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4章

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「香織少しやり過ぎ。 流石にこの件について通報したら捕まるよ?」

なんと藻利が来たのである。

「えっと藻利!? 監禁してたはずじゃ!」

そら香織もびっくりすると思う。

「はぁ、香織、もう少し僕の事を知ってから付き合って欲しいかったな。」
「え? 藻利、香織と付き合ってるの?」

雫から質問が来たので正直言ってみる。

「えっと香織が無理やり付き合わせるだけなんだよね。」
「違う! 藻利が告白したんでしょう!?でたらめよ!」
「とりあえず香織は落ち着いて。 話をしたいから。」

雫視点からは、藻利と香織が夫婦みたいなケンカに見えている。

それから香織は落ち着いたようだ。 もちろんヤンデレも止まり雫と、藻利に謝った。

どうやら香織は何者かによって、ヤンデレになる薬を飲まされたらしい。

その会話をしてた瞬間は全く信じれなかった。

でも一つだけ確信が持てる。

では何故か、答えは簡単中学生の香織と高校生の香織の性格の変わり方の変わり方が妙におかしいのだ。

普通なら、一人称が変わるって事は起こるし、優しくなかった人が優しくなるのも分かるのだが、香織の場合、偉そうになってしまい、特定の人にしか接しないと言う性格になってしまった。

だから香織の言っている事は確かに一般の目から見ると嘘に思われがちなのだが雫と僕は少しだけ信じたいと思い香織が言うにはヤンデレを治すためにはその飲ました人から解除薬を貰う事によってヤンデレは治るらしい。

でも、その飲ました人の情報が一つもない。

だからこそ雫と僕で協力をして犯人を探す事にした。

「とりあえず話は分かった。 香織は、学校に行ったらずくに帰ってくる事と雫は、香織の後を少しずつではあるけど追っていって、僕は情報を集めるから。」

「ok!」
「okー」

と2人して僕の意見に賛成してくれた。

それにしても、彼女なんて作らない方が良いかもなぁー

だって雫と香織の2人女子だし、どっちかと言われるとめちゃくちゃ迷う。

雫だって黙っていなさそうだし、香織も同じく黙っていないと思うから、彼女作りを諦める事にした。

僕なんかより、もっと良い人がいると思うし将来的に良い人と結婚してほしいなっと脳内で思うし、雫と香織は良い人になると思う。

性格も良い、可愛いから正直言って僕より他の人の方がカップルとして成り立っている気がする。

そう思いながら今、雫は家に帰った。

「こんな時間だから私帰るね!」
「バイバイ。 雫、また明日。」

と雫を見送りした。
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