらシオンがなんか俺に奢れよ?」

 ジンはその様子を見て少し笑いながら答える。その言葉に彼女も笑う。

「バーカ、そんなことあるわけないだろ」

 その自信に満ちた笑顔はただただ眩しかった。そして美しかった。ジンはその笑顔を見て、頬が赤くなったことに気がつく。だが二人を照らす赤い夕日がそれを隠してくれた。彼はなんとか彼女にニヤリと笑い返し、拳を彼女に向ける。彼の意図に気がついた彼女はそれに自らの拳を打つけた。

「もし予選で戦うことになった時はいつもみたいに隠さないで、ちゃんと本気でやるんだぞ?」

「…善処するよ」

 その言葉を聞いて満足したのか、じゃあねと言って去って行った。その後ろ姿を見送りながらドサリと地面に体を投げ出す。

「本気…ね」

 徐々に暗くなっていく中、ポツリと彼は呟いた。
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎

アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』 見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装… 俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。 突然の事で戸惑うクラスメート達… だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。 「またか…」 王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。 そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。 そして俺はというと…? 『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』 「それよりも不知火君は何を得たんだ?」 イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。 俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。 その場にいた者達は、俺の加護を見ると… 「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。 『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』 王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。 まぁ、その方が気楽で良い。 そして正義は、リーダーとして皆に言った。 「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」 正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。 「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」 「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」 「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」 「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」 「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」 「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」 「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」 俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。 「その…鎧と剣は?」 「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」 「今迄って…今回が2回目では無いのか?」 「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」 俺はうんざりしながら答えた。 そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。 いずれの世界も救って来た。 そして今度の世界は…? 6月22日 HOTランキングで6位になりました! 6月23日 HOTランキングで4位になりました! 昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°. 6月24日 HOTランキングで2位になりました! 皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m

今日結婚した夫から2年経ったら出ていけと言われました

四折 柊
恋愛
 子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)

帰国した王子の受難

ユウキ
恋愛
庶子である第二王子は、立場や情勢やら諸々を鑑みて早々に隣国へと無期限遊学に出た。そうして年月が経ち、そろそろ兄(第一王子)が立太子する頃かと、感慨深く想っていた頃に突然届いた帰還命令。 取り急ぎ舞い戻った祖国で見たのは、修羅場であった。

黄金の魔導書使い  -でも、騒動は来ないで欲しいー

志位斗 茂家波
ファンタジー
‥‥‥魔導書(グリモワール)。それは、不思議な儀式によって、人はその書物を手に入れ、そして体の中に取り込むのである。 そんな魔導書の中に、とんでもない力を持つものが、ある時出現し、そしてある少年の手に渡った。 ‥‥うん、出来ればさ、まだまともなのが欲しかった。けれども強すぎる力故に、狙ってくる奴とかが出てきて本当に大変なんだけど!?責任者出てこぉぉぉぃ!! これは、その魔導書を手に入れたが故に、のんびりしたいのに何かしらの騒動に巻き込まれる、ある意味哀れな最強の少年の物語である。 「小説家になろう」様でも投稿しています。作者名は同じです。基本的にストーリー重視ですが、誤字指摘などがあるなら受け付けます。

ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~

namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。 父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。 だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった! 触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。 「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ! 「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ! 借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。 圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。 己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。 さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。 「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」 プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。 最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!

【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する

ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。 きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。 私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。 この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない? 私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?! 映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。 設定はゆるいです

処理中です...