異世界は勇者だった

小さい頃の夢

時計の秒針の音。


薄暗い外から鳴り響く新聞配達のバイク音。


ここからまた1日が、始まる、、

(そう、俺にとっては何も変わらない1日)



ピピピピピピピ(目覚まし)

俺は目覚ましの音で目が覚めた、ベッドの上で2分くらいは停止していただろうか……

頭の中では分かっていた。





ダラダラとした生活をして仕事もせずに毎日部屋で寝転んでいるだけの自分は何してるんだって……。







[遡れば]











俺が中学1年生の時だ
昔から臆病で引っ込み思案だった俺は

同級生によく弄られていた。
家は裕福ではなく、友達もいなかった

そのせいか、周りで流行っている物に
着いていくことが出来なくて
虐められるようになった

ずっと見下され、無いレッテルを張られ
3年間を過ごしてきた。












それからとゆうもの
俺は高校に進学せず、就職とゆう道を
選んだ。



(また同じ屈辱を我慢できなかった。)







しかし現実はそんなに甘い世の中では無かった。
中卒を取ってくれる会社もなく
日雇いの仕事をして、ぼろアパートに暮らしながら生計を立てていた。

まぁ…。もちろん、ずっと立て続けに仕事がある訳でもなく、お金は底を着き

実家に帰ることにした。





そこからずっと今の生活に至るって訳だ





地元だしもちろん同級生と
ばったり再開？ってパターンもある



(それは想定内だ)





ちがう。


……     ｾｶｲ。








そんなのが合ったらなー。
って何回も思った事があった



ないことくらい ……
分かってるんだけどな。



そんな想いが毎日、毎日、俺の頭の中を
グルグルと回っている。











けど、最近ちょっと嬉しい！事もある
夢を見る事が増えてきたんだ

それも小さい頃から夢見ていた



[別世界の夢]




1日の中で唯一幸せな空間だった。



自然や建物、人々や種族、仲間やチーム



全てが、創造していた星だった、、、


しかし、夢とゆう物はすぐに冷めてしまって5分から10分のような短さに感じてしまう。

もっと……長く入れたらと何千回も思った事があって
薬にまで手を出そうとした……













そんなある日の夜だった
俺の元に一通のメールが届いた。













そこには、


宛先 ｾｶｲ。。。
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キミガ、ヒツヨウ…･｡…

タス……ｹﾃ……
ｵﾈｶﾞｲ……。
 
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不気味なメッセージが届いていた






宛先にｾｶｲ……?






俺はそれから何時も、考えた、、















けど答えは……俺の中に1つしか出ていなかったんだ、












どんな世界であれ、困って人を助けられない人間で生きているくらいなら……

















立ち向かい! !       戦うと!!!!


つづく