女になる薬で女になったけど状況はかわりません。

みゆきじゅん

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オレは女である1-1

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 スマホの動画を見ていたら広告が出て来た。待ちに待った新薬。女性になりたい男性の方必見、もう高額で命がけの性別適合手術を受ける必要なし、薬を3ヶ月朝昼晩と服用し続けることで理想的な女性ボディを手に入れられます、今すぐココをクリック。という内容だった、オレは無職で半ば引き篭もりの男性だ、少しでも今の自分を変えたくて薬を試しに購入して服用し続けた。

そして3ヶ月後。

姿鏡に映し出されたスポーツブラに短パンの女性。これが今のオレである。

「スゲ~、もうすっかり女じゃんオレ」
オレ自身惚れそうな女に仕上がっていた。
「胸あるな、超柔らけ~し、気持ちいい」
オレは自分の胸をせっせと揉んだ。オレ自身が胸を揉まれた感触が味わえるなんて幸せ。
「コレが女の感触か」
オレは感覚を研ぎ澄まさせる。
「あ、すっかりなくなったっちゃったな、オレの股間の男の子」
オレの股間もすっかりと平たく、女性のモノに変化している。念の為に両手で男の子がいたところをスリスリしてみた、確かに長年人生を共にしてきた男の子は消えていた。広告の薬は偽りのモノではなかった様だ。
「顔も腕も脚もぴかぴかぶるぷるツルツル、女肌最高っ、なんか実年齢よりかなり若返ってないか、若返り効果もあるってことか」
くすんで黒ぽかった肌もすっかり透明感ある艶肌になっていた。女性化という人生最大のイベントを経験したのだからもちろん人生が全て転換していくとオレは思っている。
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